壮年性脱毛症とAGAは何がどう違うのかを詳しく解説している画像

あなたは壮年性脱毛症という言葉をご存知でしょうか?

気になって調べてみたりしたけど、一緒に男性型脱毛症(AGA)という言葉が出てきて違いがよく分からな胃という人も多いのではないかと思います。

別々のものなのか、それとも同じものなのか?

そこでこちらの記事では壮年性脱毛症とAGAの違いについて詳しくご紹介していきます。

また壮年性脱毛症の対策方法や治療方法についてもご紹介していきますので、ぜひご参考ください。

この記事を読むことであなたは…

薄毛の原因がわかって対策・治療を進めやすくなり、症状の進行を止める第一歩になるでしょう。

壮年性脱毛症ってなに?男性型脱毛症(AGA)との違いについて

年齢を重ねるごとに髪の毛の量が少なくなっていき、気づいたら薄毛になっている…。

そんな経験をしている男性も多いのではないでしょうか?

対策方法や治療方法について調べてみるとAGAというワードも出てきて、正直ややこしいですよね。

結論から言ってしまうと壮年性脱毛症はAGAの一種で、まったく同じものなんです。

AGAの中でも40代~50代にかけて薄毛の症状が進行するものを壮年性脱毛症と呼んでいて、比較的若い世代(10代~30代)に起きる薄毛の症状を若年性脱毛症と呼ばれています。

そもそもAGAというのは思春期を過ぎた頃から男性に起きる薄毛のことを表していて、その原因のほとんどが男性ホルモンのひとつである「ジヒドロテストステロン(DHT)」と呼ばれる物質が大きく関わっています。

DHTは男性ホルモンの「テストステロン」と「5αリダクターゼ」という酵素が結合することで生成され、このDHTの活動によって毛髪の成長サイクルが著しく乱されることで薄毛が進行していくんです。

このDHTを生成してしまう、5αリダクターゼは普段の生活習慣の乱れによって活動が盛んになってしまい、書状が進行してしまう場合もあるので気をつける必要があります。

また男性の95%が、薄毛の原因としてAGAが関係していると言われているのです。

壮年性脱毛症を引き起こすAGAの原因は男性ホルモン以外にもある

AGAの症状が進行してしまう原因に関しては男性ホルモン(DHT)以外にもいくつか挙げられるものがあるんです。

この原因については男性ホルモンにも関係してくるものなので、詳しくお伝えしていきますね。

また別の記事でも原因についてご説明しているものがあるので、そちらも併せてご覧ください。

壮年性脱毛症を引き起こすAGAの原因その1:遺伝によるもの

薄毛は遺伝すると言われていて、両親が壮年性脱毛症に限らず、薄毛の症状を起こしている場合、その子供も薄毛になってしまう可能性があるんです。

これは100%ではないのですが、かなりの高確率で遺伝すると言われています。

遺伝するのは先ほどご説明した「5αリダクターゼ」の働きの強さや、DHTを受け取る働きのある「アンドロゲンレセプター」の感度の高さでを両親から受け継ぐんです。

なのでもし家系の中で薄毛の人がいるのであれば、高い確率で遺伝してしまうので注意が必要です。

壮年性脱毛症を引き起こすAGAの原因その2:生活習慣の乱れ

普段からついつい夜更かしをしてしまったり、偏った食事を続けていることによって、壮年性脱毛症を進行させてしまうことがあります。

生活習慣が乱れることによって自律神経のバランスが崩れてしまい、そのせいで血液の流れが悪くなってしまったり、ホルモンバランスが乱れることで「5αリダクターゼ」の働きを活性化してしまい、薄毛を進行させてしまいます。

