ダイエット方法の中でも「糖質制限」は簡単に体重が落とすことができることで根強い人気があります。

普段食べている白米やパンなどの炭水化物を抜くだけでできるダイエット方法でもあるので、その手軽さも魅力的ですよね。

ですがこの糖質制限ダイエット、実はかなりのリスクがあるって知っていますか?

すぐに結果を出したいという気持ちで安易に取り組んでしまいがちなダイエット方法ですが、体重が落ちやすい分、それに応じた危険性があるんです。

危険とかリスクと聞くと正直恐くなってしまうかもしれませんが、何も知らずに糖質制限をやる方がはるかに怖いと思います。

そこでこちらの記事ではそんな糖質制限ダイエットの危険性についてご紹介していき、代わりとなる健康的に痩せる方法をご紹介していきます。

この記事を読むことで…

  • 糖質制限ダイエットの危険性がわかる
  • 有酸素う運動と糖質制限のリスクがわかる
  • 健康的な方法で体重を落とせるようになる
  • やってはいけない太りやすい習慣がわかる

といったメリットがあるので、これから糖質制限ダイエットをやろうと思っている方や、すでに糖質制限ダイエットを行なっている方はダイエット方法を見直していくきっかけとして、ぜひ参考にしてみてください。

糖質制限ダイエットは危険?その理由について

糖質制限ダイエットは簡単に体重を落とすことができることで、短期間で成果を出したい方から絶大な人気を誇っているダイエット方法ですが、それなりの危険性があることを知っていますか?

人は体を動かすためのエネルギーを糖質から補っています。

ですが過度の糖質制限を行なうことによって食事からエネルギーを補うことができなくなってしまいます。

その時体はどこからエネルギーを補填するのか考えたことってあるでしょうか。

それは筋肉を分解することによってエネルギーを補っているんです。

もちろん体に蓄積した脂肪を燃焼することでもエネルギーを作り出すことができるのですが、優先的にエネルギーとして変換されるのは筋肉なんです。

筋肉は体重よりも軽いため、一見すると体重が一気に落ちたと思い込んでしまうかもしれませんが、実は脂肪はまだたっぷり残っています。

それよりも重たい筋肉が量を減らすことで体重が軽くなっているだけなので、意外と脂肪が落ちたと勘違いしてしまっている方がとても多いんです。

糖質制限ダイエットによって筋肉が落ちるとどんなデメリットや危険がある?

先ほど糖質制限ダイエットを行なうことによって、体を動かすために必要なエネルギーを筋肉を分解して作っているとお伝えしましたが、筋肉量が低下することでどんなデメリットや危険があるのかをお伝えしていきますね。

特に自己流で糖質制限ダイエットをしている方は注意が必要で、自己流でやっている人の多くは2つの傾向に分けることができるんです。

その2つの傾向というのが…

  • 糖質だけでなく、食事自体を過度の制限している
  • 糖質だけ制限して、脂質やたんぱく質を過剰摂取している

という傾向がとても多いんです。

それぞれの危険性をまとめてみたので、しっかりとチェックしていきましょう。

その1:過度の食事制限をしている

糖質制限をしている人で特に多いのがこのパターンです。

摂取カロリーを過剰なまでに減らすことによって、体に蓄積した脂肪を燃焼させようといった目的だと思うのですが、これは体に必要な栄養が全く足りていない状態です。

体力の低下によって疲れが取れにくくなってしまったり、ホルモンバランスが乱れて寝つきが悪くなってしまったりイライラが収まらないといったトラブルを起こすリスクがあります。

また骨粗しょう症といったリスクや内臓器官の機能が低下してしまったりすることもあるので、健康面でのリスクもかなり高くなってしまうんです。

体重を落としたい一心でやっていることですが、過度の食事制限は体の基礎代謝を低下させてしまい、結果的に痩せにくく太りやすい体質にしてしまう原因にもなってしまいます。

仮にダイエットが成功したとしても、代謝が低下しているせいで元の食生活に戻ると簡単にリバウンドしてしまうこともあるので、本当にダイエットを成功させたいのであればやらない方がいいと思います。

その2:糖質以外の食べ物を過剰摂取している

これは糖質制限ダイエットの捉え方を間違えてしまったパターンですね。

糖質を含んだ食べ物だけをとらないようにして、その他の脂質やたんぱく質を今まで通り、もしくは糖質が不足している分、たくさん食べてしまうものです。

そのせいで摂取カロリーが基準の数値よりも多く摂ってしまい、単純にカロリーオーバーになってしまうことがあります。

結果として体重を減らすことができませんし、糖質をゼロにしてしまうことによってエネルギーを生み出すことができず、筋肉量の低下も止めることはできません。

そのせいで基礎代謝が低下してしまい、余計に太りやすい体質を自ら進んで選んでしまっているようなものなので、気を付ける必要があります。

糖質制限と有酸素運動によるダイエットは超危険!

