メンズの冬のコートの種類とおしゃれなコーディネイト集

春・秋・冬の長いシーズンで活躍する定番アウターの「コート」ですが、種類がたくさんあってどれにしようか迷ってしまうことはありませんか?

普段お店に並んでいるコートというのは定番のものであったり、トレンドを意識したものばかりなので多くの種類を見かけることは少ないかもしれませんが、実はかなり多くの種類があるんです。

そんなデザインや機能性が全く違うコートの種類と着こなし方、選び方などをご紹介していきます。

この記事は…

  • どんなコートを選んでいいかわからない
  • 1着で着回しの効くコートが欲しい
  • コートなんてどれも同じと思っている

こんな人におすすめの内容になっています。

コート選びで悩んでいるのであれば、ぜひ参考にしていってください。

メンズコートの種類一覧&コーディネート集

それではメンズコートの種類をご紹介していきます。

以下にコートの種類をまとめてみたので見ていきましょう。

すごい数ですよね…。

これらのコートを一つひとつコーディネート例と一緒にご説明していくので、ぜひご参考ください。

1.トレンチコート

コートの定番でもあるトレンチコートは普段から愛用している人も多いコートですが、深い歴史があるのはご存知ですか?

その起源は、第一次世界大戦のイギリス軍が着用していたもので、寒さの厳しいヨーロッパでの戦闘に対応する防水タイプの軍用コートがルーツになっているんです。

それが今ではカジュアルからモード、ビジネスシーンなどに用いられているなんてビックリですよね。

さらにトレンチコートの特徴として、襟元や手首、ウエスト部分を占めることで寒さをしのぐことができるのが特徴です。

デザインもボタンがシングルとダブルの2種類、ショート丈・ロング丈といったように豊富にあります。

始めてトレンチコートを購入するなら「ダブルのロング丈」でカラーはベージュが鉄板です。

トレンチコートはこんな人におすすめ
  • コート選びで絶対に失敗したくない人
  • 普段からいろいろな服装をする人
  • 長く愛用できるコートが欲しい人

トレンチコートを使ったコーディネート例

ラフにボーダーのカットソーに合わせて爽やかなコーディネートになっていますね。

春先や秋などの少し肌寒い季節にオススメのコーディネートです。

寒い季節に使えそうなコーディネートになります。

同系色のタートルネックニットを合わせることで全体のバランスが取れて、トレンチコートのかっちりした雰囲気が和らぎますね。

比較的にマネしやすいコーディネートなので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

ちょっとモードっぽい雰囲気のコーディネートをご紹介します。

全体をきゅっとコンパクトにして、細身のシルエットを作ったクールなスタイルですね。

コートと相性の良いストールを巻いているのもオシャレなポイントです。

2.モッズコート

細身のスーツを着ていたモッズという音楽ジャンルのファンが、軍から購入したコートを着用して寒さをしのいでいたことから名前がついたモッズコート。

その特徴として、首元に着脱可能なファーがついています。

さらにコートの内側に取り外し可能なライナーがついているので、かなりの防寒機能をもっているばかりか、少し暑くても着用可能です。

定番のコートなので、冬のシーズンになるとほとんどのショップで販売していて手に入れやすいコートと言えます。

基本的なカラーはカーキ色ですが、最近ではベージュや黒などのバリエーションもあって普段のファッションに合ったものを選ぶことができます。

モッズコートはこんな人におすすめ
  • 防寒性の高いコートが欲しい
  • 男らしいコートが欲しい
  • 定番のコートが欲しい

モッズコートを使ったコーディネート例

全体をモノトーンでまとめることで、コートのカーキ色が際立っていてカッコいいスタイルになっていますね。

モッズコート自体にかなりのインパクトがあるので、インナーやボトムスをシンプルにすることで上手くまと待っています。

先ほどのコーデよりもちょっとカジュアルな雰囲気になったスタイルです。

モッズコートは前を閉じることで、細身のシルエットを強調することができ、スキニーパンツなどとの相性も抜群です。

この場合はインナーとの相性などもないので好きなものを着ることができますね!

