肌のテカリやべたつきはNG!男性・女性に最悪な印象を与える肌の悩み!テカリを抑える効果的な方法とは?

いくら洗顔をしても肌がベタつくし。おでこや鼻はいつだってテカり気味…。

そんな経験をしている方も多いのではないでしょうか?

実は私もいわゆるTゾーンと呼ばれる部分がテカってしまって、清潔感がないようなアブラギッシュな顔をしています。

いつもスキンケアをしっかりとやっているのに全然良くならないし、たまに鏡で顔を見るとあり得ないくらいテカっているときもあるんです。

こんな顔で街中を歩いていたなんて…見た目の印象は最悪だし、どうにかしないといけない。

そう思っていろいろと調べてみたけれど、どうしても改善することができない!

こちらの記事ではそんな顔のべたつきやテカリで悩む方のために、ベタつき・テカリの原因や改善方法をご紹介していきます。

この記事を読むことによって…

  • 顔のべたつきを抑えることができる
  • 必需品だった脂取り紙がもういらなくなる
  • 清潔感のあるキレイな肌を手に入れることができる

といったメリットがあるので、どうにかしてベタつきやテカりを改善したい方はぜひ参考にしてみて下さい。

顔のべたつきやテカリ…異性からの印象は最悪?

やっぱり異性を見るとき、第一印象というのは顔の清潔感が大事だと思うのは私だけでしょうか?

もちろん髪型やファッション、顔立ちなども大事だとは思うのですが、その人がどれくらいスキンケアに力を入れているかって大事だと思うんです。

男性も女性も顔がベタついていたり、テカっているのはやはり印象が悪いのではないか…。

そこであるサイトが、初対面で顔がテカっていたらどう思うのかを調査したアンケート結果があるので、その内容を見ていきましょう。

まずは男性のテカリ…

次に女性のテカリに関しては47.1%の男性が気にするという結果が「マイナビウーマン」さんの調査結果で明らかになっています。

この結果を見るとどちらもシビアな感じですよね。

たしかに半分くらいは気にしないという考えの方がいますが、けれど逆に言ってしまえばチャンスも半分になってしまっています。

ベタつきやテカリだけのせいでチャンスが少なくなってしまうのはもったいない!

男性にしても女性にしても、印象が悪くなってつまらない思いをするのであれば、テカリを改善して楽しく過ごしたいですよね。

そこでまずはテカリをケアするための原因や方法を知っていく必要があります。

以下にその内容についてご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

顔のテカリやベタつきの原因ってなに?男性・女性でも原因は同じだった!

まず対策方法についてご紹介していく前に、事前に顔が脂ギッシュになってしまう原因を知る必要があります。

それは原因を知ることによって、対策しやすくなるからです。

顔のべたつきやテカリなどは一般的には「オイリー肌」と呼ばれていて、人によっては「脂性肌」なんて呼ばれることもあります。

このベタつきやテカりの原因というのが、簡単に言ってしまうと「皮脂の分泌量が通常よりも多い」ということです。

皮脂の分泌が多くなってしまうにはいくつかの原因があるのですが、その原因というのが…

  • 遺伝
  • 生活習慣の乱れ
  • ストレス
  • 肌の乾燥
  • 肌に合わないスキンケア

といったものが挙げられます。

それぞれ詳しくご説明していくので、当てはまるものがないかしっかりとチェックしていきましょう。

原因その1:遺伝によるもの

実は生まれつきベタつきやテカりの原因となる皮脂の分泌量が生まれつき多いことによって、オイリー肌になってしまう場合があるんです。

これは遺伝によって、通常よりも皮脂を皮膚表面に出す「皮脂腺」というものが発達しているせいで、通常よりも皮脂が過剰に分泌されてしまい、脂っぽい顔になってしまいます。

この遺伝による皮脂腺の発達が見られる方の多くが、毛穴が開いていることが多いという特徴があります。

生まれつきのものなので、根本的に改善するのはなかなか難しいですが、ある程度皮脂の分泌量を抑えることはできるんです。

その方法についてはのちほど詳しくご説明していきますね。

原因その2:生活習慣の乱れによるもの

皮脂の分泌量が多くなってしまっている原因で、意外と多いのがこの生活習慣の乱れによるもの。

生活習慣と言ってもいろいろありますが、その中でも…

  • 食事
  • 睡眠
  • 喫煙・飲酒

といったところに焦点を当てていきましょう。

食事の乱れについて

普段から偏った食事をしてはいないでしょうか?

