どうも!美容師ライターの設樂です。

髪の毛に悩みを抱えている方は多いですが、その中でも特に多いのが「くせ毛」や「天パ」です。

季節によっては髪の毛が広がって上手くまとまらなかったり、ヘアスタイルが決まらないなど、意外と深刻に悩んでいる方が多いんですよね。

実は私も髪の毛がくせ毛で、ものすごくうねったりします。

いろいろとケアをしているけれど、完璧に改善するのはやっぱり難しいです…。

そこでこちらの記事では、多くの方が悩む天パやくせ毛を美容師の経験を活かして対策方法や上手に生かしたヘアスタイルをご紹介していきますね。

この記事を読むことによって…

  • 天パとくせ毛の違いがわかる
  • 天パに効果のある対処方法がわかる
  • 天パでもおしゃれに見える髪型がわかる
  • おすすめのワックスやスタイリング方法を知ることができる
  • 正しいヘアケアを理解できる

といったメリットがあるので、天パのせいで毎日のスタイリングが上手くいかない方や、コンプレックスに感じてしまっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

天パとは?くせ毛との違いについて特徴をまとめてみた

天パの対策方法をご紹介していく前に、天パとくせ毛の違いについてはご存知でしょうか。

たぶん多くの方がその違いについて曖昧なのではないかと思います。

恐らくですが、くせ毛よりも天パの方がクセが強いという印象ではないかと思うのですが、いかがですか?

実は天パとくせ毛というのは正確には同じもので、一般的にはクセの強い髪の毛を天パと呼んでいるんですよ。

なので天パとくせ毛は基本的には同じものだと思ってくれればOKです。

天パはくせ毛の一種!くせ毛にはどんな種類がある?

天パとくせ毛は同じものだとお伝えしましたが、くせ毛にはいくつか種類があります。

くせ毛の種類は…

  • 波状毛(はじょうもう)
  • 捻転毛(ねんてんもう)
  • 連珠毛(れんじゅもう)
  • 縮毛(しゅくもう)

以上の4種類があり、この中で天パと呼ばれているのは「連珠毛」を覗いた3つのくせ毛です。

こちらの記事ではそれぞれのくせ毛について簡単にご説明していきますね。

もっと詳しくくせ毛について知りたい方は、別の記事で細かく解説しているので、そちらの記事も一緒にチェックしてみてください。

くせ毛(天パ)の種類その1:波状毛

名前からもなんとなくわかるかもしれませんが、波をうったようなうねりが特徴のくせ毛です。

日本人に1番多いクセの種類でもあり、クセがひどいと大きくウェーブ状に髪の毛がうねるようになります。

多くの方は中途半端なクセが出て扱いにくいのが特徴で、極端にクルクルとした髪になることはごくまれです。

くせ毛(天パ)の種類その2:捻転毛

このクセは髪の毛がねじれてしまうことで起きるくせ毛です。

縄状に髪がねじれてしまうこともあるのでとても扱いにくいクセの種類で、切れ毛などをおこしやすい特徴があります。

また髪の毛がきしめんのように潰れているような感じになっていることも多く、まるでツイストパーマをかけたような髪になります。

くせ毛(天パ)の種類その3:縮毛

読んで字のごくですが、髪の毛が縮れてしまっているくせ毛です。

日本人にはかなり少ないくせ毛のタイプですが、クセがひどいとパンチパーマやアフロのような状態になることもあるのでかなり面倒なクセです。

くせ毛の種類の中でも1番強いタイプのクセで、自力でのケアが難しい髪質でもあります。

天パに効果的な対策方法4選!

天パとくせ毛の違いについてわかったところで、ここからは天パの対策方法についてご紹介していきますね。

先ほどもお伝えした通り、天パとくせ毛は基本的に同じものです。

クセの強さによって呼び方が変わるくらいの違いなので、対策方法についても一緒なんです。

ただ対策方法を行なったからといって、天パやくせ毛は完全に直すことはできません。

多くの天パやくせ毛は生まれ持った遺伝によるものなので、どうしようもない部分だからです。

なのでこれからお伝えする方法というのは、あくまで髪のうねりやねじれを和らげるものだと思ってください。

また別の記事でもくせ毛の対策方法を解説しているので、そちらも併せてご覧ください。

対策方法その1:ドライヤーで髪の毛を伸ばす

まず最初の対策方法はドライヤーをつかった対処法です。

普段から髪の毛を乾かす時や髪をセットするときに使いますが、正しい使い方をすればある程度クセを伸ばすことができるんですよ。

ポイントは根元の生え癖をしっかりと伸ばしてから、中間~毛先のクセを伸ばしてあげることが大切です。

天パの人は根元からクセがあるので、濡れた状態の髪にドライヤーの風をしっかりと当てて、生え癖を伸ばしてあげることによって髪の毛があちこちに広がることがなくなります。