3.チェスターコート(チェスターフィールドコート)

数年前に人気となって、それ以来定番化しつつあるコートです。

デザインから見て、簡単に言ってしまうとロング丈のジャケットみたいな感じですが、女性人気がかなり高いコートですね。

ちなみに名前の由来は、チェスターフィールド伯爵という人が初めて着たことからこの名前がついたと言われています。

基本的にジャケットの上から着るという目的で作られたコートなので、身幅や肩幅に若干ゆとりがあるのが特徴です。

デザインはボタンがシングルとダブルのものがあって、シーンによって使い分けを選べるようになっています。

チェスターコートはこんな人におすすめ
  • 女子ウケを狙ったコートが欲しい
  • シンプルなコートが欲しい
  • 流行に乗ったコートが欲しい

チェスターコートを使ったコーディネート例

かっちりしてしまいがちなチェスターコートをデニムパンツで上手く着崩したコーデですね。

人気のキャメル系のカラーにインナーで青のシャツを着こんでかなりオシャレに着こなすことができています。

ドレッシーな雰囲気を出しているのにも関わらず、足元をスニーカーで着崩している上級者向けのコーデです。

ぱっと見上品な感じがしますが、足元を見るとスニーカーになっていることで全体の固さが和らぎますね。

全体をモノトーンで統一してちょっとシックな印象のあるコーディネートになっています。

それでもラフな装いに感じるのは頭にかぶったニットキャップのおかげですね。

ワンポイントとして使用してみると効果的かもしれません。

4.ノーカラーコート

ノーカラーと聞くと色味のないものを連想してしまいますが、この場合は「襟無し」のコートを指しています。

このコートも最近流行しているもので、販売しているブランドも限られていてなかなか見つけるのは困難かもしれません。

素材もウールをはじめ、コットンなど様々なものがあるので着用シーンによって使い分けましょう。

ノーカラーコートはこんな人におすすめ
  • とにかく流行に乗りたい人
  • デザイン性の高いコートが欲しい人
  • 周りと差をつけたい人

ノーカラーコートを使ったコーディネート例

ノーカラーコートを使ったラフな印象を与えるコーディネートです。

モノトーンになっているのでクールな印象になりがちですが、襟のないおかげでちょっとカジュアルな感じになっていますね。

先ほどのコーディネートと比べると少しクールな感じがしますね。

全体の色を統一することでクールな印象を与えるとともに、黒を使うことで引き締まった感じにすることができます。

色を統一するとバランス感が難しくなるので、やや上級者向けのコーデです。

ちょっと珍しいブルーのノーカラーコートを使ったコーディネートです。

カジュアルになりすぎないように柄物のタートルネックニットをインナーに着て、大人っぽさを出すことができています。

大人なコーディネートをしてみたい人にオススメのコーデです。

5.ステンカラーコート(バルカラーコート)

ステンカラーコートは別名で「バルカラーコート」とも呼ばれているコートで、その特徴は襟の後ろが高くなっていて、前に行くにつれて短くなり折り返す形状になっています。

雑談ではありますが、ステンカラーコートは和製の英語なので海外では通じないそうです。

秋や春などの少し肌寒い季節に店頭に並ぶことが多く、カラーなどの種類も豊富です。

定番カラーであるベージュやネイビーが圧倒的に人気のコートですね。

ステンカラーコートはこんな人におすすめ
  • ちょっと肌寒い季節でも着れるコートが欲しい人
  • ビジネス・プライベートの両方で着れるコートが欲しい人
  • 大人っぽい服装からカジュアルな服装など、様々なシーンで活躍できるコートが欲しい人

ステンカラーコートを使ったコーディネート例

最初はビジネスでも使えそうなコーディネートになります。

プライベートやビジネス両方で活躍できるステンカラーコートは使いやすさ抜群です。

そんな中でもマスタードカラーのものは「デキる男」風な雰囲気を出してくれるのでカッコよさの割り増しができるでしょう。

先ほどの感じとは打って変わって、カジュアル感が前面に出たスタイルになっていますね。

アウターとボトムスの色味を合わせることでキレイにまとめることができていますし、白のインナーを着ることで清潔感満載なコーディネートに仕上げることができています。

スタンダードカラーのベージュを使ったコーディネートです。

基本的にどんな服装でも合わせやすいステンカラーコートをベージュにすることでさらに合わせやすさが高くなります。

初めてのステンカラーコートは汎用性の高いベージュを選ぶことをおすすめします。

6.ムートンコートコート(ボアコート)

コート表面が革で裏地がボア素材になっているコートを指しています。

ムートンコートの特徴として、羊の毛皮を使用しているのでとにかく軽くて暖かいのが特徴です。

もともとは寒い地域の作業用のコートとして使われてきたのですが、アメリカの空軍のフライトジャケットとして使用するようになってから一般的に愛用されるようになり、ファッションとしても注目を集めるようになりました。

