この記事を読んでいるということは、あなたは仕事に対してモチベーションが保てなくて困っている、もしくは部下が仕事に対してやる気が感じられなくて困っているのではないかと思います。
仕事に対してモチベーションが低い状態で取り組んでいると、どうしても気持ちがスッキリしなくて業務に遅れが出てしまったり、思った通りの結果が出ないことがあると思います。
人によってはモチベーションが低くなってしまうと、企業に在籍する意義すら見失ってしまい、出勤自体嫌になってしまうこともあるかもしれません。
そこでこちらの記事では、下がってしまったモチベーションを高める方法や、部下のモチベーションを高める方法についてご紹介していきます。
この記事を読むことによって…
- 自分のモチベーションの上げ方がわかる
- 部下のモチベーションを高める方法がわかる
- モチベーションを高めることによって、生活のハリが出る
- 思った通りの成果を出すことができるようになる
といったメリットがあるので、今まさに悩んでいるあなたにとって、役に立つ情報をお伝えしていくのでぜひ参考にしてみてください。
そもそもモチベーションってなに?
そもそもモチベーションと言うのは、簡単に言ってしまうとやる気を意味する言葉です。
ビジネスにおいてモチベーションの意味と言うのは、社員が業務に対して意欲的に取り組む姿勢を意味しています。
従業員一人一人が与えられた業務対して興味関心を持ち、より高いクオリティーの仕事をこなすための活動力となるものがモチベーションといえます。
仕事でモチベーションが下がる理由
先ほどもお伝えした通り、モチベーションと言うのはやる気のことを示しています。
ではなぜモチベーションが下がってしまうのか。その原因についてそれぞれ詳しくご説明していきますね。
意外とと気づいていないものも多くあると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
原因その1:自分のことをわかってくれる人が職場にひとりもいない
仕事をしていく上であなたのことをよく理解してくれる人がいるかいないかと言うのはとても重要なことです。
あなたに悩みがあったら相談をしたり不満があれば、そのグチをブチまけることもできますよね。
けどそういった人がいない場合、そういった悩みやトラブルをひとりで抱え込んでしまい何でも1人でケアしていくことになります。
このような状態が続いてしまうと心身ともにかかる負担というものがとても大きくなります。
そのせいでモチベーションが下がってしまい業務にも影響が出てしまうこともあるでしょう。
うれしい、楽しいと言うような活気のある職場にいることで、あなたも知らないうちにそのような気持ちになることがあります。
ですが逆に、つまらない・イライラするといったマイナス感情の雰囲気が職場環境にあることで、同じように負の感情が全体に広がってしまいます。
それはあなたにも広がってしまうでしょう。
勤めている職場にあなたのことを理解してくれる人がいないというのは、会社の空気感になじめていないと言うことです。
これはあなたと他の従業員とのあいだで、温度感の差ができていると言うことになります。
このような状態が続いてしまうと仕事に対してモチベーションが下がってしまう原因につながります。
原因その2:長時間労働や劣悪な労働環境によるもの
日本の企業の多くは世界的に見てかなりの残業大国です。
今でこそ規制が厳しくなってきてはいますが、暗黙の了解でサービス残業させられている方もたくさんいます。
もしこれが自分から望んで残業しているのであればあまりモチベーションに影響はないと思います。
むしろ残業することで自分の目標や目的などを実現することができるようになるので、給料以外にもメリットが生まれてきます。
ですが人に言われて残業したり、暗黙の了解で無理矢理残業させられている場合に関しては、やらされている側にとって、メリット間はほとんどありません。
強制的に残業が発生していると仕事のモチベーションが下がってしまい、やる気をしないように支障が出てしまう可能性があります。
原因その3:業務に対して正当な評価をされない
大半の企業がそうですが、仕事の評価と言うのは結果で見ることがほとんどで、そこまでのプロセスを見ることがほとんどありません。
どんなに頑張っても上司や先輩に認めてもらうことができないことに対して、自分自身に自信を持てなくなってしまう可能性があります。
このような経験は社会人になると少なくとも1度や2度は経験するはずです。
思っているような成果が出せなかったとしても、そこまで積み重ねてきた努力を認めてあげることによってやる気を保つことができるかもしれませんね。
しかしベンチャー企業など結果が全ての企業では、会社が求めている成果を出せない従業員ほど肩身の狭い思いをしてしまい、次第にモチベーションが下がっていくことになります。
原因その4:いつクビを切られるかわからない
不況のあおりを受け、今では有名企業でさえも正社員雇用をなかなかしないところが多くあります。
非正規社員として雇用されていると言うわけではないので、いつどのタイミングで首を宣告されてしまうかわからない…。
先行きが見えないことで不安に感じてしまい、業務に対してもやる気を乱すことができずモチベーションが下がってしまう恐れがあります。
