どんな職場においても必ず一人や二人はいる「めんどくさい」従業員や上司。
仕事をしていく上で、そのような人たちと接しないといけないことは多々あるのではないでしょうか?
そんなめんどくさい人たちと接しているうちに人間関係に疲れてしまったり、ストレスを抱えてしまうというようなことも少なくないでしょう。
他にもSNSが充実している今、人間関係のもつれが問題になっていたりしますよね。
もちろん良い人間関係を築いていくことで、自分にとって良い刺激を受けたりホッとすることもでき、良い影響もあります。
ですがその逆に、相手に気づかいをしなくてはいけなかったり悪口を言われてしまったりとネガティブなことも起きてしまうのも事実。
正直そんな状況を「投げ出してしまいたい」と思っている方もいるのではないかと思うんです。
そこでこちらの記事では、そんなめんどくさい人間関係に疲れてしまった時に試してもらいたい対処方法やストレスの発散方法をご紹介していきます。
この記事を読むことで…
- 人間関係の疲れに悩まなくなる
- 相手に対してめんどくさいと感じなくなる
- 溜まったストレスを発散する方法がわかる
といったメリットがあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。
人間関係に疲れやすい人ってどんな特徴があるの?
人間関係に対して疲れてしまう人には大きな特徴があります。
あなたもその特徴に当てはまらないかチェックしてみましょう。
- 周囲の人に気を遣いすぎてしまう傾向があるため、自分の思っていることを言い出せなかったり行動に起こせない
- 他人からどう思われているのか気になってしまう
- 自分以外の人の発言に対して、深掘りしすぎてしまい、勝手な思い込み相手の思っていることを判断してしまいがち
- 気持ちを素直に伝えることができず、裏で相手の悪口などを言ってその人への鬱憤を晴らしている
- 普段から同じような人としか付き合いがない
以上のように、必要以上に相手を気遣ってしまったり、自分の思い込みだけで相手の印象を決めつけて悪口を言ってしまい、自分の気持ちを上手く伝えられないという人は、人間関係に対してストレスを感じやすく疲れやすいんです。
またいつも同じような人としか付き合いがないという場合に関しても、人間関係を築いていくことに慣れていないので、長年の友人や家族とのつながりしか持とうとしません。
関係性の変化でさらに疲れを感じてしまうことも…
どんなに仲の良い関係であっても、その人ばかりに執着し続けていると次第に関係性に変化が起きます。
いつの間にか疎遠になっていたり、ギクシャクした感じになってしまうことで、次第に孤独感や寂しさ、不安といった感情が強くなってしまうんです。
あなたがよりよい人生を歩んでいくためにも、ある程度の新しい人間関係の構築は必要不可欠。
そこで次の項目からは職場の人間関係に疲れた時の対処法をご紹介していきます。
この対処法を知ることで、どんなにめんどくさい相手でもその関係性にストレスを感じることなく、程よい距離感を保つことができ、お互いにとってプラスになる関係を築くことができるようになるでしょう。
職場の人間関係をめんどくさいと感じてしまう理由
次は職場での人間関係にたいしてめんどくさいと感じる理由についてまとめてみました。
いったいどんな理由でめんどくさく感じて、疲れ切ってしまうのでしょうか…。
その1:仕事に私情を持ち込みすぎる
本人も知らず知らずのうちに口にしてしまっているのかもしれませんが、公私の区別はしっかりと付けなくてはいけませんね。
プライベートで起きた出来事を仕事まで持ち込んでしまい、一喜一憂しているのを見ていると本気で仕事を頑張っている自分にとっては目障りでしかありません。
日によってテンションが違うと変に気を遣わないといけないこともあるかもしれません。
そんな人が職場にいたら正直迷惑以外の何物でもありませんね。
そのような時は基本的にスルーしてしまうのが1番ですが、やはり目についてしまうのであれば、その人の直属の上司にしっかりと指導してもらうように伝えてみるのも一つの手段です。
その2:ウワサ話が好きな女子グループが存在する
どこにでもいますよね、こういうウワサ大好きな女性たち。
正直話を聞いているとこちらが疲れてしまいますし、よくあれだけ喋れるなって感心してしまいます。
勝手に人にランク付けしたり、訳のわからないウワサを流したり…。
そういった女性は被害者意識も高く、意外と変な権力(?)を持っていたりもします。
なにか文句を言っても全部こちらが悪いように仕立て上げられてしまうなど、本当に迷惑ですよね。
職場は女子会でもなければ友達作りの場でもありません。
距離を置いてしまい、できるだけ関わらないようにすることが1番の対策方法でしょう。
その3:低スペックでどうしようもない上司がいる
