現代社会は人間関係や経済的負担などの理由でストレスを感じることが多い世の中ですよね。
友人関係に悩んだり、職場の人間関係で悩んだり、出費がかさんで常に金欠状態…考え出したらキリがありません。
普段の生活をしていくにあたって、人は様々なストレスを感じながら生きていくことが多いのですが、過度なストレスを感じたりストレスを感じることが多いと、体にも多くの影響が出てしまうんです。
その中でも深刻なトラブルが「抜け毛・薄毛・ハゲ」というもので、実際に頭皮や髪の毛のトラブルに悩んでいる方も多いのではないかと思います。
他人の視線が気になってしまったり、あなた自身のコンプレックスになってしまい、人と接すること自体に抵抗感を感じてしまう可能性もある頭皮の悩み。
なんでストレスで髪の毛が抜けやすくなってしまい、薄毛やハゲを引き起こしてしまうのでしょうか。
そもそも本当に抜け毛や薄毛などとストレスは関係しているのか…。
そんな疑問やストレスの解消方法について、こちらの記事でご紹介していきます。
この記事を読むことで…
- ストレスと薄毛の関係性がわかる
- 自分がどれくらいストレスを溜め込んでいるかがわかる
- ストレスの対策方法がわかる
- 抜け毛・薄毛・ハゲの対処対策方法がわかる
- 頭皮・髪の毛の悩みを解決して、コンプレックスを解消できる
といったメリットがあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ストレスが抜け毛・薄毛・ハゲの原因って本当?
最近、人間関係や経済的負担などの理由でストレスを感じていることはありませんか?
「そのせいで髪の毛が抜ける量が増えてきているかも…」
そう感じてしまうのは、あながち間違いではありません。
薄々感じている方もいるかもしれませんが、ストレスと抜け毛には深い関係があり、気にせず放置していると将来的に後悔してしまうことだってあります。
ストレス社会と呼ばれる今の世の中、誰だってストレスは抱えているものです。
けれど、だからと言ってそのまま無視し続けるのは良くありません。
このまま放置していることで、薄毛やハゲといったトラブルを起こすきっかけになってしまうからです。
そこでまずはストレスが抜け毛や薄毛を引き起こす理由について理解を深め、自分に合った対策方法を見つけていくようにしましょう。
なんでストレスが頭皮や髪の毛にトラブルを引き起こすの?
ストレスというのは体に様々な問題を起こします。
抜け毛や薄毛、ハゲだけでなく、いろいろな病気を引き起こすトリガーになってしまう厄介なもの。
ですが今回は抜け毛や薄毛などにピントを合わせて、詳しくご説明していきますね。
頭皮や髪の毛にトラブルを起こしてしまう理由としてはいくつかあるのですが…
- ホルモンバランスの乱れ
- 血液の流れが悪くなる
- 皮脂の分泌量が増える
といったものが挙げられます。
これらの理由について詳しくご説明していきますね。
ストレスによる抜け毛・薄毛の理由その1:ホルモンバランスの乱れ
人はストレスを強く感じたり、ため続けることによってホルモンバランスが乱れると言われています。
それは自律神経が乱れることによって交感神経が活発に働くようになり、男性ホルモンの分泌量が増えることが原因だと言われているのですが、男性ホルモンには髪の毛の抜け毛を増やしてしまうといった働きがあるため、抜け毛や薄毛を促進してしまう可能性を高めてしまうんです。
男性と女性で比べてみたときに、男性の方が薄毛やハゲになりやすいのは、この男性ホルモンの分泌量が多いからだと言われていて、直接頭皮や髪の毛に影響を与えやすい物質なんですね。
つまり男性の場合だとストレスによって、もともとの男性ホルモン量をさらに増やしてしまうことで、より抜け毛を起こしやすい環境を作ってしまうんです。
女性に関しても同様で、女性ホルモンと男性ホルモンの分泌量のバランスが悪くなることによって抜け毛が起きやすい状況を作り出してしまいます。
ストレスによる抜け毛・薄毛の理由その2:血液の流れが悪くなる
ストレスには先ほどお伝えした自律神経の乱れによって、ホルモンバランスが崩れてしまうだけでなく、血管を収縮してしまい血液の流れを悪くしてしまうことがあります。
髪の毛を育てるための頭皮にも、毛細血管という毛髪よりも細い血管が通っているのですが、血液の流れが悪くなることで髪の毛の成長に必要な栄養を届けにくくなってしまうんです。
栄養不足となった髪の毛はどんどん細くなっていき、毛根もやせ細ってしまいます。
そうすると髪の毛が抜け落ちやすくなってしまい、結果的に薄毛を引き起こし、将来的にはハゲになってしまう可能性があるんです。
ストレスによる抜け毛・薄毛の理由その3:皮脂の分泌量が増える
ストレスには男性ホルモンの分泌量が増えてしまうとお伝えしましたが、この男性ホルモンには抜け毛を引き起こす働き以外にも厄介なものがあるんです。
それが「皮脂量の増加」で、特に男性は女性に比べて男性ホルモンの分泌量が多く、余計に多くなってしまいがちなので気を付けなくてはいけません。
もともと頭皮に分泌される皮脂には、皮膚が乾燥しないようにするための保湿効果があったり、外からの刺激から肌を守るバリア機能があるのですが、過剰に分泌された皮脂はかえって逆効果になってしまいます。
皮脂が過剰分泌されることで頭皮はベタつきやすくなってしまい、毛穴を詰まらせやすくなります。
毛穴が詰まることで健康的な毛髪を育てることができず、通常であれば一つの毛穴から複数本の髪が生えてくるのに1本しか生えてこなかったり、髪の毛が細くなってしまったりしてしまうことも…。
そうすると本数が変わっていなくても毛量が少なく見えてしまったり、抜け毛・薄毛の原因をつくってしまうことがあるんです。
ストレスによる抜け毛で起こる症状とは?