原因その5:働いている企業で【ハラスメント】がある
今あなたが働いている環境でパワハラやセクハラ、モラハラなどの問題があることでモチベーションが下がってしまうこともあります。
このような問題は、個人でと言うよりも会社全体で問題解決をしていく必要がありますが、同じ問題が続いてしまうことで、あなたが被害を受けていなくても居心地が悪くなってしまい、やる気を感じなくなってしまいます。
このような被害の当事者である場合に関しては、なおさらですよね。
原因その6:今の仕事を続けても将来が見えない
どんなに楽しい仕事でも、今の仕事を続けていたとしても自分の将来に対して何も見いだすことができないとモチベーションが下がってしまう場合があります。
特に男性の場合に関しては、将来的に結婚をして家庭を持った時に役職を得たい、もっと出世したいと言う願望が出てくるかもしれません。
そんな時にただ楽しいだけではそういった間を叶えることができないかもしれませんね。
そんな理想や現実とのギャップに苦しむことで、モチベーションがドンドンと低下してしまいます。
原因その7:企業理念やぎ行内容が明確にされていない
仕事に対してやる気が出ない理由の1つに勤めている企業とあなたに対して「方向性の違いがある」と言うものがあるかも知れませんね。
もしくは取り組んでいる事業に対して明確な目標や目的が建てられていない場合ももしかするとモチベーションを下げてしまっている原因になるかもしれません。
会社や事業に対して上がどのような考えを持っているかあなた自身理解できないと、業務を続けることが難しくなってしまいますよね。
人によってはあなたに合わない企業理念を掲げている会社に勤めていることだって考えられます。
そのような状態で仕事を続けてもモチベーション高めて仕事をするのは難しいですよね。
原因その8:仕事の内容に見合ったお給料ではない
どんなに仕事を頑張ったとしてもその内容に見合った見返り(給料)がなければモチベーションを保つのも難しくなってしまいますよね。
最悪の場合今の仕事を続けようか、それとも転職してしまった方が良いのではないか…と言う考え方も出てきてしまうでしょう。
その他にも周りの従業員と貰っている給料を比較したときに、あなたの貰っている給料が少ないとやる気もなくなってしまいますよね。
原因その9:今の仕事に対して魅力を感じられない
仕事に対してやる気が出ない理由の1つに、今取り組んでいる業務にやりがいを感じることができないと言うこともあるかもしれません。
業務内容がルーティンワークのように同じようなことを繰り返し行うものであったり、勉強したりしているのになかなか成果を出すことができないときはやる気も低下してしまいますよね。
仕事と言うのは基本的に辛い事の連続です。
それでも続けてがんばり続けることで目標達成することでがんばっていこうと言う気になるものです。
けれど成果を出すことができなかったり、他の従業員に足を引っ張られてしまい、思うような結果を出すことができないとモチベーションの維持も難しくなりますよね。
そのようなことが続いてしまうと次第に業務に対して魅力を感じなくなってしまうことがあるでしょう。
原因その10:体調不良が続いてしまっている
あなたの健康状態とモチベーションには密接な関係があります。
体調が優れていない状態で業務を続けていても冷静な判断を行うことができず、注意力も散漫してしまい思わぬミスを続けてしまうこともあるでしょう。
そのせいで査定に響いてしまい、給料が少なくなってしまったり、役職が奪われてしまったりするとモチベーションが下がってしまいます。
原因その11:仕事がマンネリ化しているせい
仕事と言うのは同じようなことを繰り返し行うことも多くあります。
社会人なると多くの方が経験した事ある事例だと思います。
ですがこのようなことが長期間続いてしまうとどうしてもやる気が低下してしまい、業務効率も下がってしまうので気をつけなくてはいけませんね。
原因その12:エンジニアなどの技術職が正当な評価を受けることができていない
エンジニアやデザイナーといった職業は主に裏方の仕事です。
このような職業は表舞台になかなか出ることがなく、正当な評価を受けることが難しいと言えるでしょう。
そのせいで不満に感じてしまい、モチベーションが下がってしまうことがあります。
裏ではこのような技術職が活躍していると言うことをしっかり理解していただきたいですよね。
原因その13:働く意味がわからない
日々の仕事がマンネリ化してしまい、目標や目的を見失ってしまったときに働く理由がわからなくなってしまうことがあります。
また理想と現実のギャップに戸惑いを感じてしまい、その戸惑いから目をそらしているうちに働く理由が不明確になることが考えられるでしょう。
自分自身、会社に勤めて働く理由がわからないと当然モチベーションを上げることができず、やる気が出ない状態となってしまいますよね。
モチベーションの上手な上げ方!すぐにできるやる気アップの方法
モチベーションが低下してしまうにはいろいろな原因が考えられます。
一度さがってしまったやる気をまた高めていくことはなかなか難しいですよね。
しかもどうやってモチベr-ションを高めるのってどうやればいいかわからない方もいるのではないでしょうか。
