肌の乾燥やテカリ、ニキビ、毛穴トラブルなど肌の悩みは尽きることがありません。
そんな肌に起きるトラブルのせいで、自分の容姿に自信が持てなくコンプレックスに感じてしまったり、変なあだ名をつけられてしまったという経験もあるかもしれませんね。
人によってはそんな肌の悩みを解消するために洗顔料を変えてみたり、高い化粧水などを使っている方もいると思います。
実は私もその一人で、肌がテカリがちで毛穴の開きや黒ずみといった悩みがあり、洗顔料や化粧水などをいろいろと試してきた経験があります。
ですが、なかなか効果を実感することができず、ずっと悩み続けてきたんです。
もしかしたらこの記事を読んでいるあなたも同じような経験をしているかもしれませんね。
肌の悩みを解消するためには自分の肌質をしっかりと把握して、適切なケアをしていくことがとても大切です。
そこでこちらの記事では肌質改善のためにも、自分の肌の状態を理解する診断方法や肌質に合った適切なスキンケア方法をご紹介していきます。
この記事を読むことによって…
- 自分のただしい肌質がわかる
- 肌質に合った適切なスキンケア方法や生活習慣がわかる
- 肌質改善ができることでキレイな肌になって、自分に自信が持てるようになる
といったメリットがあるので、自分の肌に悩みがあって根本的な改善をしていくためにも肌質を改善していきたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
そもそも肌質とは?本当に改善できる?
よく「肌質がいい」とか「肌質が悪い」なんて言葉をよく耳にするかもしれませんが、実際に肌質ってどんな意味なのかご存知でしょうか。
正直雰囲気はわかるけど、どんなものなのかがよくわからないという方もいるかもしれませんね。
肌質というのは…
保水量や皮脂分泌量によって分類される肌の質。普通肌・脂性肌しせいはだ・乾燥肌・混合肌などに分けられる。
引用元: コトバンク
以上のように肌表面を触ったときに感じる質感を表しているんです。
肌質が悪くなってしまうことによって、さまざまなトラブルを引き起こしてしまうのですが、自分の肌質をしっかりと理解して正しくケアをすることで肌質自体の改善をすることができ、トラブル解消につなげることができます。
そこでまずは自分の肌質を知るために、しっかりと診断していくようにしましょう。
肌質診断のやり方とは?正しく肌のタイプを見分ける方法
ここからは自分でできる肌質の診断方法をご紹介していきますね。
やり方ものすごく簡単なので、実際に試してみてくださいね。
まず診断をしていくためにはちょっとした準備が必要なのですが…
- 普段通りに洗顔を行ないます
- 洗顔後に余分な水分をふき取ったら化粧水などは使用せず、5~10分ほど放置します
以上の状態で肌質をチェックしていきます。
肌質にはいくつか種類があるのですが、放置しているとどんな状態になるのかをそれぞれ分けてお伝えしていきますね。
- 普通肌
- 乾燥肌・敏感肌
- 脂性肌(オイリー肌)
- 乾燥性脂性肌(インナードライ)
- 混合肌
この5つの肌質に分けて解説していきますので、参考にしてみてください。
診断結果:普通肌の場合
普通肌は洗顔後に時間を置いても肌に潤いがある程度保たれていて、口元や目元などにつっぱったような感じがしません。
Tゾーンと呼ばれる額や鼻にもテカリが起きることがなく、これといって気になる部分がない状態です。
とてもバランスの良い肌質で適切なスキンケアを続けてあげれば現状を維持することができます。
診断結果:乾燥肌や敏感肌の場合
