男性の多くは人生で1度は悩む「ハゲ」ですが、その中でも気付きにくく見つかったときはすでに症状が進行している…そんな危険な可能性があるてっぺんハゲ。
ちょっとずつ頭頂部の薄毛が気になってきても、自分のてっぺんの状態を見れるわけじゃないし対策可能なのか手遅れなのかわからない…という人もいるのではないかと思います。
そこでこちらの記事ではてっぺんハゲの進行について、画像や写真でわかりやすく特徴をご紹介していきます。
あなたの頭頂部が今どの段階にいるのかというのも確認できると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
てっぺんハゲにも段階がある!それぞれの特徴を画像で紹介
そもそもてっぺんハゲとは「O字ハゲ」とも呼ばれていて、欧米人に多いハゲの進行の仕方です。
つむじを中心に徐々に毛髪が薄くなり、最終的には頭頂部と生え際のハゲがつながり、無残な状態となってしまいます。
そこでてっぺんハゲの症状の段階をわかりやすくご説明するために、私が6つの段階にレベル別で分類させていただきました。
初期段階から末期の段階まで、6つのレベルを写真や画像でご説明していきますので、あなたの頭頂部の状態と照らし合わせていきましょう。
てっぺんハゲのレベル1:症状が出る前の状態の画像
この段階ではまだてっぺんハゲの片鱗を見せることなく、つむじ周辺の髪の毛もたっぷりあるので問題ない状態です。
また毛髪にもハリ・コシがあるので、進行させないためにも生活習慣の改善や育毛剤を使っていきましょう。
てっぺんハゲのレベル2:初期段階(前期)の画像
まだ自分や他人に気づかれない程度の状態です。
意外とこの段階では薄毛とは縁遠いと感じる状態ですが、初期症状としてわかるのが「頭皮の硬さ」です。
頭皮を動かしても硬くなってしまい、あまり動かなくなっていることがあるので確認してみましょう。
てっぺんハゲのレベル3:初期段階(後期)の画像
この状態になると髪の毛にハリ・コシがなくなってきて、寝癖が付かなくなってしまったり、髪の毛をスタイリングした時にトップの毛髪が立ち上がりにくくなったりします。
この段階でもまだ薄毛と指摘をされることはないでしょう。
てっぺんハゲのレベル4:中期段階(前期)の画像
この時期になると周りから見ても薄毛というのが少しずつわかるようになってきます。
つむじを中心に頭皮が透けてきているのがわかると思います。
自覚症状として抜け毛が増えたように感じたりするでしょう。
ただ正面から見たときに薄毛だと気付くことがなく、上から見ない限りはわからないです。
てっぺんハゲのレベル5:中期段階(後期)の画像
この段階まで来ると見た目的にもわかりやすくなります。
頭頂部の髪の毛と側頭部の髪の毛の質や長さが明らかに変わってきて、頭頂部の長さがかなり短くなっています。
またハリ・コシもない状態なのでボリュームがほとんど出ません。
地肌が見える範囲もかなり広くなっているので、正面から見てもてっぺんハゲというのがわかることも…。
人によっては生え際の後退も進行して、頭頂部とつながりそうになることもあります。
てっぺんハゲのレベル6:末期段階の画像
最終段階まで行くと薄毛ではなく、ハゲと言えます。
他人だけでなく、自分でも確実に気づくのですが、この状態になるとセルフケアで何とかなるものではないので、クリニックでの治療が必要になります。
また治療にも時間が必要になり、費用もそれなりにかかるので覚悟が必要です。
多くの男性を悩ませる薄毛の原因「AGA」とは?
あなたは「AGA」という言葉はご存知でしょうか?
てっぺんハゲをはじめ、多くの薄毛・ハゲの原因となっている、いわば薄毛・ハゲの最大の原因です。
男性ホルモンのひとつである「テストステロン」ともともと頭皮に存在する5αリダクターゼという酵素が結合することによって、「ジヒドロテストステロン(DHT)」というものに変化します。
このDHTが毛包内にある、ホルモン受容体に届けられることで毛髪の成長周期に異常が出てしまい、正常に髪の毛が育たなくなってしまうのです。
通常であれば「発毛気・成長期・休止期・退行期」というサイクルを2~7年かけて繰り返していくのですが、AGAになるとこの成長期が以上に短くなってしまい、数か月から1年でこのサイクルを繰り返すことになります。
また退行期の期間が長くなることで毛髪が薄くなってしまったり、成長期が短いことで健康な毛髪を育てることができないままハリ・コシのない髪の毛になってしまうのです。
これがAGAの基本的なメカニズムになります。
ちなみにAGAは男性ホルモンの影響だけでなく、遺伝の影響も強く、家系内に薄毛・ハゲの人がいる場合は将来的に薄毛・ハゲが進行する可能性が高いです。
このてっぺんハゲはもはや手遅れ…?その特徴とは?
