最近ではコーヒーは身体に良いとかダイエット効果があるなど、様々な話が飛び交っているコーヒーの健康に関する情報ですが一体なにが本当で何が間違いなのでしょうか?
実はコーヒーを飲むことで体を健康に保つことが出来ることが分かったのです!
ですが、それにはちゃんとしたコーヒーの飲み方があります。
そこでこちらの記事ではそんなコーヒーの飲み方や効果、メリットやデメリットなどをご紹介していきます。
この記事を読むことで、コーヒーで健康に過ごすことが出来るようになりますので、ぜひご参考ください。
コーヒーの効果を引き出す健康的な飲み方とは?
それでは健康的なコーヒーの飲み方とはどんなものなのでしょうか?
そこでコーヒーの効果を最大限に引き出すことで健康的になる飲み方をいくつかご紹介していきます。
健康的なコーヒーの飲み方その1.空腹時には飲まない
コーヒーに含まれるカフェインには胃液を分泌させる効果があります。
空腹時に胃液が分泌されると、当然空っぽの状態なので胃が荒れやすくなり、場合によっては胃痛を引き起こす原因となることもあります。
逆に食後の場合であれば、消化を助けてくれるので効果がダイエット効果にも期待が出来ます。
なのでコーヒーを飲むなら食後が最適と言えます。
消化の効果を高めるだけでなく、口臭予防にもなるのでぜひ試してみましょう。
健康的なコーヒーの飲み方その2.目覚めの1杯は逆効果になる!
よく起床した際に目覚めの1杯としてコーヒーを淹れて飲む人もいるかと思いますが、先ほどもお伝えした通り空腹の状態でコーヒーを飲むことは避けた方がいいです。
起床してからすぐは脳に血液を送るために胃への血流が少なくなっている状態です。
そのため胃の働きも弱くなっているので、急に刺激物であるカフェインを含んだコーヒーが入ってくると強い刺戟を与えてしまい、胃の粘膜にトラブルを起こしてしまう可能性があります。
そのため起きたらすぐにコーヒーを飲むのではなく、水を飲んで水分補給をしてあげるようにしましょう。
またコーヒーを飲む際は朝食中や食後に飲むように心がけましょう。
健康的なコーヒーの飲み方その3.ブラック以外は逆効果
コーヒーはよく飲むけど砂糖やシロップを入れる人っていると思います。
ですが、砂糖はカフェインの働きを邪魔する効果があり、せっかく眠気覚ましに飲んでいるのにその効果を半減させてしまいます。
おまけに砂糖を入れることでカロリーもかなり高くなるので注意が必要です。
コーヒーでのダイエットや眠気覚ましに飲む場合はなるべくブラックで飲むことをオススメします。
ブラックは苦くて飲めないという人も中にはいるかもしれませんが、コーヒー豆にもいろいろ種類があるので苦みの少ないものもありますし、淹れ方でも味や香りが変わってきます。
お好みの豆と淹れ方でブラックコーヒーを楽しみましょう。
健康的なコーヒーの飲み方その4.インスタントよりもドリップコーヒーで飲む
コーヒーにはダイエット効果があるのはご存知ですか?
実はコーヒーに含まれるポリフェノールの一種である『クロロゲン酸』という成分には脂肪燃焼効果が期待できるのです。
このクロロゲン酸はインスタントコーヒーよりもドリップコーヒーの方が多いということが分かっています。
ですが、毎回淹れないといけないドリップコーヒーはちょっと面倒だし片付けも面倒!
そんな場合はインスタントでも問題ないでしょう。
後はコーヒー豆は深煎りではなく、浅煎りの方が深煎りのコーヒー豆よりもカフェインとクロロゲン酸の含有量が多いのでおすすめです。
健康的なコーヒーの飲み方その5.カフェイン・ナップでスッキリとリフレッシュ
カフェイン・ナップという言葉を聞いたことはありますか?
まあ、あまり聞きなれないですよね…(笑)
実はこのカフェイン・ナップとは仮眠方法のひとつで、ちょっとした休憩時間にコーヒーを飲んで15~20分くらい仮眠することを言います。
コーヒーを飲んで仮眠をとることで体がリフレッシュしてカフェインの効果が効きやすくなるので、すぐにでも頭をリフレッシュしたい時にはオススメです。
そのひと手間が大事
このようにコーヒーを正しい飲み方やタイミングで飲むことで、その効果をMAXまで高めることが出来るようになります。
ただ単にコーヒーを飲むだけでなく、ちょっと意識を変えるだけでその恩恵を受けることが出来るのです。
コーヒーがもたらしてくれる健康効果とは?
