もしかして臭っているんじゃないか…?
そう感じて悩んでいる男性は意外と少なくありません。
そしてそのニオイに気付かず過ごしている男性が多いのも事実です。
ですが普段から自分の体臭を改善しようと何かケアをしていたりしますか?
もしかするとその方法が間違っている可能性もありますし、あなたに合っていない場合もあります。
もしケアをしていなかったり、間違ったケアを続けていると…
- 周囲の人がニオイのせいで近寄らない
- 家族に洗濯物を別々にされる
- ニオイに対して女性は敏感なので嫌われる
こんなことが起きてしまう場合もあります。
そこでこちらの記事ではそんな体臭を改善するための対策方法や原因についてご紹介していきます。
この記事を読むことであなたのニオイに対しての悩みがなくなり、快適な日々を過ごすことで女性に嫌われたり、周囲の人からの目を気にすることがなくなります。
対策方法はどれも簡単にできることなので、ぜひご参考ください。
汗臭い男から清潔感溢れる男になるためにすべき9つの対策方法
それでは早速対策方法をご紹介していきます。
こちらでご紹介する方法はどれも手軽で簡単にできるものなので、実践してないものがあれば取り入れてみてください。
汗臭対策方法その1:制汗グッズを使用する
制汗アイテムには様々なものがありますが、代表的なものと言えば「制汗スプレー」「制汗シート」「制汗クリーム」というものがあります。
それぞれ男性用と女性用のものがありますが、もちろん男性用を選ぶべきです。
この制汗アイテムには消臭効果や防臭効果があり、使用することで汗を抑えるだけでなくニオイも抑えることが出来ます。
ですがそれぞれ特徴が違ってくるので、ご紹介していきますね。
汗臭いニオイにおすすめのグッズ:制汗スプレー
手軽に広範囲の汗やニオイの対策が可能なのが特徴です。
特に手の届きにくい背中などに使う際に活躍します。
汗をかいたときににもひんやりとしたスプレーをかけて汗を引かせることもできますし、汗をかいていない状態でかけることで予防する効果があります。
フレグランスも様々なものがありますが、汗と混じって変なニオイにならないように、できる限り無香料のものを使いましょう。
汗臭いニオイにおすすめのグッズ:制汗シート
汗をかいたらすぐにケアすることが出来るのが特徴的な制汗アイテムです。
このシートにも消臭効果や防臭効果があるので、汗をかいたらしっかりと拭いてあげるようにしましょう。
基本的には殺菌成分が含まれていることが多いので、ニオイの素を断ってくれます。
汗臭いニオイにおすすめのグッズ:制汗クリーム
ニオイの素となる毛穴にピンポイントで塗ることが出来るので、防臭効果が高いのが特徴です。
また毛穴をふさいでくれるので、汗の量を抑えてくれる効果もあります。
ですが、塗りすぎてしまうと逆にニオイがきつくなることもあるので適量を心がけるようにしましょう。
最近ではロールオンタイプのものなどもあり、塗りやすくなったタイプもあります。
基本的な使い方は汗をかく前に事前に塗っておくというのがベターです。
汗臭対策方法その2:デオドラント剤を使ってみる
汗の分泌を抑える制汗剤とは違い、臭いの原因となる雑菌の繁殖を防ぐことができる「殺菌効果」「抗菌効果」のある成分が配合されている商品です。
多くが「医薬部外品」という有効成分の配合されているものが多く、厚生労働省にもその効果を認められたものが多いのが特徴です。
制汗グッズと同じようにスプレータイプのものやクリームタイプなど、様々なものがありますが、臭いを抑えるのであれば肌に密着する「クリームタイプ」のものがおすすめです。
外出時の臭いを抑えるにはかなり効果的なグッズなので、ぜひ試してもらいたいですね。
汗臭対策方法その3:食生活の見直し
普段から淑生活は意識していますか?
