最近では美容の意識が高くなってきて、男性でも乳液を使用する方も増えてきています。
実は私もスキンケアには10代から気を使っていて、化粧水や乳液、大事な日の前日などはパックなどをしています。
けれど、化粧水は良くても乳液のことがどうも好きになれない…。
使用した後のベタつきが気持ち悪くて好んでは使いたくない…そういう方も多いのではないでしょうか?
かれこれ10年くらい乳液を使っていますが、ベタつきが嫌で一時期胃使用をストップしていた時もあります。
だけど、そうすると今度は乾燥がひどくなる…。
どっちにしろ悩みは付いて回ってきました。
そこでどうしたらべたつきを改善することができるのか、いろいろ試してみた結果、いくつか対処方法を見つけたので、その方法についてご紹介していきます。
この記事を読むことによって…
- 乳液を使ってベタつく原因がわかる
- これ以上乳液のベタつきに悩まなくなる
- 乳液をしようしても顔がテカらなくなる
- 夏でも安心して乳液を使えるようになる
といったメリットがあるので、スキンケアを頑張ってみたいけど乳液のことで悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください!
そもそも乳液の役割ってなに?
普段乳液を使っていても、肌の保湿に効果があるという漠然とした役割は知っているかもしれませんが、実際にどんな意味があるのかということを知らない方もいるのではないでしょうか?
乳液を使用する目的としては、化粧水や美容液などで補った水分を乳液に含まれている油分によって外に逃がさないように蓋をしてくれる効果があります。
化粧水などは基本的に水分が主成分となるので…油分の膜で肌を覆うことによって、化粧水などの効果を閉じ込めることができ、肌を乾燥から防いでくれるんです。
乳液を使用してべたつく理由ってなに?
乳液を使って肌がベタベタしてしまうにはいくつか理由があります。
もしかすると気づかないうちに行なってしまっている可能性もありますし、それが習慣となってしまっているかもしれません。
ですがその間違った乳液の使い方をしては、逆にニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまう原因にもなりかねませんね。
なので、まずはその原因をしっかりと把握して、改善していく必要があります。
乳液を使用して肌がべたついてしまう理由として考えられるのが…
- 乳液を肌につけすぎてしまっている
- 化粧水をつけすぎてしまっている
- 乳液をつけるタイミングが悪い
- 肌質に合っていない
といったものが考えられます。
それぞれ詳しくご紹介していきますので、当てはまるものがないか確認していきましょう。
乳液を使用してべたつく原因その1:乳液を肌につけすぎてしまっている
まずは単純に乳液を肌につけすぎてしまっているということが考えられます。
たしかに乳液というのは肌の水分が逃げないようにするために欠かせないものなので、ついついたっぷり塗ってしまうかもしれませんが、肌になじまなかった分はどうしていますか?
乳液というのは水分の蒸発を防ぐために油分が含まれています。
そのため肌になじまなかった分の乳液というのは、そのまま肌の上で不要な油分として残ってしまったり、場合によっては酸化して肌がくすんでしまったりする可能性があるんです。
たくさん使うことは間違いではないですし、キレイな肌を維持するためには必要なものなので使い続けるべきかもしれませんが、もし肌につけすぎてしまったのであれば、不要な乳液はティッシュペーパーなどを肌に軽く当ててふき取るようにしましょう。
乳液を使用してべたつく原因その2:化粧水をつけすぎてしまっている
一見あまり関係のなさそうな化粧水ですが、実は大アリなんです。
特に乾燥肌や肌にトラブルを抱えている方に多いのですが、早く改善したいと思って化粧水をたっぷりと肌につけてしまっていませんか?
化粧水は大部分が精製水という水が大きな割合を占めているので、油分はほとんど含まれていないのがほとんどですが、水と乳液の油分というのは基本的には混じることがなく乳化します。
乳化した化粧水と乳液によって、余計に肌がべたついてしまう可能性があるんです。
なので化粧水の使い方に関しても乳液と同じように、肌につけすぎてしまったのであればティッシュペーパーなどを軽く当てて、優しく拭き取ってあげるようにしましょう。
乳液を使用してべたつく原因その3:乳液をつけるタイミングが悪い
「えっ?乳液につけるタイミングなんてあるの?」って思ってしまうかもしれませんが、結構タイミングも大事なんですよ。
基本的には乳液を使用する前に化粧水や美容液などを使用する方がほとんどだと思いますが、その直後に乳液を肌につけていないでしょうか?