コンビニやお弁当屋さん、外食、脂っこい食事…などなど、数えだしたらキリがありません。

ですが、もしこのような食生活をしていると高脂質な食事を摂ることになってしまい、吸収しきれなかった脂質が皮脂腺を通って肌へと分泌されてしまうんです。

その結果、顔がベタついてしまったりテカってしまう原因となるので気を付けなくてはいけません。

また、白米などに含まれている炭水化物の摂りすぎにも注意が必要です。

実は炭水化物というのは皮脂を作り出すための原料みたいなもので、食べ過ぎてしまうと血糖値がどんどん上昇してインスリンというホルモンが分泌されます

インスリンが分泌されるまでならいいのですが、その時に皮脂を多く分泌してしまうので、気を付けなくてはいけません。

睡眠について

夜更かしなどをしてしまい、寝不足気味になってしまってはいませんか?

寝不足は美容の天敵とはよく言ったもので、質の低い睡眠や寝不足の状態が続くと肌の水分と油分のバランスが崩れてしまい、皮脂の分泌が多くなってしまうことがあります。

睡眠不足が続くことで自律神経のバランスが乱れてしまい、その結果ホルモンバランスまで狂ってしまいます。

そうすると先ほどもお伝えした通り、肌の水分量と油分量の調整が上手くいかなくなってしまい、最終的にテカりやすい肌質にしてしまうんです。

また寝る前にスマホやテレビを見たりすることで脳の活動が盛んになってしまって、睡眠の質を下げることにつながり、自律神経のバランスを乱してしまうこともあるので注意しなくてはいけません。

喫煙・飲酒について

意外に思うかもしれませんが、喫煙や飲酒も顔のべたつきやテカリの原因となってしまうと言われているんです。

タバコに含まれている多くの有害物質のせいで血管が収縮してしまい、血液の流れが悪くなってしまうのはご存知かもしれませんが、血液の流れが悪くなることによって一緒に代謝が悪くなってしまいます。

そして代謝が悪くなることによって、皮脂量の調整も上手くできなくなってしまい、通常よりも多く皮脂が分泌されてしまうんです。

またお酒には大量の糖質が含まれています。

よく考えてみればお酒は麦や米などから作られるものなので、糖質が多く含まれているのは当然ですよね。

先ほどもお伝えした通り、糖質(炭水化物)は皮脂を作り出す原料のようなもの。

大量にお酒を飲むことによって血糖値ががぐんぐん上がっていき、血糖値を下げるためにインスリンが分泌されます。

インスリンが分泌されることによって、その副産物として皮脂を作り出してしまうので、お酒の飲みすぎには注意しなくてはいけません。

原因その3:ストレスによるもの

今の世の中、ストレスは常に身近なものになってしまっていますが、実はこのストレスもベタつきやテカりを引き起こす原因だと言われています。

人は過度なストレスを感じると自律神経のバランスが乱れてしまい、そのせいでホルモンバランスが崩れてしまうんです。

ホルモンバランスが乱れることによって皮脂の分泌量をコントロールすることができなくなり、肌がベタついたりテカってしまうことがあります。

ある程度のストレスであれば特に問題はないですし、むしろ程よい緊張感を保つためにも必要なものと言えます。

けれど必要以上にイライラや不満を抱え込んでしまうと、それが悪い方向へ向いてしまうので気を付けなくてはいけません。

原因その4:保湿不足による肌の乾燥

「乾燥肌なのになんで顔がベタついたりテカるの?」と思われてしまうかもしれませんが、実はありがちなことなんです。

乾燥状態の肌は、主に皮膚の角質層にある保湿成分が足りていないせいで水分不足が起きている状態。

通常であれば一定量の水分があるのことによって肌を守ってくれる役割があるのですが、不足してしまうと皮膚は肌を守ろうとして通常よりも多くの皮脂を分泌します。

そのせいで実際は乾燥しているのにオイリー肌だと勘違いしてしまい、必要以上に洗浄力の強い洗顔料を使用したり、オイリー肌用のスキンケアアイテムを使ってしまうことが多くあるんです。

そのせいで思ったように肌の水分不足が解消されず、結果としてベタつきやテカりの原因になってしまうんですよ。

原因その5:ホルモンバランスが乱れている

先ほど睡眠不足でホルモンバランスが乱れてしまうとお伝えしましたが、ホルモンバランスを乱してしまうのは寝不足によるものだけではありません。

普段から生活のリズムがバラバラになってしまうことでも起きてしまったり、年齢によってもホルモンバランスが乱れてしまうこともあるので、意外と気を抜くことができないものでもあるんです。