近年では食生活の欧米化が進み、脂質の多い肉類や揚げ物などの食事が中心になっている男性が多くいます。
ですがこのような食生活を続けていると皮脂が過剰に分泌されてしまう原因となってしまい、ニオイの素となります。
また脂肪を多く含んだ牛乳・チーズなどは汗臭くなる要因となってしまいます。
特に乳脂肪というのは普通の脂肪と比べると吸収されやすく、ニオイの原因になる皮脂になってしまうので取りすぎには注意が必要です。
できる限り野菜を中心にしたバランスの良い食事を心がけ、脂っこい食事は控えるようにしましょう。
特におすすめな栄養素が…
- クエン酸…ニオイのもとになるアンモニアを分解してくれる効果がある(梅干し、黒酢やリンゴ酢など)
- 食物繊維…体に不要なものを体外に排出してくれる効果がある(海藻類など)
- ビタミンC…ビタミンEと一緒に体臭の予防になる(柑橘類やイチゴなど)
- ビタミンE…ビタミンCと一緒に体臭予防をしてくれる(アボカド、ナッツ類、魚介類など)
- β-カロテン…抗酸化作用があり、ニオイの原因のひとつである活性酸素の発生を防ぐ(緑黄色野菜、柑橘類など)
といった栄養素を含んだ食品を意識して食べると効果的です。
汗臭対策方法その4:洗濯洗剤を変えてみる
最近の洗剤はどんどん進化していて、抗菌防臭効果の高いものが増えています。
特に日ごろから部屋干しをしている場合、衣服に雑菌が繁殖しやすくなってしまい、汗と混ざりあうことで強烈なニオイを出してしまいます。
ニオイの原因を寄せ付けないものを選んで使うことである程度のニオイは防ぐことが出来るでしょう。
汗臭対策方法その5:衣服はきちんと乾かす
特に湿度の高い季節などに多くなるのですが、生乾きのまま衣服を着たりすると雑菌が繁殖してしまい汗と混ざることで汗臭いニオイを通り越してしまうことがあります。
できるだけ衣服は日に当てて乾かすか、乾燥器を使って乾かすようにしましょう。
また、除湿器を当てながら部屋干しするのも効果的です。
汗臭対策方法その6:ストレスを溜め込まない
意外に思うかもしれませんが、ストレスもニオイの原因となります。
ストレスが上手く発散できていない状態が続くと、自律神経が乱れてしまい交感神経が優位になってしまいます。
ニオイの原因となる汗や皮脂と自律神経は深い関わりがあり、交感神経が優位になると発汗をしやすくなってしまったり、男性ホルモンが活発に分泌され皮脂が通常よりも多く分泌されてしまいます。
なので普段からストレスを溜め込まないようにするため、ストレスを発散することが大切です。
趣味の時間を設けたり、愚痴を漏らしたり…。
方法はそれぞれですが、ストレスを溜め込みすぎないようにしましょう。
汗臭対策方法その7:睡眠時間の確保
仕事が忙しかったりして睡眠時間が取れないなんてことはないですか?
実は睡眠時間とニオイにも深い関わりがあり、睡眠時間が足りていないとストレス同様、自律神経のバランスが乱れてしまいます。
そのせいで皮脂の分泌が増えてしまったりすることで汗臭いニオイを出してしまう原因となるので、しっかりと睡眠時間をとるように心がけましょう。
できるだけ6~8時間の睡眠時間と就寝・起床時間を毎日同じにすることで自律神経のバランスを整えることができます。
汗臭対策方法その8:適度な運動をする
運動不足は基礎代謝の低下を招いてしまい、汗をかいたときにベタつきが気になるようになります。
このベタついた汗というのは汗臭いニオイの原因となり、周囲の人を不快な気分にしてしまうでしょう。
2~3日に1度、30分程度でいいのでジョギングなどの有酸素運動を取り入れることで代謝が促進され、ニオイの気にならない汗になるでしょう。
汗臭対策方法その9:しっかりと入浴をする
普段からシャワーで済ませてしまうという男性は多いと思います。
ですが入浴をすることで血液の流れが良くなり、代謝を良くすることができるので体臭対策が可能です。
また入浴中も発汗することで体内に溜まった老廃物を流し、ニオイの要因となるものを除去してくれます。
汗臭対策方法その10:ボディソープを見直してみる
普段使っているボディソープはどんなものを使っていますか?
