多くの男性の脱毛・薄毛の原因となる「男性型脱毛症(AGA)」は薄毛のおよそ9割がこの症状が原因となっていると言われています。
- これまで育毛剤を使ってみたり生活習慣を見直してきたけど全然改善しない…
- 抜け毛が増えてきた…
- 頭頂部や生え際が薄くなってきた…
あなたもこんな悩みを抱えているのではないかと思います。
「専門機関でしっかり治療しようと思っても費用がどれくらいかかるかわからないし、なんだかハードルが高い気がする…。」
そんなことはないんです!
そこでこちらの記事では、男性型脱毛症の専門機関での治療について詳しくご紹介していこうと思います。
この記事を読むことで専門機関での男性型脱毛症の治療内容や費用についてしっかりと理解することができるので、安心して治療を受けることができるようになります!
治療を受けることによって今まで改善することができなかった薄毛が、以前のようなフサフサの状態に戻ることができるようになるので、ぜひご参考ください。
男性型脱毛症の専門治療はどんなことをするの?
それでは実際に男性型脱毛症の治療をするにあたって、どのような方法を取っていくのでしょうか?
気になる治療内容をご説明していきますね。
男性型脱毛症の治療内容その1:カウンセリング
どんな治療をするのにもまずはカウンセリングから入ります。
その人がどんなことで悩んでいるか、薄毛の状態を詳しく聞き出すことで必要な治療方法や費用を算出してくれます。
このカウンセリングに関しては無料で行なっている病院も多いので、気軽の足を運んでみると良いでしょう。
また一つの病院に限らず、セカンドオピニオンのような感覚で複数の病院でカウンセリングを受けてみるのアリです。
男性型脱毛症の治療内容その2:診察
カウンセリングが終わったら次に行なうのはこの診察です。
AGA以外にも薄毛を引き起こしている原因がないか、または頭皮に何かトラブルを抱え込んでいないか確認します。
万が一何か問題があれば、AGAと同時進行で治療していくことになります。
薄毛というのはAGAだけでなく、生活習慣であったりストレスなどでも起きてしまうものなのでそういった原因となるものをチェックして、その人に合った治療方法を探していき、提案してくれます。
男性型脱毛症の治療内容その3:血液検査
血液検査をすることでその人の男性ホルモンの「DHT(ジヒドロテストステロン)」と「テストステロン」の量がわかり、AGAが原因となっているか正確に診断することができます。
また、処方する内服薬が本当に効果があるのか確認できるようになります。
その他にも血液検査には肝機能の状態や栄養状態をチェックすることができ、AGA以外にも薄毛となっている原因がないかを知ることができるのです。
このように血液の状態からその人の薄毛に合った内服薬の処方、または副作用が出ないかを確認します。
病院によってはDHTとテストステロンの値を見て、AGAの進行具合を予測することにも使用するそうです。
男性型脱毛症の治療内容その4:頭皮ケア
これに関してはどの病院も行っているわけではなく、一部の病院が必要に応じて内服薬の効果を高めるために行なうことがあるそうです。
ちなみにこの頭皮ケアには発毛促進効果があります。
男性型脱毛症の治療内容その5:経過観察
初回は1か月分の内服薬が処方されて経過観察を行ないます。
次回の診察の際にあらためて血液検査を行ない、血液中のDHTやテストステロンの値を確認したり、肝機能のチェックをします。
特に問題が無いようであれば、また1~3か月後分の内服薬を処方してくれるようになります。
検診の際は毎回カウンセリングや血液検査を伴いますが、その都度経過を確認することでその人の状態に合った治療方法を選択していくのです。
AGAの治療期間はどれくらい?
いざ専門機関でしっかりと治療をしていくと決めたとしても、実際に費用はかかってしまうので治療期間はとても重要なものです。
実際に治療をしてもらうと個人差はありますが、大体の人が1~2年以内に治療が完了します。
AGAの進行具合がまだ初期の段階で治療をすれば、ほとんどの人が1年以内に治療が終わるそうです。
なので、少しでも気になるようであれば迷わずにカウンセリングに行って早めに治療を開始しましょう。
男性型脱毛症はどんな病院で治療を行なえるの?病院の選び方は?