皮脂の分泌を担っているホルモンというのは2つの種類があり…

  • 男性ホルモンの「テストステロン」
  • 「アンドロゲン」というステロイド

というものがあるのですが、これらは通常であればうっすらと肌にテカリができる程度であればいいのですが、様々な要因でホルモンバランスが乱れてしまうことによって必要以上に皮脂が分泌されてしまいます。

そのせいで顔がテカリやすくなって、オイリー肌や脂性肌と呼ばれるようになってしまうんです。

原因その6:肌に合わないスキンケア

自分の肌質に合っていないようなスキンケアというのも、顔をベタつかせてしまったりテカらせてしまう原因になります。

スキンケアというと化粧水や乳液、オールインワンなどをイメージする方も多いと思うのですが、それはもちろん、洗顔も含まれているんです。

それらのケアが間違っていることによって肌の状態が悪化してしまい、余計に脂ギッシュにしてしまっている可能性もあるので、正しいスキンケアを身に付けなくてはいけません。

間違った洗顔をしている・肌質に合わない洗顔料を使っている

普段から洗顔をするときに洗い方や洗顔料を意識して使っているでしょうか?

洗顔にちゃんとした洗い方があるのかと思う方もいるかもしれませんが、正しい方法はあります。

その方法についてはのちほど詳しくご紹介していきますが、とにかくNGとされているのが「ゴシゴシ顔を洗う」ということ。

これは肌に大きな負担をかけてしまったり、必要以上に皮脂を取り除いてしまって、洗い上がったあとに肌を守るものが何もなく、そのせいで必要以上に皮脂が分泌されてしまうので注意が必要です。

注意すべきは洗顔方法だけじゃない!成分にも顔のテカリを悪化させる原因があった!

洗顔料に関しても洗浄力の強い成分が配合されているものを使用すると、これも必要以上に皮脂を取り除くことになってしまって、皮脂が通常よりも多く分泌されてしまいます。

特に市販で販売されているような洗顔料というのは「合成界面活性剤」と呼ばれるものが配合されていて、洗濯用洗剤や食器用の洗剤などにも含まれているものです。

単純に皮脂を取り除いてくれるだけであればまだいいのですが、肌の角質層にある保湿成分まで一緒に洗い流してしまうくらい強い洗浄力なので、乾燥肌を引き起こしやすくなります。

これが継続的に続いてしまうことで、普段はベタついていたりテカっていたりしても、実は肌が乾燥している…なんてことも起きてしまうんです。

なので、いつも洗顔をするときにゴシゴシ洗ってしまったり、市販で売っているような洗浄力の強い洗顔料を使用している方は注意が必要です。

肌質に合わない化粧水・乳液・オールインワンを使っている

肌の保湿を目的としている化粧水や乳液、オールインワンですが、ちゃんと使っていてもベタつきやテカりなどが改善されない場合、使用しているものが自分の肌に合っていない場合があります。

顔が脂ギッシュになっているため、保湿力が弱めのものを使用して十分に肌の保湿ができていない可能性がありますし、逆に「肌がテカってるくらいだから保湿なんてしなくてもいいでしょ」と何もケアをしていないせいで、肌が乾燥してしまっていることも考えられます。

先ほどもお伝えした通り、保湿が十分にできていないせいで、皮膚が肌表面を保護しようと皮脂を過剰に分泌してしまっている可能性があるんです。

ぱっと見で肌が潤っているように感じてしまうかもしれませんが、どんなにベタついていたりテカっていたとしてもきちんとスキンケアをしなくてはいけません。

番外編:思春期に顔がベタついたりテカるのはしょうがない?