コーヒーを飲むことで眠気を飛ばしたりダイエット効果が期待できるというのはご存知の方も多いと思いますが、それ以外でも様々な健康効果が期待できるのはご存知でしょうか?
そこで、コーヒーを飲むことで得られる様々な効果をご紹介していきますね!
コーヒーの健康効果その1:アレルギーを緩和してくれる
毎日欠かさずにコーヒーを飲むことで、日本人に多い花粉症やその他のアレルギー性の疾患を緩和することが出来るのです。
継続的にコーヒーを飲み続けることによってクロロゲン酸がアレルギー物質の吸収を阻害してアレルギー反応を引き起こしにくくなるという研究結果が出ています。
またアレルギー性の皮膚炎などのかゆみもある程度抑えることが出来るという研究結果が出ているので、アレルギーに悩む方はぜひ試してみましょう。
コーヒーの健康効果その2:心臓病や脳疾患の予防が可能
コーヒーに含まれているポリフェノールのひとつであるクロロゲン酸には心筋梗塞であったり心筋炎などの心臓病を抑える効果が期待できます。
コーヒーを継続的に飲むことによって、体の中に起きる炎症を抑えたりする効果やストレスなどによる血管などの酸化を防ぐことができ、その効果は循環器官にも期待できるといわれています。
また、脳出血やくも膜下出血、脳梗塞などにも効果が期待できます。
ちなみに日本人の死因の2位には心臓病、第4位には脳疾患が入っているので、それらの対策が出来るというのはかなり効果的です。
コーヒーの健康効果その3:糖尿病の予防対策ができる
コーヒーを飲むことで生活習慣病のひとつである糖尿病を予防することが期待できるという研究結果があります。
糖尿病にもいくつか種類がありますが、予防できるのは『2型糖尿病』です。
メカニズムに関してはまだ詳しくは解明されてはいませんが、結果として効果があるというのだけはわかっているそうです。
ただ、コーヒーばかりに頼っているのではなく、1番の予防策としては食事と運動ということは変わりありません。
あくまでサポート程度ということを頭の隅に置いておきましょう。
コーヒーの健康効果その4:お肌を若々しく!アンチエイジング効果
老化というのは止めることが出来ませんが、コーヒーを飲むことでそれを遅らせることが可能という研究結果があります。
もちろんコーヒーだけでなく、適度な運動や食事にも気を配る必要がありますが、コーヒーに含まれるクロロゲン酸の抗酸化作用で血管の酸化を防ぎ、血液の
循環がしっかりとできるようにしてくれるので、コーヒーを飲まない人よりも肌年齢が若いという結果が出ています。
年齢を重ねるごとにしわやシミなどの悩みは増えてきますが、それらをコーヒーで対策できるのであれば、継続して飲んでいきたいですね!
コーヒーの健康効果その5:紫外線対策が可能!
直射日光を浴びると人は日焼けをします。
それは紫外線の影響によるものなのですが、コーヒーを飲むことで紫外線によって引き起こる皮膚の炎症を防ぐ効果があると言われています。
長時間の紫外線を浴びることで皮膚に腫瘍が出来てしまったり、白内障の原因にもなりかねないので、とてもうれしい研究結果ですよね!
ただ、日光には体内でビタミンDを生成する役割もあるので、一概に良くないとは言えないのも事実です。
適度に日光を浴びて、しっかりと紫外線のケアをしていくことが大切です。
コーヒーの健康効果その6:血栓を溶かす・血液サラサラ効果がある
そもそも血栓というのは血管内の出血を抑えるためにできるもので、決して悪いものではないのです。
ですが、そのメカニズムがおかしくなると血管が詰まり、脳卒中や心筋梗塞などの命に関わる病気を引き起こしてしまします。
そんな血栓の予防としてコーヒーには効果が期待できるのは、血栓を溶かしやすくしてくれる効果があるからです。
血栓は直接命に関わるような重大な病気の原因になりかねませんが、継続してコーヒーを飲むことによって、血栓ができても溶かしやすくしてくれるのはとてもありがたい効果ですね。
コーヒーの健康効果その7:脂肪肝にも期待出来る
毎日のデスクワークで運動不足…下っ腹が気になるのではないでしょうか?