これはどこの企業にもひとりはいるのではないでしょうか。
ろく部下の面倒も見ず、なにか問題があればすべて部下の責任にしてしまったりする上司は少なからずいます。
たしかに問題を起こした部下にも責任はありますが、そうならないように指導するのが上司の役目です。
監督不行き届きを棚に上げ、責任をすべて部下に取らせるのはどうかと思います。
こういった時の対処方法としては、一人で悩まずに人事部に相談していることが1番です。
またもし企業規模が小さく、人事部がないようであれば人事を担当しているさらに上の上司に相談してみることも考えてみましょう。
その4:周りのモチベーションが低い
自分にはちゃんとした目標や目的があるのに、周囲の人たちと仕事への取り組む姿勢の違いにめんどくささを感じてしまうことってありますよね。
仕事は一人でやるものではなく、チームとして取り組むものも多いでしょう。
そんな中でもそういったモチベーションの低い人がいると、正直イラっとしてしまいます。
本来であれば放置しているのが1番ですが、チームとして取り組んでいる仕事の場合に関してはそうはいきません。
ある程度は許容できたとしてもあまりにもひどい場合に関しては、上司に相談してみるのもいいでしょう。
また会社全体で仕事にたいして取り組む姿勢が低い場合は転職を考えてもいいと思います。
本当にめんどくさい!職場の人間関係に疲れた時の対処法
人間関係に対して疲れを感じてしまいやすい人の特徴が分かったところで、ここからはその対処法についてご説明していきます。
上記でもご説明した通り、この対処法を身につけることによって、仕事をしていく上でめんどくさい相手でもストレスを抱えることなく、あなたにとっても相手にとってもプラスになる関係性を作り上げることができるようになります。
どれもすぐに実践することができるものなので、ぜひ参考にしてみて下さい。
人間関係に疲れた時の対処法その1:身近な友人や同僚に相談してみる
これに関しては人間関係の悩みに限ったことではないのですが、取り組んでいる業務の内容や仕事をしていくことに対しての意義などに困ったら、同僚や普段から親身になって話を聞いてくれる先輩・上司、家族、友人などにアドバイスをもらいましょう。
先ほどもご説明した通り、人間関係に悩む多くの方が自分の意見を言えず、一人で悩んでしまいがちです。
一人で物事を解決しようとすると、どうしても偏った考えになってしまいがちになりますし、場合によっては感情的になってしまうことでなかなか冷静な判断というのができなくなります。
大多数は現状維持!解決策を考えることは躍進のチャンス
多くの人は人間関係に悩んだとき、どうにかしようとはせずそのまま諦めてしまいます。
なので解決しようとする姿勢はとても素晴らしい事なんです。
ですが、一人で解決しようとすることは長い目で見て良い結果につながるかというと、そうではないと思います。
アドバイスをもらうことで自分とは違った答えにたどり着くこともでき、個人・業務としても成長することができるでしょう。
人間関係に疲れた時の対処法その2:自分自身の考えをあらためてみる
何時もガミガミ言ってくる上司やだらだらと仕事をしている後輩、人付き合いがよく器用な同僚。
ストレスや疲れがたまってくると一緒に仕事をするのが嫌になることもあるかもしれません。
そういった気持ちもすごくわかるのですが、ただ単純にあなたとの価値観がズレているだけということもあります。
みんなが同じ意見を持たないように、好き嫌いは誰にでもあるはずです。
友人の中に価値観の違う人がいるのであれば、付き合いをやめたりすればよいかもしれませんが、仕事となるとそうはいきませんよね。
自分が無理やり相手の価値観に合わせるとなると、どうしてもストレスや疲れがたまってしまうと思いますl。
それにどんなに考え方が違くてもある程度の付き合いは必要になってくると思います。
なのでそんな時は…
- 考えが合わないのはしょうがない
- 好きになれないならそれはそれでいいのかな
というように、考えを割り切るのも一つの方法でしょう。
もちろん相手に無礼な態度を取ってしまうのはNGですが、思ってもいないのに賛同したり必要以上に媚びることありません。
そうすることで変に気を遣うこともなくなり、人間関係に悩むことも少なくなるはずです。
人間関係に疲れた時の対処法その3:相手の人と距離感を取ってみる
これは職場の人間関係が親密になればなるほど起きやすいことなのですが、距離感が近い人ほど自分勝手な発言や行動を取りやすくなり、様々な問題を引き起こしてしまいます。
たとえば平気で悪口を言いふらしたり、仕事の期限を守らなくなったり、自分のプライベートに入り込んでくるといった問題行動を起こしやすくなるのです。
ですがこのような行動は相手の信頼を失うきっかけになってしまい、決してプラスに働くことはないと思います。
