喫煙がやめられない…!タバコを上手にやめる方法やリセット禁煙とは

禁煙って難しいですよね…。

数々の禁煙グッズが販売されて試してみても、なかなか続けることが出来なかったりします。

世の中でも完全分煙化をしたり、タバコの増税をするなどして喫煙者に対しての風当たりが厳しくなっていますね。

それでも禁煙をしたくても続けられなかったりするのには原因があります。

そこでこちらの記事では、そんな禁煙が出来ない原因や上手に禁煙を続ける秘訣などをご紹介していきます。

これまで何度も禁煙を試してみたけど、続けられなかったあなたもこれでバッチリ解決することが出来るはずです。

ぜひご参考ください。

何がダメ?禁煙が続かない理由とは?

喫煙というのは言ってしまえば依存症の一つと言えます。

禁煙が成功した人でも、出来心で数本タバコを吸ってしまうだけで、脳が喫煙するときの至福を思い出してしまい、また吸い始めてしまいまうのです。

例えは悪いのですが、危険な薬物も同じで、一度はやめたとしてもその時の快感を脳はしっかりと記憶しており、克服していたとしても『また吸いたい!』と感じる時が来るそうです。

これを『フラッシュバック現象』と呼んでいるのですが、タバコに含まれるニコチンにも同じような働きがあるため、禁煙してもいずれ『また吸いたい』という衝動に駆られてしまいます。

このことを知っているだけでもだいぶ変わってきますが、他にも原因は存在します。

そちらについて詳しくご紹介していきましょう。

禁煙の落とし穴!今日くらいはいいか…そのたまに吸う1本が危険!

小さいころに歩くことを覚え、普通に歩行することが出来るようになると、年齢を重ねても歩き方を忘れたりすることはありませんよね。

ちゃんとした歩き方を知っていて身体が記憶しているからこそ『思いっきり転んで!』と言われようが、それを拒んでしまいます。

喫煙にもそれと同様のことが起きていると思ってください。

脳にある『海馬』と呼ばれる部分が喫煙をするという習慣を記憶することで、その情報を身体に伝えてしまい、どんなに頑張ってもその記憶を消すことが出来ないのです。

また1年以上喫煙していなくても、たった1本のタバコを吸うだけで、その当時の記憶が呼び起されてしまい、喫煙をやめられなくなってしまうのです。

それは、自分自身の意志が弱いということではなく、脳の仕組みが大きく関係しているものと言えます。

禁煙が続かない!タバコを吸いたいと思ってしまうのは欲求が関係していた!

タバコを吸うということが習慣になっているという人が中にいますが、実際はそんなことはなく、禁煙できない人の言い訳の常套句と言えます。

歯磨きをするときは右の奥歯から、寝るときは壁際に寄って眠る、ご飯を食べるときはまずは味噌汁から食べる、どれも習慣です。

ですがそれら習慣というのは意志で変えることもできるのです。

禁煙が出来ない・続かないというのは、『タバコを吸いたい』という自分の欲求が絡んでくるのが原因といえます。

そういった欲求も自身の意志次第でいくらでも変えることが出来るので、タバコを吸いたいという欲求を自身の意志で上手にコントロールすることが、禁煙の第一歩と言えるでしょう。

禁煙を成功させるコツ

これから禁煙をはじめようと思っている方は、周囲の人たちの話を聞いていると「失敗してしまった」「続かない」という声を聞いて、自分では続けられるか不安だという方もいるかもしれません。