年齢を重ねると代謝も悪くなり、脂肪も燃焼しにくくなります。
そんなときにコーヒーを飲んで燃焼効果を高めていきましょう。
皮下脂肪だけでなく脂肪肝と呼ばれる内臓脂肪にも効果があり、ビールの飲みすぎや食べ過ぎてたまった脂肪を燃焼してくれる効果があります。
もちろん同じような生活をしていたら意味がありませんが、アルコールの量を抑えたり、食べ過ぎないように注意するだけでも、その効果を発揮してくれます。
特に30代くらいになると急激に代謝がわるくなるので、ぜひ試してみましょう。
コーヒーの健康効果その8:抗酸化作用の効果がある
抗酸化作用については何度か出ていますが、この効果があることで血管内の酸化を防ぎ、心臓病や脳疾患、循環器系の病気を対策することが出来ます。
また血液の酸化も防ぐことができるので、血液がサラサラになり体にしっかりと酸素をしっかりと送ることが可能になるのです。
そうすることで肌の老化を防いだりすることにも期待できるので、いつまでも若々しくいることが出来ます。
コーヒーの健康効果その9:運動能力を向上させる
コーヒーに含まれているカフェインには興奮作用があり、この作用を使うことで一時的に運動能力を高めることが出来るようになります。
陸上や柔道などの国際大会などではドーピング検査にもカフェインの項目があり、トップ選手の中でもそれほど成績に差が出るものとして扱われている成分なのですが、普段の運動程度なら特に規制はないので、ちょっとジョギングしたり筋トレをしたいというときにはコーヒーを飲んでから始めてみるのも良いです。
コーヒーの健康効果その10:脳の働きを活性化してくれる
コーヒーを飲むことによって注意力や集中力を高める効果があり、転んでしまったり、柱にぶつかってしまうなどのトラブル防止ができると言われています。
ある研究結果によると、80代以上の女性でコーヒーの摂取量が多いほど認知能力が高いという結果が出ているそうです。
また継続してコーヒーを飲むことによって、アルツハイマー病になるリスクも低くなることがわかっています。
コーヒーの健康効果その11:リラックス効果
コーヒーの香りを嗅ぐことによって、気分を落ち着かせる効果があり、それと同時に脳をリラックスさせる働きがあるんです。
コーヒーブレイクで身体を休めることは脳を休めることにもつながるので、効果的な方法でもあるんですね。
味を楽しみながら心身のリラックスをしたい方にはうれしい効果です。
コーヒーの健康効果その12:胃液の分泌を増やす
コーヒーに含まれているカフェインには、胃に刺激を与えて胃酸の分泌を促進させる働きがあります。
胃酸の分泌が促進されることによって、食べたものの消化をサポートしてくれるんですよ。
なので食後のコーヒーにはちゃんとした意味があるんですね。
ただ飲みすぎてしまうと胃酸の分泌量が多くなりすぎてしまい、胃の中が荒れてしまうリスクもあるのでほどほどにしておきましょう。
コーヒーの健康効果その13:ダイエット効果が期待できる
もしかするとコーヒーダイエットという言葉を聞いたことがあるかもしれませんね。
自律神経と呼ばれる24時間働きっぱなしの神経があるのですが、コーヒーはこの自律神経と密接なかかわりがあります。
この自律神経には交感神経と副交感神経というものがあるのですが、そのうちの交感神経で食欲のコントロールをしているんです。
コーヒーには交感神経の働きを強める効果があるので、その働きによって脂肪の代謝を促して燃焼効果を高めることができます。
ただこれはあくまでブラックで飲んだ場合のみです。
シロップやミルクなどを入れてしまうと、それに含まれる脂質や糖質によって体重を増加させてしまうこともあるので注意が必要です。
コーヒーは体に良いけど飲みすぎは注意!それが原因で引き起る健康を脅かす症状とは?
コーヒーは身体に良いというのはわかりましたが、だからと言って飲みすぎはNG!
