ビジネスシーンにおいて必須のファッションアイテムである「スーツ」ですが、オシャレができないなんて思っていませんか?
そんなことはありません、スーツにもオシャレに着こなす方法はたくさんあるんですよ。
- スーツ姿がだらしないって言われる…
- スーツをかっこよく着こなす方法がわからない…
- スーツに使える小物を上手く着こなしたい
- 女子ウケのいいスーツの着こなし方を知りたい
こんな悩みを持っている方も少なくないのではないでしょうか?
そこでこちらの記事では、スーツをかっこよく着こなすためのポイントや季節に応じたコーディネート、一緒に持っているとオシャレな小物などをお伝えしていきます。
この記事を読むことで…
- 清潔感のあるスーツスタイルを着こなせる
- 女の子からも好かれる着こなしを身につけることができる
- 小物を使ってワンランク上のスーツスタイルを着こなせる
といったメリットがあります。
どれもわかりやすくご説明していきますので、ぜひご参考ください。
スーツをかっこよくコーディネートする6つのポイント
スーツをかっこよく着こなすためにはまず何よりも、アイテムの選び方と着こなし方を知らなければいけません。
どちらが欠けてもかっこよく着こなすことはできないので、アイテムごとにご説明していきますね。
ジャケットのサイズ感と着こなし方
- ジャケットの肩山部分(縫い目の部分)と肩のトップの位置が合っている
- 腕を降ろしたときに、ジャケットの袖からシャツの袖が1cmほど出る長さになっている
- ボタンを閉めたときに多少のゆとりがある
- 着丈の長さはお尻が半分隠れるくらい
男性のスーツスタイルはジャケットのサイズ感がとても重要です。
最近では細身のシルエットをしたジャケットも多くなっていますが、それ自体はスマートな印象をあたえることができるのでかっこいいと思います。
ですが細すぎるのもかえってパツパツになってしまい、スマートさのかけらも感じなくなってしまうので注意が必要です。
上記のポイントをしっかり意識してジャケット選ぶと程よいサイズ感で、オシャレに着こなすことができますよ。
そして選び方が分かったところで、次は着こなしのポイントになります。
- ジャケットの正しい着こなし方
-
- ジャケットのボタンが2つ、3つボタンの場合は一番下のボタンだけは留めない
- 座席などに座るときにはボタンを全部はずして座る
- スーツのポケットはできるだけ空にしておく
以上のことを意識して着こなすことで失敗することはないでしょう。
ジャケットの1番下のボタンは基本的に飾りのようなものなので、止めない方がベターです。
逆に閉じてしまうことで窮屈感が出てしまい、かっこよく着こなすことができなくなってしまいます。
また、ボタンを留めたまま座ってしまうとシワができてしまい、型崩れの原因となるので注意しましょう。
それとスーツのポケットにものを入れていると型崩れを起こしてしまう原因となるので、何かを持ち歩くのであれば、バッグに入れておくように心がけましょう。
パンツの丈はどれくらいの長さを選べばいい?
- パンツ丈は余らせてしまうとだらしない雰囲気になるので、靴に軽く触れる程度の長さにする
- ウエストの位置に関してはおへそから若干下の位置にして、お腹を凹ませないでも手のひらが入るくらいのものがベスト
- 太もも周りはしゃがんだときに足が曲げづらいことがないくらいのもの
パンツのシルエットは全体のバランスを整えるのに大切な役割を持っています。
そのため、だるだるのパンツやサイズの大きいものを穿いているとバランスが崩れてしまい、だらしない着こなしになり、清潔感のない印象を与えてしまうんです。
パンツの丈の長さにはいくつか種類があり…
- ノークッション…裾が靴に触れないような少し短い長さ
- ハーフクッション…靴に裾が若干触れる程度の長さ
- ワンクッション…靴に裾がしっかりと当たっていて、足元にたるみができる長さ
以上のような種類があり、仕事などで穿くことを考えるとおすすめなのが「ハーフクッション」か「ノークッション」がいいと思います。
ただノークッションはハーフクッションよりもカジュアルな雰囲気になりやすいので、シーンを選ぶようにしましょう。
たとえば、取引先の人と会食をする時などの場合には適切ではないので、その場合はハーフクッションにすることをおすすめします。
またパンツをスマートに着こなすためには「センタープレス」が必須です。
パンツをかっこよく着こなすためにも…
パンツの中心部分に折り目のあるセンタープレスがあるものを選ぶようにしましょう。
センタープレスがあることで視覚効果によって足を長く見せることができ、スマートな印象を与えることができるんです。
普段から仕事で座りっぱなしになっていたいりするとセンタープレスなくなってしまうことがありますが、その場合はクリーニング屋でセンタープレスを入れてもらうことができますよ。
自宅でもできなくないのですが、失敗してしまうと繊維が潰れてテカってしまったりすることがあるので注意が必要です。
あとは最近だと細身のパンツもかなり増えてきているので、サイズ感を間違えてしまうと太もも周りがパツパツになってしまう場合があります。
パンツを選ぶときにしゃがんでみて、窮屈な感じがしないか、しゃがみにくくないかを確認してから購入することで失敗せずに済みますよ。
ワイシャツのサイズや色・柄はどんなものを選ぶべき?