実はこれってあまり良くないと言われているんです。
化粧水や美容液などが肌に浸透していくためにはある程度時間が必要になります。
化粧水などを肌へつけた直後に乳液を乗せてしまうとベタつきの原因だけでなく、水分と油分が乳化してしまい、せっかくの美容成分が肌に浸透しにくくなってしまうんです。
できれば、美容成分が肌になじむまでは3分ほど時間を空けて、肌に残った化粧水などはティッシュペーパーなどで拭き取ってから乳液を使用していきましょう。
乳液を使用してべたつく原因その4:肌質に合っていない
肌質に合っていないというと、もしかしたら語弊があるかもしれませんが、もともと肌がオイリー肌の方は使わないようにしましょう…ということではありません。
どういうことかというと、肌にも皮脂の分泌を多くする場所とそうでない場所があります。
たとえばTゾーンと呼ばれる額や鼻などは皮脂の分泌が多く、何もしなくてもベタつきやすい場所です。
そこに大量の乳液を使用したらべたついてしまうのは当然ですよね。
むしろもともとの皮脂量と乳液の油分によってニキビなどができてしまう可能性があるので、皮脂が多く分泌されるTゾーンに乳液を使用するときはなるべく薄塗りをしてあげるといいですよ。
逆に乾燥しがちな目元や口元、頰の部分にはTゾーンよりも多めに使うことをオススメします。
もう失敗しない!乳液の正しい使い方とは?
それでは乳液を使用したときに肌がべたついてしまう原因がわかったところで、その正しい使い方についてご説明していきます。
原因の部分でも簡単にお伝えしましたが、あらためてわかりやすく一連の流れをお伝えしていきますね。
これを見て、あらためて乳液の使い方をマスターしていきましょう。
まずはざっくりとスキンケアの流れについてですが…
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①洗顔をする
肌にある皮脂汚れや古い角質を洗い落としていきます。
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②化粧水や美容液などを使う
洗顔が終わって、汚れなどなくなったキレイな肌に必要な栄養や水分を与えてあげます。
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③乳液をつける
化粧水や美容液でつけた水分や栄養が蒸発しないように、乳液で油分の蓋をしてあげます。
これが一通りの流れです。
これのどこがべたつかない乳液の使い方なのかと思ってしまうかもしれませんが、洗顔や化粧水などはとても大切な要素で、乳液を使った後のベタつきを抑えるためにも必要不可欠なんですよ。
その内容について「洗顔」「化粧水」を含め、その他にも改善する為の方法を掘り下げてご紹介していきますね。
乳液を使用しても肌がベタつかない方法
まず乳液を肌につけてもべたつかないためには、乳液の使用量に気をつけなくてはいけません。
たくさん使いすぎてしまうとベタつきの原因となってしまいます。
もし肌につけすぎてしまったのであれば、余分な乳液はティッシュペーパーなどを使って優しく拭き取ってあげましょう。
また化粧水や美容液などを使った直後に乳液を使用することはせず、肌になじんでから使用するように心がけてください。
あとは肌から分泌される皮脂量に応じて、乳液のつける量を変えていくことをおすすめします。
Tゾーンなどの皮脂量が多い部分は少なめで、頬や目元、口元などの乾燥しがちな部分は少し多めにするように心がけてください。
チェックポイント
- たくさんつけすぎてしまったらティッシュペーパーなどで軽くふき取る
- 化粧水や美容液をつけた直後に使用しない
- 皮脂量の多い部分には少なめ、乾燥しがちな部分は多めに使用する
また乳液を使用する一連の流れとして、正しい手順をご説明しますね。
その手順というのが…
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化粧水や美容液がなじんでから使用する
化粧水や美容液の主な成分は「水」です。
乳液を先に使用してしまうと油分が化粧水などをはじいてしまって、浸透しなくなってしまうので、順番を守りましょう。
また化粧水などが肌になじむのに3分くらいはかかるので、そのあとに使用してあげてください。 -
乳液を適量手に取ってあげる
乳液にはメーカーが勧めている適量というものがあります。
基本的には容器に適量が明記されていることが多いのですが、もし見当たらない場合は10円玉くらいの量を手に取り出してあげるといいです。 -
手を重ねて乳液を温める
乳液というのは油分が含まれています。
油分というのは冷えると固まる性質があるので、手のひらにとったときにしばらく手を重ねて温めてあげることによって、肌への馴染みも良くなるんです。 -
使用する場所によって塗布する量を変える
もともと皮脂量の多いTゾーンや乾燥しがちな目元や口元、頬など、それぞれ分泌される皮脂の量が違うため、全部に同じ量の乳液を付けてしまうと得ベタつきが出てしまうことがあります。
そのためTゾーンなどは少なめにして、乾燥しがちな目元や口元、頬などには多め試使用するように心がけましょう。
これが一連の手順になります。
以上の内容を参考にして乳液を使うことで、肌のベタつきを最小限に抑えることができますよ。
その他のポイントその1:洗顔方法や洗顔料を見直してみる
洗顔と肌のベタつきって関係ないのではないかと思ってしまいがちですが、まったくの無関係とは言い切れません。
普段、顔を洗うときにゴシゴシ洗ってしまったりしてはいないでしょうか?