またクセを伸ばしてあげるときは髪の毛を薄く取って、中間から毛先に向かってテンション(引っ張りながら)をかけながら伸ばしていくといいですよ。

少しずつ伸ばさないといけないのでちょっとめんどうですが、まとめて髪の毛を伸ばそうとすると中の毛に熱が伝わらず、クセを伸ばすことができないので意識してみるようにしましょう。

ドライヤーの使い方についてもっと詳しく知りたい方は、別の記事で細かく解説しているのでそちらも併せてチェックしてみてください。

対策方法その2:天パを和らげるためのヘアケアを心がける

天パをはじめ、くせ毛の人は髪の毛の水分量にばらつきがあります。

そのため部分的に乾燥した状態になっていて、空気中の水分(湿気)を取り込んでしまうことでクセがひどくなったリ、広がりやすくなってしまうんです。

なので毎日のヘアケアもとても大切な対策方法なんですよ。

まずは普段使用しているシャンプーやトリートメントから見直してみることをおすすめします。

天パには保湿重視のシャンプーを使ってみよう

先ほどもお伝えした通り、天パの髪の毛は部分的に乾燥している状態です。

そのため使用するシャンプーも洗浄力が強いものを使ってしまうと髪の毛が乾燥してしまい、クセがひどくなってしまいやすくなります。

特にドラッグストアなどで販売されている市販のシャンプーは「高級アルコール系シャンプー」といって、洗浄力の強い成分が配合さrているので気を付けなくてはいけません。

天パやくせ毛の方には価格がちょっと高くなってしまいますが、「アミノ酸シャンプー」という洗浄力がマイルドで保湿効果の高いシャンプーがおすすめです。

ちなみに天パやくせ毛の方におすすめのシャンプーをまとめた記事があるので、もっと詳しく知りたい方はそちらの記事もチェックしてみてください。

髪の水分量を保つためにトリートメントも欠かさずに!

シャンプーと一緒に試してもらいたいのがトリートメントを使った対策方法です。

髪の毛に潤いを与えるシャンプーを使ってケアをしても、時間と共に髪の毛の水分は蒸発して言ってしまいます。

そのためトリートメントを使って髪の表面に油分の膜を張って、水分が蒸発してしまわないようにしてあげる必要があります。

またトリートメントをしてあげることによって、空気中の湿気が髪の毛に侵入するのを防ぐ働きもあるので、まさに一石二鳥の効果があるんです。

できればお風呂場で使うインバストリートメントと、お風呂上りに使う洗い流さないトリートメントを使ってしっかりと保湿をしてあげるといいですよ。

トリートメントについては別の記事でもおすすめのものをまとめているので、そちらも併せてチェックしてみてください。

シャンプーやトリートメントは天パが治るわけではない

これは先ほどもお伝えしたことですが、天パに効果のあるシャンプーやトリートメントを使ったとしても、天パが完全に解消されることはありません。

あくまでクセの状態を和らげるだけなので注意してください。

ただ直すことはできなくても、継続して使うことによって扱いやすい状態にすることはできるので、毎日のスタイリングが上手くいかないという方や、髪の毛が広がってしまうという方は積極的に試してみるようにしましょう。

対策方法その2:ストレートアイロンでクセを伸ばす

自宅で簡単に髪の毛を真っすぐにすることができるストレートアイロン。

もしかしたらすでに持っている方もいるかもしれませんね。

手軽に数分で髪の毛をストレートにすることができるので私もよく愛用しているのですが、これにはメリットやデメリットというものがあるので、簡単にお伝えしていきますね。

ストレートアイロンのデメリット

まずはデメリットからお伝えしていきますね。

ストレートアイロンのデメリットは…

  • 慣れないとヤケドの危険がある
  • ある程度慣れてきてもセットに時間が必要
  • 熱処理をするので髪の毛が傷みやすい
  • 湿気の強い日はクセが出やすい