- ボタンを閉めたときに首回りに指が1本入る程度のゆとりがあるもの
- 袖の長さはボタンを留めた状態で腕を下に降ろした際に、手首から1.5㎝くらいかかる長さ
- 肩幅は大きすぎず小さすぎず、肩のトップにちょうど合うサイズ
- 着丈は長すぎるとだらしない印象を与えてしまうので、裾がパンツに少しかかるくらいのもの
以上のポイントを守ってワイシャツを選ぶことでだらしない印象を与えることのない、ピシッと決まった着こなしをすることができます。
パンツ同様、清潔感を出すためにも欠かせないアイテムなので慎重に選びましょう。
また色や柄についても注意しないといけないポイントがいくつかあります。
- 失敗しないシャツの選び方
-
- ビジネスで着用する場合は白や薄い水色を選ぶと失敗しない
- 柄については派手なものは避け、シャドーストライプや細めのストライプ
- 襟のシルエットはレギュラーもしくはワイド
ビジネスシーンをメインでワイシャツを選ぶなら定番のものを選ぶと失敗は少ないでしょう。
特に色に関しては決まりの厳しい会社もあると思うので、白か水色のものがベストです。
襟の形はレギュラータイプのものや、そのタイプよりも少し開きの大きいワイドタイプをおすすめします。
またボタンダウンについては本来であればスポーツ用に取り入れられたもののため、結婚式などのフォーマルな服装をするときにはあまり向いていません。
ですがビジネスシーンでは定着してきているので、ちょっとこじゃれた雰囲気を出したいときは使ってみましょう。
ネクタイの失敗しない選び方と長さ
- ジャケットに合うネクタイはラペルと同じ幅のものを選ぶ
- ネクタイの長さはベルトに先が少しかかるくらいの長さがベスト
- 柄に関してはあまり派手なものは控えた方が無難
ネクタイを上手く着こなす際は上記の内容を意識すると失敗しないでしょう。
ジャケットのラペルというのはおよそ8㎝くらいが基本なので、ネクタイの幅もそれと同じくらいのものを選ぶと上手く着こなすことができます。
長さに関してはあまりにも長すぎたり短すぎると、ものすごくダサいことになってしまうので注意が必要です。
ネクタイの長さによって結び目の位置が変わってくるので、しっかりと確認して調整しましょう。
また、柄についてはあまり派手なものは避けておいた方がいいです。
無地または、定番のストライプ、チェック、ドット柄のものであれば失敗しにくいでしょう。
その他にもネクタイを着こなす時にかっこよく見せるポイントがあります。
それはディンプルです!
ディンプルはネクタイの結び目の下にくぼみをつくってあげることで、くぼみをつくることによってスマートな印象を与えることができます。
ですがこのディンプルは葬式などのシーンにはあまり向いていないので、シーンによって使い分けるようにしましょう。
ビジネスシューズはケチらないこと!
- 革靴を選ぶときにはストレートチップもしくはプレーントゥータイプを選ぶと失敗しない
- 色は黒やブラウンのような定番カラーがおすすめ
「おしゃれは足元から」というように、靴を見ればあなたの生活っぷりがわかってしまうくらいのものなんです。
せっかくスマートに着こなすことができたスーツも、革靴が安っぽいレザーを使用したものを履いていると、すべてが台無しです。
そのため革靴に関しては多少値段が張っても良いものを選ぶようにしましょう。
革靴というのは履いていくと自分の足にフィットするようになり、どんどん馴染んでいきます。
ケアもしっかりと行なえば長年履き続けることも可能なので、ぜひ一生ものの革靴を手に入れてみてはどうでしょうか?
ソックスの失敗しない選び方
靴下を選ぶ際に注意したいポイントは「シンプルにする」ということです。
できる限り無地のものを選らんで、強調しすぎないようにする方が無難でしょう。
色も黒やネイビー、グレーなどのものをメインにして、スーツと色を合わせるとしっくりと来るようなスタイルに仕上がります。
ワントーンでコーディネートすることで縦長の効果があり、慎重を高く見せることができたり、脚を長く見せることが可能なので取り入れてみましょう。
おしゃれなスーツスタイルの着こなし方!季節別コーデ20選!