ストレスによってどんなトラブルが起きるかがよく分かったところで、次にご説明するのがそこから起こる症状についてです。
先ほどご説明したものに関係してくるものや、直接ストレスが影響して起こる薄毛や抜け毛の症状をご説明していくので、自分に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
症状その1:円形脱毛症
ストレスによる薄毛や抜け毛で起こる代表的な症状が円形脱毛症です。
この症状は髪の毛が円形もしくは楕円形に抜け落ちるもので、気づかないうちに症状が出ていることが多いものです。
人によって個人差はあるのですが、10円玉くらいのサイズで症状が起きることから「10円ハゲ」とも言われています。
おもに頭髪に症状が出やすいのですが、稀に体毛や眉毛にも症状が起きることもあるそうです。
症状が回復しても、また同じような場所に再発することが多く、クセになってしまうことがあるので、気を付けなくてはいけません。
円形脱毛症の症状が進行中の場合に関しては、脱毛部分周辺の髪の毛を引っ張るとあっさりと抜けてしまい、その時に痛みがほとんどなく、抜けた毛の毛根に丸みのないとがったような形状をしている特徴があります。
もし思い当たるものがあれば、一度チェックしてみましょう。
万が一、円形脱毛症だと思うのであれば、自然に治るのを待つのではなく、一度皮膚科で詳しく診てもらうようしましょう。
症状その2:AGA(男性型脱毛症)
男性の抜け毛や薄毛の中でも1番多い原因と言われているのがこのAGAというもので、薄毛やハゲで悩むおよそ9割くらいの男性がAGAだと言います。
AGAは遺伝によるものがほとんどなのですが、遺伝と言っても100%の人が発症するわけではありません。
遺伝ではAGAを起こしやすい「因子」を受け継ぐのですが、ストレスなどによって症状が発生しやすくしてしまうのです。
しかもAGAは進行性の脱毛症と言われているので、一度発症してしまうとどんどん薄毛を悪化させてしまい、最終的にはハゲになってしまいます。
放置していても回復することがないため、気づいた段階で対策をしなくてはいけない厄介なものなんです。
症状として前頭部の生え際が後退してきたリ、つむじ周辺の髪の毛が薄くなってきたり、髪の毛にハリ・コシがなくなってきます。
これは男性ホルモンのひとつである「テストステロン」が還元型酵素の「5αリダクターゼ」という物質と結合することによって、悪性の男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」というものに変換されてしまい、このDHTが前頭部の生え際や頭頂部にあるレセプター(受容体)に行き渡ることによって症状が起きるんです。
おじさんなどで髪の毛が薄い人で前髪や頭頂部が薄いのには、こういった理由があるんですね。
ストレスはDHTの働きを強めてしまう作用があるため、症状が出始めている人がストレスを強く感じてしまったり、長期間ストレスを感じてしまうと、抜け毛が起きやすくなってしまう働きがあります。
AGAは早期対策をすれば改善することができるとも言われているのですが、手遅れになってしまうと改善するのに時間がかかってしまったり、場合によっては治療自体が難しくなってしまうことがあるので注意が必要です。
症状その3:FAGA(女性男性型脱毛症)・びまん性脱毛症
これは女性に見られる薄毛の症状で、FAGA(女性男性型脱毛症)もしくはびまん性脱毛症と呼ばれています。
症状の特徴として男性は部分的に抜け毛・薄毛が進行していくのに対して、女性の場合は頭髪全体に症状が進行していくといったものがあるんです。
部分的でないため、なかなか気付かないことが多く、知らない間に薄毛になっていたということがあります。
原因としてはルモンバランスや加齢が主な原因となっていて、ストレスによるホルモンバランスの乱れが影響することも考えられています。