AGA治療を行なっている病院は基本的に一般病院である皮膚科の病院や内科の病院、もしくは美容皮膚科の病院で専門的な治療を受けることができるようになっています。
ですが、これらの医療機関でいざ治療を行なおうとしても絶対にAGA治療ができるわけではありません。
いくら専門機関と言っても、AGA治療を行なっていない場合があるので事前に確認をする必要があります。
また、一般病院と専門病院では行なっている内容も違っており、それぞれメリットとデメリットがあるので、詳しくご紹介していきますね。
- 皮膚科・内科
- 一部の皮膚科や内科でもAGA治療を取り入れている病院はあります。
治療内容に関しては主に内服薬の処方によるもので、先述したような細かいカウンセリングや血液検査などがないところが多いです。
またAGAに関して詳しい知識があるかは正直なんとも言えないのが現状でしょう。
過去にAGA治療の実績がわかるものがあれば調べておくと楽に話を進めることができます。
皮膚科・内科でAGA治療を受けるメリット
- 処方する内服薬が決まっているので費用が比較的安い
- 次回通院するまでの間隔が長め
皮膚科・内科で治療を受けるデメリット
- 細かいカウンセリングが無かったり、病院によっては血液検査を行なわないので自分の頭皮状態に合った治療ができない場合がある
- AGAの治療薬で取り扱っている種類が少ないのため、自分に最適な治療ができない可能性がある
- 現状維持を目的とした処方になることが多いので効果を実感しにくい
- 美容皮膚科
- AGAについて専門的な知識や治療ができる美容皮膚科の病院であれば、一般病院に比べると知識はもちろん設備もしっかりしているので安心して治療を進めることができます。
また、このような美容皮膚科の薄毛治療は事前に過去の実績や口コミを見て、どんなものなのか確認することもできます。
初期段階のAGAであってもある程度の期間通院が必要になるので、近場に美容皮膚科がないか調べてみるのも良いと思います。
このような専門的な治療が可能な美容皮膚科では、個人個人に合わせた内服薬の処方や治療をしてくれるので、かなり効果が高いのが特徴です。
経過を見て、その都度処方を変えてくれたり適切な治療をしてくれるのですが、その分AGAの治療に専門的に特化しているので通常の皮膚科や内科に比べえると費用が高くなりがちです。
美容皮膚科で治療を受けるメリット
- 定期的に通院して検査・効果判定をすることで自分の発毛状況や治療効果がきちんと把握できる
- AGA治療に必要な内服薬の処方が一般病院と比べると豊富にあるので、自分に合った治療を行なえる
- AGAに対して専門的な知識を持っているので安心感がある
美容皮膚科で治療を受けるデメリット
- 一般の皮膚科や内科と比べると費用が高い
- 通院の頻度が高い(週2回~月1回)
※病院によって変わります
男性型脱毛症の治療をする病院を選ぶときはどうしたらいいの?
AGAの治療は一般の皮膚科・内科や専門の美容皮膚科のどちらでも治療が可能です。
ただ、先述した通りそれぞれ特徴が違うので、メリットとデメリットを理解したうえで自分に合った病院を選ぶ必要があります。
私個人がおすすめするのは美容皮膚科での治療です。
その理由は薄毛の治療は基本的に長期的なものとなり、その間に効果のない治療を続けていると時間もお金も無駄になってしまい、おまけにAGAの症状も進行してしまいます。
ですので、一般の皮膚科・内科で効果があるかわからない治療をするよりも、多少費用がかかってしまいますが、より確実にAGAを改善して薄毛を治すことができるんです。
そういった理由から私は美容皮膚科をおすすめしています。
もちろんどちらを選ぶかはあなた次第なので、絶対に美容皮膚科で治療することを矯正するわけではありません。
費用などの問題もあるので良く考えたうえでどちらかを選んで治療をしていきましょう。
男性型脱毛症の治療法にはどんなものがある?
では治療法にはどんなものがあるのでしょうか?