乾燥肌や敏感肌の場合は洗顔後に口元や目元がつっぱるような感じがしたり、頬などにかさつきを感じてしまいます。
乾燥がひどくなってしまうと肌がピリピリしてしまったり、強いかゆみを起こしてしまう場合は敏感肌の可能性があります。
乾燥肌と敏感肌は別物だと思っている方もいますが、厳密に言ってしまえば同じなんです。
乾燥肌の特徴や原因についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事へ
診断結果:脂性肌(オイリー肌)の場合
脂性肌(オイリー肌)の場合、洗顔後でもつっぱった感じがせず、肌に潤いが残っている状態です。
ただ時間の経過と共にTゾーンを中心に顔全体にテカリやベタつきを感じます。
皮脂を分泌する皮脂腺の活動が活発になっているので、肌が必要以上に脂っぽい状態になってしまうんです。
脂性肌の原因や特徴についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事へ
診断結果:乾燥性脂性肌(インナードライ)の場合
インナードライと呼ばれる肌質は、よく脂性肌と勘違いされてしまう肌質です。
洗顔後に放置していると部分的、もしくは肌全体にテカリが起きてしまうのですが、洗顔した直後は肌がつっぱるような感じがします。
これは肌が乾燥していることによって皮脂を過剰分泌させていることで起きてしまうんです。
皮脂には肌の潤いを逃がさないようにする働きがあるので、その効果が必要以上に働いてしまっているような状態です。
診断結果:混合肌の場合
混合肌の場合は洗顔後、しばらく時間を置いていると部分的に肌がカサついてしまったり、テカリが起きてしまうことがあります。
また部分的にかさつきやテカリが起きないようなこともあるので、様々な肌質が組み合わさったような肌質です。
組み合わせの例としてですが…
- 乾燥肌+脂性肌
- 乾燥肌+普通肌
- 脂性肌+普通肌
といったように、様々な組み合わせがあるので判断がしづらい肌質でもあります。
混合肌について原因や特徴をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事へ
肌質別のスキンケア方法
ここまでの内容で自分の肌質を知ることができたと思います。
そこでここからの内容は肌質別のスキンケア方法をご紹介していきますね。
正しいスキンケア方法を身につけて、肌トラブルを改善・予防をしていくようにしましょう。
普通肌のスキンケア方法
普通肌の方は肌の水分量と皮脂量のバランスが整ている状態なので、特別なスキンケアをする必要はありません。
基本的なスキンケアで十分にケアをしていくことができる特徴があります。
なので適切な洗顔や肌の保湿、紫外線対策といったように、スタンダードなスキンケアでも現状をキープすることができますよ。
ただ油断はできないのも普通肌の特徴です。
今はよくても生活習慣の変化や加齢によって、肌の水分量や皮脂量が低下していくので、維持するためにも自分の年齢に合った適切なケアをしていく必要があります。
特に「保湿」にはしっかりと気をつかい、高保湿な化粧水やオールインワン化粧品を使って潤いが低下しないようにしましょう。
また洗浄力の強い洗顔料についてもできるだけ使用を控え、肌が乾燥しないようにしてあげるといいですよ。
乾燥肌や敏感肌のスキンケア方法
乾燥肌や敏感肌の人は肌の水分量や皮脂量が低下している状態です。
そのためスキンケアをする場合は、とにかく「保湿」を中心としたケアをしていくことがとても大切です。
保湿をする際はなるべく保湿力の高い成分が含まれているものを選んで使ってあげるといいですよ。
