最近話題になっているバターコーヒーをご存知ですか?
もともとコーヒーにはダイエット効果があって、砂糖やミルクを入れず、ブラックで飲めば燃焼効果を高めてくれるんです。
ですがバターコーヒーは完全無欠のコーヒーとも言われていて、ダイエット効果が通常のブラックコーヒーよりもはるかに高いことでとても人気になっているんですよ。
高カロリー食品のバターが本当にダイエット効果があるのかと思ってしまいますよね…。
そこでこちらの記事では、そんなバターコーヒーについて作り方や効果などを詳しくご紹介していきます。
この記事を読むことで…
- おしゃれにダイエットができる
- 楽して痩せることができる
- バターコーヒーの楽しみ方がわかる
といったメリットがあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
そもそもバターコーヒーとは?
バターコーヒーというのは、名前の通りコーヒーにバターを入れたものを指してします。
「そのまんまじゃん!」と思ってしまいますが、使用するバターがちょっと珍しいものなんです。
バターコーヒーで使用するバターは「グラスフェッドバター」と呼ばれる、牧草のみをエサにした牛から絞ったミルクで作られる無塩バター。
聞きなれないバターのもそのはず、このバターは普通のスーパーなどで扱っていることがほとんどなく、以前はあの成城石井でも扱ってなかった代物です。
元々はアメリカ発祥のバターコーヒーは「シリコンバレー式自分を変える最強の食事」という著書で紹介され、著者であり本の登場人物でもある「IT起業家デイヴ・アスプリー」という方が考案したもの。
仕事が忙しく、ハードな毎日を送っていたデイブさんが体力とメンタルを向上するために考えたものなんです。
そこから最近になって、その他にもダイエット効果があるということで肥満大国アメリカで人気となり、今では日本国内でもダイエットに関心のある方やオシャレに敏感な方に愛飲されています。
最近ではテレビ番組や雑誌などでも紹介されたりと、結構な注目度の高さを集めています。
バターコーヒーで使用するグラスフェッドバターとの特徴とは?
通常の乳牛というのはミルクを出しやすくするためにホルモン剤や抗生物質を与えて、トウモロコシなどをエサにしています。
通常のバター(グレインフェッドバター)は動物性の油である飽和脂肪酸が多く含まれていて、この油の特徴は「体に吸収されやすく、それでいて蓄積しやすい油」なんです。
つまり太りやすいのが特徴。
ですがグラスフェッドバターのもととなる乳牛はそのようなホルモン剤や抗生物質の投与がされておらず、牧草のみをエサにしている乳牛のミルクで作った無塩バターは不飽和脂肪酸と呼ばれる油が含まれているんです。
この油はエネルギーとして変換されやすく、体内に蓄積しにくいものなので太りにくいのが特徴。
さらにグラスフェッドバターには「共役リノール酸」と呼ばれる不飽和脂肪酸の一種が体内の酵素を活性化させて、運動することと同様の脂肪燃焼効果が期待できます。
なので運動が苦手な方でもグラスフェッドバター入りのコーヒーを飲むだけで、運動をしたときと同じような効果を得ることができ、自然と痩せることができるんです。
バターコーヒーで使用されるグラスフェッドバターは、普通のバターよりも珍しい理由には上記のような理由があります。
牧草のみで自由に放牧して育てられた乳牛のみから取れるミルクを使用しているので、あまり出回っていないんです。
ちなみにグラスフェッドバターは買おうとすると、市販ではほとんど手に入れることができません。
もし購入するならAmazonなどで手に入れる必要があります。
しかもその価格が高い…。
相場価格で2,000~4,000円くらいと通常のバターの10倍以上の値段!