ここまで糖質制限の危険性についてお伝えしてきましたが、中にはそれにプラスで有酸素運動を取り入れている方もいるかもしれませんね。

ですが糖質制限ダイエットと有酸素運動の組み合わせはご法度!かなり危険性が高いんです。

ここからはその理由についてご説明していきますので、糖質制限ダイエットを検討している方や、今まさに糖質制限ダイエットをやっている方はチェックしてみてください。

糖質制限中の有酸素運動は不足したエネルギーを筋肉から補う

これは先ほどもお伝えしましたが、糖質制限ダイエットをすると体を動かすために必要なエネルギーを食事から補うことができず、筋肉を分解して作ろうとします。

そこへ有酸素運動をしてしまうと、通常よりも多くのエネルギーを必要とするため、余計に筋肉を分解させてしまうことになり、さらに基礎代謝が低下してリバウンドしやすい体になってしまうんです。

またエネルギー不足になることで体も疲れやすい体質になってしますので、思わぬケガにつながることあったり、体調を崩しやすい状態になるので、絶対に避けた方がいい組み合わせです。

食事制限だけによるダイエットはリスクがたくさん!運動をメインにした健康的なダイエットを心がけよう

糖質制限ダイエットは様々なリスクがあることはわかっていただけたと思います。

やはりダイエットをするのであれば、糖質制限などの食事制限だけに頼るのではなく、運動をメインにしたダイエット方法が最適です。

食事に頼りきったダイエットではリバウンドのリスクも高まりますし、健康面でも危険性が高くなってしまうので、おすすめできません。

健康的に体重を落としていくためにも適度な運動と、必要な栄養を食事からしっかりと補ってあげることが大切です。

糖質制限ダイエットや食事制限ダイエットには大きなリスクがたくさんあるので、これを機に別のダイエット方法へ変えてみるようにしましょう。

健康的に痩せるための効果的な食事の取り方とは?

糖質制限をやめて運動しているのにまったく効果が出ない…。

もしかするとダイエットの取り組み方に間違いがあるのかもしれません。

たとえば…

  • 食べる日はガッツリ食べて、食べない日は全然食べない
  • 仕事中など喉が乾いたらスポーツドリンクや離島の缶コーヒー等を結構飲む
  • 運動は時間がかかるから腰が重い
  • コンビニでご飯買うときは野菜不足を意識して野菜ジュースを飲んでいる
  • サラダは食べるけどマヨネーズやドレッシングで味付けをする
  • お肉は赤身肉より霜降り肉

上記のような方って意外にも多いのではないでしょうか。

実はこれっていつも「やせたい!」 「痩せない!」と言う人が陥りやすいトラップのようなものなんです。

多くの方は運動の成果を過信しているのではないかと思います。

「がっつりトレーニングをすれば筋肉がついて痩せるでしょ!」とか「糖質制限と運動でダイエット効果は絶大だ! 」

このように思っている方も少なからずいると思います。

ですが、人が太るのは運動しないことではなく食べ過ぎが原因です。

下の表に一般的な運動で消費されるエネルギーをご紹介しているのですが、きつそうに見える種目でもカロリー的には「生ビール一杯で帳消し」になってしまうんです。

運動の目的は脂肪を燃焼することに設定するというのは超ストイックなアスリートは別として、一般の人にはかなり無理があります。

ダイエットの観点からすると運動は脂肪燃焼させやすくする代謝の良い体を作るスイッチを入れるために行うんです。

そのためには質の良い食べ物をきちんととって、質の高い運動を心がけることがとても大切です。

そこでここからは運動そのものではなく、運動する人が意識してほしい食事の方法についてご紹介していきます。

  • ゴルフと缶コーヒー(190ml)…およそ75㎉
  • 太極拳と8枚切りの色パン…およそ120㎉
  • ジョギングとチーズケーキ(カットしてあるものを半分)…およそ150㎉
  • テニスと生ビール(中ジョッキ1杯)…およそ200㎉
  • ランニングとおにぎり…およそ230㎉
  • 水泳とカレーパン…およそ280㎉

痩せるカラダをつくるためには食事が大切!