これは私も経験したことがあるのですが、中学1年生の終わりくらいから成長期が始まって、それと同時期に顔が常にテカるようになりました。

しかもニキビがたくさんできてしまい、まるでゴーヤのような顔に…。

成長期というのは、その成長過程にあたってホルモンバランスが乱れやすく、男性ホルモンが過剰に分泌されてしまいます。

男性ホルモンというのは皮脂の分泌を促進するホルモンのため、この時期は特に肌がベタついたりテカりやすくなるんです。

人によってはそのせいでニキビがたくさんできてしまうこともあります。

もともと皮脂量の多い体質の方は、その時期は男性ホルモンの過剰分泌によってまさにダブルパンチを食らうような形になってしまうんです。

ただ、思春期に分泌されるような皮脂は水溶性のものがほとんどで、簡単に言ってしまえば「水に溶けやすい」ということになります。

なのでベタつきやテカりが気持ち悪いからと言って、むやみに洗顔料を使用することはせず、ぬるま湯程度でも十分に洗い落とすことができるんですよ。

逆に洗浄力の強い洗顔料を使用してしまうと、かえって悪化してしまう可能性もあるので、気を付けなくてはいけません。

顔のベタベタ・テカリを改善する5つの対策方法

それでは顔がベタついたりテカってしまう原因が分かったところで、ここからは気になる脂ギッシュな肌を改善するための方法をご紹介していきます。

こちらでご紹介するものは全部で6つの方法です。

その方法というのが…

  • 洗顔を見直す
  • 化粧水・乳液を見直す
  • 生活習慣の改善
  • ストレスを発散
  • エアコンの風向きを変えてみる

といったもので、それぞれわかりやすく分けてご説明していきますね。

きっとあなたの肌を改善する役に立つはずです。

対策方法その1:洗顔を見直す

洗顔を見直すと言っても幅が広いですが、まずは洗顔方法と使用している洗顔料の見直しから始めてみるようにしましょう。

普段から洗顔をする際にゴシゴシと顔を強くこするような洗い方をしているのであれば改善をしていかなければいけません。

そこでまずは正しい洗顔方法をご紹介していきます。

洗顔方法その1:洗顔料を使う前にプレ洗顔をする

まずは洗顔料を使って顔を洗っていく前に、ぬるま湯で予洗いをしていくようにしましょう。

この時のぬるま湯の温度は33~35℃くらいの熱すぎない温度で行なうのが重要です。

またぬるま湯を顔にパシャパシャかけるようなことはせず、手にぬるま湯をためて顔を浸けるような感覚でやると効果的です

洗顔方法その2:洗顔料を泡立てる

プレ洗顔が終わったら次に洗顔料を手に取り出してあげます。

取り出す量は大体10円玉くらいの量を取り出して、洗顔ネットでキメの細かい泡をつくってあげるようにしましょう。

よく手で軽く泡立てたまま洗顔する方もいますが、それだけでは不十分です。

濃密でキメの細かい泡をつくってあげることによって、泡が手の摩擦を和らげ、必要以上に皮脂を洗い落とさないようにしてくれます。

洗顔方法その3:泡立てた洗顔料を顔に乗せる

洗顔料の泡立てが終わったら顔に洗顔料をのせていきます。

この時に顔を強くゴシゴシしては意味がないので、洗顔料の泡で洗うようなイメージを持ちながらくるくると回して洗っていきましょう。

ゴシゴシ洗わなくても洗顔料には汚れを落とす(吸着)成分がしっかりと配合されているので、問題ありません。

洗顔方法その4:洗顔料を洗い流す

洗顔が終わったら、次にプレ洗顔と同じ要領で顔に付いている洗顔料を流していきます。

この時の注意点もプレ洗顔と同じように、33~35℃くらいのぬるま湯でパシャパシャお湯をかけるのではなく、手にすくったお湯に顔を浸けるようなイメージで流してあげます。

また生え際やこめかみ部分、もみあげ、あごなどは流し残しが多いので、しっかり流してあげてください。

洗顔方法その5:タオルで水分をふき取る

洗顔料を流し終えたら、最後に残った水分をタオルでしっかりとふき取ってあげましょう。

この時も顔をゴシゴシと拭くようなことはせず、タオルに顔を優しく押しつけるような感覚で拭いてあげます。

あまり強い力でふき取ってしまうと肌を傷つけてしまう危険性があるので注意が必要です。

洗顔でテカリをしっかりと防止しよう!

以上でお伝えした内容が洗顔の正しい方法になります。

意外と顔をゴシゴシ洗ってしまったり、ぬるま湯を顔にパシャパシャしてしまう方も多いのではない顔と思います。

私は正しい洗顔方法を知るまではパシャパシャと洗い流していたり、タオルで水分を拭くときもゴシゴシ拭いていました。

この方法を身につけることによって、ベタつきやテカリなどのあらゆる肌トラブルに精通しているので、かなりおすすめです。

また洗顔料の選び方についてですが、なるべく肌に負担の少ないものを選ぶように心がけましょう。

市販の洗顔料のように洗浄力が強すぎず、それでいて保湿効果があるものがいいですね。

また不要な添加物(着色料・防腐剤など)が配合されていないものであればなおさら効果的だと思います。

別の記事で、洗顔料の選び方やおすすめの洗顔料をご紹介している記事があるので、そちらも併せてご覧ください。

対策方法その2:化粧水・乳液を見直す

肌のべたつきやテカリを改善していくために必要な対策方法として必要なものが、使用している化粧水や乳液を見直してみるということです。

普段使っている化粧水や乳液はどのようなものを使っていますか?

あなたは肌にちゃんと合ったものでしょうか?