ですが実際にバターコーヒーをつくるうえで、このグラスフェッドバターは絶対に欠かせません。
ダイエット目的でバターコーヒーを飲むのに、太ってしまっては意味がありませんからね…(笑)
MTCオイルってなに?その特徴とは
バターコーヒーを作るために欠かすことができないものがもうひとつあります。
それが「MTCオイル」という、名前の通り「油」が必要なんです。
「ダイエットなのに油?」と感じるかもしれませんが、このオイルはただの油ではないんですよ。
MTCオイルのMTCは…
- Medium…ミディアム(中)
- Chain…チェーン(鎖)
- Triglycerides…トリグリセライド(中性脂肪)
以上の文字を略した言葉で、和訳すると「中鎖脂肪酸」という意味になります。
つまりMTCオイルを和訳すると「中鎖脂肪酸オイル」ということですね。
メディアや雑誌などで使われるオイルは「ごま油」「オリーブオイル」「グレープシードオイル」などの「不飽和脂肪酸」と呼ばれるものが多く含まれたオイルで、MTCオイルは「飽和脂肪酸」というものが多く含まれています。
一般的に飽和脂肪酸は身体によくないといわれることが多いのですが、飽和脂肪酸にも「短鎖脂肪酸」「中鎖脂肪酸」「長鎖脂肪酸」というものがあり、そのすべてが悪いというわけではないんです。
悪い印象がある飽和脂肪酸というのは、肉類やラードなどに含まれている「長鎖脂肪酸」であって、この脂肪酸を過剰摂取することが問題視されているんですよ。
なので飽和脂肪酸自体は別に悪いものではありません。
注目のMTCオイルにはダイエット効果がある
最近では中鎖脂肪酸を含むMTCオイルにはダイエットや健康にいい効果があると言われています。
その中でも特に注目されているのがMTCオイルの原料にもなっている「ココナッツオイル」なんです。
ココナッツオイルの成分を見てみると、およそ6割を中鎖脂肪酸が占めていて、MTCオイルは中鎖脂肪酸が100%のものなので高いダイエット効果が期待されています。
中鎖脂肪酸がダイエットに効果があると言われている理由
中鎖脂肪酸にはダイエット効果が期待されている5つの理由があります。
それは…
- コレステロール値を下げてくれる
- 代謝活動を盛んにしてエネルギーを消費しやすくしてくれる
- 皮下脂肪として蓄積した「中性脂肪」を燃焼してくれる
- 血中の中性脂肪を少なくしてくれる
以上のような効果があると言われていて、その他にも中鎖脂肪酸が体内(肝臓)で分解されることによって「ケトン体」という物質に変換されます。
このケトン体の数が増加することによって体内に蓄積した脂肪を燃焼しやすくする働きがあるので、効率よくダイエットができるといわれているんです。
わずか5分!バターコーヒーの簡単な作り方
それではここからはバターコーヒーの作り方についてご説明していきます。
用意するものは…
- グラスフェッドバター…大さじ1杯~大さじ2杯(お腹の空き具合によって調整)
- インスタントコーヒー…ティースプーン2杯~3杯分
- MCTオイルもしくはココナッツオイル…大さじ2杯程度まで(お腹の空き具合によって調整)
- お湯…150~200mlほど
コーヒーは好みの濃さがあると思うので、自分好み量でOKです。
またダイエット効果を高めるのであれば、ドリップコーヒーの方が良いそうですよ!
またドリップコーヒーを選ぶ場合、コーヒー豆の選び方にも気をつける必要があります。
それはのちほどご説明していきますね!
