メンズファッションにおいてまずはアウターやボトムス、カットソーやシューズなど、様々なアイテムがありますが、そんな中でもちょっと忘れてしまいがちなものが靴下です。
居酒屋で座敷に座るときくらいにしか見せないし…
椅子に腰を掛けたときにしか見えないじゃん…
そう思って、結構気を抜いている方が多いアイテムなんです。
だからこそ言いたい、「今やソックスはファッションアイテムの中でも重要なポジションにいる」ということを!
そこでこちらの記事では、メンズソックスの種類や着こなし方、コーディネートの合わせ方などについてご紹介していきます。
この記事を読むことで「女子ウケのいい靴下のコーディネート」を学ぶことができ、あなたにとっても必ずプラスになるでしょう。
そもそもなんでソックスにも注目が集まるのか?
まずは靴下に注目が集まっているわけですが、理由はとても簡単で「クロップドパンツ」や「ボトムスのロールアップ」が今や主流になってきているせいです。
クロップドパンツはいわゆる7~9分丈のボトムスですが、足首を見せるようなファッションスタイルが流行りだして、その時に足元をかっこよく見せるために靴下にも注目が集まるようになりました。
最近ではそれも定番となってきていますが、それでも取り入れるのに躊躇してしまう方もいるかもしれません。
それでもおしゃれに気をつかうなら、靴下のチラ見せは欠かせないステータスなんです。
そこでここからは靴下の長さ別に種類をご紹介していき、どういったシーンで履くものかをご紹介していきますね。
靴下の種類ってどのくらいあるの?
靴下と言っても今ではいろいろな種類があります。
それぞれ名前があるのもご存知でしたか?
ここでは靴下の種類とどんなシーンで履くべきなのかを詳しくご説明していきますので、ぜひご参考くださいね!
靴下の種類その1:フットカバーソックス(ベリーショートソックス)
足の甲部分が大きく開いた靴下で、靴を履くことでほとんど見えなくなるのが特長のソックスです。
フットカバーには2タイプのものがあり、「浅履き」のものと「深履き」のものがあります。
浅履きのタイプはつま先部分が隠れる程度のもので、深履きタイプは足の甲が若干隠れる程度です。
男性の場合だと、ローファーやデッキシューズなどの足元が大きく開いたシューズを履くと気に着用すると靴下が見えなくなっておしゃれに履きこなせます。
特に春から夏場にかけて使用頻度が高くなるような靴下ですね。
靴下の種類その2:スニーカーソックス(ショートソックス)
名前からなんとなくわかる通り、スニーカーから見えないようにつくられた靴下のことで、足首の部分までしかないものを指しています。
筒状の部分がないので冬などに履くと肌寒く感じてしまいますが、暖かい季節には最適な靴下です。
足首が見えることで涼し気に見えますし、こなれ感もあってオシャレな雰囲気になります。
当然名前の通り、スニーカーに合わせて履くタイプなのでビジネスシーンやフォーマルな場での着用は絶対にNG。
カジュアルなシーンでの活用となります。
靴下の種類その3:クルーソックス
このクルーソックスというのは2種類のタイプがあります。
一つ目はかかとから13~15㎝ほどの丈の長さのタイプ。
もう一つがかかとから18~20㎝くらいの長さのものです。
大体ふくらはぎの下くらいの長さのものがクルーソックスです。
短すぎでもなく長すぎでもない靴下なので、使い勝手は良好。
様々なシーンで活用ができるオールラウンダーな靴下と言えます。
靴下の種類その4:ハイソックス
男性の場合だとビジネスやフォーマルなシーンで活用することが多い靴下です。
膝したくらいまでの長い丈が特長で、寒い冬の季節などに防寒対策として活用するのも効果的ですね。
女子ウケのいいメンズソックスの着こなし方10選!