人によってはピルなどを服用している場合、その影響で一時的に髪の毛が抜け落ちてしまうことも考えられるのですが、そうでない場合はストレスによるホルモンバランスが影響している可能性が高く、気をつける必要があるでしょう。
症状その4:脂漏性脱毛症
名前からなんとなくわかるかもしれませんが、これは皮脂の分泌量が増えたことによって起こる脱毛症です。
脂漏性皮膚炎という炎症を引き起こす「マセラチア菌」によって起きるもので、この菌は皮脂に含まれている中性脂肪を分解しながら数を増やしていきます。
ストレスなどによって皮脂の分泌量が増えることで、マセラチア菌が異常繁殖してしまい炎症を起こしてしまうのですが、この時に大きなフケや頭皮湿疹を起こしてしまうんです。
そして症状が進行すると頭皮を守ろうとしてかさぶたができるのですが、そのまま放置することによって炎症が進行してしまい、頭皮の状態が悪化して毛髪が細くなってしまいます。
その結果髪の毛が抜け落ちてしまい、薄毛を引き起こしてしまうんです。
もし髪の毛や頭皮が以上にべたついており、毛髪や肩にフケが付着しているのであれば、脂漏性脱毛症の可能性があるので皮膚科などで診てもらうようにしましょう。
簡単ストレスチェック!こんなひとは注意しましょう!
症状をみてもらったのでなんとなく伝わったかと思うのですが、ストレスは髪の毛や頭皮にとってかなり厄介なものです。
正直言って「恐ろしい」の一言ですよね。
ですが、ストレスと言っても人によってはどれくらい感じているかは個人差がありますし、イマイチわからないという方もいると思います。
そこでこちらでは、今あなたがどれくらいストレスを溜め込んでいるのかを簡単に調べるためのチェックリストを用意しました。
方法は簡単で、16個の質問にYES・NOで答えるだけでできるものなので、ぜひ試してみて下さい。
- たくさんの業務があって正直しんどい
- 時間内に仕事が終わらず、残業することが多い
- 集中力がとても必要な仕事をしている
- 仕事中は他のことを考える余裕がない
- 自分のペースで仕事ができない
- 職場や友人、恋人、家族の人間関係で悩んでいる
- イライラすることが多い
- 毎日疲れているような状態が続いている
- いつも気を張り詰めている
- 先々のことが不安に感じる
- 肩や首が凝っている
- 食欲があまりわかない
- 眠れないことが多い・寝つきが悪い
- 職場の人に相談ができない
- 家族、友人に相談できる人がいない
- 普段の生活(仕事・プライベート)に満足できていない
YESはどれくらいありましたか?
診断結果の内容をご説明していきますので、参考までに見ていきましょう。
- YESが0~3個場合
- 現状、ストレスに感じていることはあまり多くありません。
日々に生活や仕事で苦痛に感じたりすることも少なく、わりと快適に毎日を過ごしていると言えます。
あくまで現状という意味なので、普段からストレスをためないように工夫をしていくように心がけましょう。 - YESが4~8個の場合
- 今現在、多少のストレスを感じながら生活をしていると言えます。
普段の生活をしていく上である程度仕方のない部分ではあるので、あまり重く受け止める必要はありませんが、適度に発散をしていかないと抜け毛や薄毛を進行させてしまう可能性があるので注意が必要です。 - YESが9個以上の場合
- かなりストレスを溜め込んでいるような状況です。
早急にストレスを発散させていき、心身を楽な状態にしてあげないと薄毛を引き起こしてしまうリスクが高くなってしまうでしょう。
定期的に気分を発散できる方法を見つけ、リラックスさせてあげないと症状が悪化してしまったり、抜け毛が起きやすい状況になってしまうので注意しなくてはいけません。
以上がストレスチェックの内容になっています。
もしストレスを多く感じているような状態であれば、これからお伝えするストレス対策をぜひ参考にして、抜け毛や薄毛を起こさないようにしていきましょう。
ストレスを緩和するおすすめの対策方法8選!