ムートンコートこんな人におすすめ
  • 軽くて暖かいコートが欲しい人
  • 独特な雰囲気を出したい人

ムートンコートを使ったコーディネート例

これを見たら誰もが欲しくなってしまうようなコーディネートですね。

野暮ったい感じのするムートンコート以外を黒で統一することで、かなりスタイリッシュな雰囲気にしています。

コートの丈もあえてショート丈にしているので、Yラインを強調することができて男らしさを出すことができていますね。

先ほどのスタイルとはまた雰囲気が違うロング丈のムートンコートですね。

こちらのコーデはどちらかというとドレッシーに着こなしたもので、ポイントはインナーに来た白シャツとハット。

使うアイテム次第で全然違った雰囲気を出すことができ、一着は持っておきたいアイテムです。

7.ピーコート(Pコート)

ウール素材でボタンがダブルになっているのが特徴的なコートです。

このコートはもともとイギリスの海軍が着用していた軍服で、ボタンに海軍のマークでもある碇のロゴがあしらわれています。

また襟が大きく、立てて着ることもできるしそのまま寝かせて着ることもできます。

冬の定番コートなので、どのショップに行ってもシーズンが来ると大体見かけることができますね。

ピーコートはこんな人におすすめ
  • 定番のコートが欲しい
  • コートを着てもかっちりとした恰好をしたい人
  • 大人っぽい恰好をしたい人

ピーコートを使ったコーディネート例

ショート丈のPコートを同系色のアイテムでクールに仕上げたコーデになっていますね。

アウターの丈を短くすることで脚長効果が期待できるので、ボトムスを細身にしてあげることによって洗練された雰囲気になります。

トップス以外のアイテムを黒で統一して、キレイにまとめたコーデになっています。

コートも黒だとかなりクールな印象になってしまうかもしれませんが、ベージュにすることで柔らかい雰囲気になっていますね。

8.ダッフルコート

こちらも冬の定番であるダッフルコートは、大きなフードとトグルボタンが特徴的なコートです。

このコートも元々はイギリス海軍の防寒着として着用されていて、その後一般市民に出回ったことによって広まりました。

独特のボタンと、ゆったりとしたデザインや大きなフードが女子ウケに良く、モテたいメンズが欲しがるコートとなっています。

ダッフルコートはこんな人におすすめ
  • 定番で長く愛用できるコートが欲しい
  • 女子ウケの良いコートが欲しい
  • インナーにいろいろ着込めるコートが欲しい

ダッフルコートを使ったコーディネート例

かなり清潔感のあるコーデになっていますね。

色味も黒と青で統一しているので上手くまとまっています。

無地のアウターやボトムスに柄物のマフラーやバッグで、こじゃれた雰囲気を出すことができているクオリティーの高いスタイルだと思います。

ネイビーで統一したキレイ目なダッフルコーデです。

白のスニーカー以外を同じ色にまとめているので嫌味のないスタイルになっていますし、何より爽やかですよね。

このコーデを嫌がる人はいないのではないでしょうか?

ちょっと変わり種のグリーンのダッフルコートを使用したコーデです。

秋冬らしくボトムスやシューズも、ブラウンやベージュなどの柔らかい色味を合わせて全体が良く馴染んでみえますね。

ちょっと挑戦してみたくなるようなスタイルだと思います。

9.ダウンコート

ダウンコートの特徴として、主にナイロン素材の生地にダウンフェザーを詰め込み、保温性を高めながらも汗を放出することができる機能性が高いコートです。

昔のものだとかなりのボリュームがあって、オシャレな人たちからは避けられていたものですが、最近では細身でありながら保温性を保つ技術が高まり、愛用する人も増えてきています。

ダウンコートはこんな人におすすめ
  • 防寒機能の高いコートが欲しい
  • 寒い地域に住んでいる
  • 他人とあまり被った服装をしたくない人

ダウンコートを使ったコーディネート例

カジュアル感の強いダウンコートをかなりスタイリッシュに仕上げたコーデですね。

全身を暗めのトーンで抑えることでカジュアルな雰囲気にしないようにしています。

ちょっとわかりづらいですが、こちらもダウンコートのコーデになります。

最近ではこのようなタイプのダウンコートもあるので、気軽に普段のスタイルに取り入れることができます。

ダウンコートとダウンジャケットの違いとは?