ダイエットやトレーニングに取り組む際にはただ漠然と食事をしていたのでは良い成果をあげることができません。

食べ物に含まれている栄養に関して、正しい知識を得ることがとても大切で、それが成功への第一歩となります。

すべての食物になんらかの栄養素が含まれています。

中でも知っておいていただきたいのが3大栄養素です。

3大栄養素とは、炭水化物、たんぱく質、脂質のことを指し、この3つはカロリーとして、すべてエネルギー源になります。

糖質は運動する際の即効性のあるエネルギーとして使われたり、消費されなかった分は脂肪となって体内に蓄積される性質があります。

脂質は3大栄養素の中でも1番カロリーが高く、エネルギー量が最も多い栄養素なんです。

そしてたんぱく質は筋肉を始め、体を作るために必要な栄養となります。

さらにこの3大栄養素にビタミンとミネラルを加えたものが5大栄養素と呼ばれ、この2つの栄養素は3大栄養素のもつエネルギーをうまく使うために働いてくれる効果があるんです。

いつもカロリーを気にしていても、食事内容の内訳を知らないまま行ってしまうと代謝不良につながってしまうので注意しなくてはいけません。

ただ単にカロリーが高いと言う理由で肉類を食べずにサラダなどの野菜ばかり食べていては、タンパク質が足りず、代謝を行うために必要な筋力がどんどん低下してしまい逆効果になってしまいます。

なのでカロリーが低くてもタンパク質が少なく、糖質や脂質が多い食べ物をとることによって、エネルギーが多くなってしまい、結果として肥満につながってしまうんです。

運動効果を高める食事は低脂質がポイント!

最近では、糖質を極力減らし脂肪の蓄積を防ぐ「糖質制限ダイエット」が流行っていますね。

確かにこの方法はかなり高い効果を得ることができますが、運動を取り入れたダイエットをしている方にはそこまでこだわる必要はないと思います。

何故かと言うと体動かす際のメインとなるエネルギーは糖質だからです。

運動の効率やパフォーマンスを向上させるためには、糖質を摂らないより、糖質を摂った方が高い結果をもたらしてくれます。

とはいっても、糖質と一緒に寝室をとりすぎてしまうとエネルギーが多くなってしまい、燃焼しきることができず体内で脂肪がつきやすくなってしまいます。糖質を摂るのであれば脂質の摂取量はなるべく少なくするようにしましょう。

運動する人は筋肉の元となるタンパク質をたくさん摂ることも大切です。

後はなるべく腹持ちのいい食べ物を選ぶようにすることで、食べ過ぎや余計な間食、急激な血糖値の上昇を避けることができますよ。

ダイエットにおすすめの栄養バランス

1日で何をどれだけ食べるのか?

その目安になるのが食べ物に含まれている3大栄養素の含有量です。

あなたが1日に消費するエネルギーの総量をしっかりと把握して、きちんと消費できる範囲内で取り込んでいくのがとても大切なんですよ。

厚生労働省では、日本人の栄養バランスとして、タンパク質15%、糖質60%、脂質25%と言う数字を推奨しています。

ただ、高タンパク低脂質の食事ではタンパク質を20%、糖質を60%、脂質を20%と言うバランスで摂ることを推奨しています。

タンパク質にももちろんカロリーがありますが、糖質や脂質と比べてしまうとエネルギーとなる効率が悪く、体を作るための割合が多いので、脂肪に変換されにくいと言われています。

運動しながら痩せて、筋肉をつけつつ、食べ物を食べても太らない体質を目指すと言うのであればまずはタンパク質を意識して食べるようにしましょう。

またタンパク質には2つの種類があり動物性タンパク質と植物性タンパク質があります。

このときの割合として肉などの動物性タンパク質を70%、豆腐屋豆などの植物性タンパク質を30%位の割合でとると消化吸収も良くなり、脂質に変換される割合も抑えられて効率よくダイエットを進めることができます。

効果的なタンパク質の摂り方とは?