また血液の流れが悪くなることで、頭皮に必要な栄養を十分に送り届けることができなくなり、髪の毛が細くなってしまったり、抜け毛が起きやすい状態になってしまうんです。

生活習慣の乱れは直接薄毛の原因となることはないですが、間接的に薄毛を進行させてしまうため、できるだけ規則正しい生活を送るように気をつける必要があります。

壮年性脱毛症の対策・治療方法

それでは壮年性脱毛症の対策・治療について詳しくご紹介していきますね。

壮年性脱毛症の対策や治療方法は基本的にAGAと同じなので内容が被ってしまうのですが、代表的なものをご説明していきます。

壮年性脱毛症の対策・治療方法その1:皮膚科・クリニックで専門的なアドバイスをもらう

まずは皮膚科や美容皮膚科クリニックでカウンセリングを行ない、専門家のアドバイスをもらうようにしましょう。

セルフケアよりも圧倒的な知識をもつ専門家に意見をもらうことで、自分の薄毛の原因だけでなく、個人個人に合った対策方法や治療方法を提案してくれます。

ましてや壮年性脱毛症の対策・治療に関しては症状の進行を抑え、治していくのに時間も必要になることが多いので病院・クリニックで治療をするしないに関係なく、一度カウンセリングに足を運んでみると良いでしょう。

皮膚科の病院では難しいですが、美容皮膚科クリニックではAGAの無料カウンセリングを行なっているところもあるので、そういった敷居の低いところでカウンセリングをしてもらうことをおすすめします。

病院・クリニックでの対策・治療をおすすめしたい人
  • 薄毛治療をしようか迷っている人
  • どんな対策・治療をしていいかわからない人

壮年性脱毛症の対策・治療方法その2:治療薬で症状の薄毛の原因を抑制する

現在、国内で認可の降りているAGAの内服薬はプロペシアという薬とザガーロという薬の2つだけになります。

もちろんこの2つの治療薬は壮年性脱毛症にも効果が認められたもので、AGAの原因となるDHTを作り出すことを抑制してくれる効果があります。

ですがこれらの治療薬は医薬品に分類されているので「副作用」というリスクがあり、費用も決して安価なものではありません。

副作用として代表的なものは…

  • 肝機能障害
  • 性欲減退
  • 過敏症(蕁麻疹のようなアレルギー反応)
  • 射精障害

といったものが挙げられます。

副作用が発症する割合は全体の1割にも満たないくらいなのですが、リスクや費用なども踏まえ、慎重に考慮して治療をする必要があります。

治療薬を使って対策するのがおすすめな人
  • 副作用や費用などのリスクを理解した上で対策を考えている人
  • 他の対策・治療方法に効果がなかった人
  • 薄毛がかなり進行している人

壮年性脱毛症の対策・治療方法その3:リスクを最小限にできる育毛剤

育毛剤には発毛促進効果や育毛効果、脱毛予防効果が認められているものが多く、壮年性脱毛症に悩む男性にオススメの対策方法です。

育毛剤はプロペシアなどの治療薬ほどの高い効果はありませんが、副作用など体にかかる負担が少なく、リスクが低いというメリットがあります。

費用という点においてもクリニックや病院で治療を進めるのに比べて、比較的安く抑えることができるのでAGA対策のスタートとしてはハードルが低いものと言えるでしょう。

育毛剤での薄毛対策がおすすめな人
  • 薄毛があまりしんこうしていないので、今ある毛髪をきちんと育てたい
  • まずは手軽に薄毛対策をしていきたい人
  • 対策をしたいけど副作用というリスクが不安な人

個人的な意見になってしまいますが、市販で販売されている育毛剤には頭皮に負担のかかるものも多く、あまり効果の期待できない成分も多く含まれているので「安心して使用する」という点においてはあまりおすすめできません。

また「育毛剤は種類が豊富でどんなものを使っていいかわからない」という方のために、私がおすすめする育毛剤をご紹介しますね。

壮年性脱毛症におすすめの育毛剤:チャップアップ(CHAP UP)

チャップアップ(CHAP UP)

内容 詳細
商品価格 7,400円(税込み)
内容量 120ml
おすすめポイント 永久全額返金保証付き
天然成分由来
2017年モンドセレクション金賞
日本臨床医学発毛協会会長が推薦

チャップアップの良さは発毛促進効果や育毛効果、脱毛予防効果が認められていて、多くのユーザーが効果を実感している育毛剤です。

また大きなメリットとして価格が安価に抑えることができるうえに、もし効果を実感できなければ全額返金してもらうことができるという安心感があります。

さらに天然成分由来の育毛剤でパッチテストも実施済みなので安全面でも安心して使うことができるでしょう。

壮年性脱毛症の対策に育毛剤を使ってみたいという人には、私がかなり推している商品です!