これからご紹介する内容は病院で実際に行われている専門的な治療内容になりますので参考にしてみてください。
- HARG(ハーグ)療法
- この治療方法は「細胞成長因子(グロスファクター)」という毛髪を復活させるために必要な因子を用いて治療を行ないます。
この成長因子に血行促進剤やビタミン類などを合わせた「HARGカクテル」を頭皮に直接入れていきます。
ですが難点もあり、細胞成長因子の人体への安全性が問題視されているのです。
それは他の人から取り出した幹細胞を使用します。
この幹細胞には様々な細胞にも適応することができるのですが、他人から取り出した細胞を使うことで、感染症などのリスクがあると指摘されていて、私はあまりおすすめできません。
- 植毛
- 植毛には2種類あり、人工毛植毛と自毛植毛があるのでそれぞれ違いをご説明していきますね。
- 人工毛植毛…合成繊維を用いた人工毛を使用して植毛をします。
毛量や長さをその人の好みで決めることができるので、簡単に思い通りのヘアスタイルを作ることができます。
- 自毛植毛…薄毛の気になる部分にその人の毛髪を移植して行なう植毛です。
ジヒドロテストステロン(DHT)と男性ホルモン受容体が合わさることで男性型脱毛症(AGA)が進行していくのですが、男性ホルモン受容体は後頭部や側頭部の毛根には存在しないので、その部分から頭皮ごと移植を行ないます。
- 人工毛植毛…合成繊維を用いた人工毛を使用して植毛をします。
- 育毛メソセラピー
- この治療法は、目的に合わせた治療薬を注射器などを使い、体内に注射することで効果を得る方法です。
この治療を行なうことで薄毛の部分で産毛のようなハリ・コシのない髪の毛を強くたくましい髪の毛に成長させることができます。
もしこの治療を行なうのであれば、AGAの進行があまり進んでいない状態が最適です。
進行が進んだ状態にこの治療法を行なっても、効果があまり期待できません。
男性型脱毛症の治療薬にはどんなものがある?
こちらでご紹介する治療薬は美容皮膚科で処方されるもので、特に多く用いられるものをご紹介していきます。
それぞれメリットもあればデメリットもあるので、詳しくご説明しますね!
男性型脱毛症の治療薬その1:プロペシア
このプロペシアというAGA治療薬は最も一般的な処方薬で、その有効成分は「フィナステリド」というものです。
ちなみにこのプロペシアにはフィナステリドの含有量の違いから2種類用意されていて、0.2㎎錠のものと1㎎錠があります。
プロペシアの効果はAGAの原因となる男性ホルモンのジヒドロテストステロン(DHT)を作り出す、2型5αリダクターゼという酵素の活動を低下させることで薄毛の症状の進行を止めるができます。
さらにプロペシアには毛髪の発毛効果もあり、多くの病院でこの治療薬が用いられています。
プロペシアのデメリット
プロペシアにはメリットもあれば、逆にデメリットもあります。
服用することで人によっては発疹、ED(勃起不全)などの副作用が起こることがあります。
プロペシアの作用は肝臓に大きな負担をかけてしまうので、服用の際はこのようなデメリットについてきちんと理解しておく必要があるでしょう。
別の記事でプロペシアについて詳しくご説明している記事があるので、もっと詳しく知りたい方はご覧ください。
プロペシアの種類:サワイ(プロペシアのジェネリック医薬品)
名前の通り沢井製薬から販売されているジェネリック医薬品で、フィナステリド錠のひとつです。
このサワイとプロペシアの違いは黄色三二酸化鉄という毒性のない着色料として使用される添加物が含まれているかいないかの違いになります。
ちなみに含まれていないのがサワイで、含まれているのがプロペシアです。
有効成分に関してはプロペシアとほとんど同じ効果があります。
ジェネリック医薬品は有効成分や他の成分がプロペシアと同じなので、当然副作用も同じようにあります。
先述した通り、発疹やED(勃起不全)などのリスクがあるので服用の際はきちんとデメリットについて把握しておきましょう。
プロペシアの種類:ファイザー(プロペシアのジェネリック医薬品)
こちらの治療薬もフィナステリド錠のひとつで、プロペシアのジェネリック医薬品になります。
ファイザーにも2種類のものが用いられ、有効成分であるフィナステリドが含まれている量がそれぞれ違います。
フィナステリドの含有量の違いはプロペシアと同じで、0.2㎎と1㎎の2種類です。
プロペシアと同等の効果を得たい場合、もっと費用を抑えたい場合はジェネリック医薬品であるファイザーを取り扱う病院を選ぶと良いでしょう。
ジェネリック医薬品は元となった新薬の有効成分の種類や量が同じでなければいけないので、効果や効能は基本的に同じです。
ですので副作用も同様にプロペシアと同じ症状が出てしまう可能性があります。
なので、発疹やED(勃起不全)といったトラブルが起きることもあるかもしれないということを頭の片隅に置いておきましょう。
プロペシアの種類:クラシエ(プロペシアのジェネリック医薬品)
このクラシエもプロペシアのジェネリック医薬品のひとつで、フィナステリドを有効成分にしたものです。
当然ジェネリック医薬品なので有効成分の種類や含有量は同じです。
なので、効果や効能は変わりません。
効果も効能も同じであれば、副作用やデメリットも同じになります。
プロペシアの種類:トウワ(プロペシアのジェネリック医薬品)
プロペシアのジェネリック医薬品でフィナステリドを有効成分にした錠剤で、東和薬品が販売しています。
効果や効能は基本的にはプロペシアと変わらないので、見た目だけ変わったと思えばいいでしょう。