ベタつきやテカっていたとしても、もしかすると肌自体は乾燥している可能性があります。

その場合にオイリー肌向けのスキンケア商品を使用していると、保湿が十分にできず、脂ギッシュな顔を改善することができません。

もし洗顔をした後に肌がつっぱるようなことがあるのであれば、あなたの肌は乾燥している可能性があるので、保湿効果の高いものを使ってみることをおすすめします。

特に高い保湿成分として…

  • ヒアルロン酸
  • コラーゲン
  • セラミド
  • トレハロース

などの成分が配合されているものが特におすすめです。

またもともと遺伝によって皮脂の分泌量が多く、常に顔がベタついてしまったりテカってしまうのであれば、毛穴を引き締める効果のある成分が含まれたものを使ってみるようにしましょう。

特に皮脂の分泌を抑制する効果の高いものとして…

  • 有機酸(タンニン・クエン酸)
  • ビタミンC誘導体

といったものがあります。

また有機酸には毛穴を引き締める効果もあるので、これらの成分が配合されているものを使用してみると効果的ですよ。

化粧水は引き締め効果のある収れん化粧水もアリ!

顔のテカリを防止したいのであれば、スキンケアの一環として毛穴を引き締める効果のある「収れん化粧水」を使ってみるのも効果的です。

通常の化粧水とは違い、乳液やクリームを使った後に、この「収れん化粧水」を使ってあげます。

手順としては…

  • 洗顔
  • 保湿用化粧水
  • 乳液 or クリーム
  • 収れん化粧水

という流れが正しい使い方なんです。

ポイントとしては肌を温めないようにして、逆に冷ましてあげるようなイメージでやってあげることで毛穴が閉じやすくなります。

なのでこの化粧水を使うときは、コットンなどを使って、優しくポンポンとパッティングしながらつけてあげるようにしましょう。

収れん化粧水はテカリを防止できるけど乾燥を起こす可能性も…

毛穴を引き締める成分というのは、基本的に刺激が強く、事前にしっかりと保湿をしていないと肌の水分が不足してしまい、乾燥を起こしてしまう可能性があります。

多くの収れん毛所水にはアルコール(エタノール)などの成分が含まれていることが多いので、揮発性によって水分が蒸発してしまうため注意が必要です。

肌が乾燥してしまうと、肌表面はテカリのせいでベタベタしているのに、実は肌は乾燥している「インナードライ」を引き起こす可能性があるので、もし収れん化粧水を使う場合はバッチリ保湿をした後に行ないましょう。

対策方法その3:生活習慣の改善

次に意識していただきたい対策方法というのが、生活習慣です。

先ほど、ベタつきやテカりの原因で生活習慣が大きく関係していることはお伝えしましたが、これらを改善していくことで気になるベタつきやテカりを改善することができます。

睡眠・食生活・喫煙や飲酒という部分にフォーカスを当てて、それぞれ対策方法をご紹介していきますね。

生活習慣の改善:睡眠

原因の部分でもお伝えした通り、寝不足の状態が続くと自律神経の乱れ・ホルモンバランスの乱れによって皮脂の分泌量をコントロールすることができなくなってしまい、そのせいで皮脂の分泌量が増えてしまいます。

なのでまずはしっかり睡眠時間を確保することを意識していきましょう。

大体の目安になってしまうのですが、6~7.5時間程の睡眠を毎日取れるようになると1番良いです。

顔のテカリ対策には質の高い睡眠も重要

仕事が忙しくてなかなか睡眠時間をつくることができないという方もいるかもしれません。

その場合は「睡眠の質」という部分にもこだわってみるといいかもしれません。

どういうことかというと、夜の22時~2時という時間帯は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれていて、良質な睡眠を取ることができる時間帯と言われているんです。

この時間帯には成長ホルモンと呼ばれる物質が多く分泌されるような時間なのですが、成長ホルモンは体を成長させるだけでなく、肌の修復や新しい皮膚組織を形成するために必要なものでもあるんです。

そのため普段からこの時間帯に起きて、夜更かしているような方は肌が乾燥しやすく、ベタついたりテカってしまうような方が多いと言われています。

ちょっと早めの時間帯ですが、意識的に睡眠を取ってみるように心がけてみましょう。

睡眠の質を高めるのは寝る時間帯だけじゃない!