ここではインスタントコーヒーでの作り方をご説明します。
-
ブラックコーヒーを淹れる
まずはカップにインスタントコーヒーを2~3杯入れて、そこにお湯を150~200ml注ぎます。
-
コーヒーにバターとMCTオイルを追加
大さじ1杯分のグラスフェッドバターとMCTオイルを適量、淹れたブラックコーヒーに足してあげましょう。
-
バターとMCTオイルをしっかりと混ぜる
この手順が1番重要で、入れたバターやMCTオイルをきちんと溶かしてあげましょう。
しっかりと溶かしてあげることで油分が分解され、体内に入ったときにエネルギーとして吸収されやすくなるのですが、逆に吸収されないエネルギーは脂肪として体内に蓄積してしまうんです。
溶けないまま飲んでしまうと効果を半減してしまったり、逆効果になる可能性があるので十分に溶かしてから飲むように心がけましょう。
ハンドブレンダーを持っていれば、使ってあげることで油分もしっかりと溶かすことができますし、お店で出てくるような本格的なコーヒーになります。
たったこれだけのステップでバターコーヒーをつくることができます。
時間もお湯を沸かして注ぎ、バターを溶かすだけなので5分くらいで作れちゃいます。
普通にコーヒーを淹れる行程に、バターとMCTオイルを入れて溶かすだけなので時間がかかりません。
バターコーヒーを実際に飲んでみました!
私もずっと気になっていたので、この機会にバターコーヒーを淹れて飲んでみました。
近所のスーパーにグラスフェッドバターがなかったのでAmazonで購入。
そのバターを実際に取り出してみると…
硬ッッッ!!(笑)
当然冷蔵庫で保存しなくてはいけないのですが、冷やして使うととてつもなく硬くなって、削るのがとにかく大変でした。
それともう一つ欠かせないのがMCTオイル…。
【仙台勝山館 MCTオイル】360g/2,160円
これもなかなかの値段ですね…。
かなりコスパ悪いんじゃないかな…(笑)
それはさておき、このバターとオイルを使ってバターコーヒーを作ります。
コーヒーはインスタントではなく、ドリップコーヒーで作ってみました!
ハンドドリップで時間をかけてゆっくりと淹れていきます…。
(早く飲んでみたい…。)
コーヒーを淹れたら次はバターとMCTオイルを追加!
私の自宅にはハンドブレンダーがないので、マドラーを使ってよく混ぜて…。
完成ッッッ!!
ちょっと黄色い感じがなんとなく気になるけど、試しに飲んでみました。
…………ウマい!
普通のブラックコーヒーはもともと好きだけど、これはこれでいいです。
バターの風味が合わさってまろやかな味わいがします。
ブラックコーヒーが苦手という方でも、これなら飲めるのではないでしょうか。
しかもバターの風味はしても脂っこい感じはしないし、かなり飲みやすいです!
個人的にはとても満足のいく味でした。
さすがは3,000円近くするバターを使っているだけはあるな…(笑)
大さじ1杯が12gなので、およそ20杯分くらいなので1杯あたり150円(バター)+72円(MCTオイル)+コーヒー代。
自宅で入れる割にコスパが悪いですね…(笑)
とりあえず今回私が使用したグラスフェッドバターはかなり高いので、もう少しコスパを抑えるのであれば、「GHEE(ギー)」というメーカーが販売しているオランダ産のグラスフェッドバターが2,000円ちょっとで購入できます。
後日談…
ネットで見ると手でバターをかき混ぜるよりもハンドブレンダーの方がやっぱりいいという情報を見つけたので、またAmazonでブレンダーを購入してみました。
これがそのハンドブレンダーです!
こいつを使ってもっとおいしいバターコーヒーを作り上げてみようと思います。
同じ様にバターを削り取って、淹れたコーヒーに適量淹れていきます…。
そしてハンドブレンダーの登場!
こいつでしっかりと混ぜ合わせていきます!
ところが…
やばくないですか?
コーヒーがめちゃくちゃ飛び散りました。
マグカップだったからこれだけで済んだけど、小さいコーヒーカップだったら悲惨ですよね(笑)
それでもせっかく買ったハンドブレンダーなので、どうしてもこれを使っておいしいバターコーヒーを飲みたかった私は、次にボウルにコーヒーを移して、そこで混ぜてみようと考えました。
これでようやくといった感じです。
(少し飛び散りましたが…)
意外とガチでやろうとすると大変だし面倒なんだなって感じですが、味は手でかき混ぜるよりもまろやかでおいしく飲むことができましたよ。
たぶん、バターの油分がしっかりと乳化したおかげかな…?