特に肌へのなじみも良く、保湿成分の中でもトップクラスの保湿力を持っている「ヒト型セラミド」と呼ばれる成分が配合されているものはおすすめです。
また洗顔をするときはできるだけ洗浄力がマイルドなものを使ってあげるようにしましょう。
洗浄力が強い洗顔料や洗顔石けんを使ってしまうと、ただでさえ少ない皮脂を必要以上に洗い落としてしまい、さらに乾燥状態を悪化させてしまうので注意が必要です。
個人的におすすめしているのが、「カリ石けん素地」と「クレイ(泥)成分」が配合されたものを使ってあげると必要な皮脂を残して洗い上げることができるので、試してみるといいですよ。
あとは肌に刺激となってしまうような防腐剤やアルコールが多く配合されているものは使わないようにした方がいいと言われています。
脂性肌(オイリー肌)のスキンケア方法
肌の水分量は適切でも皮脂量が多い脂性肌(オイリー肌)の適切なスキンケア方法は必要以上に油分を与えないことを意識しましょう。
洗顔でしっかりと皮脂を洗い落として肌に不要な皮脂汚れを残さないことが大切です。
ただ必要以上に強い洗浄力のある洗顔料を使うと肌が乾燥してインナードライになってしまうこともあるので、使用する洗顔料には十分気を付ける必要があります。
適度な洗浄力がある「固形石鹸」や「生せっけん」を使ってあげるといいですよ。
また脂性肌は毛穴トラブルやニキビで悩む方も多いので、有効成分が配合されているものを使ってみるのもおすすめです。
保湿に関しては普通に潤いを与えるのではなく、皮脂の分泌を抑制することができるようなものを使ってあげると効果的です。
一般的に「収れん性化粧水」と呼ばれているものですが、毛穴の開きを引き締めてくれたり、皮脂腺の活動を緩やかにしてくれる効果が期待できます。
特に「ビタミンC誘導体」と呼ばれる成分が配合されているものは収れん作用が高い成分でもあるのでおすすめですよ。
乾燥性脂性肌(インナードライ)のスキンケア方法
インナードライという肌質は簡単に言ってしまうと肌は乾燥しているのに皮脂の分泌量が多い状態です。
肌の潤いがこれ以上不足しないようにするため、必要以上に皮脂を分泌している状態なので、顔にテカリができてしまいます。
そのせいで脂性肌と勘違いして間違ったスキンケアを取り入れてしまうことが多いのですが、肌質を改善していくためには「乾燥肌や敏感肌」と同じようなケアをしてあげることが大切なんですよ。
なのでインナードライのスキンケアをしていく場合は保湿力の高いセラミドの配合の化粧水やオールインワン化粧品を使ってみるといいです。
ちなみに化粧水などのタイプはさっぱりとしたものより、しっとりとしたものが最適ですね。
洗顔料についても洗浄力が強いものを選ばず、マイルドなものや保湿成分が配合されているものを選んで、乾燥を悪化させないようにしてあげましょう。
混合肌のスキンケア方法
混合肌は部分的に乾燥肌や脂性肌、普通肌が合わさった肌質なので部位別でスキンケアを変えていかないといけません。
そのためものすごく面倒な肌質でもありますが、肌質を改善していくためにはきちんとケアをしていかないといけないので、先ほどご紹介したスキンケア方法を身につけなくてはいけないんです。
肌にかさつきを感じる部位には乾燥肌のスキンケアを行ない、テカリやベタつきを感じる部位には脂性肌と同じスキンケアをしてあげる必要があります。
また普段は乾燥肌や脂性肌であっても、季節的な要因や生活習慣によっては一時的に混合肌になってしまうこともあるので、その時の状態に合わせたケアをしていく必要が大事です。
肌質を改善するには洗顔と保湿が重要!