そこでここからは下がってしまったやる気をアップするテクニックをお伝えしていきますね。
方法その1:気分転換をしてみる
毎日仕事していると仕事に対してやる気がある人ない日というものが必ず出てくると思います。
そんな一時的にやる気が低下してしまったタイミングで、ちょっとした気分転換をしてみることをお勧めします。
たとえば息抜き程度に背筋を伸ばしてみたりストレッチをするのも効果的でしょう。
デスクが散らかっているようであれば整理整頓してみるのも効果的です。
その他にもパソコンのデスクトップ画面を自分の好きなものに変えてみるのもありでしょう。
ちなみに私はPCのデスクトップ画面には愛猫の画像を設定しています。
デスクトップ画面見るたびに、早く帰って猫の世話をしてあげたいと思うようになり、仕事頑張ろうと言う気になります。
方法その2:ルーティンワークを取り入れてみる
集中して仕事に取り組むために、何かルーティンのようなものを取り入れてみるといいかもしれません。
たとえば業務に入る前に15秒ぐらい使って深呼吸をしてみたり、指の運動してみるのも効果的です。
時間に余裕があれば瞑想などを取り入れてみるのもいいかもしれませんね。
このようなことを毎日続け、決まった流れで行うことによって自動的に仕事へのスイッチが入るようになります。
イメージとしては歌で言うとイントロのようなものです。
アニメとかだとオープニングソングだと思います。
方法その3:その日の目標をきちんと決めて業務を始める
仕事に対してやる気を高めるためにも、日々自分で1日毎の目標設定を立てるのが効果的でしょう。
大きな目標立てるだけでなく、、必ず達成できるような小さな目標を設定してあげると言うのがお勧めです。
仮に大きい目標が達成できなかったとしても小さな目標を達成することで、失敗した経験だけでなく成功経験を積むことができるので、必ずプラスになります。
その他にもただダラダラと仕事を続けるよりも、自分で決めた仕事をしっかりこなした方が目的が明確になるので、次第にモチベーションが高まってきます。
方法その4:1日ごとの成果をチェックしながら業務する
日々目標を立てながら仕事をしていると、目標に対して自分が行っている業務がきちんと達成できているのか確認しながら仕事を行うようになります。
仮に業務がきちんと達成できていなかったとしても、決してネガティブな考え方をするようなことはせず、「自分はここまでできたんだからすごい!」と思いながら仕事を続けることで、仕事にも張りが出てきます。
1日を振り返ったときに、これだけのことができたと感じるようになれれば、それだけでも次の日の業務に対してプラスの影響及ぼすでしょう。
方法その5:仕事で自分設定した目標をつくり、達成したらご褒美を与える
仕事にやる気が出ない時には、目標や目的を達成したときに自分に対してメリットを用意しておくと取り組み姿勢が変わってくるかもしれません。
たとえば今月の目標を達成したら自分自身においしい食事をご馳走する、その他にも時間内にタスクが完了すればスイーツを買って帰るなど何でもokです。
人はそういったメリットがあることで、そのことを考えるだけでも楽しい気持ちになり、業務に対して取り組む姿勢も変わってきます。
やる気が出ない時は自分自身に対して褒美で釣ってあげるのもいいかもしれませんね。
方法その6:仕事をする意義を考える
自分は今なんで仕事をしているのか?
また一緒に、もし今仕事をしていなかったらということを考えてみるようにしましょう。
そう考えると恐ろしい想像ばかりしてしまいますよね。
朝起きて寝るまで何もすることがなくダラダラと時間を過ごしてしまい、1日を無駄にしてしまいます。
もちろん仕事をしていないのでお金を使うことができません。
お金がないってよくよく考えるととても怖いものですね。
つまり仕事というのは生きていく上で欠かせないことです。
もっと言ってしまえば、仕事は幸せを手に入れるためのツールであるということです。
幸せを手に入れるためのツールであると言う事を考えるとそれだけでもやる気が出てきませんか?
働けることの幸せを感じることでモチベーションも高まり、今まで以上に業務に取り組むことができるでしょう。
まとめ
こちらの記事ではモチベーションを高めるための方法をご紹介させていただきました。
モチベーションが下がってしまうにも働いている環境や人間関係、体や気持ちの疲労感など、理由を挙げだしたらキリがありません。
その中でも高いモチベーションを毎日維持し続けるのは、社会人としてかなり難しい「スキル」だと私は思います。
あえてスキルと言っているのは、根性論などでどうにかなるならとっくにどうかしているし、私自身のモチベーションが下がってしまった時に「やる気を高めるのはスキルのひとつだ」と言われ、グッと心が軽くなった経験があるからです。
なので、あなたも元ベーションを高める方法を身につけるのは、ひとつのスキルだと思ってやってみると案外スッと入ってくるかもしれません。
人間毎日同じテンションをキープするのは難しいと思いますし、波があって当然だと思います。
なので、その波が常に高い位置で上下するように自分を高めていくことが大切です。
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