私たちが普段見慣れている、腰よりも少し長いくらいの丈のダウンのことは一般的に「ダウンジャケット」と言います。

ダウンコートはダウンジャケットと比べると丈が長いもののことを指して言うことが多いですね。

丈が長い分ダウンコートの方が防寒性は高いですが、ダウンジャケットの方が汎用性は高いです。

ダウンジャケットにも興味がある方は以下の記事を読んでみてください。

【2018年】メンズダウンジャケットおすすめ人気ブランドランキング17選

10.キルティングコート

このコートはその名前の通り、キルティング素材を使用したコートです。

キルトトップ、キルト綿、裏布からできた3つの層を縫い合わせて綿などを入れて模様を浮き上がらせる方法を用いたもので、丈夫さや機能性が高いのが特徴的です。

キルティングコートは、よくビジネスシーンで活躍しているのを見かけます。

キルティングコートはこんな人におすすめ
  • ビジネスシーンでも使えるコートが欲しい
  • 機能性が高いコートが欲しい

キルティングコートを使ったコーディネート例

ビジネスシーンでも活躍するキルティングコートですが、やはりどんな色でも合わせやすいネイビーや黒を選ぶのが正解ですね。

下に来ているグレーのスーツも栄えますし、仮に下のスーツが黒や柄物でも合わせることができますからね。

ちなみに選ぶときはサイズを間違えてしまうと結構ダサいことになってしまうので注意しましょう。

私服としても着用が可能なキルティングコートは、とことんカジュアルに着こなしましょう。

こちらのスタイルはとても参考になるようなコーデになっていますね。

アウター以外を同系色の色味でまとめ、シンプルにまとめることができています。

キルティングコートは独特の縫い目があるので、柄物を多く取り入れてしまうと悪目立ちしてしまうリスクがあり、極力シンプルな服を着ましょう。

11.ショールカラーコート

ショールカラーというのは「へちま襟」と呼ばれる襟の種類をしたコートを指しています。

タキシードなどでもよく見る襟の形状なので、一度は見たことがあるかもしれませんね。

特徴として、ショール(肩掛け)を肩にかけたようになだらかなラインが続く襟の形が最大の特徴です。

こなれた雰囲気を出すことができるので、上手く着こなせば周りの人と差をつけることができます。

ショールカラーコートはこんな人におすすめ
  • 周りと差をつけたい人
  • 無難な中に特徴のあるコートが欲しい人

ショールカラーコートを使ったコーディネート例

ダブルブレストのショールカラーコートを使ったコーデです。

これだけではかなり上品なコーデになってしまうのですが、ボトムスをカーキ色にすることで男らしさを出すことができますね。

さらに足元をスニーカーにすることによって程よくカジュアルダウンすることができています。

ボトムスにジャージ素材のトラウザーパンツを持ってくることでかなりラフな印象になりますね。

ショールカラーコート自体、チェスターコートなどと比べて柔らかい印象を与えることができるので、カジュアルなアイテムでもばっちりハマりますね。

12.ショップコート

見た目はステンカラーコートと似ているのですが、ショップコートはもう少しカジュアルテイストでスッキリしたシルエットになります。

素材も様々なものが使われていて、デニムや綿、シャンブレーといったものがあります。

由来はアメリカの作業服として発案されたのがルーツで、ポケットの数が多いのが実用性も高いのが特徴です。

このコートは主に春先や秋などの、少し肌寒い季節に愛用されるコートですね。

ショップコートはこんな人におすすめ
  • 普段からカジュアルな服装をしている人
  • ステンカラーコート程かっちりしてないコートが欲しい
  • Tシャツの上からサラッと羽織れるコートが欲しい

ショップコートを使ったコーディネート例

元々は作業着として着られていたこともあって、デニムパンツとの相性も抜群なショップコートのコーデです。

他のコートと違い、カジュアル感がかなり強いのでワーク系のアイテムとの組み合わせがいいですね。

こちらもカジュアルテイストの強いスタイルになります。

濃紺のショップコートはどんなアイテムでも合わせやすいので、初めてショップコートを購入する人におすすめです。

13.ガウンコート

名前からわかるかもしれませんが、バスローブやガウンの形をしたコートで、主にレディースをメインに人気になっているのですが、最近はメンズでも取り入れられるようになってきています。