ここまで肌質別のスキンケア方法をご紹介してきましたが、どの肌質にもあったのが「洗顔」と「保湿」というものです。
スキンケアの基本でもありますが、肌質改善には欠かすことができないものでもあるんですね。
どちらかだけを重点的に行なっても肌質が改善することはないですし、もちろん両方がおろそかになってしまっては改善どころか悪化してしまいます。
それぞれの肌質に合った洗顔料や化粧水、オールインワン化粧品を選んで使っていくことが大切なんです。
また別の記事でおすすめの洗顔料や化粧水、オールインワン化粧品を紹介している記事があるので、自分に合ったスキンケアアイテムを探してみましょう。
肌質改善に効果的な生活習慣
肌質別のスキンケア方法をご紹介してきましたが、ここからは生活習慣を見直すことによってできる肌質改善方法をご紹介していきますね。
普段から規則正しい生活をしている場合は問題ないかもしれませんが、ほとんどの人が「できている」とは言えないのではないかと思います。
そこで肌質改善に効果的なものをいくつかピックアップしてみたので、ぜひチェックしてみてください。
その1:食生活の見直し
普段から食生活に気を付けているでしょうか。
肌に対して食べ物や飲み物から受ける影響は意外と大きなものです。
偏った食事をしていたりすると皮脂量や水分量に変化が起きてしまうので注意が必要なんですよ。
そこで肌の皮脂量と水分量をコントロールすることができる栄養素と食材について、それぞれお伝えていきますね。
水分量(保湿力)を高める栄養と食べ物
まずは水分量を高める栄養素と食べ物についてご紹介していきますね。
普段から不足しがちなものもあるので、意識して食べてみるようにしましょう。
ビタミンAには肌の健康状態を維持するための働きがあり、油分と一緒に摂ることによって吸収しやすくなります。
肌の生まれ変わりである「ターンオーバー」をサポートして、肌の潤いを保ちやすい環境にしてくれる栄養素でもあるんです。
主にレバー、ウナギ、バター、チーズ、卵、ニンジンなどの緑黄色野菜に多く含まれている
ビタミンB2には肌や粘膜の健康維持に効果があり、基礎代謝をサポートすることによって肌細胞の働きに滞りが起きないようにしてくれます。
不足してしまうと肌のターンオーバーが正常に行われず、乾燥やくすみ、ニキビなどの肌荒れが起きやすくなってしまうんです。
ビタミンB2は主にウナギ、レバー、納豆、卵、乳製品、葉物野菜に多く含まれています。
ビタミンCには皮膚の健康状態を保つ働きがあり、肌にある「真皮」という部分にあるコラーゲンをつくり出すためにサポートをしてくれます。
一度の食事でまとめて摂ったとしても体内にストックすることができず、体外に排泄されてしまうため、その都度食事で補ってあげることが大切です。
この栄養素は主に柑橘類、苺、アセロラ、イモ類、ピーマン、ゴーヤなどに多く含まれています。
鉄分には酸素を全身に運ぶための赤血球をつくる栄養素でも有名ですが、実はコラーゲンや皮膚の生成であったり、ターンオーバーにも大きな関係があるんです。
不足してしまうことによって肌の乾燥やくすみ、ニキビなどのトラブルを引き起こしてしまうので、意識して摂るようにしましょう。
鉄分を多く含む食材にはレバー、海藻類、貝類、小魚、緑黄色野菜などに含まれています。
皮脂の分泌を抑える栄養と食べ物
つぎは皮脂の分泌を抑える栄養や食べ物についてご紹介していきますね。
肌のテカリやベタつき、毛穴トラブルで悩んでいる方はチェックしてみてください。
大豆イソフラボンには女性ホルモンの働きを整え、男性ホルモンの活動を抑える効果があります。
皮脂の分泌は主に男性ホルモンによる影響がおおきいので、働きを抑制することで自然と皮脂が分泌しにくい状態にすることができるんです。
この成分は主に大豆、納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品に多く含まれています。
食物繊維には摂りすぎてしまった脂質を体外に排出してくれる効果があります。
腸内で不要な油を絡めとって一緒に体外に出て行ってくれるので、皮脂として分泌される量が少なくなります。
食物繊維を多く含む食材は野菜類、果物類、海藻類といったものがあり、特に栄養価の高い海藻類はおすすめです。
ビタミンB1には皮脂の分泌量を抑制して、一緒に糖質も分解してエネルギーの代謝をしてくれる栄養でもあります。