それもそのはずです。禁煙は根性だけでどうにかできるものではないと思いますし、まずは準備をしっかりすることが大切です。

そこでここからは禁煙を成功させるために必要なコツをご紹介していきますね。

禁煙のコツその1:禁煙を始める日を決める

禁煙をいきなり始めるのではなく、まず最初にいつから始めるのかを決めましょう。

例えば誕生日などのような特別な日や祝日などにから始めてみたり、月頭に始めると覚えやすくていいと思います。

禁煙を始める日が決まったら、次はカレンダーに印をつけたり、禁煙を始めるための宣言文を作成します。

宣言文には禁煙をする理由や目的をしっかりと書き記して目につく場所に貼っておくことでモチベーションを高めることができますよ。

途中で辛くなったとしても、その宣言文があることで、「1本だけなら…」という衝動を止める効果も期待できます。

禁煙のコツその2:離脱症状のシミュレーションをしておく

宣言文を作成が完了したら、禁煙スタートまでの間はタバコを吸いたくなった時の対処法をシミュレーションをしておくといいでしょう。

人によって個人差はありますが、禁煙を開始してから3日前後で離脱症状が出てきます。

この離脱症状にはいろんな種類があり…

  • タバコを吸いたくなる
  • イライラしたり落ち着かなくなる
  • 体がだるく感じる
  • 眠気に襲われる
  • 頭痛が起きる

以上のような禁断症状が出てくるので、これらの症状が出てきたときにどのような対処をするのか考えておく必要があります。

この離脱症状は1日に何回か起きることもあるので、自分の欲求をしっかりとコントロールすることがとても大切です。

自分でタバコを吸いたくなる状況を思い出し、そのタイミングで代わりとなる対処方法を見つけてみるといいでしょう。

禁煙中の離脱症状を抑えるためにタバコの代わりとなるものを考えよう

多くの人は離脱症状と呼ばれる、禁煙を開始したときに現れる禁断症状に負けてしまい、禁煙を続けることができない方がたくさんいます。

これは事前に対処方法を考えていることである程度は防ぐことができるので、自分がどんなタイミングでタバコを吸いたくなるのかを把握しておくことが大切です。

そのうえでその時にどんな対処をするかをしっかりと考えておきましょう。

ちなみに私の場合、以下のような方法を試してみたので参考にしてみてください。

タバコを吸いたい気持ちになるシーン 代わりに行なった対処法
起床したタイミング 起きたらすぐに洗面所に言って洗顔する
食後 歯磨きをして口が寂しくならないようにした
仕事の休憩中 同じ職場の同僚にタバコをやめたことを伝え、もしタバコを吸ったら1本1,000円罰金
飲酒をしたとき さきいかなど、噛み応えのあるものを口で入れる
喫煙所を見つけた時 ライターとタバコを持ち歩かないようにする

以上のような対処方法を取って、吸いたい気持ちを抑えていました。

私の場合は特に仕事をしていると無性にタバコが吸いたくなってしまったので、同僚に禁煙を宣言して、吸ってしまったら罰金すると誓約書を書いたのが功を制しました。

1本吸う毎に1,000円の罰金はデカいですからね…(笑)

ご紹介したのはあくまで一例ですが、自分にとって不利益を被ることを周囲にあえて約束することで、後ろに引くことができない状況を事前に作ったんです。

禁煙のコツその3:小さな目標を立てておく

人は目標を達成することによって自信を身に付け、それと同時に「達成した自分に快感を感じる」という特徴があります。

そこで意識してもらいたいのが、ちょっと努力でできる「小さな目標」を設定してあげるようにしましょう。

小さな目標を達成していくことで「自分でも禁煙をすることができる」といった自信を身に付けることができ、禁煙にたいして意欲的に取り組むことができるようになります。

具体的には「まずは1日だけでも禁煙をしてみる」というような、「これでいいの?」と感じるものでもOKです。

いきなり「1か月禁煙をする」といってもちょっとハードルが高いですし、先の見えないことを目標にしてもイメージが漠然としてしまい、なかなか達成することが難しく感じてしまいます。