またそういった人の多くは付き合いの幅が狭くなりがちで、少ない人数の相手と深い付き合いをしがち。
その結果、考えが偏ったものになりやすく、狭い関係の中でトラブルを起こしやすくなってしまいます。
なので、特定の人と深い付き合いをすることも大事ですが、様々な人とある程度の距離感を保ちながら付き合いをしていくことによって、わだかまりのようなものをつくらず付き合っていくことができるでしょう。
どんなに仲の良い関係であっても踏み込んでほしくない部分というのはあると思います。
もしそのようなことがあれば一度距離を取ってみるのも効果的です。
そうすることで人間関係に疲れるようなことは少なくなっていきますよ。
人間関係に疲れた時の対処法その4:相手に合わせない
人は少なからず他人からの目を気にして日々を過ごしていると思います。
特に人間関係に悩む方にとってはこの部分を重要視していることが多いのではないでしょうか。
- ダメ人間に思われたくない
- つい見栄を張ってしまう
- 誰にでもいい人を演じてしまう
もしこのような傾向があるのであれば、一度このような考え方をやめてみるのもいいでしょう。
これは相手からすれば「都合のいい人」「胡散臭い」と思われてしまう可能性がありますし、あなたにとって何もプラスになりません。
日々の仕事をしていく中である程度相手に合わせることも大事だと思いますが、それよりも自分が取り組んでみたいこと、思ったことなどを主張してみる方が良いのです。
相手に合わせてばかりでは、自分の本当の気持ちを出すことができず、どんどん苦痛に感じてしまい人間関係に疲れてしまうでしょう。
自分の気持ちを押し隠し、相手に合わせることというのは自分で人間関係を悪くしているのと同じなんです。
極論を言ってしまうと、「周囲の人からは何と思われてもいいんじゃないか」と考えられるようになれば、人間関係で疲れることはなくなるはず。
急にこのような考え方をするのは難しいと思いますが、少しずつ自分に正直になっていくことを心がけてみると良い結果につながるでしょう。
人間関係に疲れた時の対処法その5:人間関係に疲れたらその関係を分別してみる
人間関係に疲れたと言っても、具体的にはどのような人間関係に問題が起きているかは明確になっていません。
人との付き合いに嫌気がさしたとしても、それはすべての人に対してではないと思うんです。
たとえばですが、仕事をしていく上で職場の人に嫌気がさしていたとしても、家族や友人とは非常に良い関係を築いていることが多いと思います。
もしかしたらその逆だってあり得ますよね。
ただ何となく人間関係に疲れたと思っているだけでは何も改善していくことはないんです。
人間関係を改善していくためには「分別」することが大切です。
どういうことかというと、自分が生活していく上で大きく分けると4つの関係性に分けることができます。
- 必要のない関係
- ある程度距離感があった方が良い関係
- 現状維持で良い関係
- 今後良くしていきたい関係
以上のような関係性に分けることができるのですが、これを頭の中だけでなく、実際に紙に書きだしてリスト化することでわかりやすくなります。
このように分類してあげることでどの人との関係が自分にとって必要ないか、プラスにならないかをはっきりさせることができるので、人間関係で悩むことも最小限になるでしょう。
仮に職場の人全員が自分にとって必要のない関係に分類されるのであれば、転職をしても良いかもしれませんし、同じ会社内で異動届を出してみるのも良いかもしれません。
人間関係に疲れてしまうような人との付き合いを続けることは決してプラスになるとは言えないので、思い切って関係を断ってしまうのも一つの方法としてアリだと思います。
人間関係に疲れた時の対処法その6:別のグループで新たな人間関係を築いてみる
人間関係に疲れているのに何言ってんだと思うかもしれませんが、そういった人の多くが小さな人間関係のグループ内に身を投じていて、その中で孤立していたりすることによって孤独を感じているからです。
なので、あえてそのグループから飛び出してみて、違うグループにも身を投じてみることで、新しい友人をつくることができ、違った人間関係を築くことができます。
実際に先ほどご紹介した部署の移動なども一つの方法かもしれませんが、なかなか受理されないということもありますし、簡単に物事が運ばないこともあるでしょう。
ですがこの方法は自分がちょっと行動を起こせば済んでしまうものなのでとても手軽にできます。
たとえば習い事に通ってみたり、セミナーや講習会に参加してみるのも良いでしょう。
新たな人間関係ができれば、今まで疲れ切っていた気持ちも自然と和らぎ、孤立感や孤独感が薄れていくはずですよ。
人間関係がめんどくさいと感じる人はどんなことに悩んでいるの?その解決方法とは?