あまり不足するようなことはないですが、体を動かすことが多い方は積極的に摂るようにしましょう。
ビタミンB1を多く含む食材には豚肉、ウナギ、たらこ、胚芽米、玄米、落花生などがあります。
その2:睡眠の質
仕事が忙しかったり、ついつい夜更かしなどをしていると肌質にトラブルを起こしてしまう原因になります。
これは睡眠不足によって自律神経が乱れてホルモンバランスが崩れやすい状態になってしまうからです。
寝不足が続いてしまったりすると肌がテカりやすくなってしまったりニキビなどの肌荒れが起きやすくなってしますよね。
これは寝不足によってホルモンバランスが乱れてしまっていることによるものなんです。
また人は眠っているときに成長ホルモンと呼ばれる物質が分泌されるのですが、これは肌のターンオーバーを促進させたり乾燥によって低下したバリア機能を改善させる働きがあるので、夜はぐっすりと眠れるような環境を整えましょう。
少なくても1日6~7時間は眠るように心がけるといいですよ。
その3:運動不足の解消
社会人になると極端に体を動かす機会が減ってしまいますが、そのせいで肌質が悪化してしまうことがあるんです。
運動不足が続いてしまうと体内に老廃物が滞りやすくなり、肌のテカリや代謝の低下によるターンオーバーの乱れによる乾燥が起きてしまうことがあります。
ですが適度な運動をすることによって血液の流れがよくなり、肌に必要な栄養や酸素が十分に行き渡るようになって肌質の改善に効果が期待できるんです。
これは「アメリカスポーツ医学会」の研究結果でも報告されていて、運動をすることによって肌を若返らせることができる可能性があるそうです。
運動は肌を若く保つだけでなく、肌を若返らせる可能性もあり、さらには年を取ってから運動を始めた人にも効果があるかもしれないという。
引用元: HUFFPOST
ただ運動なら何でもいいというわけではなく、激しい運動をすることで体内に活性酸素をつくってしまうため、逆にトラブルを起こしてしまうリスクがあります。
なので自分のペースでできる「有酸素運動」を中心に行なうといいですよ。
有酸素運動の中でも比較的取り入れやすいのがウォーキングやジョギング、水泳といったものがあるので、1週間に30~60分ほど運動する習慣を身につけてみるようにしましょう。
その4:禁煙
もしこの記事を読んでいるあなたが普段からタバコを吸う習慣があるのであれば、本気で肌質改善を考えているのであれば、これを機に禁煙することをおすすめします。
なんとなく想像がつくかもしれませんが、タバコの煙に含まれている有害物質には体内で「活性酸素」と呼ばれる毒素を作り出してしまうんです。
この活性酸素には血液の流れをわるくしてしまったり、細胞の活動を低下させてしまい、ターンオーバーの乱れを起こしてしまう原因になります。
その他にもタバコに含まれているニコチンがスキンケアに欠かすことができないビタミンCを破壊することによって、コラーゲンの生成を邪魔して乾燥しやすい環境にしてしまうんです。
もし本当に肌質を改善したいと思うのであれば、禁煙に取り組んでみるようにしましょう。
別の記事で禁煙方法について詳しくまとめた記事があるので、もっと詳しく知りたい方はチェックしてみてください。
肌質を改善するにはどれくらいの期間が必要?
肌質の改善にはある程度の期間努力していく必要があります。
それはどんなに自分に合ったスキンケアを取り入れて生活習慣を見直してみたとしても、肌の生まれ変わりにはある程度の時間が必要だからです。
一般的に肌のターンオーバーが完全に完了するまでは部位によってもちがうと言われていますが、平均で28~56日くらいかかると言われています。
ですが肌のコンディションによってはそれ以上に時間が必要になってしまうこともあるため、正直何とも言えないというのが答えです。
ただ目安の期間についてはお伝えできるので、それを目安にして肌質改善をしていきましょう。
乾燥肌や敏感肌の改善に必要な期間
乾燥肌の改善に必要な期間は目安で1か月から2か月くらいだと言われています。
肌の乾燥具合にもよりますが、軽度の乾燥であれば比較的早めに効果を実感することができるでしょう。
ただ敏感肌のように乾燥肌よりもさらに悩みが深刻な場合についてはそれ以上に時間がかかってしまう場合があります。
ですが乾燥肌に関しては早ければ1か月未満である程度効果を感じることができることもあるので、悲観せずにスキンケアをしていくようにしましょう。