それではここからはシーズン別のスーツの着こなしを画像でご紹介していきます。
どれもかっこいいスタイルばかりなので、普段のスーツスタイルの参考にしてみましょう。
春のスーツスタイル5選!
グレースーツ×ストライプ柄×ピンクのネクタイ
ネイビースーツ×ストライプ柄×ネイビーのネクタイ
ネイビースーツ×白パンツ×ストライプ柄ネクタイ
黒スーツ×水色のネクタイ×白シャツ
ネイビースーツ×薄いストライプ柄×ピンクのネクタイ
夏のスーツスタイル5選!
水色のシャツ×グレーパンツ×ブラウンのネクタイ
水色のシャツ×ライトグレーパンツ×ノンネクタイ
ネイビーベスト×水色のシャツ×ノンネクタイ
白の半そでシャツ×グレーパンツ×ノンネクタイ
ネイビーのポロシャツ×グレーパンツ
秋のスーツスタイル5選!
グレースーツ×バーガンディーカラーのセーター×白シャツ
ベージュのスーツ×水色のシャツ×ストライプ柄のネクタイ
ネイビースーツ×水色のワイシャツ×ブルーのネクタイ
ブラウンのスーツ×白シャツ×グレーのネクタイ
ネイビージャケット×グレーパンツ×水色のシャツ
冬のスーツスタイル5選!
トレンチコート×ネイビースーツ
グレーのロングコート×グレーのスーツ
グレージャケット×インナーダウン×黒のパンツ
ネイビートレンチコート×グレーパンツ
メルトン生地コート×ニットセーター×チャコールグレーパンツ
ワンランク上を行く!おすすめのスーツブランド5選
これまで着こなしのポイントや着こなし例を見てなんとなくポイントがつかめたのではないかと思います。
ですがスーツと言っても様々なブランドが販売していて、どれを選んでいいかわからない…。
そこで、私がおすすめするスーツブランドをご紹介していきますね。
ブリオーニ(Brioni)
ハイクオリティのメンズスーツといえば、まず真っ先に名前が挙がるのがこのブリオーニのスーツです。
イタリアで1945年から始まった老舗のテーラーブランドです。
芸能人や政財界から人気があり、あまりにも値段が高いために簡単に購入できるわけではありませんが、1着でも持っていると自慢できるスーツだと感じます。
参考価格:450,000円~
ラルディーニ(LARDINI)
このラルディーニはイタリアのブランドで、世界中のメゾンの製品を手掛けてきました。
全てのアイテムをイタリア国内で作られていて、高品質なクオリティーのスーツを手に入れることができます。
50年近い歴史のあるブランドなので、その間に培われてきた技術はトップクラス。
大人の色気が漂うシルエットや素材感を楽しむことができます。
参考価格帯:115,000円~
マッキントッシュロンドン(MACKINTOSH LONDON)
イギリスを代表するアウターブランドのひとつで、英国のトラッドスタイルを大事にしながらも、シンプルなデザインで人気のブランド。
ですが高品質な素材を使い、それでいてトレンドを織り交ぜた雰囲気に固定ファンがいるほどです。
重厚感のある質感や高級感のある風合いは一度着たら他のスーツは着れないと思います。
参考価格:120,000円~
ボリオリ(BOGLIOLI)
イタリアで100年以上の歴史を持つ老舗のメゾンブランド。
ソフトな素材が使われており、ブルゾンのように羽織れるくたっとした風合いのスーツは、身体によく馴染みスーツに着られている感がない素晴らしい出来です。
肩肘張らずに自然体でスーツを着こなしたい方にはぴったりのスーツブランドです。
参考価格:140,000円~
UNIVERSAL LAUNGUAGE MEASURE’S(ユニバーサル ランゲージ メジャーズ)
このブランドはオーダーメイドスーツがつくれるところで、専属のスタイリストが1番似合う組み合わせを選んでくれます。
シルエットは8種類の中から選び、ボタンなどのオプションが選択できるようになっているんです。
製法も丁寧に行なってくれ、世界で一つの自分のためのスーツをつくることができます。
とにかくスーツにこだわりたいという方にはおすすめのブランドです。
参考価格:40,000円~
スーツスタイルをより引き立てる!持っていると便利なおすすめアイテム
スーツスタイルというのはポイントを押さえて着こなすことでもおしゃれになることはできます。
ですが、「周りよりも差をつけたい」「もっとオシャレになりたい」という方は、小物を使うことをおすすめします。
そこでここからはそんなスーツスタイルにピッタリなアイテムをご紹介していきます。
- ベスト
- ポケットチーフ
- カフスボタン
- ネクタイピン
- メガネ
こちらのアイテムをそれぞれご紹介していくので、ぜひご参考ください。
スマートな印象を与えるベスト
まず最初にオススメのアイテムはベスト。
ビジネスシーンはもちろん、結婚式などのフォーマルな場所でも活用できる優れものです。
夏場なんかはジャケットの代わりにベストを着てこなれ感を出すのもおしゃれ!
