キレイな肌をキープするために欠かすことができない化粧水やオールインワンですが、普段選ぶときに何か意識していることはありますか?
何気なく選んでしまう方も多い化粧品類ですが、自分の悩みや肌の状態に合ったものを選ぶのってなかなか難しいものだと思います。
そもそも自分の肌質がどんな状態だかよくわからないという方もいるのではないでしょうか。
そのせいでいろいろな化粧水やオールインワンを使ってきたというかたもいると思うんです。
毎日肌につけるものだからこそ、失敗しないような化粧水やオールインワンの選び方を知っていれば、肌のトラブルや悩みに困ることがなくなり、自信を持って日々を過ごすことができるようになります。
そこでこちらの記事では、ついつい迷走してしまいがちな化粧水・オールインワン選びの方法を詳しくご説明していきます。
この記事を読むことによって…
- 自分の肌質に合った化粧水・オールインワンの選び方がわかる
- 肌の状態が簡単にわかる
- 自分自身の肌に自信が持てるようになる
といったメリットがあるので、どんな化粧水・オールインワンを選んでいいかよくわからないという方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
自分の肌質に合った化粧水・オールインワンの選び方
化粧水やオールインワンを選ぶときは自分の肌質がどのような状態になっているというかをしっかりと理解しているのがとても大切です。
意外と自分自身の肌でも肌質がよくわからない、もしくは勘違いしている方も少なくありません。
そこでまずは肌質についてご説明していきますね。
通常、肌質というのは5つのタイプに分類されていて…
- 普通肌
- 乾燥肌
- オイリー肌
- 混合肌
- 敏感肌
といったものがあり、それぞれに合った化粧水やオールインワンを選ぶ必要があります。
とは言っても自分の肌質がわからないと、せっかくの化粧水やオールインワンの効果があまり得ることができない場合があるんです。
なので、まずは自分の肌が5つのタイプのうち、どのタイプに当てはまるのかをセルフチェックしていきましょう。
肌質がよくわからない!簡単にできるセルフチェック
それでは化粧水・オールインワンを選ぶときに失敗しないためにも、自分の肌質をチェックしていくようにしましょう。
先ほどご紹介して5つの肌質をの特徴についてご説明していくので、どの肌質が自分に当てはまるかをチェックすることによって、あなたの肌質がわかります。
簡単にできるものなので、ぜひ試してみて下さい。
肌の特徴その1:普通肌
普通肌の状態というのは、肌の水分量と皮脂量がバランスよく合わさっていて、肌のキメも整っている状態です。
肌トラブルや悩みが少なく、カサつきやベタつきなどをほとんど感じません。
肌に触れてみると弾力があり、程よくしっとりしているような状態で柔らかさもあります。
イメージとしては赤ちゃんや小さな子供の肌に触れたときのような肌質が1番近い感覚ですね。
肌の特徴その2:乾燥肌
乾燥肌の状態は、肌の水分量や皮脂量が足りず、肌が全体的にカサついているような状態です。
水分量や皮脂量が足りないことで肌が粉を拭いてしまったり、洗顔後につっぱるような感覚が起きたりもします。
また肌のキメも荒くなっていることが多く、そのせいで小じわやたるみなどのトラブル・悩みが起きやすくなってしまいます。
特に皮膚の薄い目元や口周りなどは乾燥しやすく、先ほどお伝えした小じわやたるみといったトラブルが起きやすく、乾燥を起こして白っぽく見えてしまう場合もあるでしょう。
肌の特徴その3:オイリー肌
オイリー肌は「脂性肌」とも言われていて、名前の通り顔がベタついたりテカってしまうなどのトラブルを起こしてしまいます。
通常の肌と比べると皮脂の分泌量が多く、顔全体が脂っぽく見えるのが特徴です。
女性の場合だと化粧をしても崩れてしまうことが多く、ファンデーションが浮いてしまったりすることもあります。
特に男性に多くみられる肌質ですが、女性でも起こりうる肌の状態です。
また、オイリー肌は肌が「インナードライ」という状態を起こしていて、その乾燥を補うために皮脂が過剰分泌されてる場合も考えられます。