どんな些細な問題でも積み重なっていけば、相手に対して嫌悪感を抱いてしまいますよね。
実際に人間関係がめんどくさいと感じている方はどんなことに悩んでいるのでしょうか。
ここからはそんな悩みについてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。
悩みその1:素の自分を出すことができない
先ほどの「人に合わせない」ということと真逆の意見になってしまいますが、一つの方法として捉えて欲しくてご紹介させていただきます。
ありのままの自分をさらけ出すことができず、それが苦痛になってしまいストレスとなって人間関係をめんどくさいと感じてしまいます。
これは自分の行動や言動に自信がなく、自分が取った行動によって「相手に嫌われたくない」という不安が巣の自分を押し隠してしまうのです。
解決策:自分自身を承認してあげる
これを解決するには先ほどの「相手に合わせない」という方法だけでなく、「そんな自分もアリ」だとあなた自身を認めてあげるのも良いでしょう。
自分のことを承認してあげることで自分自身に自信をもつこともできますし、めんどくさいと感じる相手にたいしても割り切って接することができるようになります。
そうすることでめんどくさい関係から逃れることができ、人との関係に悩むことも少なくなるはずです。
人は少なからずいくつかの顔を持っています。
それは決して悪いことではなく、世渡りするために必要なスキルで、気づかないうちに持っているものなんです。
なので人に合わせて自分をさらけ出せないことに対してマイナスに捉える必要はありませんよ。
2つの方法をご紹介しましたが、どちらも対処法として成り立つものなので、あなたにとって効果的だと思う方を選んで使ってみましょう。
悩みその2:悪口や陰口が多い
誰かの悪口や陰口を聞くと決して良い気分にはなりませんよね。
それが自分の信頼している上司や先輩、同僚のことだったり自分ことだったらなおさらです。
正直言ってこんな話を聞いても何の得にもならないし、黙って聞いているだけでも疲れてしまいます。
同感してしまえば何かあったときに巻き添えを食らうし…。
そう考えると本当にめんどくさいったらありゃしないですよね。
解決方法:それはそれと割り切って聞き流す
この場合の解決策としていくつかあるのですが、「悪口を言ってウサ晴らししたいんだな」と割り切ってしまうことです。
のちほど詳しくご説明しますが、自分を変えることができても、他人を変えることはできないと言われています。
やんわりやめた方がいいと伝えたうえで、それでも相手が悪口や陰口をやめないのであれば、それは相手が「現状維持」を望んでいるから。
なので、そんな人は放っておいて良いでしょう。
仮に自分の悪口を言われていたりするのであれば、それは「アドバイス」だと思ってやり過ごしてしまいましょう。
思い切ってその人との関りを断つのも一つの方法として良いのではないかと思います。
相手を陥れるような発言を繰り返す人は決していい人生を送ることができません。
そんな面倒なことに時間を取られるのであれば、別のことに時間を使った方がよっぽど身になります。
悩みその3:必要以上に気を遣う
会社の先輩や上司に対して必要以上に気を遣ってしまう、おまけに同僚にまで気を遣ってしまう方も意外に多いですよね。
けれどこの気づかいができるというのは決して悪いことではありません。
むしろ自然であろうと意識してであっても、相手に気遣うことができるのは素晴らしいことなんです。
なかには意識してもできない人もいますからね。
なので自信を持っても良いと思います。