それではここからはストレスを発散するために効果的な方法をご紹介していきます。
ストレス発散には個人で向いているものと、向いていないものがあると思います。
それは人によって好みも生活習慣が違うからで、これからご紹介するものすべてがストレス解消になるとは限りません。
なので、もし試してみて「自分には合わないな…」と感じるのであれば、無理に続ける必要はないんです。
むしろ苦手なことや嫌なことを継続することがストレスになってしまうこともあるので、あなたが無理なく続けられるものを実践していきましょう。
対策方法その1:質の高い睡眠をしっかりとる
ストレス発散には良質な睡眠を取ってあげることが大切です。
普段から仕事が忙しかったり、ついつい夜更かしをしてしまい、睡眠時間が足りず寝不足気味になってはいませんか?
人は眠っているときに深い眠りと浅い眠りを交互に繰り返しているのですが、質の高い睡眠をするためには深い眠りの方がいいと言われています。
眠りが深いことで自律神経のひとつである交感神経の働きが弱くなって、体を休める副交感神経が優位になると言われているんです。
副交感神経にはストレスを和らげる働きがあるので、なるべく眠りが浅くならないようにする必要があります。
具体的な方法として…
- 就寝直前のスマホやテレビの閲覧はやめる
- 寝る前の飲酒は控える
- なるべく刺激物(カフェインや辛い物など)を摂らない
といったものがあります。
ストレスを少しでも緩和するためにも眠りの質を高めるように心がけましょう。
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対策方法その2:シャワーではなく湯船に浸かる
普段から忙しくて湯船に浸かることがほとんどない方は、この機会にシャワーではなく湯船にしっかりと使ってあげるのも効果的です。
湯船に浸かることによって体の疲れをとるだけでなく、副交感神経が働いて日々のストレスを解消する効果も期待できるんですよ。
ただしお湯の温度が高すぎると、逆に交感神経が優位に働いてしまうことがあるので、38~40℃くらいのぬるま湯程度が効果的です。
さらに半身浴をしてあげることで、その効果を高めてくれるので、ぜひ試してみて下さい。
半身浴の具体的な方法は、お湯につかったときにみぞおちくらいの高さに湯船が来るようにします。
その状態で10~20分ほど使ってあげましょう。
対策方法その3:ストレスに効果的な食事を意識してみる
ストレスを強く感じているのであれば、好きなものをドカ食いするのもいいのですが、それでは脂質や糖質を摂りすぎることになってしまい、薄毛や抜け毛を進行させてしまう可能性があるので、「抗ストレス成分」を含んだ食品を意識してみると良いでしょう。
具体的な栄養素として…
- ビタミンC
- カルシウム
- パントテン酸
- GABA
といったものがあります。
それぞれの働きと、どのような食材に含まれているのかご紹介していきますね。
抗ストレスホルモンを分泌するために必要な栄養素です。
人はストレスを過度に感じたり、長期間をストレスを感じるとストレスを多く消費します。
ビタミンCが不足してしまうとストレスを解消することができず、イライラしてしまったり、不安感を感じるようになります。
ビタミンCを多く含む食材…柑橘系のフルーツ、苺、キウイ、ブロッコリーなど
■カルシウム
交感神経が必要以上に活発にならないようにして、気分が安定するようにしてくれます。
不足しがちな栄養素でもあるため、積極的に摂る必要があるでしょう。
カルシウムを多く含む食材…乳製品、小魚、大豆製品など
■パントテン酸
ストレスを緩和するために必要なホルモンの手助けをしてくれる成分です。
不足することでストレスを感じやすくなり、イライラしやすくなってしまったり、不安や焦燥感を感じてしまいます。
パントテン酸を多く含む食材…レバー、アボカド、納豆など
■GABA(ギャバ)
抗ストレス作用のある成分で、ドーパミンなどの興奮作用のある神経伝達物質の分泌を抑えることで、心身をリラックスさせる効果があります。
グリコが販売しているチョコでも有名な成分ですね。
GABAを多く含む食材…トマト、アスパラガス、ジャガイモ、ナス、発酵食品、そばなど
以上の食品を意識して食べることで、効果的にストレスを緩和することができますよ。
対策方法その4:適度な有酸素運動
有酸素運動を適度にすることでストレスを和らげることができるのはご存知でしたか?