ラグジュアリーな雰囲気を出すことができるので、モード系なファッションや大人っぽい服装をしている人に着ている人が多いです。

素材も主にウールなどの肌触りが良いものを使っているので、着心地はかなりいいですよ。

ガウンコートこんな人におすすめ
  • モード系や大人っぽい雰囲気を出したい人
  • キレイ目だけど、どこかセクシーな雰囲気を出したい人
  • 冬以外でも愛用できるコートが欲しい人

ガウンコートを使ったコーディネート例

チェック柄のガウンコートのコーデです。

ラグジュアリー印象をもつガウンですが、デニムやスウェットを合わせることでかなりカジュアルダウンすることができます。

古着が好きな人に良く見るようなコーディネートですね。

先ほどとは違ってラグジュアリーな雰囲気なコーディネートになります。

素材感や他のアイテムとの組み合わせで全然印象が違ってきますね。

ちょっと大人っぽい印象を与えたい場合はこのコーデを参考にしてみましょう。

14.ランチコート

ムートンコートと同じボア素材のコートですが、表地で使用している記事がスエードであったりコーデュロイになっているものを指しています。

もともとは牧場のカウボーイが愛用していたコートで、カジュアル感の強いコートです。

ちなみにデニムジャケットで襟の部分や裏地がボア素材になっているものもランチコートと呼んでいます。

ランチコートこんな人におすすめ
  • カジュアルなコートが欲しい人
  • 防寒機能が高いコートが欲しい人
  • アメカジが好きな人
  • デザインが豊富なコートが欲しい人

ランチコートを使ったコーディネート例

アメカジファッションの王道コーデとなります。

色味やアイテムの雰囲気をまとめているのでごちゃごちゃした感じがせず、男らしいスタイルになっていますね。

ランチコートはデニムやチェックシャツとの相性が抜群なので、普段からアメカジファッションの人は参考にしてみましょう。

男らしさ満点なスタイルですね。

デニム素材のランチコートは冬になると良く見かけるのではないでしょうか?

さらにボトムスにもデニムを持ってくることで男臭さを一段と高めていますね。

そもそもコートとジャケットの違いってなに?

意外とジャケットとコートの違いって境界線があやふやな気がしますが、その点についてご説明していきます。

日本語辞書で調べてみたらコートとジャケットの捉え方というのは…

コートとは…

防寒や防風、雨をしのぐための服で、衣類の上に羽織るもの


ジャケットとは…

洋服の上から着る上着を総称したもの

という風に定義されています。

なんかいまいちピンときませんよね(笑)

あとはコート発祥地でもある英国圏の辞書で調べてみました。

コートの定義

  • 外出の際に服の上から切る着丈の長い上着
  • お尻よりも下の長さがあり、体を温める上着


ジャケットの定義

  • 着丈の短いコート
  • 腰もしくはお尻から上の部位を覆うようなもので、服の上から切る衣類
  • 上半身を覆って、体正面で開けたり閉じたりすることができる衣類

こちらの方がなんとなくわかりやすいですよね(笑)

つまり要約すると…

  • ジャケット…お尻くらいまでの長さがある上着
  • コート…お尻よりも下の部分まである着丈の長さや防寒・防風といった機能性をもつ衣類の上から着る服

というのが答えになります。

とは言ってもコートにもショート丈のものがあるので、一概に全部が当てはまるとは言えませんが、その場合は、ジャケットやブルゾンなどのアウターよりも防寒・防風機能や生地の厚みがあるかで判断したほうがいいかもしれませんね。

コート選び方は?注意すべき3つのポイント

これまでコートの種類と着こなし方などをご紹介してきましたが、ここからは実際にコートを選ぶ際のポイントをご紹介していきます。

ポイントは大きく分けて3つ。

以下にまとめたので見てみましょう!