1日ごとに小さな目標設定をしてあげることで「これならできるかも」と思えるので、その目標を達成しやすいんですよ。

ちなみにこの「小さな目標設定」というを「ベイビーステップ法」や「スモールステップ法」と呼んでいます。

禁煙開始から3日・3週間・3か月が正念場

先ほどお伝えした「離脱症状」と呼ばれる、タバコを吸いたくなる衝動は3日以内に始まり、身体への依存は長くても3週間くらいでおさまると言われています。

禁煙を続けていくと3か月で離脱症状が完全になくなると言われているので、この「3」がつくタイミングをいかに乗り切るかが禁煙成功の鍵です。

小さな目標設定をしっかりと立てて、確実にクリアできるようにすることがとても重要になります。

その日ごとの目標をしっかりと計画することができていれば、難なく達成することができるので意識してみましょう。

禁煙のコツその4:身近な人に応援してもらう

禁煙を始めるうえで、理由や目的が自分だけでなく「大切な人のため」という思いがあるのであれば、その人に応援をしてもらうことで、より意欲的に禁煙を進めることができるようになります。

人は「自分以外の誰かのために」という思いがあると、それを成し遂げる力が強くなるんです。

もちろん見知らぬ人では意味はありませんが、あなたにとって大切な人がいるのであれば、「その人の喜んだ顔を見たい」「タバコを吸っていて嫌な顔をされたくない」という気持ちがあると、それがエネルギーとなって成し遂げようというします。

そういった悲しい思いをさせたくない人がいるのであれば、その人に禁煙を応援してもらうようにしましょう。

禁煙中に褒めてもらうことでドーパミンが分泌される

大切な人に応援してもらうことのメリットは他にもあります。

それは応援してもらい、継続することによってその人から褒めてもらうことができますよね。

人は褒めてもらうことによって「自信」を身に付けることができますし、褒められることで脳から「ドーパミン」という快感物質が分泌されるようになるんです。

ドーパミンが分泌されることで、また褒められたいと感じるようになり、禁煙にたいしてさらに意欲的に取り組むことができるようにもなるので、協力者の応援はとても効果のあるものなんですよ。

禁煙のコツその5:禁煙外来に通ってみる

最近ではテレビCMなどでも禁煙外来を紹介していますが、タバコの依存性が強く、離脱症状がかなりつらい場合には禁煙外来に通ってみるといいですよ。

禁煙外来では禁煙をサポートしてくれる「禁煙補助薬」というものを処方してもらうことができ、その種類には…

  • ニコチンガム
  • ニコチンパッチ
  • チャンピックス

といった薬で治療することができるんですよ。

以前、禁煙をしたときに頭痛などの離脱症状が強く出てしまい、禁煙の継続ができなかった方にはおすすめの方法です。

またニコチンガムやニコチンパッチはドラッグストアなどでも購入することができますし、さらに効果の高いニコチンパッチなどは禁煙外来で処方してもらうことができます。

これらの薬を使用することで離脱症状を和らげることができ、禁煙成功率をおよそ2倍高めてくれるんですよ。

禁煙補助薬で喫煙の習慣依存(心理的依存)を取り除く

禁煙外来に通うメリットは薬を処方してもらうだけではありません。

いままで喫煙をしていたことによる習慣依存について、的確なアドバイスをしてくれるのも大きなメリットなんです。

喫煙の習慣依存には以下のようなものがあります。

  • 同じ場所や時間に喫煙をする
  • 特定の人といるときにタバコを吸う
  • 空き時間にタバコを吸わないと落ち着かない

このような習慣依存が喫煙時にはあると言われていて、よく思い出すとそんな気がしてきますよね。

禁煙初期の段階ではこの習慣依存が強く残っていて、同じような環境や状況になるとタバコを吸いたくなってしまうのですが、禁煙を続けているうちに習慣依存が薄れていって、「タバコを吸いたい」という衝動が起きなくなってくるんです。

禁煙外来に通い、補助薬を使用することで「タバコを吸わない習慣」をつくることができるようになるので、禁煙外来に通わなくなったとしてもタバコを吸いたいと思わなくなるんですよ。

禁煙が続かない人でも効果あり!新しい禁煙対策方法『リセット禁煙』とは…

今まで様々な禁煙方法を試してみたけどどれも続かない…。

タバコを吸わないことでイライラしたり集中力が切れてしまったりして、それらを改善するためにまた吸ってしまった…。

あなたもそんな経験があるのではないでしょうか?