別の記事でチャップアップの体験談もご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。

壮年性脱毛症のタイプにはどんなものがある?抜け毛の6つのタイプ

街行く男性を見ていると様々な薄毛のタイプがいますよね。

頭頂部が薄い人、前頭部の生え際が薄い人、もしくはその両方が薄い人…。

じつは薄毛のタイプは1つではなく、脱毛の進行の仕方が6つのタイプに分けられます。

これを「ハミルトン・ノーウッド分類」と呼んでいて、アメリカの医師がつくったものなんです。

壮年性脱毛症の対策方法や治療方法は段階で変わる!

「ハミルトン・ノーウッド分類」によって分けられた薄毛は、段階によって有効的な対策方法や治療方法が違ってくるんです。

薄毛には生え際から徐々に後退が進行していくM字型と、頭頂部から薄くなっていくO字型、もしくはM字型とO字型の両方が進行するU字型があります。

それらの状態のどれかに当てはまるものがある場合、壮年期脱毛症の可能性が非常に高いと言えます。

実際に6つのタイプをご説明していくので、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

分類レベルⅠ型

全体的に薄くなっていくタイプで、その特徴は生え際からつむじにかけて全体的に毛髪が薄くなっていきます。

進行の度合いも徐々に進んでいきます。

分類レベルⅡ型

生え際・頭頂部から後ろに向かって薄毛が進行してくタイプで、進行が進んでいくと側頭部と後頭部にしか毛髪が残らない状態になります。

分類レベルⅢ型

生え際からM字型に後退していくタイプで、剃り込みの部分からM字型に後退していくことで、某アニメのキャラクターのような状態になります。

分類レベルⅣ型

生え際のM字型にプラスしてつむじ周辺の頭頂部からも薄毛が進行するタイプで、進行すると頭頂部の一部が残り、陸の孤島のような状態になります。

分類レベルⅤ型

生え際の中央部分から少しずつ後退していくタイプで、いわゆるU字型タイプの薄毛になります。

分類レベルⅥ型

つむじを中心とした頭頂部からどんどん広がっていくタイプで、なかなか確認しづらい部分なので気づいたときはかなり進行している場合があります。

壮年性脱毛症の診断結果から…

どれか当てはまるものはありましたか?

この中のいずれかに該当するものがあれば、あなたは壮年期脱毛症の可能性があります。

先述した通り、壮年性脱毛症はAGAのひとつです。

AGAは進行型の脱毛症で、放置していても症状が改善することはなく、逆にどんどん進行してしまいます。

気付いた段階で早めに対策・治療をすることで症状を改善しやすくなるので、クリニックなどできちんと症状を診てもらい、個人個人に合った適切な治療をしたり、カウンセリングを参考に育毛剤などの対策をしていくことが大切です。

症状がまだあまり進行していないのであれば育毛剤を使った対策が効果的なので、頭皮環境を整えてこれ以上抜け毛が進行しないようにケアをしてあげましょう。

別の記事で薄毛に効果のある育毛剤をご紹介しているものがあるので、そちらの記事も併せてご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?

壮年性脱毛症はAGAのひとつです。

そのため対策や治療をするのであればAGAと同じようにしていく必要があります。

年齢によるものだからしょうがないと言って諦めず、しっかりと時間をかけて対策・治療をしていけば改善することができます。

別の記事でAGAの治療についての記事があるので、もし今後治療をしていきたいと考えているのであれば、参考にしてみてください。

この記事で得た知識を活かして、少しでも早く薄毛を改善できることを願っています。

 

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