コート選びの3つのポイント
  • シルエット(サイズ感)
  • 素材

この3つに注意して選んでいくことが大切です。

それぞれ詳しくご紹介していきますね。

ポイントその1:シルエット(サイズ感)

このシルエットというのは着用した際、全体のバランスを作るものなのでとても重要なポイントになります。

特に肩幅や身幅は注意して選ぶようにしましょう。

インナーに厚手のスウェットやニットを着るときにジャストサイズのコートを着てしまうと、窮屈に感じてしまう可能性があるので多少のゆとりがあるものを選ぶと良いです。

また、春先や秋に着用する薄手のコートなどはジャストサイズで選んでも問題ありません。

あとは着丈ですが、これはどう見せたいかによって変わってきます。

ロング丈の場合は身長を高く見せる効果があり、ショート丈は脚長効果があります。

ですがコートといったらロング丈を連想する人が多いと思うので、もし狙うなら膝くらいの丈の長さを選ぶとちょうど良いです。

それ以上の長さだとだらしない感じに見えてしまう恐れがあるので、しっかりと試着をしてから購入しましょう。

逆にショート丈の場合はインナーが隠れる程度の長さがあるものにしましょう。

コートからインナーがはみ出てしまうと、こちらもだらしない雰囲気になってしまい、残念なことになります。

もし自分で上手に選べない場合は、店員さんに

「どっちがキレイに見えますか?」と聞くと、あなたに合ったサイズをチョイスしてくれますよ!

ポイントその2:裏地と表地の素材

デザイン重視で行くのであればあまり気にする必要はありませんが、風通しの良さや保温性の高さなどそれぞれ素材によって異なります。

素材によっては高級感を出すことができたり、逆に少し安っぽく見えてしまうものもあります。

そのため普段の服装と共にどんな素材が合うのかもしっかりと考える必要があるでしょう。

もし長く愛用するなら手入れのしやすさも選ぶときに重要なポイントになるので、チェックしてから購入することをおすすめします。

高ければ素材もいいものを使っているとは限りませんが、あまりにも安すぎるものはやはり素材がチープでダサいものが多いです。

具体的には、メンズのコートだと1万円以下になってくると素材の高級感においては期待できないと考えておいたほうがいいでしょう。

ポイントその3:色

コートを選ぶときにパッと見て、単純に「この色がかっこいいから!」と言って購入するのは気をつけましょう。

いざ着てみようと思った時にインナーの色味と合わない…。

なんてことも考えられます。

なので気に入ったコートが見つかっても、まずは本当に自分の持っている服と色味が合うのかしっかり考えてから購入するようにしましょう。

そうすることでインナーを変えても着回しのきコートを手に入れることができます。

コート初心者の場合は、

  • グレー
  • ネイビー
  • キャメル

あたりの色を選んでおくと無難だと感じます。

ちょっと目立ちたいから冒険したいけれど、着回しの効くコートがいいという方には「バーガンディ」色のコートは意外に使い勝手がいいですよ。

バーガンディ色のコートをキレイに合わせているコーデ

背が低い男性だとロングコートを着こなすのは難しいってホント?

ロングコートはやっぱり男性の憧れのアイテムのひとつではないかと思います。

スキニーパンツなどの細身のボトムスにひざ丈くらいある長いロングコートをサラッと羽織った着こなしはとてもカッコいいですよね。

ですが身長が低い男性が着ると、「着られてる感」が出てしまうこともあるので、ちょっと抵抗感を持っている男性も少なくないかもしれません。

ですがロングコートの着こなしで言えば、合わせることは決して難しいことではないんです。

身長が低い方はショート丈のアウターを選んでしまいがちですが、実は逆に体型がモロにでてしまうため低身長をカバーすることができません。

けれどロングコートというのはウエストから太もも部分もしっかりと覆ってくれるので体型をすっぽり隠すことができます。

仮に身長の低い男性がロングコートを着たときに「着られてる感」が出てしまっているのであれば、改善すべきポイントがいくつかあります。

それは…

  • 着丈が腿~膝丈くらいのものを選ぶ
  • 肩幅や身幅がジャストサイズになるものを選ぶ
  • ボトムスはワイドでなくスキニーパンツ

この3つさえ押さえておけば絶対に失敗することはありません。

サイズ感に関しては言うまでもなく、自分のサイズよりも大きなものを選んでしまうと着られてる感がつよくなってしまい、全体的にバランスが崩れてしまいます。

また、ワイドパンツをよく好んで穿く方もいるのですが、背が低い男性にとってワイドパンツを穿くことはあまりおすすめしません。

目線が下の方に行ってしまい、身長の低さをアピールすることになってしまいます。

しかも、もともとロングコートというのは上半身にボリュームが出やすいアイテムなので、ボトムスもボリュームのあるものを選んでしまうとバランスが悪くなってしまうんです。

なので、スキニーなどの細身のボトムスを穿くことで、自然と上半身に視線を集めることができ、それでいてコーディネートのバランスも整えることができるんですよ。

誰が選んでも失敗しないおすすめのコートってある?