けれど必要以上に気を遣うのは正直疲れてしまいますし、ストレスも溜まってしまうでしょう。
解決方法:境界線(ボーダーライン)を設定する
そんな時はしっかりと線引きしておくと良いかもしれません。
「ここまでは気を遣うけど、それ以上は誰かに任せよう」など、すべてを自分で抱え込むようなことはせず、誰かを当てにすることを心がけてみましょう。
他人に任せることは決して悪いことではないですし、その方があなたにとっても気持ちが楽になって仕事にも身が入るようになりますよ。
悩みその4:SNSなどのツールが増えてめんどくさい
最近ではスマートフォンやタブレット、PCなどの普及に伴い、SNSによって簡単に誰とでもつながることができるようになりました。
私も普段から便利だと思って使っていますが、その反面で常に誰かに監視されているような気分になって煩わしい気持ちになることも…。
職場の人とSNSでつながってしまうと休みの日まで何をしているかバレてしまい、リラックスして休日を過ごすことができませんよね。
解決方法:裏アカ(裏アカウント)をつくってプライベートを隠す
そんな時はSNS上で裏アカ(裏アカウント)をつくってみてはどうでしょうか。
SNSというのは基本的に複数のアカウントをもつことができ、仕事用のアカウントとプライベート用のアカウントに分けてしまうんです。
私もいくつかアカウントをつくっていますし、プライベートアカウントに関しては自分が承認した人でない限りは閲覧できないようにしています。
仕事とプライベートをしっかりと分けたいという方は、このようにすれば職場のめんどくさい関係とプライベートをきっちり分けることができますよ。
意外に多い?退職の原因にもなる人間関係
職場の人間関係に疲れ、悩んでいると頭の中をかすめる「辞めてしまおうかな…」というフレーズ。
誰しもが一度は経験したことのあるものだと思います。
私はこのように人間関係に悩みながら仕事を続けるのであれば、いっそのことやめてしまっても良いのではないかと思っています。
今後の人生に関わることなので安易なことは言えませんが、自分の考え方や行動を変えることができたとしても、自分以外の人を変えるのはできません。
人が変わろうとするとき、それは他人から言われたりしてではなく、「自分自身で変わろう」と思うからです。
仮に誰かに言われて変わろうとすることがあっても、それはキッカケであって、変わろうとしているのは自分の意志。
なので自分がどんなに努力しても人間関係が変わらないのであれば、職場を変えてみた方が良いでしょう。
そのまま同じ職場にいてもあなたにとってプラスに働くことはありません。
【注意】人間関係で退職経験がある場合は同じことを繰り返すかも
ただし、以前にも何度か人間関係の悩みで退職したことがある場合に関しては気を付けなくてはいけません。
もしかすると自分自身に何かしら問題があるのかもしれないので、次の転職先でも同様の問題に頭を抱える可能性があります。
そのため、一度自分のことを振り返って自己評価してみるようにしましょう。
あなたがどんなに高いモチベーションを持って仕事に取り組んでいても、勤めている環境がその姿勢を後押ししてくれるものでなければ意味がありませんよね。
人間関係に疲れ切って頭を抱えるよりも、一度リセットして一からやり直してみる方がメリットは大きいのではないかと思います。
職場の人間関係の悪化から来るストレスには様々なトラブルを引き起こす原因に!
仕事上の人間関係が悪化してしまうとそれがストレスにつながってしまいます。
それが改善されず、蓄積されていったストレスは様々な問題を引き起こしてしまう原因になるのはご存知ですか?