ですが、ここで気づいていただきたいのが、こういった悪循環を引き起こしている『原因は何か?』ということです。

言うまでもなくタバコが原因ですよね。

こういった気づきを大切にして、禁煙をする『リセット禁煙』という方法はご存知でしょうか?

様々な気付きによってタバコを吸いたいという欲求をなくしてしまう方法があるのですが、それがかなりの成功率なのです。

その方法をご紹介していきますね。

リセット禁煙:気付きについて

それでは、具体的にご説明していきますが、気付きとはいったいなんなのでしょうか?

先ほど、イライラや集中力が切れるためにまた喫煙をしてしまうとお話ししましたが、そのイライラや集中力が継続できない原因というのはタバコです。

これも大きな気付きです。

それ以外にも、1日1箱のタバコを吸うとします。

それを20歳から50歳まで毎日吸ったとするとどれくらいの金額になるのでしょうか?

タバコ1箱460円×30日×12か月×30年間=4,968,000円

30年間毎日タバコを吸った場合、およそ500万円という計算になります。

年間だけでも16万円強という金額になり、タバコだけでもかなりの金額ですが、そこにコーヒーやライター、ガス、オイルなどの諸費用が追加でかかってきます。

タバコによって発生したストレスをタバコで改善するだけで、とんでもない費用がかかってきますよね。

そう思ってもなかなかやめられないのには、禁煙するということに不安を感じてしまうからなのです。

実はこのような考え方は不思議ではなく、ニコチンの強い副作用の1つで、脳内から分泌されるドーパミンという物質には人を幸せな気分してくれる効果があるのですが、ニコチンによってドーパミンを無理に分泌させるように刺激してしまいます。

そのせいでドーパミンを分泌するための神経の働きが弱まり、自分の力ではドーパミンを分泌することが出来なくなってしまうのです。

またリラックスするための脳波であるアルファ波も弱まってしまうため、喫煙を続けているとタバコを吸っているとき以外は幸せを実感しにくくなっていってしまいます。

さらに具体的な禁煙方法には2つあり、心の禁煙と身体の禁煙が存在します。

身体の禁煙に関して言うとニコチンは禁煙をスタートしてからおよそ3日ほどで排出され、タバコを吸いたいという気持ちになるのも、ほんの2~3分程度しか継続しません。

心の禁煙に関して言えば、イライラや集中力が切れてきたとき、タバコを吸いたいという気持ちになったら『これはタバコの副作用だな』と意識することで乗り切りましょう。

心の禁煙は少し難しいかもしれませんが、禁煙中に様々な諸症状を引き起こしている原因がタバコで、それを解消しようとしているのもタバコということを理解することがとても重要と言えます。

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リセット禁煙:目標設定について

そして気付きとともに重要なのが『目標設定』です。

禁煙に目標?と思うかもしれませんがとても大切なことなのです。

漠然と禁煙すると決めても継続するのが難しいので、目標に対して動機をもつようにしましょう。

たとえば、彼女と海外に旅行に行くための費用を貯めたい、結婚資金をためるため、運動能力の向上のためなど、具体的な理由を目標に付け加えることで、より強固なものになります。

ちなみにあなたは目標を設定するときにどんな風にしていますか?

実は目標の設定にもちゃんとした方法があるのをご存知でしょうか?

仕事でも今月の売り上げを100万円やりきるという大きな目標を立てても、それだけでは達成感を得ることが出来にくく、継続しにくいのです。

なので、大きな目標とは別で小さい目標と中間目標を立てるようにします。

先ほどの例で言うと、実稼働が20日間なので、1日当たり5万円の売り上げる!

中間目標で、その半分の50万円を売り上げる!