比較的にどんな服装でも合わせやすく、定番化しているようなコートを選ぶと失敗しにくいでしょう。

その際に先ほどご紹介した3つの選び方のポイントに注意するのと、定番のオーソドックスなものがいいと思います。

私がおすすめする失敗しないコートは…

メンズの鉄板コート4選

  • トレンチコート
  • チェスターフィールドコート
  • ダッフルコート
  • ステンカラーコート

この4つのコートは誰が着ても外すことはないでしょう。

女子ウケも良く、街で着ている人も多いのでよほどのことがない限りは悪目立ちすることがありません。

さらにビジネスシーンでも使え、オンオフ両用で活躍できるコートなのでかなりおすすめできます!

ビジネスシーンでもコートを活用しよう!どんな種類のコートがおすすめ?

コートが活躍するシーンはプライベートだけではありません。

普段の通勤などでも活躍できるものがたくさんあります。

先ほども簡単にご説明したものも一部あるのですが…

  • トレンチコート
  • チェスターフィールドコート
  • ステンカラーコート
  • キルティングコート

といった、ビジネスシーンで使うならこの4つのコートがおすすめです。

それぞれ着こなし例も見ていきましょう!

スーツスタイル×トレンチコート

王道のベージュカラーのトレンチコートをグレーのスーツに合わせた大人の着こなしです。

トレンチコートの定番カラーのベージュはビジネスシーンでも大活躍ですね。

コートの襟を立たせてあげると、より仕事ができる風な着こなし方ができるので、ぜひ挑戦してみて下さい。

プライベートシーンではあまり見かけない黒のトレンチコートを使ったスーツスタイル。

定番のネイビーのセットアップがより目立つようになる、計算された着こなし方だと思います。

ベージュのトレンチコートよりも洗練された感じがしてかっこいい雰囲気が出ますね。

こちらもビジネスシーンでは定番のネイビーカラーのトレンチコートを使った着こなし方。

前を閉じてベルトで留めてあげればかなりスタイリッシュな感じがしますね。

ビジネスシーンでも周囲の人と差をつけたい方はこんな着こなし方をしてみてはどうでしょうか。

スーツスタイル×チェスターフィールドコート

ドレッシーで大人の色気を感じる着こなし方ですね。

一般的にはビジネスシーンで着るチェスターフィールドコートは無地のものが多いですが、周りと差をつけるならさりげなくチェックやストライプなどの柄が入ったものがおすすめ。

ただし、この写真のように柄物のコート着る場合はシャツやスーツは無地のものを選んで、ごちゃごちゃしないようにしましょう。

ベージュのチェスターフィールドコートを使ったかっこいいビジネススタイル。

やはりベージュのコートとスーツスタイルって「デキる男」って感じるのは私だけでしょうか?