1日に必要なタンパク質の必要量と言うのは一般的に体重1kgにつき、1g必要だと言われています。

ですが運動習慣を身に付け代謝を高めることを目指しているのであれば、もっと積極的にタンパク質をとらなくてはいけません。

実際にどれくらいのタンパク質をとれば良いのかと言うと、通常の必要量よりもおよそ1.5倍多いタンパク質を摂ることをお勧めします。

たとえば…

体重が60キロの人であれば、およそ90gのタンパク質を摂るようにしましょう。

タンパク質を含む食品に関しては、自分自身の手のひらの大きさを目安にして選ぶと良いかもしれません。

牛肉や豚肉であれば赤身肉を選び、鶏肉ならササミや皮を取り除いた胸肉など脂質の少ないものを選ぶとより効果的です。

  • 片手くらいの牛肉…タンパク質約20g
  • 片手位の魚の切り身…タンパク質約20g
  • 納豆1パック…タンパク質約8.5g
  • ご飯1膳…タンパク質約2g
  • 卵1個…タンパク質約6g

気づかないうちに摂りすぎてしまう脂質に要注意!

3大栄養素の1つでもあり、エネルギー肉に限らず代謝を高めるためにも必要な脂質ですが、外食やコンビニ弁当、スーパーなどのお惣菜で気づかないうちに思っている以上の脂質をとってしまっている可能性があるので気をつけなくてはいけません。

脂質には大きく分けると飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2種類があります。

飽和脂肪酸はまた柳生氏など動物性の脂肪を指しています。

不飽和脂肪酸と言うのはオメガ3・6・9と言う種類に分類されます。

この中でも特に気をつけなくてはいけないのがオメガ6系の油であるリノール酸です。

このリノール酸はスナック菓子や菓子パン、インスタントラーメンなどに多く含まれていて、体の代謝を悪くしてしまうものなんです。

あまり見る機会はないとは思いますが、植物脂、植物性油脂等と表記されていることがほとんど。

このオメガ6系の油は様々な食べ物に含まれているので自分でも気づかないうちに過剰摂取してしまっています。

脂質と言うのは先ほどもお伝えしたように様々な食品に含まれているのであえて意識的に摂る必要はありません。

意識してとるのであればどちらかと言うと糖質とタンパク質だけで問題はないでしょう。

植物油ではなく牛脂を使ってみよう

普段から自炊をする方にはぜひ試してもらいたいのですが、炒め物や揚げ物をするときによくサラダ油などの植物油を使う方がほとんどだと思います。

ですがこの植物脂は先ほどもお伝えしたように、体の代謝を低下させてしまう原因につながるので、代わりにスーパーなので無料で手に入れることのできる牛脂を使用すると良いかもしれません。

使用するときはフライパンに薄く塗り、具材が焦げ付かない程度に使用することをおすすめします。

糖質と脂質の危険な組み合わせ

普段何気なく外食をした際に食べてしまうもので、肥満を招いてしまう組み合わせがあるんです。

たとえばファーストフード店ではフライドポテトやシェイク、これは高脂質と高糖質のコンビであり、適度な糖質と言うものを遥かにオーバーするエネルギー量になってしまうので気をつけなくてはいけません。

こういったことを考えるとできる限り外食は避けた方が無難ですが、どうしても避けられない場合もあると思います。

そのため脂質の量や糖質の量をしっかり把握し制限していく必要がありますね。

太りやすい食べ癖に要注意!