ハンドブレンダーを使ってバターコーヒーを作ってみた感想は、「ブレンダーじゃなくてみきさーのほうがいいんじゃないか?」ということです。
ミキサーなら蓋も締まっているし、飛び散る危険性はありません。
そのあとの洗い物が大変かもしれませんが…。
ですが、バターコーヒーでダイエットを考えているのであれば、手でかき混ぜるのではなく、ブレンダーやミキサーでしっかりコーヒーと混ぜ合わせなくてはいけないので、これはちょっとしたデメリットだと感じたのが本音です。
MTCオイルの代わりにココナッツオイルを入れてもOK!
先ほどご紹介したバターコーヒーだけでも十分にまろやかな風味でとても飲みやすいのですが、どうしてもブラックコーヒーの苦みが苦手…。
そんな方のために、バターコーヒーにMTCオイルではなくココナッツオイルを入れることをおすすめします。
MCTオイルはもともとココナッツオイルの中鎖脂肪酸だけを抽出したもので、風味のないMCTオイルよりもココナッツオイルの方が多少マイルド感がアップするんです。
バターコーヒーダイエットをしてみたいけど、どうしても苦いのは…。
そんな方にはぜひこのココナッツオイルを使用して、おいしく飲むことができるようにしてみて下さい。
ドリップコーヒーでバターコーヒーを楽しむ場合!豆の選び方とは?
インスタントではなく、ドリップコーヒーでバターコーヒーを楽しむ場合、コーヒー豆の選び方にもポイントがあります。
実はコーヒー豆には自然発生するカビが生えてしまい、そのカビ毒を体内に取り込んでしまうことで体調不良を起こしてしまう可能性があるんです。
特に最近人気のノンカフェインコーヒーはカビ毒が多く含まれていることが多く、カフェインが取り除かれていることで抗菌作用がなくなり、カビが発生しやすい環境になってしまうそうです。
また低品質な豆も傷んでいたりするせいでカビが発生しやすく、コーヒーを淹れると苦みが強く感じるそうですよ。
なのでコーヒー豆を選ぶときは安易に安いものや古い豆を選ばないようにしましょう。
自宅で保存するときも、湿度や温度管理に十分に注意するようにしてくださいね!
めっちゃ簡単!バターコーヒーのダイエット方法ってどんなもの?
バターコーヒーの作り方についてわかったところで、ここからはバターコーヒーを取り入れたダイエット方法についてご説明していきます。
このダイエット方法は肥満大国アメリカのセレブたちが人気の火付け役になっているみたいですが、そんなことはどうでもいいですね。
その方法というのは、「朝食の代わりにバターコーヒーを飲む」たったこれだけでダイエット完了です。
「うそでしょ?」と思ってしまうかもしれませんが、本当にこれだけです。
もちろんダイエット効果があるからと言って、昼食や夕食で暴飲暴食してしまっては意味がありませんが、要するに置き換えダイエットみたいなものですね。
普段朝食を食べている方は代わりに1杯のバターコーヒーを飲むことでカロリーを抑え、さらにグラスフェッドバターに含まれている不飽和脂肪酸がすぐに吸収されることによって満腹感が得られやすく、腹持ちが良くなります。
また偏食は控え、バランスの良い食事を心がけましょう。
こんなにすごい!バターコーヒーのダイエット効果!
バターコーヒーによるダイエット方法はとても簡単ですね。
そんな簡単な方法ではあまり効果がないんじゃないかと感じてしまうかもしれませんが、そんなことはないんですよ!