有効成分種類や量も変わらないので、副作用やデメリットもプロペシアと同様に起こる可能性があります。
プロペシアの種類:ザガーロカプセル
この治療薬は2015年に認可が下りたAGAの内服薬になります。
ザガーロカプセルの有効成分になっているのは「デュタステリド」というもので、AGAの原因となってしまうジヒドロテストステロン(DHT)を作り出すのを抑えることができ、プロペシアをはじめとするその他ジェネリック医薬品に近い効果があり、抜け毛や薄毛の進行を抑制してくれます。
このザガーロカプセルとプロペシアの違いは、ジヒドロテストステロン(DHT)を作り出す1型5αリダクターゼと2型5αリダクターゼという酵素の働きを抑制してくれることです。
ですので、プロペシアよりも高い効果を実感しやすくなります。
また認可も下りている治療薬なので、多くの病院でも取り扱っています。
ザガーロカプセルのデメリット
ザガーロカプセルにはいくつかデメリットがあり、プロペシアやそのジェネリック医薬品と同じように副作用があります。
副作用の症状も似ていて発疹や男性器のトラブルがあり、さらに肝臓への負担が大きくそれなりのリスクがあるため担当の医師ときちんと相談しながら処方してもらって服用しましょう。
プロペシアの種類:アボルブ
この治療薬もザガーロカプセルと同じ有効成分のデュタステリドを用いた内服薬です。
元々は前立腺肥大の治療に処方されていた治療薬ですが、AGAの治療にも用いられるようになりました。
その効果はザガーロカプセルと同じように、1型5αリダクターゼと2型5αリダクターゼの活動を抑えることができるので、薄毛や抜け毛を抑制することができます。
アボルブのデメリット
アボルブには大きなデメリットがあります。
この治療薬はザガーロカプセルと違ってAGAの治療に用いることを日本では認可していません。
もちろん処方する際に医師からの十分な説明などはありますが、そのことをきちんと理解し同意しなければ処方されることはありません。
ですが同意をして服用した場合、どんな副作用が起きようと医師の責任になることはなく、自己責任という形になるので注意が必要です。
また、デュタステリドを有効成分に用いていることからザガーロカプセルと同じような副作用が起きる可能性があります。
男性型脱毛症の治療薬その2:ミノキシジルタブレット
最近AGAに対しての効果が期待されるミノキシジルという有効成分を用いた内服薬です。
元々は高血圧の人の降圧剤として処方されていたものですが、その副作用によって体毛が濃くなるということが判明したことで発毛を目的とした治療薬にも使うことができないかと注目されています。
この治療薬に含まれるミノキシジルは血管を拡張する効果があり、服用することで毛細血管から発毛に必要な毛乳頭に栄養を届け、発毛を促進させると言われています。
ミノキシジルタブレットのデメリット
この治療薬はアボルブと同様に、国内ではAGAの治療目的として使用することを認可されていません。
その他にも血管を拡張する効果により、人によっては動悸を起こしたり血圧が低くなることがあります。
ミノキシジルの種類:ロゲイン
この治療薬はミノキシジルを有効成分に用いた外用薬になります。
先ほどご説明したミノキシジルタブレットと同じように、血行を促進することで発毛効果を高めることができると言われています。
また直接薄毛が気になる部分に使用することができるので、効果を実感しやすいです。
ロゲインのデメリット
このロゲインも国内ではAGAの治療に用いることを認可されていないものになります。
そのためリスク覚悟で使用する必要があり、外用薬のため薄毛の気になる部分に直に塗ることでかゆみを引き起こしたりかぶれを起こす場合があります。
また有効成分であるミノキシジルの血管を拡張する効果で、動悸や血圧の低下を引き起こすこともあるでしょう。
ミノキシジルの種類:アロビックス
この治療薬は塩化カルプロニウムを有効成分に用いた外用薬です。
有効成分である塩化カルプロニウムにはミノキシジルと同じように血管の拡張効果があり、発毛から育毛までそれらに関係する各細胞に栄養がしっかりと届くようにしてくれます。
国内ではAGAの治療薬として認可の下りているものなので多くの病院で取り扱っています。
アロビックスのデメリット
アロビックスの有効成分である塩化カルプロニウムには血管を拡張する効果があるため、使用すると血圧低下や発汗、ほてり、動悸などの副作用を起こすことがあります。
また、外用薬特有のかゆみやかぶれといった副作用も起こる可能性があるので注意して使用しましょう。
病院で男性型脱毛症の治療薬を処方してもらう際に気をつけたいこと
病院でAGAの治療を進めていく場合、基本的に治療薬を処方されるのですが気を付けないといけないことがいくつかあります。
その内容についてご説明していきますので、しっかりと内容を把握しておきましょう。
- 副作用や錠服薬の確認
- 治療薬に用いるものは基本的に医薬品になるので、副作用が起きる可能性があります。
またもともと持病などがあり、普段から薬を服用している場合は処方してもらう治療薬との組み合わせについて確認をしておきましょう。
- 用法と用量を守る
- 処方された薬を一度に大量に服用したからといって、すぐに薄毛の進行を遅らせることはできません。
それに治療薬は服用するときの用法や用量は指定されています。
それを守らず一度に大量の薬を服用したり、用法を守らないと副作用を引き起こすリスクが高くなるだけでなく、副作用の症状も大きくなることもあります。
きちんと指定された用法・用量を守って服用しましょう。
AGAの治療費にはどれくらい必要?じつは薄毛治療は自由診療だった!