といったように一番大きい目標に対して、小刻みに目標を決めてあげることで、それを達成した時により充実感を得ることができるようになり、目標を継続しやすくなるのです。

それを禁煙に当てはめるとすると、これからは二度とタバコを吸わないという目標に対して、『まずは1日禁煙を頑張ろう!』と決まます。

その1日の目標を達成することで、次の日の目標も頑張ってみようと思うようになり、継続が可能となっているのです。

また、中間目標を達成した時にご褒美を用意しておくと良いでしょう。

たとえば、1か月禁煙を続けられればおいしいお寿司を食べに行く!など、ご褒美を用意することによって、それに向かって努力をしようとします。

このように1日1日の目標の積み重ねが、結果として禁煙を成功させる重要なポイントとなるので、しっかりと理解するようにしましょう。

喫煙はデメリットしかない!百害あって一利なし

タバコを吸うことでイライラを抑えたり集中力を保てる…。

これらは先ほどご説明した通りタバコによるもので、禁煙を継続することで自然と和らいでいきます。

では、タバコを吸うメリットとは何なのでしょうか?

…………。

そうですよね、特に思い当たりませんよね。

実際にタバコは吸っていてもメリットはなく、デメリットしかありません。

恋愛にも同様で、喫煙者が良いという女性はほとんどいません。

若いころにタバコを吸っている男性はかっこいいと思っていたかもしれませんが、実際はタバコを嫌う女性が大半です。

タバコによって引き起る弊害は…

など、数えだしたらキリがありません。

女性にとっても、自分は非喫煙者なのに隣でタバコを吸われていたら、これだけの影響を受けてしまいます。

そう考えると、喫煙者よりも非喫煙者の方が良いと考えるのは当然ですよね。

特に結婚を意識している女性などは、子供のことを考えたりする人もいます。

もちろん、子供がお腹にいるときから副流煙の影響はあるので、当然喫煙に対して意識するでしょう。

最近だと、婚活サイトなどにも喫煙の項目があるくらい、女性は喫煙者に対して敏感になっていたりするので、注意が必要です。

また仕事面でも、取引先の相手が非喫煙者であれば、タバコの匂いというのは不快でしかありません。

普段タバコを吸っている自分は気付きにくいですが、服に付いたタバコの匂いはきついものです。

もしかしたら重要な取引もその匂い一つでダメになってしまうこともありうるので、それだけは避けたいですよね。

ぜひとも禁煙をして、そういった心配が起きないようにしないといけませんね!

禁煙の効果はすごい!タバコを禁煙する10のメリット

禁煙を続けていくことで、体調に様々な変化が起きます。

思わず、なんでタバコなんて吸っていたんだろう…。

と思ってしまうでしょう。

禁煙後の変化として、生活習慣が良くなった、無駄な出費がなくなったので金銭的に余裕ができるようになった、体調が改善したというのが大きな変化です。

それぞれ詳しくご説明していきますね。

禁煙のメリットその1:毛髪を健康に保つことが出来る

タバコを吸うことで血液の流れが悪くなり、その影響が頭皮に現れます。

抜け毛の原因には遺伝やストレスなどもありますが、喫煙を続けることによって血液と一緒に運ばれる必要な栄養素が十分に届かず、毛髪の成長を妨げてしまいます。

禁煙に成功し、継続することで十分な栄養が頭皮に届けることが出来るようになるので、将来的にハゲたくないという人は絶対に禁煙をするべきです。

禁煙のメリットその2:肌をきれいにすることが出来る

タバコに含まれているニコチンには、食べものから吸収したビタミンなどを破壊し、吸収できる量を少なくしてしまいます。

それだけではなく、血液と一緒に運ばれる酸素の量も少なくなることで肌の水分量を保つことが出来ず、カサカサになってしまったり、くすみやたるみの原因となってしまいます。