顔を強くこすってしまうことによって、肌に刺激を与えて傷つけてしまったり、必要な水分や保湿成分、肌を守る皮脂までも洗い落としてしまっている可能性があるんです。
それがベタつきとどう関係してくるかというと、ゴシゴシ洗うことによって肌が極端な乾燥状態となってしまったり、肌を保護する皮脂がないことによって、皮膚が通常よりも多く皮脂を分泌してこれ以上水分や栄養が逃げないようにしようとします。
また外部からの刺激に備えようとするんです。
そのせいで過剰に分泌された皮脂と乳液の油分が混ざってしまい、余計に肌がべたついてしまうことにつながってしまいます。
その他にも市販で販売しているような洗顔料などは洗浄力が強すぎるものが多く、これも結果的に皮脂を過剰分泌してしまう原因となるので注意が必要なんです。
たかが洗顔かと思うかもしれませんが、されど洗顔とも言えるんですよ!
別の記事で肌にやさしい洗顔料の選び方や正しい洗顔方法についてご紹介している記事があるので、そちらも併せてご覧ください。
その他のポイントその2:化粧水選びと使い方をあらためてみる
ここも洗顔と同様に、あまり関係ないと思われてしまいがちな部分ですが、実はとても大きな影響があります。
化粧水などをつけすぎてしまって、肌に馴染まないまま乳液を使用してしまうとベタつきの原因二なることもあるんです。
洗顔をした後に化粧水をのせるときは、たしかにたくさん使う方がいいと言われていますが、全部が肌になじむものとは思わない方がいいでしょう。
肌に浸透していかない分はティッシュやコットンで優しくふき取ってあげ、その上から乳液を使ってあげることによってベタつきの原因を抑えることができますよ。
また肌質によっても化粧水のタイプを変えなくてはいけません。
肌質は大きく分けて3つあり…
- 乾燥肌
- オイリー肌
- 混合肌
というものがあり、どれも一度は聞いたことがあるのではないかと思います。
この肌質によって使用する化粧水は変えていかなくてはいけません。
それはそれぞれの肌質によって悩みが違い、適したスキンケア方法をしていかないと改善が難しいからです。
その方法に関しては別の記事に肌質ごとに化粧水の選び方を書いてあるので、そちらも併せてご覧ください。
乾燥肌の方はこちらをチェック
オイリー肌の方はこちらをチェック
混合肌の方はこちらをチェック
その他のポイントその3:べたつきの少ない乳液に変えてみる
女性に比べて男性は皮脂の分泌量が多く、比較すると2~3倍くらいあると言われています。
人によってはそれ以上の分泌量となる場合もあるため、そういった方が正しい手順で乳液を使用したとしてもベタついてしまう可能性がありますよね。
そんな時はもとからベタつきの少ない乳液を使ってみるというのもおすすめです。
私が個人的に推している乳液が「バルクオム」という洗顔・化粧水・乳液を販売している商品で、男性向けではあるものの、コスパがよくて使い心地もいいので女性にも人気のスキンケアシリーズがあります。
特に乳液はベタつきが本当に少なく、それでいて化粧水などで補った潤いを逃がさないようにしてくれるので、肌が常にさらさらしたような状態をキープしてくれるんです。
スターターキットとして洗顔・化粧水・乳液を500円で購入することもできるし、乳液だけを購入することもできるので、自分に合った購入方法を選ぶこともできるメリットもありますよ。
容器もシンプルながらもおしゃれで、洗面台に置いておくだけでもカッコいいと思います。
もし気になったらバルクオムの使用感などについて解説している記事を読んでみてください。
男性こそ乳液が必要!