ダイエットに運動を取り入れようとする方は、今までの生活に無理矢理運動をねじ込む方が多いのではないかと思います。

ですがよくよく考えてみると、ダイエットが必要になってしまうほど太った原因と言うのはただ運動が不足しているだけなのでしょうか。

食事内容はもちろん、食べ方や性格、対人関係、ストレス…様々な要因が合わさって今の状態になっているんです。

なので運動を取り入れる前に太ってしまうような食べ方をしていないかあらためて見直していくようにしましょう。

自分自身でも気づかないうちに続けてしまっているのが癖です。

たとえば、今日はステーキを食べようと楽しみにしているのであれば、それはそれで構いません。

ですがそれを自覚しないで気づいたら食べてしまっているような色習慣は改善していかなくてはいけません。

そこで太ってしまいやすい食べ方についていくつかピックアップしてみたので、自分自身が当てはまらないかチェックしていきましょう。

太る習慣その1:ながら食べる

たとえばですが、テレビやスマホを見ながらスナック菓子を開けてしまった事は無いでしょうか。

このながら食べは実際は食べていても意識がテレビやスマホに行ってしまっているので、食べた感じがほとんどありません。

そのせいで満腹感を感じられず、大量に食べ物を食べてしまう可能性があります。

食事をするときはできるだけ食べることに集中し、複数のことを同時に行わないように意識していく必要があります。

太る習慣その2:夜型生活をしている

体には食欲を刺激するグレリンと食欲を抑えるレプチンと言うやせホルモンと呼ばれているものがあります。

この2つはどちらも睡眠と深い関わりがあり、就寝する時間から逆算をしておよそ2時間前には食事やスマホ、パソコン等の刺激を受けないようにしなくてはいけません。

これらの刺激が就寝直前まであると、レプチンの分泌量が低下し、イライラ起こしたりストレスを溜め込む原因となって食欲が止まらなくなってしまいます。

あまり眠気がなかったとしても時間になったら布団に入り、スマホなどの使用せず目を閉じて眠る準備をしましょう。

太る習慣その3:早食いをしてしまいがち

テレビ番組などでよく見かける早食いですが、食べ物をよく噛まずに水で流し込むようにして食べています。

これは仕事が忙しい方などもよくやってしまう週間ではないかと思います。

食べ物よく噛まないで食べてしまうと、満腹感を感じることができず、水で流し込むようなことをすると胃が伸びきってしまい、食べ物を大量に入れられるようになってしまうんです。

人よりも食べるのが早いと思う人はひと口食べたら1回1回箸を置くようにして食べるように心がけましょう。

その他にも噛みごたえのある食べ物を口にしてみるのも効果的ですよ。

頭を使いながら運動することで効率的に痩せよう

毎日腹筋を100回やっているのになかなかお腹が凹まないという方もいるのではないでしょうか。

実はどんなに運動回数を増やしたとしてもお腹の贅肉が取れるわけではないんです。

体脂肪と言うのは動かしたところがどんどん痩せていくということではありません。

運動する際に気をつけたいのはトレーニングであれば、15回3セットのような低回数でどれだけ体力がギリギリになるかどうかを考えながら負荷を決めていき、脳に刺激を与えるようにすると効率よく進めることができます。

また鍛えたい部位の筋肉の動きをしっかり意識することで効果を高めることができますよ。

運動する際はただ漠然と体動かすのではなく、一緒に頭を使いながら脳を刺激することでダイエット効果が高まります。

痩せるトレーニングは1回3セットが基本

筋トレをしてダイエットをしたいと言う方におすすめなのがこの方法です。

先ほどもお伝えしたように、ただ闇雲に回数を増やすのではなく、頭を使いながら運動することが大切です。

その他にも効果のでやすい回数というものがあります。

基本的には1つの種目に対して10回を3セットを週2回程度行うようにしましょう。

この時できるだけ大きな筋肉を鍛えることによって見栄えも良くなるだけでなく、脂肪が燃焼しやすい体を作り上げることができます。

その運動というのが…

道具も使用せず全身運動ができる「スクワット」です。

スクワットと言うのは足の幅を変えたり、しゃがみ込む深さを変えるだけでも効果が変わってきます。

こちらでは一般的なスクワットをご説明していきますね。

正しいフォームを身に付け効果的に脂肪を燃焼していきましょう。

  1. 足を肩幅程度に開いて、つま先を外の方向に約30度ほど向けるようにしましょう。
    この時両手は胸の前で手を組むようにクロスさせ、お尻をゆっくりと落としていきます。お尻を落とした状態でスタートしていきます。
  2. 起き上がる時は膝の向きをキープした状態でお尻を引き込んでいくように締めましょう。
  3. 常に正しいポジションに戻す意識を持って行うことが大切です。
    また起き上がるときに膝が内側に入ってしまっていたり、膝が閉じたり開いたりしないように気をつけましょう。

正しいスクワット方法についてよくわかったと思います。

ではなぜスクワットの方が効率が良いのかと言うと、先ほどもお伝えしたようにお腹の贅肉を取りたいからといって腹筋運動したとしてもその部分の脂肪が落ちると言うわけではありません。