それでは靴下の種類や着用シーンがわかったところで、おしゃれな人達のコーディネートをご紹介していきます。
それぞれポイントなどもご説明していくので、普段の着こなしの参考にしてみましょう。
赤い靴下が印象的なコーディネートですね。
インパクトの強いカラーソックスですが、同じ系統の色を帽子に取り入れることで上手く馴染ませています。
他のアイテムカラーが抑えめなのも上手く生かしているポイントです。
ブルーのソックスとサンダルを合わせたラフな着こなし方です。
全体を黒とブルーでまとめているので、靴下が浮いていませんね。
同系色のアイテムを取り入れるとコーディネート全体になじみやすくなるので、とても参考になります。
こちらも赤のソックスがとても印象的なスタイルですね。
先ほどの着こなしとは違い、靴下と同系色のアイテムは入っていませんが、コーディネート全体をモノトーンでまとめているのでごちゃごちゃしていません。
カラーソックスは差し色としても使えるので、試してみたいコーデです。
白のソックスが爽やかな雰囲気のコーディネート。
最近人気の白ソックスはストリート系ファッションに使用されることが多いですが、このように清潔感のある着こなしにもぴったりです。
シューズとボトムスを濃いめの色味で挟んであげることでコーデ全体が引き締まって見えます。
足首の肌を見せた爽やかコーデですね。
春先など着こなしに取り入れたコーディネートで、スニーカーソックスを合わせて足首を見せることで、軽やかな印象を当たることができます。
このコーデはジョガーパンツを使用していますが、デニムなどをロールアップしたり、クロップドパンツを着用してもOM。
全体を淡い色でまとめたコーディネートです。
少しかっちりした着こなしのように感じますが、靴下をラインソックスにすることでスポーティー感が合わさって、カジュアルダウンすることができています。
全体がモノトーンカラーになっているので、靴下の紫や黄色が映えますね。
赤い靴下がさりげなく見えるオシャレな着こなしですね。
ブラックデニムをロールアップして、そこに同色のハイカットスニーカーと赤のソックスを合わせてカッコいい着こなしをしていますね。
さりげなくしか見えないからこそ、印象の強い赤を取り入れる着こなし方が本当にお洒落だと思います。
非常にシンプルなコーディネートではありますが、とても好印象な着こなしです。
全体を黒で統一してしまうと重たく見えてしまいがちですが、靴下に白を取り入れるだけで印象がガラッと変わります。
モードっぽい着こなしをしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
スポーティーな着こなしをしたスタイルですね。
スニーカーに合わせたソックスがとてもオシャレな雰囲気を出しています。
薄着になる季節などにぜひ試してもらいたいコーディネートです。
足元が爽やかな印象のコーディネート。
全体的にカジュアルな雰囲気なので、それを崩さないようにシューズや靴下もコーデに合わせていますね。
丈の長い靴下だと足が短く見えてしまう可能性があるので、短めのものをチョイスしています。
ビジネスシーンでも使えそうな黒のソックスを使用した着こなしです。
クロップドパンツに黒のソックスを合わせることで脚長効果を狙っていますね。
少しかっちりした着こなしをしたいときに参考にしたいコーディネートです。
靴下を合わせるときの4つのポイント
ここまでオシャレな靴下の着こなしをご紹介しましたがなんとなくコツは掴めましたか?
ここからは普段の着こなしに靴下を合わせる際、注意すべきポイントを4つご紹介していきます。
そのポイントというのは…
- ボトムスやシューズに近い色を合わせる
- 爽やかさを出したいときは靴から見えないものを使う
- ラインソックス・ロゴソックス・柄物はモノトーンがマスト
- 白ソックスは上級者向けのアイテム
以上の内容をご説明していきますね。
どれも簡単なものなので、一緒に見ていきましょう!