といったデメリットがあるんです。

それぞれのデメリットをもう少し詳しく解説していきますね。

デメリットその1:慣れないとヤケドの危険がある

アイロンで髪のクセを伸ばす時はかなり高い温度で熱処理をします。

そのため不慣れな状態で扱うとヤケドをしてしまう危険性があるんです。

うまくクセを伸ばせるようになるまでは、ある程度時間も必要になるのでそれまでは思ったようにスタイリングができないということもあります。

デメリットその2:ある程度慣れてきてもセットに時間が必要

次のデメリットはスタイリングに必要な時間です。

慣れてきても髪の毛のクセを伸ばすのにはある程度時間は必要になりますし、髪の毛全部を伸ばそうとすると10分前後は必要になってくると思います。

朝の忙しい時間に10分かけてクセを伸ばすのはかなり大変だと思うので、スタイリングに時間がかかってしまうのはデメリット以外のなにものでもありません。

デメリットその3:熱処理をするので髪の毛が傷みやすい

ストレートアイロンはかなりの高熱で髪の毛のクセを伸ばすものです。

そのため連続で何度も同じところに使用すると髪の毛が乾燥して傷みやすい状態になってしまいます。

また髪の毛はケラチンというたんぱく質でできているのですが、たんぱく質の特性として熱処理を加えると「たんぱく変性」という状態変化を起こし、髪の毛が硬くなってしまうんです。

イメージとしては生卵を焼いた感じですね。

一度焼いて硬くなった卵は、冷やそうが何をしようが元の状態に戻ることはありませんよね。

髪の毛も同じで、何度も熱処理を加えて硬くなってしまうと、その状態から元に戻ることはありません。

そのため高い温度でクセを伸ばす場合は少ない回数でクセを伸ばすか、1回で伸ばしきることが出来なければ120℃くらいの低温でクセを伸ばしていくことが大切です。

デメリットその4:湿気の強い日はクセが出やすい

せっかくアイロンできれいに伸ばしたクセも、湿気の強いだと多少クセが出やすくなってしまうのもデメリットのひとつです。

ストレートアイロンは一時的にクセを伸ばしているだけなので、縮毛矯正やストパーのように薬剤を使って髪の毛の形状を固定しているわけではなりません。

そのため湿度の高い日であったり、髪の毛が濡れてしまえば元の状態に戻ってしまいます。

どんなに頑張ってもこればかりは仕方のないことですが、時期的に湿気が多かったり雨が降りやすい季節には注意が必要です。

ストレートアイロンのメリット

次はアイロンを使うメリットについてお伝えしていきますね。

ストレートアイロンを使うメリットには…

お金をかけずに髪の毛を真っすぐにすることができる
使いこなせるようになればスタイリングの幅が広がる

といったメリットがあります。

こちらのそれぞれもう少し詳しく解説していきますね。

メリットその1:お金をかけずに髪の毛を真っすぐにすることができる

簡単に言ってしまうとコスパを抑えることができるということで、縮毛矯正やストパーは髪の毛が伸びてくると、また施術をし直さなくてはいけなくなるので、費用がかさんでしまいます。

ですがストレートアイロンは一度購入すればずっと使うことができるので、かなり安上がりになります。

ちょっといいストレートアイロンを購入しようとすると2万円から3万円くらいはしますが、美容室で縮毛矯正をかけると1回で同じくらいの金額を取られたりもするので、3か月に1回施術をしてもらったとしてもリーズナブルですよね。

しかも髪の毛が伸びてきたときに根元はくせ毛で、毛先は真っすぐという変な髪型になることもないので、かなり勝手はいいと思います。

メリットその2:使いこなせるようになればスタイリングの幅が広がる

これはストレートアイロンの扱いに慣れてくればの話になりますが、アイロンを上手に使えるようになると部分的にクセを伸ばしてポイントパーマのようなヘアスタイルを楽しむことができるようになります。

また天パは髪の毛が広がりやすいので、クセを活かしてパーマ風に仕上げたいときは、広がってしまいやすい部分の根元をアイロンで伸ばしてしまえばボリュームコントロールもできます。

このようにストレートアイロンひとつで様々なヘアアレンジができるようになるので、スタイリングの幅が格段に広げることができるんですよ。

ストレートアイロンの選び方について

アイロンを選ぶときのポイントとして押さえておきたいのが、プレートと呼ばれる髪の毛を挟む部分の滑らかさと接触具合です。

私個人としてもいろんなアイロンを使ってきましたが、やはり安物だとプレートで髪の毛を挟んで滑らせたときに髪の毛がギシギシしてしまい、何度が使っているうちにかなり傷んでしまったことがあります。