かえって逆効果になることもあります。
そこでコーヒーの飲みすぎで引き起こる症状についてご紹介していきます。
コーヒーの飲みすぎトラブルその1:胃痛
コーヒーを飲みすぎることで胃液が分泌され、胃の粘膜を刺激してしまうことで胃に痛みを起こすことがあります。
先ほどにもご説明しましたが、コーヒーに含まれるカフェインには胃液の分泌を促進する効果があります。
それ自体は決して悪いことではないのですが、空腹時や過剰摂取は胃に負担が大きいので気を付けなければいけません。
また、症状が重いと吐き気や頭痛なども併発することがあるので、飲みすぎには注意が必要です。
コーヒーの飲みすぎトラブルその2:肌荒れやニキビ
コーヒーを飲みすぎると身体を冷やすことになってしまい、血液の循環を悪くしてしまいます。
その影響で代謝が悪くなり、腸内環境も老廃物が滞った状態になることでそこから発生した毒素が血管内に入り込み、肌荒れやニキビなどのトラブルを引き起こしてしまうのです。
またカフェインには利尿作用があるのはご存知の方も多いと思いますが、適量を飲むのであれば良いのですが飲みすぎてしまい、頻繁に排尿することで体内にあるミネラルやビタミンといった、肌に欠かせない成分を排出してしまうので注意が必要です。
コーヒーの飲みすぎトラブルその3:睡眠の質が低下
コーヒーを飲むことでそこに含まれるカフェインによって頭が冴えて、物事に対しての集中力も上がることで様々な作業が効率よく進めることが出来ます。
ですが、カフェインには自律神経のひとつである交感神経を活発にすることで脳は興奮した状態になります。
睡眠時は副交感神経を優位にする必要があるので、ぐっすりと気持ちよく眠りたいのであれば、就寝前の4時間以内にコーヒーを飲むのはやめましょう。
コーヒーの飲みすぎトラブルその4:貧血になることも…
コーヒーにはタンニンという成分が含まれているのですが、お茶やワインなどにも含まれているポリフェノールの一つです。
抗酸化作用がある一方で、この成分はカフェインとともに鉄分の吸収を阻害する働きがあります。
コーヒーの飲みすぎによって鉄分が不足してしまうこともあるので、その結果貧血を起こしやすくなります。
もともと貧血気味の人はさらに注意が必要になります。
コーヒーの飲みすぎトラブルその5:カフェイン中毒
こちらには十分注意が必要になります。
コーヒーなどでカフェインを摂りすぎてしまうと、いったんカフェインの摂取を止めると頭痛や気分の落ち込みが症状としておきます。
具体的には精神症状と身体症状があり、それぞれ代表的なものをご紹介します。
精神症状
軽度の場合は…
- 常に緊張感を持った状態になる
- 落ち着きがなくなる
- 焦燥感
- 不安感
- 一時的な不眠
というものがあり、重度の症状の場合だと…
- 幻覚
- 妄想被害が激しくなる
- 幻聴
- パニックになりやすい
- 突発的な行動を起こしやすくなり、場合によっては自殺行為にはしることも
というような症状が現れます。
また重度の症状を引き起こしやすい人として、もともと神経質であったり、うつ病やパニック障害などの精神疾患を抱えている人は症状が悪化しやすい傾向にあります。
身体症状
軽度の代表的な症状として挙げられるのは…
- 胃痛や胸やけのような痛み
- 吐き気・嘔吐
- 心拍数が上がる
- 動悸・息切れ
- 心臓がドキドキして収縮が大きくなる
- むずむず感
などの症状があります。
また症状が悪化することで起きる重度の症状は…
- 足の痙攣などによって歩くことが出来ない
- 瞳孔が大きく開く
- 顔が赤くなる
- 頭痛
というような症状を引き起こしてしまいます。
これだけ見ると少し怖いですが、しっかりと適量を守れば決して怖いものではないので安心してください。
急性カフェイン中毒によって起きた事件について
以前、九州に在住している20代の男性がエナジードリンクでカフェインを過剰に摂取したことで急性カフェイン中毒を引き起こしたことで亡くなってしまった事件があります。
男性を解剖した結果、致死量のカフェインを検出したということです。
その男性は長い間、眠気を覚ますためにカフェイン入りのドリンクなどを普段から愛飲していたようです。
エナジードリンクには種類にもよりますが、およそ150~200㎎のカフェインが1本に含まれていて、そういった飲料を一気に何本も飲むことで致死量になってしまうこともあるそうです…。
新聞やニュースではその男性がどの程度の量を飲んでいたのかは発表されていないのですが、カフェイン入りの錠剤なども服用していたそうなのでかなり危ない飲み方をしていたことがわかります。
コーヒーの飲みすぎトラブルその6:慢性カフェイン中毒
この慢性カフェイン中毒というのは、自分でも気づかないうちにカフェイン中毒の中毒症状を引き起こしていることを指しています。
カフェイン中毒に伴って、コーヒーなどのカフェイン飲料に対しての依存が強くなっている状態です。
普段からカフェインを摂り続けている人に多く、カフェインを摂らないと機嫌が悪くなりイライラしたり、体調不良を引き起こしたりします。
もはやコーヒーを飲んでいないと何も手につかない!というような状態であれば、慢性カフェイン中毒を疑うべきでしょう。
放置していると危険なこともあるので、なるべく早い段階で対策をしていく必要があります。
カフェイン中毒の対策方法
カフェイン中毒を改善するためには、まずは身体の中からカフェインを無くすことから始まります。
そのためにはしばらくカフェインを含んだものを摂らないようにする必要があるのです。
急性カフェイン中毒でも慢性カフェイン中毒でも基本的にはカフェインの摂取を控え、身体の中からカフェインを抜くことが重要です。
ですが、重度の中毒症状が出てしまう場合などは速やかに病院で医師に処置してもらう必要があります。
依存性はあるものの、タバコやアルコールなどと比較しても依存性は弱いので、およそ10~14日くらいで回復が見込めます。
大変だとは思うのですが、とにかく耐え忍ぶことが重要です。
また、急激にカフェインの摂取をストップすることでストレスを感じることもあるので、カフェインの少ない飲み物やカフェインを含まないノンカフェイン・カフェインレスコーヒーなどを飲むのも効果的です。
コーヒーは1日何杯までなら健康的にも飲んで大丈夫?