ボトムスやシューズに近い色を合わせる
まずはどんな色の靴下を選んでいいかわからないという場合には、ボトムスやシューズに近い色味を合わせてみるのをおすすめします。
同系色のものを選ぶことで下半身に統一感が出て、靴下が悪目立ちするようなこともなくなり、さらに脚長効果が生まれます。
靴下を見せるコーディネートをしたことがない、あまり自身がないという方は、まずこの着こなし方から始めると失敗しないでしょう。
爽やかさを出したいときは靴からソックスが見えないものを使う
暖かい季節でもショートパンツなどを穿かず、スキニーパンツなどを穿く方も多いと思いますが、そんな時に合わせて使いたいのがスニーカーソックスやふっとカバーソックスです。
クロップドパンツやロールアップして穿いたジーンズから足首の肌を見せることで爽やかな印象を与えることができます。
特に春から夏にかけては使用する頻度が高くなると思うので、何足かまとめて手に入れてローテーションできるようにしておくといいでしょう。
ラインソックス・ロゴソックス・柄物はモノトーンコーデにマッチ
無地の靴下と比べて個性が強いというか主張の強い印象がある柄もののソックスやラインソックス。
そのため全身をコーディネートする際に柄物のアイテムや色味がたくさんある着こなしだとごちゃごちゃした雰囲気になってしまいます。
もしラインソックス・ロゴソックス・柄物の靴下を取り入れる場合はシンプルなコーディネートを意識して、服をモノトーンにしてあげると上手く着こなすことができるでしょう。
またソックスをモノトーンにするのも効果的です。
白ソックスは上級者向けのアイテム
中学生や小学生の時に履いた白ソックスですが、今ではファッションでもおしゃれな人がよく着用しているのを見かけます。
そんな白ソックスですが、一歩間違えるととてもダサく見えてしまう危険なアイテムでもあるんです。
上手く着こなすためにポイントとして、ボトムスやシューズは黒を基本として、グレーや濃紺などの暗い色味のものをおすすめします。
少し明るい色味を使用したい場合はベージュなどは白ソックスとの相性もいいので、取り入れてみましょう。
カラーソックスの使い方
目を引いてしまうようなカラーソックスは印象が強く残ってしまうため、着こなす際に注意があります。
「あんまり見えないだろう…」
なんて油断をしていると、ちらっと見えたときに目についてしまい、かなりダサいことになってしまう可能性が…。
そんなリスクのカラーソックスではありますが、ポイントを抑えておくだけでかっこよく着こなすことができるんです。
そのポイントとは…
- 色味を多く取り入れない
- コーディネート全体をモノトーンにしてしまう
- 靴下と同色を別のアイテムでも使う
以上の3つです。
この3つのポイントをそれぞれご説明していきますね。
コーディネート全体をモノトーンにしてしまう
絶対に失敗しない着こなし方が、ソックス以外のアイテムを「すべてモノトーンでまとめてしまう」という方法です。
モノトーンコーデには色味が全くないので、靴下に派手な色を持ってきてもまず失敗はしません。
もう一つ付け加えるとするならば、黒の割合を多くすることです。
カラーソックスよりも暗い色を多く取り入れることで靴下が悪目立ちすることを防いでくれます。
靴下と同色を別のアイテムでも使う
先ほどの着こなしの画像でもご紹介しましたが、靴下と同じ色を他のアイテムに取り入れることによって全体の統一感を出すことができます。
ただし注意として、同じ色が入っているからと言っても一つのコーディネートの中に何色も色味のあるものを取り入れるのは危険です。
コーデにまとまりがなくなり、かなりダサいことになってしまいます。
色味を多く取り入れない
全身のコーディネートでの色数が多くなりすぎないように注意します。
できれば一つのコーデの中で3~4色以内に収めることができれば、まとまりが出て上手く着こなすことができるでしょう。
例えばカラーソックスが赤色の場合、ほかのアイテムを以下のように決めるなど。
- トップス…ネイビー
- インナー…白
- アクセサリー…赤
- ボトムス…黒
- ソックス…赤
- 靴…黒
アクセサリーは靴下と同じく赤を使っているため、このコーデでは4色しか使っていません。
トップを黒や白と相性のいい濃いめのネイビーにしていることで、うるささがなく上手にコーディネートできている良い例です。
靴下の選び方は素材を意識しよう!
普段靴下を選ぶときにどんなことを注意していますか?