加齢や間違ったスキンケア方法、遺伝などによって起こることが多く、なかなか改善が難しいケースが多いと言われているんです。
肌の特徴その4:混合肌
この混合肌という肌質は、日本人に最も多い肌質だと言われているんです。
肌に乾燥肌とオイリー肌が部分的に合わさっているような状態で、額や鼻などのTゾーンはベタついていて、目元や口周り、頬などのUゾーンは乾燥しています。
厳密にいえば、乾燥肌とオイリー肌だけでなく…
- 普通肌とオイリー肌
- 普通肌と乾燥肌
という組み合わせも混合肌と呼ばれていて、肌質の状態が明らかに違うものを指しています。
ただ多くの方にべたついた部分があるため、オイリー肌と勘違いしてしまうことが多く、誤ったスキンケアをしてしまい、Uゾーンの乾燥を悪化させてしまうことが多いんです。
顔にそれぞれ違った性質の肌が混在しているため、スキンケアが難しいのが特長で、部分別の肌質に合ったケアが必要になります。
またニキビをはじめとする肌トラブルが起きやすいため、きちんとしたケアをしなくてはいけません。
肌の特徴その5:敏感肌
女性に多いと言われている敏感肌は化粧品や洗顔、紫外線などの「外部からの刺激」に弱く、通常であれば何も問題のない化粧水などでも様々なトラブルを起こしてしまいがちです。
一例になりますが…
- 肌にかゆみがおきる
- 顔がほてったように感じる
- ピリピリと痛みを感じる
- 皮膚に炎症を起こす
などのトラブルが起きてしまいやすく、とてもデリケートな肌質だと言えます。
これは主に肌が乾燥したせいで水分量や皮脂量が足りなくなって起きる、バリア機能の低下が原因だと言われているんです。
普段のスキンケアや生活習慣、ホルモンバランスの悪化、アレルギーなどが敏感肌を引き起こしてしまうものとして考えられるのですが、
とにかく外部からの刺激に弱いため、普段から使用するスキンケアアイテムにも注意を払わなければいけません。
肌質に合わせた化粧水・オールインワンは成分を見て選んでみよう
ここまでそれぞれの肌質の特徴をお伝えしてきましたが、これであなたも自分がどのタイプの肌質なのかがわかったはずです。
そこでここからはその肌質に合った化粧水やオールインワンの選び方を詳しくレクチャーしていきますね。
わかりやすくご説明していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
普通肌の化粧水・オールインワンの選び方
普通肌は健康的な水分量と皮脂量を保っている状態なので、これと言って特別な成分が含まれていなくても問題ありません。
しいて言えば、肌が乾燥しないように保湿を中心としたスキンケアを心がければ、今の状態をキープすることができます。
なので、具体的な成分として「ヒアルロン酸」「コラーゲン」といった保質力の高いものを選ぶと効果的でしょう。
特に空気が乾燥する冬の季節などには上記の成分を意識して、化粧水であれば乳液やクリームを使用することを忘れずに行なえばOKです。
乾燥肌の化粧水・オールインワンの選び方
乾燥肌は肌の水分量や皮脂量が低下しているためにトラブルを起こしている状態なので、「保湿」を中心にケアをしていく必要があります。
保湿というのは、ただ肌に水分を与えて潤わせてあげるだけでは水分が蒸発してしまいます。
なので保湿をしてあげることによって、水分を挟み込んだり、抱え込むことによって水分が逃げないようにしてくれるんです。
この主な成分として…
- セラミド…肌細胞の間を埋める細胞間脂質という成分で、水分を挟み込んでキープする保湿力の強い成分
- スフィンゴ脂質…セラミド以外の細胞間脂質で、セラミドに近い働きをしてくれるが保湿力はセラミドよりも落ちる
- ヒアルロン酸
- コラーゲン…真皮にもともとある成分で、化粧品で補う場合は真皮までは届かず、その他の保湿成分のサポートをする
- エラスチン…コラーゲン同様、真皮にあるもので弾力を与えるが化粧品から補う場合は真皮までは届かない
- リピジュア…もともとは医療現場で使われていた成分で、保湿力の高さはヒアルロン酸の約2倍もある