こちらも禁煙を続けることで肌にしっかりと栄養や酸素を届けることが出来るようになるので、肌に悩みがあるのであれば禁煙することで効果得ることが出来るでしょう。

禁煙のメリットその3:男性機能の向上

タバコを吸い続けることで血管が収縮してしまい、いわゆる勃起するのに必要な男性ホルモンの『テストステロン』の分泌が低下してしまいます。

また血液の流れが悪くなることにより、最悪の場合、男性機能不全(ED)となってしまう可能性もあります。

禁煙をすることでそういった身体的な原因での男性機能不全を予防することが出来るので、『まだまだこれから!』というあなた!男の象徴を大切にしてください。

禁煙のメリットその4:気分の安定化

タバコを吸うとリラックスできる、落ち着くなどとよく聞きますがこれはまったくの誤解です。

まず、集中力が低下したりイライラする原因をつくっているのはタバコです。

それをタバコを吸うことで落ち着かせているだけなので、負のループに迷い込んでいるようなものと言えます。

また、喫煙者は非喫煙者に比べてマイナス思考になりがちと言われているのです。

禁煙をすることでこういった気持ちの改善が見られ、幸せに感じることができます。

禁煙のメリットその5:寿命が延びる

40歳くらいまでタバコを吸っていた人と、そのままタバコを吸い続けていた人との平均寿命を比べてみると、およそ10年もの差があるという研究結果があります。

長生きをしたいのであれば、なるべく早い段階で禁煙をして身体を大事にしましょう。

禁煙のメリットその6:口内環境を整える

喫煙をすることによってニコチンやタールなどの含有物が唾液の分泌量を少なくしてしまい、黄ばみの素となるヤニを歯に付着させてしまいます。

そして口の中で様々な菌が繁殖してしまい、口臭きつくしてしまったり、虫歯や歯周病などの原因となってしまう可能性があるのです。

歯に付着したヤニは簡単に落とすことが出来ないので、ホワイトニング用の歯磨き粉や歯医者でのホワイトニングが必要ですが、禁煙することで口臭や虫歯などを改善することが出来ます。

禁煙のメリットその7:免疫力の改善

喫煙を続けることによってタバコの煙に含まれる有害物質により、体の免疫作用が通常よりも反応しやすくなる可能性があります。

喫煙者がよく風邪をひいたりしやすいのは、タバコの影響で身体に侵入した菌やウイルスに対して過剰反応を起こしてしまっているからです。

禁煙を続けることでそれらの機能は正常に戻すことが出来るので、健康を維持したい場合は禁煙をしましょう。

禁煙のメリットその8:生活習慣が良くなる

禁煙をすることで生活習慣が良くなり、喫煙による様々なリスクを減らすことができます。

喫煙による最大のリスクと言えるのが生活習慣病ですが、禁煙を継続することで中性脂肪による肥満やメタボリックシンドロームの改善、あらゆる癌の発症リスクの減少、動脈硬化・糖尿病・心臓病・脳卒中など様々な病に対して発症率を低下することが可能なのです。

また、夜眠れないときにタバコを吸っていたりしませんか?

タバコには気持ちを興奮させる作用があるため、寝る前にタバコを吸ったりするとなかなか寝付けなくなってしまったりすることがあります。

ですが禁煙することによって寝る前にタバコを吸う習慣がなくなり、なかなか寝付けないということが少なくなります。

そのおかげで、朝もすっきりと目覚めることが出来るようになるのです。

禁煙のメリットその9:金銭に余裕ができる

タバコを毎日購入するにあたり、1箱460円だとします。

それを毎日買い続けるとしてもそれなりの金額になるだけでなく、タバコを購入する人の多くがコンビニで一緒にお菓子やコーヒーなどを購入しているのではないでしょうか?

そうなると気付かないうちに出費がかさんでしまい、それなりの額が飛んでいってしまいます。

禁煙をすることによって、タバコの分の金額が浮くだけでなく、お菓子やコーヒー分のお金も浮くことにもつながるので、金銭的にだいぶ楽になるでしょう。

1日500円くらいの出費でも、月間で見ると15,000円になります。

それが浮くというのはかなりうれしいですし、他のことにお金をかけることもできるので、趣味が充実したり、服をたくさん買えるようになったりするのでかなりのメリットがあるのではないでしょうか?