そのため選ぶときはちょっと高くてもプレートの滑らかなものを使ってみるようにしましょう。

ただでさえ髪の毛のダメージを起こしやすいものでもあるので、そのダメージを最小限に抑えるためにも「いいもの」を使ってあげることが大切です。

ちなみに私が個人的に使ってみてよかったストレートアイロンがこちらです。

温度設定が130℃から230℃まで調節可能で、180℃の温度なら約20秒くらいで使うことができる優れものです。

しかも髪の毛がちょっと濡れている状態でも使うことができる設計で、かつマイナスイオンを発生させてくれる効果もあり、髪の極端な乾燥を防ぎながらクセを伸ばすことができます。

ちょっと高めの価格設定ですが、縮毛矯正1回分よりも安いと思うので絶対にお得ですよ。

対策方法その3:縮毛矯正をする

次の対策方法は縮毛矯正です。

くせ毛や天パの強い味方でもありますが、効果は絶大です。

ですがメリットがある反面、逆にデメリットになってしまうこともあるので、それぞれ詳しくご説明していきますね。

縮毛矯正のデメリット

まずは縮毛矯正のデメリットをお伝えしていきますね。

縮毛矯正の施術をしてくれるのは美容師です。

そのため美容師さんの力量次第ではシャキーンとした直毛になってしまったり、髪の毛が傷んでしまうこともあるのでそれなりのリスクはあると思います。

もちろん上手な美容師さんは本当にナチュラルに仕上げてくれるので、しばらくは天パに見られないくらいです。

また髪の毛が伸びてきたときに根元がくせ毛の状態になってしまうので、定期的に通わないといけないのもちょっと面倒ではあります。

担当の美容師の人と細かく相談しながら施術をしてもらわないと、仕上がりがイメージ違うこともあるので、毎回違う美容室に通うっている方は注意が必要です。

縮毛矯正のメリット

縮毛矯正のメリットは何と言っても一度施術をしてもらったらしばらくは何も悩みがなくなることです。

根元からしっかりとクセを伸ばしてくれているので、アイロンで髪の毛を伸ばしたり、ドライヤーで毎回クセを伸ばす必要がないんです。

朝の忙しい時間帯に時間をかけてスタイリングをする必要がないため、バタバタする必要もなくなるのはかなりのメリットだと思います。

また湿度の高い日や雨が降って髪の毛が濡れてしまったとしても、髪の毛が元の状態に戻ることはないので、急な天候の変化が起きても安心ですね。

縮毛矯正とストパーの違いについて

縮毛矯正とストレートパーマについてよくわからないというお客様が以前いました。

もしかするとこの記事を読んでいる方の中にも、違いがわからないという方もいるかもしれないので、簡単に解説していきますね。

■ストレートパーマ
1剤で髪の毛の結合を切って軟化させ、コームなどを使ってクセを伸ばして2剤で髪を再結合するので自然な仕上がりになる。
ただ天パのような強いくせ毛には向いていない。
■縮毛矯正
1剤で髪の毛を軟化させて、一度髪の毛を乾かしてからストレートアイロンで熱処理をして2剤で再結合する。
強いクセの天パでもしっかりとクセを伸ばすことができる。

以上のように、1剤と2剤の間でストレートアイロンで熱処理を入れるか入れないかの違いではありますが、クセの強い天パは縮毛矯正の方が効果があります。

対策方法その4:天パを活かした髪型にしてみる

思い切って自分の髪質を活かした髪型にしてみるのも一つの対策方法です。

余計なコストがかからないので、お財布にも優しい対策方法ですね。

具体的な髪型については後ほど詳しくご紹介していきますが、やはりパーマをかけたような髪型にしてみるのが1番いいと思いますよ。

天パを活かしたかっこいいヘアスタイル〇選!

ここからは天パを活かしたおしゃれでかっこいい髪型をご紹介していきますね。

天パというと、どうしても髪の毛を真っすぐにしたいと思ってしまいがちですが、直毛の人からするとクセがあるのはうらやましいものです。

ようはないものねだりなんですよね。

というわけで、天パでもかっこよく決めることができるヘアスタイルをピックアップしてご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