ただ筋肉自体は鍛えることで筋肉量が増え、その上についた脂肪が落ちなくても体が引き締まって見える効果があります。

トレーニングの際は胸や背中、太もも、お尻といった大きな筋肉を鍛えることによって脂肪の代謝を高めることができるんです。

この時意識することとして、自分が10回続けられるかどうかという負荷に設定し、それを3セットおこないます。

そうすることによって自分が今まで行ったことがないような部分まで頑張ることにより、もうにも大きな刺激を与えることができるので運動効果も高まります。

続けていくうちに、最初に設定した回数を楽々部分まで頑張ることにより、望にも大きな刺激を与えることができるので運動効果も高まります。

続けていくうちに、最初に設定した回数を楽々にとこなせるようになってきます。

そうなったら負荷を増やすようにしましょう。

運動効果を最大限に引き出す食べ物とは

代謝を高め、脂肪を燃やして必要な栄養取り込んでいくからだになるためには食べ物がとても大切です。

ダイエットと言うと食事制限をすると言う方が多いですが、これはダイエットを止めた時に食事量が戻ってしまった場合、リバウンドしてしまう恐れがあります。

一度リバウンドしてしまうと、太りやすく痩せにくくなってしまうのですぐに成果を出したいからといって無理な食事制限はしない方が得策です。

ここからは健康的にダイエットをしていくための必要な栄養素を含んだ、運動効果を高める食べ物についてご紹介していきます。

効果的な食べ物その1:豆類

脂肪燃焼させるために欠かせないタンパク質の中で、豆類は唯一の植物性タンパク質を含んでいます。

特に大豆はタンパク質とミネラルが豊富に含まれているのでおすすめです。

また大豆を発酵させて作る味噌や味噌汁は、たった1品で必要な栄養素を取り込める心強いレシピでもあるんです。

豆腐なら3分の1丁、納豆であれば1パックを毎日食べ、味噌汁も1日1食は取り入れるようにすると効果的です。

効果的な食べ物その2:ゴマなどの種子類

この種子類はご飯のふりかけに使用したり、主菜や副菜のスパイス、おやつ代わりに持ち運ぶなど、自由な食べ方ができる優秀な食材です。

いんげんの胡麻和えやごま豆腐と言ったゴマを使ったレシピやアーモンド、くるみなどのナッツ類をおやつがわりに食べることもできます。

上手に味付けをしたりアレンジをすれば、ビタミンやミネラルをしっかりと摂ることができ、運動中の栄養補給源として活躍することもできますよ。

効果的な食べ物その3:ワカメなどの海藻類

海藻類には普段不足しがちなミネラルや水溶性食物繊維を補い、代謝を高めてくれる役割があります。

また日本人は大昔から海藻類を食べてきたと言われています。

海藻を体内で消化し、ミネラルを取り込む能力がきちんと備わっているので豊富なミネラルなどの栄養をたっぷりと補給することができるんです。

わかめや海苔、めかぶ、もすぐといった食材をうまく取り入れるようにしていきましょう。

効果的な食べ物その4:緑黄色野菜

ステーキやハンバーグなどには必ず野菜がついていますよね。

このようなタンパク質が豊富な食材を最後まで飽きずに食べるには、野菜の味が必要不可欠です。

野菜には緑黄色野菜と淡色野菜があります。ダイエットをする場合、栄養価の少ない雲レタスや白菜といった淡色野菜よりも栄養価が高く代謝も高めてくれる緑黄色野菜を意識して食べるようにしましょう。

  • 淡色野菜…キャベツ、玉ねぎ、ナス、白菜、カリフラワー、きゅうり、レタスなど
  • 緑黄色野菜…ブロッコリー、トマト、ゴーヤ、ニラ、ほうれん草、ニンジン白菜、カリフラワー、きゅうり、レタスなど
  • 緑黄色野菜…ブロッコリー、トマト、ゴーヤ、ニラ、ほうれん草、ニンジンなど