もはや手遅れになってしまっているてっぺんハゲの特徴として、「毛髪を作り出すための細胞の機能が損なわれている」というような状態であったり、毛髪を作る細胞が存在しないといったことが考えられます。
このような状態になってしまうとAGAの治療も非常に困難で、治療方法も限定されてきてしまいます。
もともと毛髪を作り出す毛母細胞という毛根部分にある細胞が、細胞分裂を繰り返すことによって髪の毛を成長させていくのですが、この細胞分裂も50回程度行なうと細胞が活動を停止してしまい、機能しなくなってしまうのです。
この細胞分裂は平均的に70~80年かけて行なうのですが、AGAを発症すると毛髪の成長サイクルが異常に早くなるので通常よりも細胞分裂が早い頻度で繰り返すようになってしまいます。
そして最終的に毛母細胞の活動限界である回数を迎えてしまうことによって、細胞は活動を停止してしまい、髪の毛を発毛させることができなくなってしまうのです。
このような状態のハゲを手遅れと言えるでしょう。
参考となる画像を以下にまとめました。
てっぺんハゲは進行が進んだらアウト?対策・改善方法はないのか?
すでにAGAによるてっぺんハゲが進行してしまっている場合、もう何も手の施しようがないのでしょうか?
ここからは症状の進行したてっぺんハゲでも改善することができる対策方法をご紹介していきます。
てっぺんハゲ改善へのステップ:育毛剤
まずご紹介するのが育毛剤です。
先ほどご説明した段階で言えばレベル5までギリギリ対応できる物です。
ですがここで注意しなくてはいけないのが、実際に使用する育毛剤です。
市販のものや通販のものなど様々な種類がありますが、実際どれを選んでいいかわからない方がほとんどだと思います。
個人的におすすめできないのは「市販」で販売されている育毛剤ですね。
日本皮膚学会が発表した「男性型脱毛症診療ガイドライン」に記載されている成分のうち、「使用を検討してもいいが、効果を実証する確かな根拠がない」というランクに指定されている成分を使用しているものがほとんどなので、効果を実感しにくいでしょう。
私がおすすめしているのは「チャップアップ」という通販限定の育毛剤です。
ガイドラインに記載されている成分を使用しているわけではないのですが、独自の成分配合によって高い発毛率・育毛・抜け毛の予防に実績を出しているものなんですよ。
しかもその実績を認められ、多くのクリニックで採用されているんです。
別の記事でチャップアップ以外にもオススメの育毛剤をご紹介している記事があるので、そちらも併せてご覧ください。
てっぺんハゲ改善へのステップ:クリニックでの治療
てっぺんハゲを早めに治療したい方や薄毛の進行レベルがかなり高い人にオススメの対策方法です。
薄毛・ハゲ治療を専門に扱うクリニックであれば、専門のカウンセラーや医師による適切な診断と治療を受けることができるので、改善までのスピードも速くなります。
クリニックによって治療内容の違いが多少ありますが、症状があまり進行していないようであれば治療薬の処方のみで改善することもできます。
末期のような状態になってくると自毛植毛という治療をしなければならない可能性がありますが、元の状態に改善することも可能でしょう。
基本的にこういったクリニックでは初回のカウンセリングが無料で行なえるところが多いので、一度自分自身の頭皮の状態を知るためにも足を運んでみてはどうでしょうか?
また別の記事でクリニックの選び方についてご紹介しているので、気になったらご覧ください。
てっぺんハゲび画像・写真と比較して安心するのはまだ早い!手遅れになる前に対策しよう!
これまでてっぺんハゲを段階別でご紹介したり対策方法をご説明してきましたが、自分はまだ症状が全然進行していないからまだ安心だ…。
そう思っているのであれば、気をつけなければいけません。
なぜならてっぺんハゲ(AGA)というのは比較的に進行の速い脱毛症だからです。
一度症状が出てしまうと放置していても改善することがなく、どんどんと薄毛が拡大していき、最終的にはハゲと呼ばれるような状態になってしまいます。
症状の進行した薄毛・ハゲは健康な毛髪を取り戻すためにはかなりの時間と費用がかかってしまうでしょう。
とにかく気付いた段階で早めに対策をしていくように心がけることがとても重要です。
まとめ
いかがでしたか、てっぺんハゲの特徴はよく分かったでしょうか?
俺の頭頂部、薄毛が進行しているんじゃないか?
もしかしてもう手遅れ?
写真や画像を見て、そう感じた人もいるのではないかと思います。
けれど今回この記事を読んで、薄毛・ハゲに気つけたことはとても良かったのではないでしょうか。
速めに気付くことができたことによって、対策を取ることもできますし行動を起こすことができるので、すべてがマイナスというわけではありません。
薄毛・ハゲ対策というのは早めに行なえば行なうほど効果が高く、結果につながりやすいので、ぜひ自分に最適な対策をしていきましょう。
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