社会人になると運動習慣がなくなってしまいがちになり、めったに体を動かすことがなくなってしまいます。
適度な有酸素運動をすることによってストレスを作り出すホルモンを取り除くことができるんです。
ただ激しい運動は交感神経を刺激してしまい、男性ホルモンを多く分泌してしまう可能性があるので、抜け毛や薄毛を進行させてしまう可能性があるので注意しなくてはいけません。
運動をするならウォーキングやジョギング、ヨガ、ストレッチなど、無理なくできるものが良いです。
対策方法その5:趣味など自分の好きなことに時間を費やす
これは人によってそれぞれ嗜好の違いがあるかもしれませんが、自分の好きなことに時間を費やすことで、嫌なことを忘れることができ、幸福感を高めることができます。
私の場合は洋服が好きなので、まとめて衝動買いをすることでストレスを発散させて、それでいて好きなものをたくさん買うことによって幸福感(満足感)を得ています。
好きなことは人によって違いがあるので、読書をしたり、コミックをまとめ買いして読みふけってみるなども効果的かもしれません。
あなたの趣味や好みに合ったものに時間やお金をかけることで、大きなストレス発散ができますよ。
対策方法その6:深呼吸をして気持ちを落ち着かせる
深呼吸には交感神経の働きを抑制して、心身をリラックスさせる副交感神経を優位にさせる効果があります。
副交感神経にはストレスを軽減させる働きがあるので、意識的に取り入れてみると良いでしょう。
具体的なやり方についてですが…
-
背筋を伸ばして鼻から息を吸う
息を吸うときは5~10秒ほどかけて鼻からゆっくりと吸うようにして、お腹を膨らませるようなイメージで行ないます。
-
息を吸ったら口から息を吐きだす
息を吐きだす時は口から出すようにして、10~15秒ほどかけて吐き出していきます。
この時お腹をへこますようなイメージで吐き出していき、最終的にはお腹がへこむような感覚で行ないましょう。 -
上記の手順を3セット行ないます
以上の流れで深呼吸を行なうことによって、ストレスを緩和することができます。
仕事などの息抜きをするときにやってみてはどうでしょうか。
対策方法その7:何も考えずボーっとしてみる
普段から何かと忙しい人には特におすすめの方法です。
一見ボーっとしていることで無駄な時間を過ごしていると感じてしまう方もいるかもしれませんが、何も考えずにいることで頭の中が整理されて気持ちに余裕ができるようになります。
余裕ができると物事に対して集中力が高まり、余計なことを考えなくなってストレスを和らげることになるんです。
特に仕事に追われてゆっくりする時間がない方は、職場での休憩時間や自宅に帰ってから時間をつくって、何も考えずボーっとしてみる習慣を取り入れてみるといいかもしれませんね。
対策方法その8:思いっきり泣ける映画やドラマを観る
涙活(るいかつ)という言葉をご存知ですか?
とにかく涙を流して心のデトックスをすることを指しているのですが、泣くという行為は副交感神経が働き、ストレスを発散させる効果があるんです。
映画やドラマ、コミックなどでもいいですし、仕事やプライベートでツラいことがあれば我慢せず泣いてみましょう。
逆に涙を流さずに我慢してしまうことでストレスになってしまうこともあるので、自分の気持ちを素直に解き放してあげることも大切にしてあげてください。
抜け毛が進行して薄毛・ハゲの症状が出ているなら本格的な対策を!
ここまでストレスの発散方法をご紹介してきましたが、もし薄毛やハゲが進行している場合はストレス対策だけでなく、同時並行して頭皮や髪の毛のケアをしなくてはいけません。
先ほどお伝えした通り、抜け毛や薄毛には進行性のものがあり、一度症状が出てしまうとどんどん悪化していってしまいます。
仮にストレス対策をしていたとしても、改善につながるわけではなく、進行を遅らせるか予防くらいにしかならないんです。
なのでもし本当に薄毛やハゲに悩んでいる、もしくは将来髪の毛が抜けて薄毛になってしまうのではないかと不安を感じているのであれば、早めに薄毛対策をする必要があります。
具体的な対策方法に関しては、症状が軽ければ「育毛シャンプーや育毛剤」を使ってケアをしていき、ある程度症状が進行している場合に関しては「育毛剤や発毛剤」を使ってケアすることをおすすめします。
以下に育毛シャンプーや育毛剤についてご紹介した記事があるので、ぜひ併せてご覧ください。
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まとめ
この記事でご紹介させていただいた通り、抜け毛や薄毛はストレスによって起こることが直接的・間接的に考えられます。
ストレスはホルモンバランスや自律神経を乱してしまい、血液の流れを悪くしたり皮脂の分泌量を多くしてしまうことで髪の毛を抜けやすい環境にしてしまいます。
その他にも遺伝による薄毛の因子を活発に働かせることによって、将来ハゲになってしまう可能性を高めてしまうため、気を付けなくてはいけません。
こちらのでご紹介した対策方法を取り入れ、育毛シャンプーや育毛剤と併せて頭皮にしっかりと栄養を与えてあげることで健康的な髪の毛を増やしてあげましょう。
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