コーヒーを飲みすぎることで様々なトラブルの引き金になることはわかりました。
ただそれだけ見るととても飲む気にはなれませんよね…(笑)
ですが、あくまで飲みすぎた場合です!
しっかりと許容範囲内で飲むことで安心して飲むことが出来ますし、健康にもメリットはあります。
そこで1日当たりでどれぐらいまでならコーヒーを飲んでも問題ないかご紹介していきます。
コーヒーはどこからが飲みすぎ?
海外ではカフェインの摂取量を定めている国もあり、それを参考にすると『健康な大人の場合、1日当たりのカフェイン摂取量として400㎎未満、1回の摂取量としては200㎎未満が好ましい』とされています。
もちろん人種も違ってくるので、日本人にすべてが当てはまるわけではないと思いますが、目安として覚えておくと良いです。
コーヒーに含まれているカフェインの量は100mlでおよそ50~60㎎と言われており、
コーヒーカップが1杯あたり140~150mlなので、コーヒーは1日で5杯前後までにしておくと健康的に飲むことが出来る計算になります。
普段から大きいマグカップなどでコーヒーを飲んでいる場合は飲む量に気を付けましょう。
これってコーヒーの飲みすぎ?カフェイン中毒じゃないかセルフチェックしてみよう!
ここではカフェイン中毒を引き起こしていないかセルフチェックしてみましょう。
カフェインを摂っていないとき以下の症状がひとつでも出た場合は、カフェインを疑いましょう。
- 頭が痛くなる
- 胃に痛みを感じる
- なんだか頭がボーっとする
- 体がだるい
- 心臓がドキドキする
- 吐き気を感じる
- 気分が落ち込むようになる
- なんだか落ち着かない気分になる
- 不安を感じるようになる
- 眠気が襲ってくる
- イライラしたり怒りっぽくなる
どうでしたか?
どれか当てはまるものはあったでしょうか?
もしどれか一つでも当てはまるようであれば、先ほどご紹介した対策方法を試してみましょう。
カフェインの少ない飲料やノンカフェインコーヒーなどで少しづつカフェインを減らしていくようにしましょう。
コーヒーのおいしい淹れ方で有効成分を抽出!
コーヒーカップ1杯のコーヒー粉は10g程度です。
ペーパーフィルターを用意して、粉を入れていき、表面を平たくしましょう。
そのあとにお湯を注いでいくのですが、その前にいったんお湯をかけて粉を蒸らしてあげます。
お湯は沸騰する前の90℃以下で蒸らしてあげるのが最適です。
およそ30~40mlくらいのお湯を表面に注いで、サーバーに2~3滴のコーヒーが滴ってきたらその状態のまま10秒以上放置します。
時間は長くても問題ありません。
残りのお湯を4回くらいに分けて注いでいきましょう。
注ぐときは『の』の字を書くようにゆっくりとすこしずつ注いでいきます。
注いだお湯が落ちきるまで待って、泡が消える前に次のお湯を注いでいきます。
これでおいしいコーヒーの完成です!
アイスコーヒーにする場合は氷が入るので、粉の量を増やして少し濃い目に入れるとおいしくできます。
まとめ
いかがでしたか?
コーヒーの飲みすぎはちょっと怖い部分もありますが、飲みすぎなければ問題ありません!
私の場合は朝食後と昼食後、ちょっと一息入れるときにコーヒーを1杯ずつ飲む習慣がありますが、これと言って健康被害はありません。
しっかりと量を守っていれば怖くはないのです。
あとは健康を意識するのであればあくまで『ブラックコーヒー』で飲むことをが大切です。
砂糖やシロップ、ミルクを入れた場合は効果にも違いが出てくるので注意しましょう!
1日3~4杯のコーヒーを目安に健康な生活を送っていきましょう!
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