あとは枕の高さや硬さ、パジャマなどの着心地なども自分の寝やすいものに変更したりすることも、質の高い睡眠を取るのに大切なことです。

そしてスマホやパソコン、テレビなどは睡眠の1時間前くらいには使わないようにしてあげると、睡眠の質がより高いものになりますよ。

生活習慣の改善:食事

食事に関しても意識していかないといけません。

特に現代はファストフードやコンビニ弁当など、手軽に脂っこくガッツリ食べることができるものがたくさんあるので、肌がベタついたりテカりやすい環境と言えます。

まずはできるだけ食生活を脂っこいものや炭水化物の食べ過ぎは控えるように心がけましょう。

お肉を食べてはいけないとは言いませんが、なるべく脂身の少ない「赤身肉」「鶏むね肉」などの淡白なものがおすすめです。

炭水化物に関しても食べ過ぎは注意なだけであって、食べ過ぎなければ問題ありません。

もし普段食べている量が多いのであれば、ちょっと量を減らしてみたりするなど、工夫をしなくてはいけませんね。

また皮脂の分泌量を抑える効果のある栄養を積極的に摂る方法もあります。

その栄養というのが…

  • ビタミンB2
  • ビタミンC
  • 食物繊維
  • DHA・EPAなどの不飽和脂肪酸

といったもので、一緒に多く含んでいるような食材などもご紹介しました。

それぞれの栄養素がどのような役割があるのかというのもお伝えしていきますね。

顔のテカリを防止する栄養その1:ビタミンB2

糖質や脂質などの栄養を体内でエネルギーとして使えるように代謝をよくする効果があります。

代謝が良くなることで皮脂の過剰な分泌を抑制することができるようになるので、ベタつきやテカりを抑えることができます。

主な食べ物

卵、納豆、チーズや牛乳などの乳製品、緑黄色野菜など

顔のテカリを防止する栄養その2:ビタミンC

ビタミンCは保湿成分のひとつであるコラーゲンの生成に必要な栄養です。

もともと皮膚の角質層にはコラーゲンがあるのですが、様々な理由からこのコラーゲンが減少してしまい、乾燥→ベタつき・テカリという流れができてしまうのを防いでくれます。

またストレスに対しての抵抗力を高めてくれたりする効果もあるので、ストレスによる皮脂の増加も予防することに効果が期待できます。

主な食べ物

柑橘系の果物、いちご、イモ類、緑黄色野菜など

顔のテカリを防止する栄養その3:食物繊維

便通をよくすることで体内の脂肪や糖質を一緒に体の外へ排出してくれるので意識して摂るようにしましょう。

先ほどもお伝えした通り、脂肪や脂肪の取りすぎは皮脂の分泌量を増加してしまう原因となるので、もし食べ過ぎてしまったのであれば一緒に食物繊維を多く含んだ食べ物を食べるようにするといいです。