恐らくですが、多くの方がドラッグストアやコンビニにある価格の安いものを選んでいるのではないでしょうか。
汗臭いニオイをケアするには普段使うボディソープもきちんとしたものを選んであげることをおすすめします。
それにはきちんとした理由があり、市販で売っているようなボディソープはとにかく洗浄力が強く、刺激が強いものが多いんです。
「汚れや皮脂を落とすんなら洗浄力が強い方がいいのではないか」と感じてしまうかもしれませんが、それが逆効果になることもあります。
なぜかというと、強い洗浄力で必要以上に皮脂を洗い落としてしまうと肌が乾燥してしまい、これ以上の乾燥を防ぐために皮脂を過剰分泌してしまうことがあります。
この皮脂は肌にいる常在菌の栄養になってしまうものなので、これが臭いを強くしてしまう原因になることもあるんです。
臭いを気にしているからこそ、使っているボディソープの見直しが必要なんです。
別の記事でボディソープの失敗しない選び方や、体臭に効果のあるボディソープをご紹介しているものがあるので、そちらも併せてご覧ください。
筆者がおすすめする汗臭いニオイの対策方法とその理由
私がおすすめしている1番効果的な体臭の対策は、とにかく汗をかく量を抑えるという意味で、制汗アイテムを使用するということです。
汗臭いニオイというのは基本的に汗が原因です
その汗を事前に防ぐことでニオイを抑えることが出来るんです。
特に汗臭いニオイは10代~20代に多く、よく汗をかきます。
特にワキは湿度が高くなりやすく、雑菌が繁殖しやすくなって臭いが強くなりがちなので集中的に対策しておくと良いでしょう。
- ワキ汗臭の対策例
-
- 外出前…ロールオン・スティックタイプ・クリームタイプのデオドラント剤で臭いの予防
- 外出時…制汗シートや制汗スプレーでこまめにワキの汗や皮脂を取り除く
汗臭いニオイの原因はやはり汗?
その名前の通り、汗臭いニオイの原因は汗です(笑)
と言っても汗だけでは半分正解という感じです。
なぜかというと本来汗に含まれている成分はそのほとんどが水であって、汗単体ではニオイを放つことはありません。
ニオイの要因となるものはズバリ皮脂と皮膚に存在する常在菌です!
毛穴には2種類の汗腺があり「エクリン汗腺」「アポクリン汗腺」というものがあります。
それらの汗と皮脂がニオイの原因を作り出しています。
汗をかいてからしばらくすると汗と皮脂が混ざってしまい、さらに皮膚に存在する常在菌が汗と皮脂の混合物を分解することでニオイを放ってしまうのです。
汗臭には種類がある?エクリン腺とアポクリン腺から出る汗の違い
先ほど汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺があるということをお伝えしましたが、それぞれ発汗される汗に違いがあります。
こちらではその汗の違いについてご説明していきますね。
エクリン腺から分泌される汗は気温が暑かったり蒸しているときや、運動をしたときなどに「体温調整」をするために汗を出します。
この汗は約99%が水分で、残りの約1%に塩分やカルシウムなどが含まれていて、サラサラしているのが特徴です。
エクリン腺は全身に分布していて、その数も多く多少の個人差はありますが、数百万か所もあると言われています。
この汗はきちんとケアをしてあげればほとんど臭いがしないのも特徴のひとつです。
汗臭いと呼ばれる臭いのほとんどはこの時のケアが不十分によることで起こるものなので、注意が必要です。
またアポクリン腺はエクリン腺から出る汗とは違って、脂質やたんぱく質、アンモニアなどの成分が多く含まれていて、時間と共に強い臭いを発しやすい特徴があります。
アポクリン腺から出た汗は肌にいる菌にとっては栄養になる成分が多くあるため、それをエサに菌が繁殖していき、栄養を分解していくことで強い臭いを発生させてしまいます。
この臭いはエクリン腺から出る汗とは違い、体温調整のために出る汗ではなく「ストレス」「緊張」などが原因で起きる「精神性発汗」によるものなんです。
脇や耳の中、デリケートゾーンなど、部分的に汗をかくのも特徴で、短時間で大量の汗をかいてしまいがちなんです。
またエクリン腺とアポクリン腺の汗の違いやそれぞれの特徴については、別の記事でもご紹介しているので、そちらのをご参考ください。
体の部位によって変わる汗の臭い
あなたは体の部位によってニオイが違うのを知っていますか?
その原因というのが体の場所によって、ニオイとなる要因が違ってくるためこのようなことが起きるんです。
汗にもエクリン汗とアポクリン汗の2種類があることはご説明しましたが、皮脂にも2種類のものがあり「角質層内の脂質」と「皮脂腺から分泌される皮脂」があります。
それらの組み合わせでそれぞれ違うニオイを放つようになるんです。
それぞれご紹介していきますので、ぜひご参考ください。
- 頭(頭皮)…エクリン汗と皮脂腺から分泌される皮脂によって、使い古した油のようなニオイが特徴
- ワキ…2種類の汗と2種類の皮脂によって、酸味のあるお酢のようなニオイやスパイシーな刺激のあるニオイが特徴
- 胴体…エクリン汗と2種類の皮脂によって、そこらへんに生えている草みたいな独特なニオイが特徴
- 足…エクリン汗と角質層内の脂質によって、納豆みたいな発酵臭が特徴
以上のような組み合わせで、様々なニオイを放ちます。
どんなニオイであれ、周囲の人を不快にさせることには変わりはないのできちんとケアをしていくことが大切です。
汗や皮脂以外にも体臭のもとになる要因ってあるの?