ここからはその効果についてご紹介していきます。
ダイエットだけでなく健康にもうれしい効果がたくさんあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
効果その1:カフェインはエネルギーの消費をアップして脂肪燃焼効果が期待できる
先ほど簡単にご説明しましたが、コーヒーに含まれているカフェインにはエネルギーの消費を高め、脂肪の燃焼率をアップすることでダイエットの効果を高めることができるんです。
具体的にはカフェインを摂ることで自律神経の交感神経を刺激し、体内機関の活動を活性化してくれます。
その影響で何もしなくても通常よりもエネルギーを消費する量が増え、脂肪燃焼効果が上がるんです。
夜に飲まないというルールを徹底すれば、眠れなくなるということもなくなり、安心してダイエットを続けることができますよ。
効果その2:中性脂肪や悪玉コレステロールを減らすことができる
グラスフェッドバターの説明でもお伝えしましたが、バターの中に含まれている不飽和脂肪酸はエネルギーの燃焼効果を高める効果があります。
しかもそれだけでなく、中性脂肪や悪玉コレステロールを体内で分解することで肥満の原因を取り除いてくれるんです。
そのおかげでダイエットだけでなく、生活習慣病や不整脈を予防効果も期待できるんですよ。
そもそも不飽和脂肪酸は魚や大豆製品、植物油(オリーブオイルなど)に多く含まれているのですが、日本人は摂取量が不足気味と言われています。
この脂肪酸は体内で生成することができず、食事などで摂るしか方法はありません。
効果その3:朝食いらずで集中力アップ
先ほど、バターコーヒーのダイエット方法についてご説明した通り、朝食の代わりにバターコーヒーを飲むことで集中力を高めることができます。
朝食にご飯やパンなどの炭水化物を食べることで血糖値が上昇し、血管内の血糖値を下げるためにインスリンが分泌され、このせいで体が低血糖状態になってしまい仕事中に眠気などに襲われてしまうのです。
ですがバターコーヒーは基本的に脂質が主成分のため、糖質(炭水化物)が含まれていないので、血糖値を上昇させる成分が一切含まれていません。
まれに朝食でコーヒーを飲む方もいますが、砂糖やミルクを入れることで糖質を摂取してしまい、結果的に低血糖状態になるのです。
ちなみにミルクには乳糖と呼ばれる糖質成分が含まれているので、眠気覚ましに飲むのであれば逆効果になってしまいます。
不要な血糖値の上昇によって健康に悪影響を与えるだけでなく、ダイエットに関しても大きな影響が出てしまうので、そのような悪い効果がないバターコーヒーダイエットを試してみる価値があるでしょう。
効果その4:抗酸化作用によってエイジングケアやニキビの予防ができる
ダイエットをしていると栄養が偏りがちになってしまい、肌がボロボロになってしまう方もいます。
おまけに無理なダイエットは血液中に活性酸素という毒素を発生させてしまい、血管をボロボロにしてしまったり、肌がくすみやニキビ、シミなどの肌荒れを起こしたりと悪い影響が出てしまう場合があるんです。
ですが、バターコーヒーには抗酸化作用があり、体内に発生した活性酸素を取り除いてくれる効果があるので若返り効果が期待できます。
体重を減らしつつエイジングケアがあるので、まさに一石二鳥ですね。
効果その5:食べ過ぎを防いでくれる
朝食にバターコーヒーだけではお昼前にはお腹が空いてしまうのではないかと思われてしまいますが、実際にバターコーヒーを飲んでみるとそんなに空腹感を感じることもなく、あまりお腹が空いてきませんでした。
人によっては昼食も食事を食べず、バターコーヒーのみで済ませている方もいるくらいです。
とは言っても、1日2食をバターコーヒーにしてしまうとダイエット効果はあっても栄養バランスが悪くなってしまうので、昼食はきちんと食事内容に気をつけて食べるようにしましょう。
効果その6:コーヒーのクロロゲン酸がダイエット効果を高める
もともとコーヒ=にはクロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールの一種が含まれているのですが、この成分がダイエット効果を高めてくれるのです。
このクロロゲン酸は食事で吸収した脂肪の蓄積を防いでくれるだけでなく、脂肪を分解して燃焼してくれます。
バターコーヒーを飲むことで余計な脂肪の蓄積を防ぎ、分解・燃焼するだけでなく、カロリー摂取や糖質の摂取も防ぐことができるのでダイエットには最適な飲み物でしょう。
効果その7:腸内環境が整う
これはコーヒーに含まれているポリフェノールという成分によるもので、痩せている人に多く存在している「バクテロイデス」という腸内細菌の栄養源になるんです。
この腸内細菌がコーヒーによって数を増やすことで腸内フローラの調子も整い、腸の活動も活発になります。
そうすることで普段便通が悪い方もみるみる快調になり、お腹に溜まっていた宿便の重さもなくなることで体重を減らすことができます。
また便秘によるお腹の張りやぽっこりもなくなるので、見た目的にもいいと思いますよ。
完全無欠のコーヒーをつくるときに注意すべき3つのポイントとは?