天パにおすすめの髪型その1:天パ×ツーブロック×ショートヘア

まず最初におすすめなのが、サイドと襟足部分を短く刈り上げたツーブロックスタイルです。

天パは髪の毛にボリュームが出やすいため、1番ボリュームが気になるサイドや襟足を短くしてしまうことで広がりを抑えることができます。

そうすることでコンパクトでまとまりやすい髪型を維持しやすくなり、天パによるクセで外人風のショートヘアを楽しむことができますよ。

天パにおすすめの髪型その2:天パ×ベリーショート

髪の毛を短くすればするほどクセが出にくくなるので、思い切ってベリーショートにしてしまうのも効果的です。

前髪などにちょっとクセが出ると外人風のこじゃれた雰囲気を出すことができますし、かなりおしゃれに決めることができますよ。

ちなみにベリーショートで前髪をおろす時は左右どちらかに流してあげるとかっこよくなります。

天パにおすすめの髪型その3:天パ×マッシュヘア

天パを上手く活かして、柔らかい印象を与えたいのであればマッシュヘアがおすすめです。

最近ではマッシュヘアにパーマをミックスさせたヘアスタイルがかなり人気になっているので、自分のクセを強みに挑戦してみるのもいいと思います。

スタイリングのときにハチの部分を抑えてあげることによって、頭でっかちにならないようにするだけでいいので、とても簡単にセットすることができますし、女性からのウケもいいのでおすすめです。

天パにおすすめの髪型その4:天パ×アップバング×ショートレイヤー

ビジネスシーンでも取り入れやすい前髪を上げたアップバングのショートスタイル。

この画像ではサイドに軽くツーブロックにしていますが、襟足の部分まで刈り上げを入れてもカッコ良くすることができます。

爽やかな印章にもしやすいので、女性ウケは抜群です。

またオフの日には前髪をおろしてアレンジすることもできる髪型でもあるので、オン・オフでスタイルチェンジできるのもおすすめの理由です。

天パにおすすめの髪型その5:天パ×ミディアムショート×マッシュ

ちょっと長めの前髪がセクシーな印象の天パとミディアムショートのマッシュスタイルです。

天パの人が髪の毛を伸ばすとなると抵抗感があるかもしれませんが、意外と色気のある感じになっておしゃれな雰囲気を出すことができます。

前髪を七三で分けてウェット感のあるスタイリング剤を使ってあげることによって色気をMAXまで上げることができますよ。

髪が短いよりも長い方が扱いやすかったりすることもあるので、自分のクセと相談してみてはどうでしょうか。

天パにおすすめの髪型その6:天パ×ミディアムヘア×耳かけ

髪の毛が長いからこそできるのが「耳かけ」スタイルです。

前髪が長めになることによって色気のある感じにすることができますが、それを耳かけしてあげることによって、よりセクシーさをアップすることができます。

ボリュームが出やすいサイドは刈り上げてツーブロックにしてしまうことで、メリハリを出すことができますし、髪の広がりを抑えることもできるのでおすすめです。

私も今はクセを活かして長めの髪型で、ちょっとセクシーな感じにしていますよ。

天パのスタイリングはツヤ感が重要!髪のセットも見直しをしよう

どんなかっこいい髪型にしてもスタイリングがいまいちだとどうしてもおしゃれな感じにすることができません。

そこで見直してもらいたいのがスタイリング剤です。

普段から髪の毛をセットするときにワックスなどを使うかと思いますが、使用するワックスによっては天パ特有のパサつきや広がりがひどくなることもあります。

そこでここからはおすすめのワックスの選び方をご紹介していきますね。

天パにおすすめのワックスの選び方

天パやくせ毛の人がワックスを選ぶときに意識してもらいたいのが「ツヤ感」です。

何度かお伝えしているように天パやくせ毛の髪は部分的に乾燥していることがほとんどで、髪の毛がパサついてしまいがちですし、広がりやすい傾向にあります。

その髪質に油分量の少ないマットワックスを使ってしまうと余計にパサついた印象を与えてしまったり、髪の毛が広がりやすくなってしまうので注意が必要です。

なので手持ちのワックスにグリース系のワックスをミックスしてみたり、グリース単品で使用するなどして、髪の毛にツヤを出してあげることを意識してあげましょう。

また髪の毛がベリーショートのような短いヘアスタイルの場合は、ジェルなどで固めてしまってもいいですね。

別の記事ではおすすめのヘアワックスを厳選してご紹介しているので、どんなものを選んでいいのかわからないという方は、参考までにチェックしてみてください。

まとめ

こちらの記事では天パをはじめ、くせ毛に効果的な対策方法や髪型をご紹介させていただきました。

扱いの難しい髪質ではありますが、ちょっとした工夫やケアで見違えるような変身を遂げることができるのも天パ・くせ毛の特徴でもあります。

今回ご紹介した対策方法は数あるケア方法の中でも、同じ悩みを持つ美容師の一人として効果があると実感したものです。

100%改善とまではいきませんが、確実に天パやくせ毛によるコンプレックスを解消することはできると思うので、ぜひ挑戦して少しでも悩みを失くしてもらいたいです。

対策次第では天パやくせ毛は最強の武器(個性)にもなるので、自信を持てるようにできることから始めていきましょう。

 

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