主な食べ物

穀類、イモ類、豆類、葉物系の野菜、海藻類、キノコ類など

顔のテカリを防止する栄養その4:不飽和脂肪酸

一般的に不飽和脂肪酸のDHAやEPAは体内での生成ができないと言われていて、積極的に摂る必要がある成分と言われています。

このDHAやEPAは食事などで摂った脂質の代謝に効果的と言われていて、エネルギーとして変換してくれる効果がるので皮脂の分泌量を減らすことができます。

主な食べ物

サバ、サンマ、イワシなど

生活習慣の改善:喫煙や飲酒

原因の項目でもお伝えした通り、喫煙や飲酒は肌のべたつきやテカリを促進してしまうものです。

喫煙に関しては禁煙をするのが1番効果的だと思うのですが、タバコに含まれている「ニコチン」には強い依存性があるので、なかなかやめるのは難しいものだと思います。

本数を減らしたり、ニコチン量の少ないタバコに変えてみるといった考え方もあるのですが、結局ニコチンを摂ってしまっているのであまり効果は期待できません。

なのでやはり1番の解決策としては「タバコの代わりに別の嗜好品を見つけてみる」というのを意識してみるといいかもしれませんね。

別の記事で禁煙についてご紹介しているものがあるので、そちらも併せてご覧ください。

また飲酒に関しては、たまに少量を飲む程度であれば問題はないです。

1週間のうち3回以上、アルコールを飲む機会があるのであれば回数を減らしてみるなど、ちょっと努力が必要かもしれません。

アルコールを飲む席となると、居酒屋など必然的に脂っぽい食事も多くなるので、注意する必要がありますね。

できれば乾杯の1杯だけはアルコール飲料にして、そのあとはソフトドリンク(ウーロン茶や緑茶)を飲んで、楽しめるようになると1番良いです。

生活習慣の改善:運動をする

大人になるとどうしても体を動かす機会が少なくなってしまいがちです。

ですが運動をすることによって血液の流れをよくすることができ、肌に必要な栄養を届けやすい環境にすることができます。

運動というと激しいスポーツやジョギングなどの運動を連想する方も多いですが、実はそれだけでなくストレッチのような軽めの運動でもOKです。

息を整えるような運動は自律神経のバランスを整え、ホルモンバランスの乱れを防ぐこともできるので、かなり効果的な運動でもあります。

対策方法その4:ストレスを発散

普段気付かないうちに溜め込んでしまいがちなストレスですが、定期的に発散するようにしてイライラや不満を溜め込まない生活を心がけましょう。

ストレスは自律神経やホルモンバランスを乱してしまい、その結果皮脂量のコントロールができなくなることで、ベタつきやテカりを引き起こしてしまいます。

ストレス発散方法に関しては、個人によって変わってくるものだと思うので、的確な正解というものがありません。

なぜかというと、私にとって好きなことでも、それがあなたも好きとは言えないからです。

なので1番良いのは、自分が熱中になれるようなものを時間をつくって取り組んでみることが大切なんです。

ちなみに私の場合は洋服が大好きなので、ストレスが溜まっているなと感じたら服を爆買いします(笑)

無駄遣いと思われてしまうかもしれませんが、私にとってはこれが最適なストレス発散方法なので、仕事やプライベートで充実した生活を送れるようにするためにも必要な出費だと思っています。

もしストレスの発散方法がみつからないのであれば、自分が好きなものに時間を費やしてみたり、お金をかけてみるのも一つの方法ですよ。

どうしても思いつかないときは適度な有酸素運動でストレス発散!

いきなりストレス発散なんて言われて、すぐに思いつく方もいればそうでない方もいると思います。

そこでもしどうしてもストレス発散方法が思いつかなかった場合、軽い有酸素運動などを取り入れてみるのはどうでしょうか。

有酸素運動というのは「ジョギング」や「ウォーキング」のような息を切らさないでできる軽めの運動です。

適度に行なうことで、ストレス発散にもなりますし、汗をかくこともできるので一緒に皮脂を分泌して、顔のテカリを防止することができますよ。

対策方法その5:エアコンの風向きを変えてみる

普段から自宅や職場のエアコンをつけっぱなしにして、風が当たっていたりしませんか?

エアコンの風というのは乾燥しているので、長時間あたっていると肌の水分が奪われてしまい、乾燥肌になってしまいます。

またエアコンの風はホコリなども一緒に運んできてしまい、肌に刺激を与えてしまうんです。

そうすると皮膚は肌表面を守るために皮脂を過剰に分泌してしまうので、エアコンの風が当たらない場所に移動したり、加湿器をつけたりするといいですね。

あとは風向きが自分にあたらないように上に向けたりするのも効果的です。

理想を言ってしまうと、できればエアコンを付けないのが1番なのですが、夏場や真冬になるとそうは言ってられませんもんね。

できるだけエアコンの風が当たらなくても過ごせる工夫が必要です。

意外と効果あり!すぐに試せる顔のテカリ対策方法

ここまで顔のテカリに効果がある改善方法をご紹介してきましたが、皮脂量を抑えるためにはどうしても時間が必要です。

この記事を読んでいる方の中には「すぐにでもどうにかしたい!」という方もいるかと思います。

そこですぐに顔のテカリを対処することができる裏技的なテクニックをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

顔のテカリに即効性アリ!男性のようなベタつきにも効果があるベビーパウダーを使った対処法

ベビーパウダーは赤ちゃんのようなデリケートな肌でも使うことができる優しい成分でできていますよね。

主に「コーンスターチ」や「トルク」といった天然由来の成分が含まれていて、肌に対して刺激が少ないのが特徴なんです。

また以上の2つの成分が肌のテカリを予防してくれるのに効果的でもあるんですよ。

使い方はとてもシンプルで、肌の上にパフなどを使って薄く乗せてあげるだけ。

たったこれだけの方法で顔のテカリを抑えてくれるのでものすごく簡単にケアすることができますし、コスパにも優れているので個人的に結構おすすめしています。

【注意】汗っかきはベビーパウダーで顔のテカリを防ぎきることはできない

人によって汗をかく量は違ってきますが、ベビーパウダーで顔のテカリを防ぎたい場合は注意しなくてはいけないことがあります。

それが「汗をよくかく人」です。

ベビーパウダーはものすごく粒子が細かいので、毛穴に入り込んで汗や皮脂の分泌を抑えてくれる効果がありますが、大量に汗をかいてしまっては意味がありません。

汗によって流されてしまうので、汗っかきの方には効果が薄いんです…。

しかもどうにかカバーしようとして大量のベビーパウダーを肌に乗せてしまうとベビーパウダーと汗が固まってしまい、毛穴を詰まらせてしまって黒ずみやニキビといったトラブルを起こす危険があるので注意しなくてはいけません。

またベビーパウダーを使った顔のテカリ対策は一時的なものでもあるので、毎日のスキンケアはしっかりとやらないと根本的な改善には至らないので注意しましょう。

テカリを押さえたいなら絶対にやってはいけないNG行為!