もちろんデザインも大事ですが、見落としがちなのが素材です。
意外と素材というのは大事で、靴を脱いだ時に出る嫌な臭い…。
多くの方が経験したことあるのではないかと思います。
靴下に使用される素材には…
天然繊維
化学繊維
の2種類があり、素材によって臭いの発生を抑えることができるんです。
それぞれの繊維についてわかりやすくご説明していきますので、靴下選びの参考にしてみてください。
天然繊維の靴下について
天然素材から作られる繊維は主に「綿」「絹」「麻」といったものが使用され、肌触りがよく通気性や保温性が高いのが特徴です。
それでいて抗菌効果があるので、靴の中で菌が繁殖するのを防いでくれます。
機能性が抜群なのがメリットですが、その分価格帯が少し高めなのがデメリットです。
化学繊維の靴下について
いわゆる「アクリル」「ポリウレタン」「ポリエステル」といった素材からできている靴下です。
この化学繊維でできた靴下はなかなか履き崩れないような丈夫さが特長。
そしてメリットは天然繊維の靴下と比較すると価格帯が低めで速乾性が高いのがメリットです。
逆にデメリットとして吸水性が悪いので長時間靴を履きっぱなしの場合、靴の中で足が蒸れてしまい、雑菌が繁殖しやすく臭いを引き起こしやすい点があります。
臭いが気になるなら天然繊維のソックスを!
化学繊維と比べても値段が高くなってしまいますが、足の臭いが気になるのであれば天然繊維のソックスを選ぶようにしましょう。
特に絹でできた靴下は吸水性・放熱性が高いのでおすすめです。
高級素材で洗濯時の手間もありますが、かなり臭いを抑えることができるので探してみてはどうでしょうか?
靴下を買うなら…おすすめのブランド5選
ここまでおしゃれな靴下の着こなし方やコーデのポイント、選び方などをご説明してきましたが、ここでは私がおすすめするブランドをご紹介します。
トレンドに合った靴下やビジネスシーンでも活用できる靴下のブランドをご用意しましたので、ぜひ参考にしてみてください。
ビジネスからプライベートまで使える!HALISON(ハリソン)
オーガニックコットンを使用した靴下が手に入る老舗のブランドです。
40年以上愛される高品質な靴下を扱っており、ビジネスシーンやプライベートシーンまで幅広いジャンルの靴下があります。
様々なセレクトショップで扱われているソックスなので、業界内でも品質の高さは高評価です。
シンプルな靴下が欲しいならTabio(タビオ)
メンズに限らず、レディースやキッズ、ベビー用のソックスを扱う靴下に特化したブランド。
海外製の靴下が多く出回る市場の中でも日本製にこだわって作っている信頼のおける会社です。
中でもシンプルな靴下はカラーバリエーションが豊富で、自分好みの靴下が見つかるはず。
Health Knit(ヘルスニット)
アメリカンニットのブランドとして有名なアンダーニットウェアメーカー。
品質の高い原料を使用しているだけでなく、生産管理もしっかりしているので耐久性がよく機能性も高いのが特徴です。
厚みのある生地感がクセになる靴下が欲しいならこのブランドがおすすめ。
ストリート系ファッションの定番STUSSY(スチューシー)
国内でも多数の店舗展開をしているストリートブランドのステューシー。
定番のロゴが入った靴下は、さりげなくチラ見えするときに印象的でおしゃれな雰囲気を出すことができます。
シンプルなものから派手なものまでありますが、初心者はシンプルなものがおすすめです。
スケーターファッションの王道!スニーカーに合わせるならSupreme(シュプリーム)
ニューヨークのマンハッタン発祥のスケーターによるよけーたーのためのブランド。
その多くのアイテムが即完、プレミアム価格になるなどの人気ブランドですが、靴下はHanes(ヘインズ)とコラボしたものを常時販売しています。
厚手で履き心地の良い靴下はシンプルなのでどんなスタイルにでも合わせることができます。
まとめ
たかが靴下と思っても意外と奥が深い着こなし方。
この記事を読んで少しでも参考になればうれしいです。
シーズンや合わせる服装によって、上手に靴下を選ぶことでオシャレをもっと楽しむことができるようになります。
さらにオシャレになることで女子ウケが良くなるので、女の子にもモテまくるようになるかもしれません!
今回ご紹介した内容を参考にして、オシャレなコーディネートをしていきましょう!
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