効果的な食べ物その5:魚類

魚の油には代謝を助けてくれるオメガ3系の良質な脂質が含まれています。

その他にもタンパク質やビタミンB群、必須脂肪酸なども含まれていて、旬も味わえて食べる楽しみが広がります。

特に青魚と呼ばれるイワシやサバなどは代謝を助けてくれるDHAやEPAといった栄養を豊富に含んでいます。

お勧めの食べ方としては刺身や塩焼き、煮付けなどがおすすめです。

フライなどで食べてしまうと、糖質をたくさん摂ることになってしまうので気をつけなくてはいけません。

また干物のような加工したものも、油が酸化している可能性があるのでできれば控えた方が良いと思います。

  • 春…かつお、トビウオ、ハモなど
  • 夏…アジ、キス、アカハタ、アコウダイ、アユなど
  • 秋…サンマ、鯛、アナゴ、牡蠣、カジキマグロ、カツオ、サヨリなど
  • 冬…サケ、カワハギ、シマアジ、ヒラメ、本マグロ、カンパチなど

効果的な食べ物その6:キノコ類

キノコ類には低カロリーで水溶性食物繊維を豊富に含んでいます。

キノコと言っても種類はたくさんありますが、どれを食べても低カロリーで食物繊維が豊富に含まれています。

しかも年間を通して価格も安定しているのでダイエット中にはぜひ取り入れたい食材です。

キノコにはとんどカロリーが含まれていないので、ダイエットには最適かと思いますが、ただ単にカロリーが低いからといって決して太らないと言うのは数字上のことです。

キノコを使って食事のカサ増しをしてしまい、主食を抜いてしまうことで、体重は一気に落ちやすくなるのですがそれだけだと体脂肪を減らすことができず、飢餓感からリバウンドが起こりやすくなってしまいます。

きのこばかりに頼らず、ご飯はきちんと食べるようにして、あくまでおかずとしてバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

効果的な食べ物その7:芋類

芋類は白米と同じ炭水化物だけれど、栄養価は白米より多く含んでいます。

たくさん種類のある炭水化物食品の中でも芋類と言うのは食物繊維が多く含まれていて、精米されてほとんどが糖質になっている白米よりも優秀な食べ物です。

また米よりも少ない量で満腹感を得ることができ、主食として食べることもできます。その他にももうおかずに入れて、その代わりにご飯の量を少し少なくするなど糖質の摂りすぎも抑えることができるんですよ。

食事の欧米化によって、食物繊維の摂取量が減りつつあるのですが、芋類を食事に取り入れることによって効率よく食物繊維を摂ることができます。

より高いダイエット効果を求めるなら「ダイエットサプリ」もおすすめ

ダイエットサプリと聞くと食事で摂った糖質などの栄養の吸収をブロックするものだと思いがちですが、実はその他にもいろんなものがあるんです。

脂肪燃焼を助けてくれるものや腸内環境を整えるものなどがあり、自分の目的に合ったサプリを使うことでダイエットをサポートしてくれます。

特に運動の効果を高めるという意味では「脂肪燃焼系」のダイエットサプリを使うことで、健康的に痩せることができます。

中にはダイエットサプリって胡散臭いと感じてしまったり、効果がないと思っている方も少なからずいると思います。

けれどそれは自分の目的に合ったダイエットサプリを選ぶことができていないからなんです。

しっかりと目的に合ったサプリを選ぶことができていれば、必ず成果を出すことができるので、実際にどんなダイエットサプリがあるのかをチェックしてみるといいですよ。

当サイトでは、別の記事でダイエットサプリの選び方からおすすめのサプリをまとめた記事があるので、もっと詳しく知りたい方は併せてご覧ください。

まとめ

こちらの記事では運動効果を高める食生活の改善方法についてご紹介させていただきました。

普段からダイエットをしていてもなかなか体重を落とすことができない、一度ダイエットに成功してもすぐにリバウンドしてしまう…と言う方は食事の内容をあらためてみるといいかもしれません。

ダイエットと言うと食事制限が当たり前と言うような考え方をしている方がとても多いですが、食事制限はリバウンドの火種になります。

もちろん普段から何食も食べてしまうような場合はある程度の食事制限が必要だとは思うのですが、1日3食の食事は欠かさないように心がける必要があります。

それと同時に質の高い食事を心がけ、運動のサポートをしてくれるような栄養をきちんと摂ることが大切です。

食べないでダイエットをするよりも、食べながらダイエットを続けたほうがストレスもなく続けることができるので、こちらの方が続けやすいと思いますよ。

無理なダイエットはせず健康的なダイエットを意識して、理想の体を目指していきましょう。

 

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