ストレスは人に緊張感を与え、ある程度の規律を守ろうとするメリットがあるのですが、過剰にストレスがかかると身体にとってもよいことはありません。
具体的にはどのような問題が起きるのか…
- 薄毛・抜け毛
- 退職・転職
- うつ
などの問題が起きる可能性があります。
それぞれ具体的にどういったことになるのか、ご説明していきます。
人間関係によるストレスから薄毛や抜け毛になってしまった場合
薄毛や抜け毛と言っても種類はたくさんあります。
AGA(男性型脱毛症)や牽引性脱毛症(ケンインセイダツモウショウ)、円形脱毛症、脂漏性脱毛症、粃糠性脱毛症(ヒコウセイダツモウショウ)といったものが主流ですが、基本的には薄毛・抜け毛のほとんどはホルモンバランスが原因となります。
ですが、ストレスとホルモンバランスには大きなかかわりがあり、過剰なストレスがかかることで自律神経がバランスを崩し、自律神経のバランスが悪くなることでホルモンバランスも悪くなってしまうんです。
人間関係のストレスで脱毛症仁なったときの対策方法
乱れたホルモンバランスは、髪の毛の毛根部分に抜け毛を引き起こす酵素を作り出してしまい、改善しないとそのまま薄毛へとつながってしまいます。
薄毛の種類にもよりますが、一度できた酵素はストレスを解消してもなくなることはなく、毛根部分で活動を続けてしまうため、場合によっては本格的に対策をしていかないといけなくなることも…。
その内容についてはここでご紹介するとかなり長くなってしまうので、別の記事で詳しくご説明していきます。
ぜひこの記事と併せてご覧ください。
人間関係によるストレスから退職・転職した場合
ある程度キャリアも積んでいたけれど、職場の人間関係に疲れてしまった…そんなストレスだらけの職場を離れることで人間関係に悩むことはなくなり、ストレスも軽減されるかもしれません。
ですが別の問題もあり、それは「所得の低下」です。
前の職場出はそれなりの役職についていたとしても、新しい会社では関係ありません。
引き抜きなどがあれば話は別ですが、そうでなければまた一から再スタートということになるので、平社員からやり直しになるでしょう。
そのまま今の職場で仕事を続けろとまでは言いませんが、もし退職・転職を検討しているのであれば、あなたの業績を考慮してくれる企業を選ぶ必要があります。
以下の記事でおすすめの転職サイトをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
人間関係によるストレスからうつになってしまった場合
ニュースなどでもうつ病の話題がピックアップされることもありますが、その原因のほとんどが人間関係から来るストレスによるものだそうです。
環境の要因によるものが大きいうつ病は一度なってしまうとすぐに改善することができないだけでなく、なかなか気付かないということもあります。
業務に対して熱心に取り組み、上司や先輩に対しても常に気づかいをしていてもそれがストレスとなってしまったり、自分のことを認めてくれる人がいない企業で頑張っていることがストレスに感じてしまうことでうつ病を発症してしまう可能性があるんです。
このあとご紹介するストレスチェック表で自分にどれくらいストレスを抱え込んでいるかを確認して、なるべくストレスのない生活を心がけていきましょう。
以下の記事でうつ病について紹介しているものがあるので、そちらも併せてご覧ください。
あなたはモヤモヤを抱えていない?手軽にできる人間関係によるストレス診断!
それではここからはあなたがどれくらいストレスを抱えているかを確認できるチェック表をご用意しました。
以下の問いにYES・NOで答えるだけでできる簡単なものなので、ぜひ活用して上記のような問題が起きないようにしましょう。
- 勤めている職場の雰囲気は悪くはない
- 他人に対して悪態をついたり悪口を言うなど、攻撃的になるようなことがあまりない
- 普段の生活で「ありがとう」などの感謝を伝えることが多い
- 時間を忘れてできる趣味を持っている
- どんな些細なことでも相談できる友達がいる
- 自分のことが好きだ
- 初対面の人でも緊張しない
- 物事を楽観的にとらえる方だ
- 急な予定変更があっても動じない
- 将来のことを想像した時に悩むことがあまりない
- いじめを受けにくいタイプだ
- 他人に対してひがみっぽくならない
- 連絡をこまめに取るのは嫌じゃない
- 世の中に悪い人はいないと思っている
- 運がいい方だと思っている
- 今の業務内容は自分にとってとてもやりがいがある
- 誰かにあったり、人が集まるところが好きだ
- 体力はある方だ
- 理不尽な物言いをされたことがないと思う
- 「ランチがおいしかった」「受付の女の子にあいさつされた」などちょっとしたことでも幸せな気分になる
どのような結果になりましたか?
ちなみに「NO」の数が多ければ多いほどストレスを多く抱えていることになります。
過半数以上のチェック項目にNOがついてしまっている場合に関してはなるべくストレスを発散させることを意識して生活を送るようにしましょう。
次の項目から具体的にどのようにしてストレスを発散するかをご紹介していきますね!