あまり長すぎないコートを着ることでスタイルよく着こなすこともできていると思います。

チャコールグレーのチェスターコートを着た英国紳士風の着こなし。

定番カラーではあるのですが、ビジネスライクに見せるため、襟元を立ててみたり、チェック柄のマフラーを首からかけているのがかっこいいですね。

上半身にボリュームが集まっているので、細身のスーツがキマっていると感じます。

スーツスタイル×ステンカラーコート

ステンカラーコートの特徴でもある襟を立てておしゃれに見せている着こなし方ですね。

コートの素材もウールを使うことで防寒性がアップして機能性も十分。

シンプルなデザインが特徴のコートではありますが、その分着こなし方によって大きな差が出てくるので、参考にしたいコーデです。

今度は黒のステンカラーコートを使用したコーディネート。

コートが黒なので、中に着ているスーツも近いトーンにしてしまうと重たく見えてしまいます。

ですがライトグレーなどの明るめのカラーを持ってくることで印象が全く変わり、コントラストが生まれて立体的な着こなし方ができます。

今度はネイビーのステンカラーコートを使用した着こなし方。

スーツも同系色のものですが、色の濃さを変えることで立体的なコーデになってします。

またシンプルになりすぎないように首元のマフラーを巻いているのもおしゃれですね。

スーツスタイル×キルティングコート

グレーがかったネイビーが男らしい雰囲気のキルティングコートを使った着こなし。

それに合わせて細身のグレースーツをスマートに着こなしていますね。

コートの襟が別素材になっていて切り返しなのもおしゃれで素敵だと思います。

チャコールグレーのキルティングコートとネイビーのスーツを合わせたコーデ。

キルティングコートには独特の縫い目があるので、スーツはシンプルに無地のものを使用してるのが好印象ですね。

また華やかな印象を持たせるために発色の良いネクタイを使用しているのもかっこいい着こなしのポイントです。

グレーのスーツとネイビーのコートを合わせた着こなし。

先ほどの着こなしと色が逆になったような感じですが、ネイビーとグレーの相性はよく、とても合わせやすいんです。

もしコート選びの際に迷ったらこの組み合わせを参考にしてみて下さい。

初心者が気をつけるべきコートってどんなもの?

それでは逆に、コートを選ぶ際に失敗しやすいものをご紹介していきますね。

そんなに多くはないのですが…

初心者は要注意のコート3選

  • ダウンコート
  • ランチコート
  • ムートンコート

以上の3つのコートは気をつけた方がいいと思います。

この3つのコートは上半身にボリュームが出やすく、シルエットのバランスが崩れやすいので注意が必要です。

どちらかというとファッションにかなりの知識があって、シルエットまで計算したうえで着こなせる自信がないとおすすめはできません。

特にランチコートやボアコートは独特の雰囲気を出しているので、かなり個性が強調されます。

そのため、ちょっとファッションをかじったくらいの人が手を出そうとすると失敗してしまうでしょう。

狙うならあくまで無難が一番安全で女子ウケも良いと思います。

20代後半~30代前半の男性におすすめ!コートブランド4選!

最後に私がおすすめするメンズコートのブランドをご紹介していきます。

比較的に手に入れやすいものから、ちょっとハイブランドまで交えてご用意したので、参考にしてみましょう。

BEAMS(ビームス)

カジュアルなファッションアイテムを多く扱うビームスは、セレクトショップとしては業界トップクラスの認知度を誇っています。

扱っているコートの種類に関しては店舗によって異なりますが、オリジナルで販売しているものであれば定番のものも見つかるでしょう。

様々な年代の男性が利用していて、ショップのスタッフもお洒落上級者ばかりなので行くたびに参考になります。

コート参考価格帯:25,000円~

UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)

大人っぽいキレイ目な服を多く扱っている、ちょっと敷居の高いセレクトショップです。

ワンランク上の大人っぽさを手に入れたいときは、ここでコートを探してはどうでしょうか?

落ち着いた雰囲気の服装をしている人にはおすすめのショップです。

ちなみに「BEAUTY&YOUTH」はユナイテッドアローズと運営元が同じ会社なので、ユナイテッドアローズの店舗にアイテムが置いています。

BEAUTY&YOUTHのアイテムもオススメですよ!

コート参考価格帯:30,000円~

SHIPS(シップス)

上品さの中にカジュアル感があるアイテムがそろっているセレクトショップで、20代後半から30代前半の男性による支持が多いのが特徴です。

大人っぽいけど少しカジュアルな雰囲気も出したいという人にはおすすめのショップです。

オリジナルブランドの他にも、インポートブランドなども扱っているので様々なコートを見ることができます。

コート参考価格帯:20,000円~

BURBERRY(バーバリー)

やはりコートと言えばこのブランドを外すわけにはいきません。

英国発のブランドで、代表的なものと言えばトレンチコートですね。

バーバリーと聞くとトレンチしか思いつかないかもしれませんが、チェスターコートやダッフルコートなどもちゃんとあります。

価格は手が届きづらいですが、持ってて損はない高いクオリティのコートが手に入ります。

コート参考価格帯:150,000円~

まとめ

参考になるコーディネートはありましたか?

コートの種類はほんとに多く「こんなにあったのか!」とビックリしてしまったのではないでしょうか。

その中から実際にどんなコートを選ぶかはあなた次第ですが、最後に一言…。

無難に「定番のコート」を選んだ方が後悔はしません!

何より着回しが利くので1着は持っておいた方が良いでしょう。

そのあとに別で欲しいコートがあれば、選ぶときのポイントさえ気をつければどんどん挑戦していきましょう!

同じコートでも色や素材、シルエットが違えば全然雰囲気が変わってくるので、いろいろなコートを試してみてくださいね。

コート以外のアウターのコーデの仕方についても知りたい方は以下の記事も是非参考にしてみてください。

女子ウケ抜群!絶対にモテるメンズアウターと着こなし24選!

 

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