脂性肌(オイリー肌)の改善に必要な期間
オイリー肌に関しては長期間かけて肌質改善を行なっていく必要があります。
もともとの体質もありますが、ストレスや生活習慣によっても皮脂の過剰分泌が起きることもあるので、スキンケアと並行して生活環境を改善していくことが大事です。
体質による脂性肌の場合に関しては、肌質が遺伝するわけではなく、脂性肌になりやすい肌環境が遺伝するだけであって、対策次第では改善することができます。
改善に必要な期間については少なくても3か月以上はみて、じっくりと改善していくようにしましょう。
乾燥性脂性肌(インナードライ)の改善に必要な期間
インナードライは肌が乾燥しているのに皮脂量が多く、テカリがあるような状態です。
ベースが乾燥肌によるものなのでしっかりと保湿をしてあげることによって、目安として1か月から2か月くらいで改善ができますよ。
ですが肌質を見誤って、スキンケア方法を間違えてしまうと時間がかかってしまうことがあるので気を付けるようにしましょう。
混合肌の改善に必要な期間
混合肌の改善に必要な期間については、混在している肌質によっても違ってきます。
乾燥肌の部位がある場合は正しいスキンケアができていれば目安で1か月から2か月くらいで改善ができるでしょう。
ただ脂性肌が部分的に混在している場合に関しては、その部位の改善には3か月以上必要になってしまう場合があるので根気強くケアしていく必要があります。
肌の状態を改善しないで放置するとどんなトラブルが起きる?
肌質改善に必要な情報をたくさんお伝えしていきましたが、それらを無視して放置してしまった場合、どんなトラブルが起きてしまうのか…。
見た目にも大きくかかわってくるためトラブルは避けたいと思いますが、きちんと知っておいた方が「肌質改善を頑張ろう」という気持ちになると思うのであえてご紹介していきますね。
トラブルその1:肌のかさつきやかゆみ、赤み
肌が乾燥した状態で放置していると次第にかさつきが起きてしまい、ひどくなると白い粉をふくようになってしまいます。
人によってはかゆみや赤みなどのトラブルを起こしてしまうことも…。
さらに乾燥が進むと化粧水などを使用してもピリピリと感じるようになってしまうこともあるので注意が必要です。
トラブルその2:ニキビができる
ニキビができる要因はたくさんありますが、特に皮脂や古くなった角質が原因となって発生してしまうことが多いんです。
そのため乾燥肌や脂性肌のどちらでもニキビができる可能性はあります。
きちんとスキンケアをしていないとニキビができてしまい、炎症を起こして「赤ニキビ」と呼ばれる状態になって、ちょっとした刺激で悪化してしまうことがあるので注意しなくてはいけません。
最悪の場合ニキビ跡になってしまうこともあり、こうなると改善するにはかなりの時間がかかってしまったり、改善自体が難しい場合もあるのでしっかりと肌質改善をして行くことが大切です。
トラブルその3:毛穴の開きや黒ずみ
スキンケアが不足してしまうと毛穴の開き引き締めることができず、見た目的にもあまりよくありませんよね。
おまけに開いた毛穴に皮脂や古い角質が詰まり、空気に触れることで「酸化」してしまい、黒ずみになってしまうこともあります。
いわゆるいちご鼻というものですが、見た目は本当に最悪です。
私も以前は同じような感じでかなり悩んでいましたが、スキンケアを見直して改善することができました。
トラブルその4:シワやたるみ、ほうれい線
肌が乾燥した状態でそのまま放置していると肌を支える内部成分が不足してしまい、肌表面にシワやたるみ、ほうれい線といったトラブルが起きやすくなります。
シワやたるみ、ほうれい線といったトラブルは見た目を老けさせてしまうやっかいなトラブルです。
一度シワやたるみなどができてしまうと改善するのはものすごく大変です。
そうならないためにも早めにケアをしていくことが何よりも大切なんですよ。
まとめ
こちらの記事では肌質改善の方法や肌質を診断する方法についてご紹介させていただきました。
どんな肌質でも継続してケアをすれば改善していくことができます。
そのためには自分の肌に合ったスキンケアを身につけ、実践して自分の肌の悩みを解消していきましょう。
そうすることで肌のコンプレックスを解消し、毎日を楽しく過ごすことができるようになりますよ。
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