ストレスを感じない!心が軽くなる対処法
ではここからは私が以前勤めていた会社でストレスが溜まったときの効果のあった方法をご紹介していきます。
「本当に効果あるの?」と思うようなものもあるかもしれませんが、騙されたと思って実践してみて下さい。
対処法その1:自己概念を高めてみる
まず自己概念というのは自分自身に持っている枠組みのこと言います。
もっとわかりやすく言うと「私はこんな人間だ」というセルフイメージみたいな感じです。
この自己概念というのは、自分の培ってきた経験や行動によって生まれるもので、どんどん変化していきます。
自分のセルフイメージを高く持つ方法
この自己概念を高めることによって、自然とポジティブな考え方をもつことができ、ストレスを感じにくくなるんです。
具体的には…
- 自分には価値があると言い聞かせる
- 自分のことが大好きだと思う
- 自分は素晴らしい人間だと言い聞かせる
- 自分のことを最高に大切にする
- 自分だけでなく、周囲の人も大好きになる
以上のことを自分に言い聞かせてあげることで自己概念が高まり、自然とポジティブな考え方をすることができるようになります。
セルフイメージがしっかりと固まっていれば、他人にどんなことを言われても屈しない強い心をもつことができるんです。
正直うさん臭いと感じるかもしれませんが、騙されたと思って声に出しながら「自分のことが好きだ」と言ってみましょう。
継続すれば必ず良い結果につながりますよ!
対処法その2:イライラしてきたら席を立ってみる
同じ姿勢で座り続けながらデスクワークをしているとどうしてもストレスが溜まってしまいます。
あまり高い頻度で席を立ってしまうとサボっていると思われてしまう可能性があるので、そう思われない程度に席を外し、お手洗いに行ってみたりストレッチをしてみてはどうでしょうか。
意外と息抜きにもなりますし、気分をリフレッシュすることができますよ。
それにずっと同じ姿勢をとっていると身体が強張ってしまうので、ストレッチをしてあげることでほぐすことができます。
対処法その3:深呼吸をしてみる
ストレスを感じたり、イライラするようなときには気持ちを落ち着かせるために、座ったままでいいので深呼吸をしてみましょう。
深呼吸には自律神経を整え、ストレスやイライラの緩和に効果があるんですよ。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があって、ストレスを感じたりイライラすると交感神経の活動が活発になります。
そこで深呼吸をすることで副交感神経が活発になり、交感神経の活動が落ち着くようになるので、ぜひ試してもらいたいです。
ストレスを感じなくする正しい深呼吸の方法
- 背筋を伸ばす
- 鼻から5秒くらいかけて息を吸い込む
- 息を吸うときにお腹のあたりが膨らむように意識する
- 吸い込んだ息を口から10秒くらいかけて吐き出す
- ゆっくり時間をかけて吐き出していき、徐々にお腹を凹ませるように意識する
以上の行程を3セット行なって完了です。
その場でできるストレス発散方法なので、ぜひ試してみて下さい。
対処法その4:ガムを噛んでみる
「えっ!ガムを噛めばストレス解消できるの?」って思うかもしれませんが、実はかなりの効果があるんです。
ガムを噛むことによって口周りの筋肉が伸縮して、脳に良い刺激を与えてくれるんですよ。
野球やサッカーの試合を見ていると選手がよくガムを嚙んでいることがありますが、実はこれにはちゃんとした理由があって、ガムを嚙むことで脳を刺激してリフレッシュしてくれるんです。
そうすることでより高いパフォーマンスを出すことができるという研究結果も出ているので、業務中にガムを噛むことが許されているのであれば、ぜひ試してみて下さい。
まとめ
仕事の人間関係に疲れてしまうことはモチベーションの低下やストレスが溜まったりと、放っておいても良いことがあまりないものです。
ちょっとでも疑問に感じる部分があるのであれば、そのまま後回しにすることはせず、早めに解決するようにしましょう。
いつまでも人間関係に悩んでいてはあなたにとってプラスになることはありませんし、ストレスばかり溜まってしまいます。
ストレスは体にとって悪影響になることが多いので、できれば避けて通りたいものだと思います。
薄毛や抜け毛、うつなどのトラブルが起きる前にしっかりと対処してあげることで最悪のケースを免れるはずなので、この記事でご紹介した内容を参考にして、ぜひ実践してみて下さい。