著書「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」の中にある完全無欠のバターコーヒーダイエットを行なう上で、いくつか注意しなければならないことがあります。
ここからはその注意点をご紹介していきますね!
先ほどご説明した内容も一部含まれていますが、より詳しく内容を掘り下げてご説明していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ポイントその1:使用するバターはグラスフェッドバターではないといけない
先ほどから何度も登場しているグラスフェッドバターですが、バターコーヒーダイエットを始めるときにこのバターは必ず必要になります。
ただの無塩バターではいけないということです。
グラスフェッドバターは通常のバターと比較して、10倍くらい割高になるのでコスパが悪くなってしまいがちです。
グラスフェッドバターには通常のバターと比べて不飽和脂肪酸を多く含んでおり、エネルギー(カロリー)の燃焼効果を高めてくれるだけでなく、中性脂肪や悪玉コレステロールなどを減らす効果があります。
逆に通常のバターだと飽和脂肪酸が多く含まれていて、この脂肪酸は体内で固まってしまうことで蓄積しやすく、脂肪に変わりやすいのが特徴です。
そのため摂取しすぎると体内のコレステロール値が増加してしまいがちになり、心筋梗塞や糖尿病などの発症リスクが高くなってしまいます。
なので、ダイエット目的でバターコーヒーを取り入れるのであれば通常のバターでは逆効果になってしまい、逆に肥満を促進することになってしまうんですね。
グラスフェッドバターは体内で固まることがなく、常に液体として流れてくれるので脂肪にもなりづらく血液の循環も悪くなりづらいのが特徴です。
ポイントその2:MCTオイルを使う
バターコーヒーを行なう場合、MCTオイルかココナッツオイルを推奨していますが、ダイエットに効果を意識するのであればMCTオイルを使用しましょう。
MCTオイルはもともとココナッツオイルの中鎖脂肪酸だけを抽出したもので、それ以外の成分が含まれていないのが特徴です。
このMCTオイルは、ココナッツオイルに比べて体内で蓄積されることがなく、脂肪になりにくいのが特徴で、さらに食欲を抑える効果があります。
なのでバターコーヒーにこのオイルを入れてあげることによって、その効果をさらに高めてくれるんですね。
ポイントその3:摂取カロリーより消費カロリーが多くなるように心がける
いくらダイエット効果の高いと言われるバターコーヒーダイエットを取り入れ、脂肪の燃焼効果を高めたとしても1日に何度も食事をしたり、暴飲暴食をしてしまっては意味がありません。
摂取カロリーより消費カロリーが少なくては燃焼できなかった分だけ脂肪として蓄積してしまうからです。
そのため摂取カロリーや糖質の取りすぎには十分には注意する必要があります。
また、バターコーヒーに入れるグラスフェッドバターの分量にも注意が必要です。
不飽和脂肪酸を多く含んでいるからと言っても、カロリーがないわけではありませんし、入れすぎてしまうとカロリーオーバーを起こしてしまう可能性があります。
メーカーによってカロリーの違いはありますが、およそ大さじ1杯で80~120㎉程度のカロリーとなるので、あまり入れすぎないように気をつけて飲むことが大切です。
あとはMCTオイルもグラスフェッドバターと同様、入れすぎないように注意してください。
ポイントその4:ハンドブレンダー・ミキサーでしっかりと混ぜる
私は自宅にハンドブレンダーやミキサーがなかったので、マドラーを使って混ぜてしまいましたが、本来の作り方はブレンダーやミキサーを使用して、コーヒーとグラスフェッドバター、MCTオイルをしっかりと混ぜ合わせてあげることが大切です。
一般家庭でハンドブレンダーを持っている方はなかなか少ないと思うので、ミキサーがあればそれでもかまいません。
むしろミキサーの方がしっかりと混ざるしカップからコーヒーが飛び散る心配もないので、安心して作ることができますよ。
バターコーヒーの1杯あたりのカロリーってどれくらい?