…たった1gで約6リットルの水分を溜め込むことができるくらい保湿力がある
といったものがあります。
以上のような成分をチェックしながら、乾燥した肌に水分を補っていくことがとても大切です。
また、より効果を高めるためにも、最後に油膜を張るという意味で油分が含まれている乳液やクリームを使ってあげると、さらに保湿力がUPします。
オイリー肌の化粧水・オールインワンの選び方
オイリー肌に関してはベタつきやテカリが気になってしまい、サッパリとしたタイプの化粧水やオールインワンを使ってしまいがちですが、先ほどもお伝えしたように肌がインナードライを起こしている可能性もあるため、注意して経過を見なくてはいけません。
また皮脂の分泌量の多さからニキビなどの肌トラブルが起きやすい肌質でもあるため、その予防;対策もしっかりとしなくてはいけないんです。
もしサッパリタイプの化粧水などを使用しても改善されることがなければ、保湿をしっかり行なわなければいけないでしょう。
純粋なオイリー肌に効果的な成分
- グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルリチン酸2K…抗炎症作用の働きでニキビなどを防いでくれる
- 紫根エキス…肌の状態を整え、毛穴を引き締める効果がある
- ビタミンC誘導体…皮脂の分泌量を抑え、毛穴の開きを防いでくれます
- ハマメリスエキス…消炎作用があるのでニキビを早めに改善するほか、肌の引き締めに効果がある
インナードライタイプのオイリー肌
- セラミド…表皮の角質層にある肌の細胞同士の隙間を埋める細胞間脂質
- ヒアルロン酸…角質層の真皮にあるコラーゲンやエラスチンとった成分の隙間を埋めるために存在している成分で、わずか1gでおよそ6リットルの保湿力があると言われている
- コラーゲン…真皮にあるたんぱく質の一種で、皮膚のおよそ7割がコラーゲンでできていると言われている。ハリや弾力を与えることができ、潤いのある肌をつくることができる
- ビタミンC誘導体…上記と同様、皮脂の分泌量を抑えることで、ベタつきやテカリ、ニキビを防ぐことができる
以上のような成分を参考にして、化粧水やオールインワンを選ぶと失敗がなくなりますよ。
混合肌の化粧水・オールインワンの選び方
部分的にベタつきやテカリが起きるため、保湿に対して誤ったスキンケアをしてしまいがちですが、まずはしっかりと足りていない水分量を補う必要があります。
また、肌の状態をしっかりと確認したうえで、適切なケアをしなくてはいけません。
上記の普通肌・乾燥肌・オイリー肌にあったケアを部分的に行なうのが理想的です。
もし部位別でケアをするのがどうしても面倒と感じるの出れば、やはり「保湿」を中心にケアをするように心がけ、乳液やクリームの使用はほどほどにしておきましょう。
ただしこの場合、乾燥肌が部分的にあると改善が遅くなることがあるので気を付けなくてはいけません。
敏感肌の化粧水・オールインワンの選び方
敏感肌は先ほどもお伝えした通り、外部からの刺激に弱いため、肌トラブルを起こしやすい肌質です。
また100%に近い割合で乾燥を起こしている状態なので、肌に刺激の少ない成分が含まれていることが必須条件になります。
たとえば「パラベンなどの防腐剤」「アルコール・エタノール」「合成香料」「着色料」「ビタミンC誘導体」といったものが当てはまります。
要するに人工物やスーっとするようなものはNGというわけですね。
また敏感肌におすすめの配合成分がいくつかあるのですが、その具体的な配合成分として…
- セラミド…ヒト型セラミドと呼ばれるもともと皮膚に存在する形状に近いものなので、肌になじみやすく高い保湿力がある
- 天然由来の成分…いろいろありますが、自然界にもともとある成分を抽出して使用しているので、肌への負担が少ない
- グリセリン…水分をキープする働きがあり、人体にも存在する成分のため負担が少ない特徴があります
といったように、上記の成分を意識して選んでみると失敗しにくいですよ。
実際に効果があるかわからない!そんな時は口コミやレビューをチェックしてみよう!