AGAの治療内容や治療薬についていろいろとご紹介しましたが、これらの治療をするためには保険適用外での自由診療となっています。
厚生労働省いわく、薄毛や抜け毛の治療というのは美容整形と同じ類の物だと定めているからなんです。
つまり薄毛や抜け毛は国から病気として認められていないということですね!
そのため、もしAGA治療を受けるなら全額自己負担という形になります。
またその金額についてもう少し詳しくご紹介していくので、ぜひご参考ください。
AGAの治療法と治療薬の費用相場
では治療法と治療薬の費用を相場価格ではありますがご紹介していきます。
こちらでご紹介する費用はあくまで相場なので、実際に治療を受ける前にカウンセリングで費用について確認するようにしましょう。
治療法 | 内容の詳細 | 費用相場 |
---|---|---|
HARG療法 | 特になし | 1回あたり約150,000円 |
植毛 | 自毛植毛 | 1,000本あたり約800,000円~1,000,000円 |
植毛 | 人工植毛 | 1,000本あたり約250,000円 |
育毛メソセラピー | 針の使用アリ | 約75,000~80,000円 |
育毛メソセラピー | 針の使用なし | 約20,000~25,000円 |
治療薬 | 費用相場 |
---|---|
プロペシア | 初回費用:およそ5,000~6,000円 2回目以降の費用:およそ7,000~8,000円 |
フィナステリド錠 | 初回費用:およそ4,000~5,000円 2回目以降の費用:およそ6,000円~7,000円 |
ザガーロカプセル | 初回費用:およそ5,000~6,000円 2回目以降の費用:およそ7,000~10,000円 |
ミノキシジルタブレット | およそ9,000~10,000円 |
外用薬類 | およそ14,000~18,000円 |
以上のような費用相場となります。
治療薬に関しては2回目以降は費用が高くなる病院が多いので、気を付けましょう。
保険が適用できないため治療に必要な費用は高いですが、民間療法などよりは確実性もありますし、ぜひ検討してみてください。
AGAは早期治療が大切!その理由とは
人の細胞は基本的におよそ40~50回の細胞分裂をするとそれ以上は分裂しなくなるといわれています。
これは髪の毛を成長させる毛母細胞も同じで、40~50回の細胞分裂をするとそれ以降は分裂しなくなります。
細胞分裂しなくなった毛母細胞からは毛が生えてこなくなると言われているため、こうなってしまってはAGA治療の効果がなく、いくら治療しても改善しないという情報まであるんです。
この細胞分裂は大体4~6年くらいに終えると言われているのですが、AGAが進行していたりするともっと早くなるとも言われています。
ですので、治療が無駄にならないためにも早めにカウンセリングを受け、治療を始めることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
AGAの薄毛治療についてご紹介していきましたが、治療を受けるなら早めに行動をするべきです。
何か毛髪に違和感を感じたり、異変に気づいたらすぐにでも治療を始めることをおすすめします。
AGAの治療を行なっている美容皮膚科では無料カウンセリングをしているところもあるので、そういったところで自分の頭皮・毛髪の状態を見てもらい治療や対策について相談してみるのも良いと思います。
薄毛はあきらめたらそれまでです。
放置していても改善することはないので、まずは専門の病院で一度相談をしてみてはどうでしょうか?
こちらでAGAクリニック・病院をどのような基準で選んでいいかわからないという方は、別の記事で詳しい選び方をご紹介しているのでご参考ください。
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