直接的ではないものの、体臭のもとになってしまう要因は多数あります。
その要因について代表的なものをご紹介していきますので、参考にしてニオイのもとを断っていきましょう!
汗臭いニオイなど体臭を引き起こす原因その1:生活習慣が乱れている
睡眠不足や運動不足など、普段から生活が乱れていると体臭を放つ原因となってしまいます。
対策方法でも簡単にご紹介しましたが、睡眠不足や運動不足は自律神経のバランスを乱してしまったり、代謝を悪くしてしまうことで皮脂を分泌しやすい環境にしてしまいます。
通常よりも多く分泌された皮脂は常在菌や汗と混ざることでニオイを放ち、周囲の人を不快にさせてしまいます。
なので、もしあなたが生活習慣が乱れていると感じるのであれば、その生活環境を整えて改善していく必要があります。
汗臭いニオイなど体臭を引き起こす原因その2:偏った食事をしている
肉類やコンビニ弁当、ジャンクフードなどばかり食べていると栄養が偏りがちになります。
特に脂質の多い食生活をしていると皮脂腺から分泌される皮脂の量が過剰になり、ニオイの原因になってしまうでしょう。
だからと言って野菜ばかりの生活も良くありません。
今度は食事で摂れる脂質が足りなくなってしまい、乾燥肌などの別の問題が起きてしまいます。
なので、栄養バランスの取れた食事をきちんと食べるようにしましょう。
汗臭いニオイなど体臭を引き起こす原因その3:皮脂の過剰分泌によるもの
男性は女性に比べて男性ホルモンの活動が盛んです。
皮脂も男性ホルモンによる影響で分泌されるもののひとつなので男女で比べると皮脂量が多くなりがちです。
ですが普段の生活の中で食生活や生活習慣が乱れていると皮脂がさらに分泌されてしまい、それに伴ってニオイがキツくなってしまう可能性があります。
汗臭いニオイなど体臭を引き起こす原因その3:加齢によるもの
年齢を重ねるごとに体の代謝が悪くなり、体内に活性酸素を発生させてしまいます。
活性酸素が発生することで皮脂と混ざり合い、過酸化脂質という物質を作り出します。
そしてこの過酸化脂質という物質が不快なニオイの原因となってしまうので、抗酸化作用のある食品やビタミンCやEを含んだ食品を積極的に摂るようにして、ニオイの原因となる活性酸素を除去しましょう。
汗臭いニオイが発生しているのはどこから?
今回ご紹介している汗臭いニオイが発生している場所についてですが…。
それはワキから発生しているニオイなんです。
実は年代によってニオイが強くなる部位が違ってきます。
特に20代の男性はワキ、20代後半から40代前半が頭部、40代前半からは胴体(胸・背中)から発生するニオイが強くなるんです。
年代ごとによってケアの方法が変わってくるので適切な方法を取っていきましょう。
20代男性の汗臭いワキの臭いが発生する仕組みとは?
まずはワキの毛穴にある、エクリン汗腺とアポクリン汗腺という2種類の汗腺から汗が分泌されます。
そしてその汗が皮脂腺から分泌された皮脂と混ざり合います。
ちなみにこの時点ではまだニオイを放っていません。
汗と皮脂の混合物が皮膚上にいる常在菌のエサとなり、代謝、分解されることで常在菌が数を増やしていきます。
この時に排出したものがニオイの原因になります。
最初はかすかなニオイであっても菌の数が増えるごとにその排出物も増え、ニオイがどんどん強くなっていき、最終的には周囲の人を不快にさせるようなニオイを放つようになってしまうんです。
まとめ
いかがでしたか?
もしあなたが汗臭いニオイで困っているのであれば、こちらの記事でご紹介した対策方法をぜひ活用してみてください!
体臭というのはとても深い悩みだと思いますし、放置しておくわけにもいきません。
そのまま見てみぬふりをしていると気付かないうちに周りに誰もいなくなってしまうなんてこともあるかもしれません…。
それだけは避けたいですよね!
ですのできちんとニオイの対策を実践して、人のいっぱい集まるような爽やかな男を目指していきましょう!
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