最初の1着はスーツと同系色、同じ柄のものを選んでおくと便利です。
2つ目以降にはグレーなどの別のカラーに挑戦してみるのもアリではないかと思います。
こじゃれた感じが素敵なポケットチーフ
胸元にチーフがあるだけで少し華やかな雰囲気になりますよね。
最初に持っていたい色はやはり「白」のタイプ。
スーツは基本的にダークトーンのものが多いので白のチーフがチラ見えするととても栄えます。
さらに結婚式などのシーンでも活躍することができる色なので持っていて損はないでしょう。
チーフの使い方に慣れてきたら、柄のあるタイプやネクタイと正反対の色味を選んでみるのもおすすめです。
さりげないところもオシャレに!カフスボタン
デキる男には欠かせないカフスボタン。
普段ジャケットを着ているとあまり見えないかもしれませんが、さりげなく見えたときにあることでオシャレに見せてくれます。
とは言っても主張の強いごつめのカフスボタンではなく、シンプルでちょっと小ぶりなものを選んでおくと最初は失敗しないでしょう。
定番だけどデキる男に見せるネクタイピン
ビジネスシーンでのネクタイピンは良く見かけますが、やはり定番だけどあると仕事ができるような雰囲気がしますよね。
ネクタイピンにも様々なデザインがありますが、カフスボタン同様、シンプルで主張が強くないものを選ぶようにしましょう。
あまり主張が強いとせっかくの主役であるスーツがかすんでしまいます。
知性的な印象を与えるメガネ
スーツをかっこよく着こなしていて、それでいてメガネをかけている男性ってとても知性的で仕事ができるような印象がありませんか?
ちょっと普段の印象を変えたいときなんかに伊達メガネをかけて、仕事ができる雰囲気を出してみるのもいいですし、優しい印象を与えたいときなんかにも役にたちますね。
メガネのシルエットはオーソドックスにウェリントン型やオーバル型のもので日本人の顔型に合うものがおすすめです。
スーツ姿をかっこよく見せるなら清潔感が大事!
服装の乱れは心の乱れ。
私が中学生のころ、全校集会で校長先生が毎度言っていたことですが、社会人になってその真意がなんとなくわかってきました。
身だしなみが整っていない人は普段から身の回りのことに無頓着で、周囲の人にも気をつかうことができない人が多いです。
もっと言ってしまえ仕事もできず、ろくな人生を送れない…校長先生はそう言いたかったんではないかと思います。
実際に私が以前勤めていた会社の社員で、平社員の大半がよれよれのシャツを着ていたり、プリーツ(センタープレス)がなくなったパンツを穿いているだらしない社員ばかりでした。
いくら注意しても一向に改善されることもなく、昇給・昇格のチャンスもないまま日々を過ごしていました。
もちろんそんな男性社員の大半に彼女や奥さんがいるわけもなく、本当に目に余るような状況だったんです。
そうならないためにもスーツをかっこよく着こなし、形からでも身だしなみを整えてみることでチャンスが訪れるかもしれません。
特に清潔感というのは大事で、以前勤めていた会社の女性社員に「男性の清潔感ってどんなところに気をつければいいか」ということを聞いてみたんです。
そうすると彼女は…
- ワイシャツがパリッとしていて、アイロンがけがしてる方がいい。
- サイズの合ったシャツを着ている
- スーツも折り目とかがしっかりしていて靴も磨かれている。
というのが答えでした。
社会人として基本ではありますが、「清潔感=スーツをかっこよく着こなす」ということに直結するんですね。
ビジネスツールのひとつであるスーツですが、1日の大半をその服装で過ごすことになるので、着こなし方を見直してみることをおすすめします。
また、メンズはスーツの着こなし以外にも清潔感を出すためには意識すべきことがありますので、興味がありましたら時間をつくって読んでみてくださいね。
まとめ
いいスーツを着ていると背筋がピンっと伸びて緊張感が出ますよね!
かっこいいスーツの着こなしができるようになるためにも、まずは選び方のポイントを抑えておくことが大切です。
そのうえで上手な着こなし方を見つけ、季節に応じたコーディネートをするようにしましょう。
この記事でご紹介した内容をぜひ参考にして、あなたがかっこいいと思うようなスーツを選び、上手に着こなしていってください!
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