先ほどのポイントで、摂取カロリーより消費カロリーが多くなるように意識することをお伝えしましたが、バターコーヒーの1杯あたりの摂取カロリーはいったいどれくらいなのか?
ちょっと気になったので、その点についてご紹介していきますね。
まずはグラスフェッドバターのカロリーからです。
メーカーによって多少の誤差はあると思うのですが、100gあたりで763㎉とされています。
なので公式の作り方で見ると大さじ1杯から大さじ2杯なので、91.6㎉~183.1㎉となります。
次にココナッツオイルとMCTオイルのカロリー計算をしていきますね。
- ココナッツオイル…920㎉/100g
- MCTオイル…900㎉/100g
ということなので、実際に使用する分量で計算すると…
ココナッツオイルの場合は大さじ2杯で110㎉で、MCTオイルを大さじ2杯使用した場合は108㎉となります。
最後にコーヒーのカロリーですが、ブラックコーヒー100gあたりのカロリーが4.1㎉なので、1杯200mlとして8.2㎉です。
これらを計算すると…
ココナッツオイルの場合は301.3㎉(バター大さじ2杯で計算)
MCTオイルの場合は299.3㎉(バター大さじ2杯で計算)
ということになります。
これだけでも普通に朝食を食べるより摂取カロリーを抑えることができ、さらに満腹感を出すことができるので、かなり高いダイエット効果が期待できます。
自分で作るのが面倒…そんなときは東京・代々木などの専門店も
実際にバターコーヒーダイエットをしてみたいと思っても、やっぱり面倒だしいろいろと揃えるのが大変だから手軽に飲みたいという方もいると思います。
そんな時にオススメしたいのが、バターコーヒーを飲むことができる専門店です。
ここではいくつかピックアップして、お店をご紹介していきますのでぜひ参考にしてみましょう。
最強のバターコーヒー/代々木駅
代々木駅からたったの30秒程度で行けるお店で、管理栄養士が対面販売を行ないながらバターコーヒーを淹れてくれる専門店です。
店内で飲むことができず、テイクアウトだけのお店なのですが、黒い制服を着た管理栄養士の方が健康のために飲み方から普段の食生活まで、様々な質問に答えてくれます。
ただバターコーヒーを楽しむだけでなく、いろいろな質問をすることができるので、自分でバターコーヒーダイエットを始める前に相談しに行っても良いかもしれませんね。
営業時間 8:00~19:00(土日祝日10:00~18:00)
定休日 年中無休
ダンケ珈琲店/上野御徒町駅
上野御徒町からおよそ3分くらいで行くことができるバターコーヒー専門店です。
ここで飲むことができるバターブレンドコーヒーはお店の人が1杯ずつ丁寧にドリップして作ってくれるのが特徴。
コーヒー豆にもこだわって淹れてくれるので、とても香りがよく、苦みも強くないのでブラックコーヒーが苦手という方も飲みやすいと思います。
価格も割とリーズナブルな設定なので通いやすいと思いますよ。
営業時間 10:00~22:00
定休日 年中無休
浅草農園Farm bar/浅草駅
続いては浅草駅からおよそ10分くらいの距離にあるお店で、このお店はテレビでも紹介されたことがある有名なところなんです。
ここで飲めるバターコーヒーは「発酵バターコーヒー」と言って、発酵させたグラスフェッドバターを使用しているのが特徴。