実際に自分の肌質がわかって、どんな成分が配合されているかが分かったとしても、化粧水やオールインワンは使ってみないと効果がわかりませんよね。
思い切って購入してみようと思っても、「失敗したらやだな…」という気持ちからなかなか踏ん切りがつかないこともあるのではないかと思います。
そんな時におすすめしたいのが、「口コミやレビュー」を参考にして選んでみるという方法です。
化粧水やオールインワンに関しては、基本的にすでに愛用している方が多く、使い心地や効果などをまとめて購入サポートをしていることが多いんです。
つまり、自分で使わなくてもある程度の効果や使用感などの情報を知ることができるんですね。
私個人のチェック方法なのですが、口コミやレビューでは自分の肌質や悩みについて詳しく記載しているものもあるので、そういった内容をよくチェックしてみて、自分の肌質や悩みに近い人の意見を参考にしてみると効果的ですよ。
実際に使ってみて効果があまりないと感じたときは…
ドラッグストアや化粧品販売店で売っている化粧水やオールインワンは難しいかもしれませんが、通販サイトなどで販売しているものは実際に使用してみて、効果があまりないと感じる場合、商品の返品・返金ができるというものもあります。
実際に商品を手に取らないで購入しているので、そういった恩恵があるのですが、これを上手く活用するといいかもしれませんね。
口コミやレビューを見ても、実際にあなたの肌質や悩みと完全に同じ人はなかなかいないと思います。
そういった時に「効果が泣ければ返品・返金OK」というような文言の記載があるネット販売サイトで、試しに購入して使ってみるのもアリではないかと…。
もちろん注意事項などはしっかりと確認して、対象になるケースとならないケースを確認する必要がありますが…。
そうすることで安心して使い続けることができますし、もし自分に合わなくてもキャンセルすることができるのでタダでお試しができるメリットがあります。
継続して使うことができる価格なのか
化粧水やオールインワンなどのスキンケア商品は最低でも1か月から3か月は使ってみないときちんとした効果を実感できないと言われています。
それはなぜかというと、肌にはターンオーバーと呼ばれる皮膚の生まれ変わりがあり、完全に新しい肌に変わるために正常な状態で28日前後必要だと言われているんです。
もし肌にトラブルを抱えていたりすると、このターンオーバーの周期が乱れてしまいやすくなり、正常に行なうことができなくなってしまうため、場合によっては完全に新しい肌に生まれ変わるのに3か月ほどかかってしまうこともあります。
そのため、新しく化粧水やオールインワンを選ぶときに、継続して使い続けることができる価格なのかというのは重要なポイントになってきますよね。
大体1~2か月に1回ほど買い足すという感覚でいると、あまり高すぎても続けるのは負担になってしまいますし、安すぎても効果があるか心配になってしまいます。
なので、あなたにとって負担になりすぎない価格帯の化粧水やオールインワンを選ぶことをおすすめします。
参考程度になりますが、1か月平均のスキンケア費用というのが以下の数値として出ているのでご紹介しますね。
引用元:CanCam.jp https://cancam.jp/archives/239534
平均金額としてはおよそ3,800円くらいが目安となっています。
20代から30代は肌質が大きく変化する時期でもあるので、美容意識が高くなる年齢でもあるんです。
十分なスキンケアをするためにも、ある程度の出費はいとわないという考えを持っている方が多いんでしょうね。
ちなみに私は化粧水に約3,000円、乳液で約2,500円を1か月半くらいで買い足しているような感じで、スキンケガ面倒なときは4,000円くらいのオールインワンを2か月くらいかけて使い切るときがあります。
もしコスパのことを考えるのであれば、オールインワンを使ってみるのもいいかもしれません。
化粧水・オールインワンの使い心地で選んでみる
化粧水とオールインワンの選び方のひとつに、使用感を見て選んでみるというものもあります。
「そんなの使ってみないとわからないんじゃない?」と思ってしまうかもしれませんが、これはある程度見た目でわかってしまうものなんです。
たとえば化粧水に関してですが、サッパリタイプとしっとりタイプがあるとします。
店頭で見て購入する場合、テスターがあればベストなのですが、なければ別の方法で確認する必要がありますよね。
そんな時にチェックしてみてほしいのが、容器を振ってみるという方法です。
サッパリタイプは容器を振るとシャバシャバ指定るのに対して、しっとりタイプは少し重たい感じがします。
その違いで確認することができるんです。
オールインワンに関してもテスターがあれば1番いいのですが、そうでない場合振ってもわかりずらいので、スマホなどを使って商品を検索してみましょう。
ここで口コミやレビューをチェックしてみるのもいいですし、商品の販売元でオールインワンの中身がどのような色をしているかでサッパリなのか、それともしっとりなのかを確認することができます。
中のジェルやゲル、クリームが白、もしくは白濁色だった場合に関してはしっとりタイプです。
逆にサッパリタイプは透明、もしくは薄い白濁色のタイプになります。
これは油分量の違いで色が変わるので、白に近ければ近いほどしっとりしているということになるんですよ。
もしサッパリタイプの化粧水;オールインワンを使用する場合は主に普通肌やオイリー肌の方におすすめです。
逆にしっとりタイプの化粧水・オールインワンは乾燥肌や敏感肌の方におすすめです。
混合肌に関しては、肌質の組み合わせによって変わってしまうので、あえて言うのであれば「丁度中間くらいの質感がベスト」と言えるでしょう。
まとめ
こちらの記事では、肌質に合わせた化粧水・オールインワンの選び方をご紹介させていただきました。
これであなたも自分の肌質がしっかりとわかって、その肌質に合わせた化粧水やオールインワンの選び方も分かったと思います。
意外と自分の肌質を無視したり、よくわかっていないままスキンケアをしてしまう方が多いので、これを機にしっかりとスキンケアをしていき、肌トラブルや悩みのないキレイで清潔感のあるモテ肌を目指していきましょう。
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