禁煙のメリットその10:体調が改善

禁煙することで体調にも大きな変化が起きます。

息切れしにくくなったり、倦怠感がなくなったり、味がおいしく感じるようになった、頭痛が起きにくくなったなど、良いことがたくさんあります。

タバコは身体のあらゆる機能を低下させてしまい、どんどん悪化していきます。

そのタバコをやめることで体調が良くなるというより、タバコを吸う以前は当然だった状態に戻っているような感じです。

人によってはタバコの匂いに敏感になったという人もいます。

それによって、非喫煙者の気持ちをしっかりと理解することが出来るようになり、今まで、食事の場でタバコを吸う行為がどれだけ迷惑だったのかが理解できるようになったという声もあります。

このように、喫煙をやめることによって、つらい頭痛やだるさなどの症状が改善したり、ご飯をおいしく食べられるようになったりと良いことしかありません。

禁煙をしてよかったこと

以上のように、禁煙をするだけで様々な恩恵を得ることが出来るようになります。

もちろんそれだけではなく、衣服や部屋のタバコの匂い、周囲に気を遣わずに済む、煙たがれないといったメリットがたくさんあります。

何より時間の浪費をしなくて済むというのは何よりも良いのではないでしょうか?

実際、喫煙しているとどこかに出かけても喫煙所を探したり、自分の吸っているタバコがないときはあっちこっち探し回ったり…。

そういった時間の無駄遣いをせず出かけたりすることが出来るので、有意義に楽しく生活を送ることができます。

1回失敗してしまったからと言って、決して悲観的になる必要はなく、禁煙とはそういうものだと思うことが大事です。

禁煙中にタバコを吸ってしまったらもう終わり?

禁煙をしている最中に何気なく吸ってしまった1本のタバコ…。

「ヤバい!もう終わりだ!」と思ってしまう方もいるかもしれませんね。

タバコを吸ってしまった自分を責めてしまう方もたくさんいるかもしれませんが、そこで「もういいや!タバコ吸ってやる」とどうにでもなってしまえと諦めてしまう方もいます。

実はこれは禁煙失敗の1番多いパターンといってもいいくらいの出来事なんです。

けれどここで「思いとどまること」がとても大切なんです。

「1本くらいいいじゃないか!次はタバコを吸わないように気を付けよう」と自分を許してあげるようにしましょう。

小さな目標を1日達成できなかっただけですし、それまでは達成できていたのだから、「悪いことではなく、良かったことに焦点を当てる」ことがポイントです。

この失敗をうまく活かして、次につなげていくことを意識してみてくださいね。

まとめ【自分の経験談】

いかがでしたか?

こちらの記事でご紹介した禁煙方法は初めての方や何度も喫煙をしてきたけど、失敗が続いてしまいもうどうしたらいいかわからないという人でも手軽で簡単にできる方法です。

気づきや目標設定の重要性をしっかりと理解し、リセット禁煙で今まで続かなかった禁煙を成功させましょう。

これまで禁煙が続かなかったのは決してあなたの意思が弱いわけではなく、目標設定が甘かったため継続する理由がわからなくなるということが原因です。

先ほどご説明した通り、禁煙を成功させることで、禁煙をして良かったと感じることが数多くあります。

私自身、もともと1日1箱のタバコを吸っていましたが、この方法で禁煙に成功し、金銭面でもかなり余裕を持てるようになりました。

おかげで大好きなファッションや食事にお金をかけられるようになったのです。

それ以外にも時間を無駄にすることがなくなり仕事がはかどるようになりました。

タバコを吸い始めてから10年余り経ってから、禁煙を開始しましたが、今までは頭痛や体のだるさをとても感じていたのですが、禁煙を始めてからはそういった症状が起きなくなったのはとても嬉しく感じています。

タバコを吸っていても健康面や金銭面、対人関係においても良いことはないと思います。

喫煙によって、後悔しないように今からでもしっかりと対策をしていきましょう。

 

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