顔のべたつきやテカリを引き起こす原因や、その対策方法についてご説明してきましたが、もう一つお伝えしたいものが、この「NG行為」です。

普段何気なくやってしまいがちな行動が、べたつきやテカリを起こしてしまっている可能性があるので、ぜひ参考にして、もしやってしまっているのもがあればすぐにやめるようにしましょう。

NG行為その1:おしぼりで顔を拭く

居酒屋などで男性がやってしまうことが多いこの行為。

実際に顔を拭くとベタつきやテカりもスッキリして気持ちいいですもんね。

けれど、この行為はベタつきやテカりを気にしている方にとっては逆効果なんです。

どういうことかというと、顔を拭くときについついゴシゴシしてしまい、肌の守るために必要な皮脂もまとめてふき取ってしまうことに。

そのせいで皮膚が、肌を守るものがないので皮脂を過剰に分泌してしまうことになってしまうんです。

一時の快感のために、皮脂を過剰分泌させてしまっては意味がないので、できればやめておきましょう。

NG行為その2:あぶら取り紙・洗顔シートの使用

決して悪いものではないのですが、これもおしぼりと同じようについつい顔をゴシゴシ拭いてしまいます。

そのせいで通常よりも多く皮脂を分泌させてしまう結果となるので、なるべく控えた方がいいでしょう。

もし使うのであれば、肌に軽く押し当てるようにして、必要以上に皮脂を取りすぎないように心がけてください。

NG行為その3:洗顔のしすぎ

必要以上にベタついたりテカってしまうと、顔を洗いたくなってしまいますよね。

けれど我慢しなくてはいけません。

洗顔の回数は1日2回、朝と夜だけにしましょう。

それ以上洗顔をしても肌を乾燥させてしまい、逆に皮脂の分泌量を増やす原因になってしまうんです。

洗顔のしすぎは肌を保護するための皮脂まで奪ってしまうので、何事もやりすぎは禁物ですね。

NG行為その4:毛穴パックの使用

鼻から見える角栓、それを取ろうとして毛穴パックを使用する方って今もいるんでしょうか?

以前はかなりはやりましたが最近はどうなんですかね。

まあ確かにごっそり取れると気持ちいいので、ついつい使ってしまう気持ちもわかります。

ですが、毛穴パックは毛穴を広げてしまったりすることで皮脂が出やすい状態にしてしまったり、パックを剥がす時に皮膚も一緒に剥がしてしまい、そのせいで肌を守ろうと皮脂を過剰に分泌してしまうことがあるんです。

なので、できればこの毛穴パックも使用しない方が効果的でしょう。

NG行為その5:顔を擦ってしまう

これはついついやってしまいがちなことですが、頬杖をついたりテカりが気になるからと言ってこすってしまうと肌を傷つけてしまう恐れがあるだけでなく、皮脂まで奪ってしまって皮脂を分泌しやすい環境にしてしまいます。

また手には雑菌が多く付着しているので、その雑菌が顔に付いてしまうことで肌を守ろうとして皮脂を過剰分泌させてしまうこともあるようです。

NG行為その6:インスタント食品・ジャンクフードを食べる

忙しいと片手間で食べられるものを選んでしまいがちになります。

ですがインスタント食品やジャンクフードなどは、皮脂を過剰分泌する「糖質」や「脂質」の宝庫です。

脂質の多く含まれたお肉や揚げ物、糖質がたっぷりのハンバーガーのバンズなど、手軽に食べられる分、そのデメリットも多くなります。

できるだけが外食やコンビニ弁当などは避けて、自宅で自炊するのがベストですよ。

まとめ

こちらの記事では顔のテカリやベタつきの原因や抑え方についてご説明させていただきました。

ちょっとめんどくさいものもあるかと思いますが、最初にご紹介したように、顔にテカリやベタつきがあるというのは異性からしたら印象が悪いものです。

たかが半数くらいと思ってしまうかもしれませんが、その半数はとても大きな数だと思います。

合コンや飲み会の席で少しでもチャンスを増やすなら、普段からしっかりとケアをして、いざというときに顔がテカらないように気を付けなくてはいけません。

男女ともに身だしなみというのは、相手に対する大事なエチケットです。

めんどくさいと思わず、きちんと対処していきましょう。

 

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