味わいもまろやかで飲みやすく、お店はローフードやスーパーフードで有名なWOONINさんという方がプロデュースしています。
営業時間 10:00〜20:00
定休日 年中無休
珈琲専門店 エース/神田駅
店内がとてもレトロな雰囲気でちょっと格式の高い感じがする老舗の珈琲専門店です。
ここのメキシカンバターコーヒーの特徴は、コーヒーの上にバターがそのまま乗った状態で提供され、自分でかき混ぜる必要があります。
ですが香りはとても良く、グイッと飲み干せてしまうくらい飲みやすいのが特徴的なコーヒーです。
またバターコーヒーだけでなく、元祖のりトーストもとてもおいしい一品になっているので、一緒に頼んでも良いでしょう。
営業時間 平日7:00~19:00(土曜7:00~14:00)
定休日 日曜日・祝日
お店も手作りもめんどくさい!それならバターコーヒーサプリも効果的!
ここまでバターコーヒーの作り方や飲み方、注意点などをご紹介してきましたが、どうしても自分で作るのがめんどくさいしお店に通うのが大変という方は、バターコーヒーの効果をそのままカプセルにしたサプリメントがあります。
つまりバターコーヒーの効果をそのままサプリで実感することができるんです。
しかも自分でバターコーヒーをつくったり、お店に足を運ぶよりもずっとコスパがよくて時間も必要ないので、手軽にダイエット効果を得ることができます。
バターコーヒーダイエットの仕組み自体はとても簡単な仕組みなのですが、先ほど動画でご紹介しましたが実際に作業しようとすると手間に感じたり、私自身後片付けが面倒だと思いました。
そう考えるとダイエットを目的で考えたとき、コーヒーの味を楽しむよりもその効果に期待したいはずなので、サプリを使った方がいいと感じます。
ただバターコーヒーサプリのデメリットを挙げるとすると、ダイエット目的だけでなく、コーヒーを楽しみたいという方にはあまりおすすめできません。
それはコーヒーの風味が少なく、香りを楽しむことができないからです。
なので、コーヒーを楽しむより自分の肥満を簡単にどうにかしたいという方は実際に毎日作って飲むよりも、バターコーヒーサプリを使い続けた方がコスパも良く、時間も手間もかからないのでおすすめですね。
まとめ
バターコーヒーでダイエットと聞くと「本当に効果あるの?」って思ってしまうかもしれませんが、この記事でご紹介した内容を見て、あらためてその効果がわかったと思います。
普段から運動不足や偏った食生活をしているとどうしても体重が増えてしまいがちですが、これをきっかけにしてぜひバターコーヒーダイエットに挑戦してみてはどうでしょうか?
普段からコーヒーをよく飲む方には本堂におすすめですよ。
ダイエットは後回しにしてしまえばしまうほど、体重を元に戻すのが大変です。
そんな時にバターコーヒーダイエットに挑戦すれば…
- お腹回りのお肉がスッキリする
- 好きなコーヒーを飲みながらダイエットができる
- コーヒーが苦手でもマイルドで続けやすい
といった効果があるので、つらい思いをせずにダイエットを成功させることができるでしょう。
最新情報をお届けします
Twitter でメンジー!をフォローしよう!
Follow @men_jishin