男性ってもともと肌がベタつきがちになるので、化粧水は使っても乳液を使わないという方も多いのではないかと思います。
特に男性に多いと言われているオイリー肌や混合肌の方はそうなのではないでしょうか?
けれどそういった男性にこそ乳液の重要性を理解してもらいたいんです!
オイリー肌や混合肌の皮脂の分泌というのは、皮膚の角質層にある水分量が低下してしまい、これ以上潤いを逃がさないために皮脂を分泌して、肌表面を覆っている状態です。
つまり肌が乾燥状態にあるということになります。
なので化粧水だけ肌につけたとしても水分が蒸発してしまって、潤いをキープすることができず、乾燥が進行してしまい、結果的にオイリー肌や混合肌を引き起こしてしまいまうんです。
もともとベタつきやテカりを気にするからこそ乳液を使って、化粧水などの水分が逃げてしまわないように油分の蓋をつくり、しっかりと肌を潤わせてあげることが大切なんです。
乳液の選び方で注意すべきポイントってある?
ここまでの内容で乳液の必要性がよく分かっていただけたと思うので、ここからは自分のあった乳液の選び方についてご説明していきます。
ポイントとしてお伝えしたいのが…
- 自分の肌質に合っているもの
- 価格的に続けやすいもの
- 年齢別に合ったもの
というものです。
それぞれわかりやすくご説明していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。
乳液の選び方その1:自分の肌質に合っているもの
乳液を選ぶときに基準としておきたい一つのポイントが、「自分の肌質に合っているか」ということです。
特に乾燥肌の方は油分が多く含まれており、しっとりタイプのものを選ぶと良いでしょう。
逆に混合肌やオイリー肌の方にしっとりタイプのものを使うとベタつきが悪化してしまう可能性があるので、サッパリタイプの乳液を使用するといいですよ。
また季節によっても肌質は変化するので、秋から冬にかけて乾燥するような季節には、肌質の状態を見て変えてみることをおすすめします。
乳液の選び方その2:価格的に続けやすいもの
もう一つのポイントとして意識したいのが続けやすい価格帯のもの使用するということです。
乳液をはじめ、洗顔料や化粧水などは継続して使い続けることによってようやく効果を発揮してくれます。
そのため、ちょっといいものを使ってみようと高価な乳液を選んで、経済的に継続して使い続けるのは難しいということになると、意味がなくなってしまいます。
また、1回あたりの使用量もケチっていては十分な効果を発揮できなくなってしまう可能性もあるので、できるだけ使い続けることができるものを選んで使いましょう。
乳液の選び方その3:年齢に合ったものを使う
最後のポイントとしてお伝えしたいのが「年齢に合ったものを使う」ということです。
年齢によって肌質というのは大きく変化しますよね。
たとえば10代の肌と30代の肌では肌の悩みも大きく違ってきます。
10代の悩みというと、乾燥などよりもテカりやベタつきが気になると思いますし、30代となると乾燥が気になったり、乾燥から来る混合肌に悩んだりすることが多くなるでしょう。
このように年齢によっても肌質の変化が大きく、特に20代半ばくらいは「お肌の曲がり角」と呼ばれるくらい変化が起きる時期なので、年齢を気にしながら乳液を選んでみるようにしましょう。
まとめ
顔のべたつきって相手への印象を悪くしてしまう大きな原因になりますよね。
それが乳液によるものなら今すぐにでもどうにかしたいものだと思います。
この記事を読んだことで、乳液の使い方や選び方が詳しくなり、今後乳液を使ってもべたつきやテカりに悩むことがなくなるはずです。
もしどうしても改善しないようであれば、乳液そのものをベタつきの少ないものに変えてみたりするのも一つの手段だと思いますよ。
そして乳液を上手く使いこなし、少しでもキレイな肌を手に入れ、毎日楽しい日々を送れるようにしましょう!
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