男性・女性共に髪の毛の悩みってあると思うのですが、その中でも1番気になるのが、やはり髪の毛の量…つまり毛量です。

「もしかしたら周りの人より髪の量が少ないかも…。」

「前より髪の毛が少なくなった気がする…。」

こんな悩みを持っている方も少なくはありません。

特に20代も後半とかになってくると、そのような悩みで苦しむ方が増えてきます。

そこでこちらの記事では、そんなつらい悩みを解決するために、髪の毛が少なくなってしまう原因を御説明させていただき、その原因に合った対策方法をご紹介していきます。

この記事を読むことで…

  • 髪の毛が少ない原因がわかる
  • 自分に合った対処方法がわかる
  • 髪の毛の少なさに悩まなくなる

といったメリットがあるので、髪の少なさに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

髪の毛の量が少ない人には原因がある!男性と女性で共通のものとは?

髪の毛の量が少ないと言っても原因はたくさんあります。

男性と女性の共通したものや、それぞれで違う原因もあるのですが、まずは共通の原因についてご説明していきます。

その内容というのが…

  • 遺伝によるもの
  • 生活習慣の乱れによるもの
  • ストレスによるもの
  • 間違ったヘア・頭皮ケアによるもの

以上の内容でお伝えしていきますね。

あなた自身に当てはまるものがないかチェックしてみましょう。

原因その1:遺伝によるもの

生まれつき髪の毛の量が少なく、小学生や中学生の時から髪が少なく細い方がいます。

これは先天性のもので、両親や祖父・祖母からの遺伝によるものでしょう。

もともとは太く毛量も多かったのにある時を境に髪の毛が少なくなってしまったり、細くなってしまうのは遺伝により、薄毛を起こしてしまう原因があるからです。

その原因についてはのちほど詳しくご説明しますが、遺伝のせいで髪の毛がもともと少なかったり、少なくなってしまう可能性はとても多いそうです。

原因その2:生活習慣の乱れによるもの

髪の毛が少なくなってしまう理由として、生活習慣の乱れが影響する場合があります。

生活習慣といっても、食事・睡眠・運動などいろいろとありますが、これらが影響を及ぼして、頭皮の環境が悪くなって髪の毛の量が少なくなってしまう場合があるんです。

偏った食事をしていたり、ジャンクフードやコンビニ弁当をいつも食べている、いつも3~4時間くらいしか寝ていない、社会人になってからほとんど運動をしていない…。

このような生活をしていると血液の流れが悪くなってしまったり、自律神経やホルモンバランスが乱れて健康的な髪の毛を育てることができません。

最初は髪の毛が少なくなる程度で済むかもしれませんが、場合によっては進行して地肌が完全に見えてしまう可能性もあるので、気を付けなくてはいけません。

原因その3:ストレスによるもの

人は過度のストレスを感じると、血管が収縮して血液の流れが悪くなることによって髪の毛の成長に必要な栄養や酸素を十分に遅れなくなり、抜け毛を起こしたり髪の毛が少なく細い状態になってしまいます。

またストレスを感じるとホルモンバランスや自律神経にも影響を及ぼしてしまい、皮脂の分泌量が多くなることで毛穴を詰まらせてしまうことがあるんです。

毛穴が詰まってしまうと髪の毛もきちんと育つことができず、毛量が少なくなってしまったり細くなってしまう可能性があります。

原因その4:間違ったヘア・頭皮ケアによるもの

原因のひとつとして、間違ったヘア・頭皮ケアを行なっている場合があります。

頭皮や髪の毛の状態に合っていないシャンプーを使用していることで、頭皮が乾燥してしまったり、逆にベタついてしまうことが場合があるんです。

そのせいで皮脂が毛穴詰まりを起こしてしまい、そのせいで髪の毛が抜けてやすくなってしまったり細くなることで髪の毛が少なくなってしまいます。

またシャンプーの方法もただむやみにゴシゴシと洗っているだけではいけません。

間違ったシャンプー方法も肌を傷つけたりして、健康な髪のを育てるのに邪魔をしてしまったり、頭皮の水分や保湿成分まで洗い落としてしまい、結果として頭皮を乾燥させて皮脂の分泌量を増やしてしまうことで、毛穴を詰まらせて髪を少なくしてしまうことにつながります。

男性の髪の毛が少ない状態になる1番の原因

男性の髪の毛が少なくなる1番の原因というのが、先ほど簡単にお伝えした遺伝によるものが多いと言われています。

その遺伝による薄毛がAGA(男性型脱毛症)と呼ばれているもので、主に頭頂部や額の生え際を中心に髪の毛ガスくなっていく脱毛症なんです。

症状を引き起こしてしまう要因として、男性ホルモンのひとつである「テストステロン」が5αリダクターゼという酵素と結合することによって、「DHT(ジヒドロテストステロン)」という悪性の男性ホルモンになります。

このDHTは通常であれば3~6年ほどの成長周期で生え変わる髪の毛を早めてしまい、髪の毛がきちんと成長する前に抜け落散るようになってしまうんです。

3~6年だった成長周期が1年以内という短期間でしか成長できなくなってしまうため、髪が細くハリ・コシのない状態になってしまいます。

さらに髪の毛が生え変わる前にどんどんぬけおちてしまうので、結果として髪の毛が少なくなってしまうんです。

女性の髪の毛が少ない状態になる1番の原因

女性の髪の毛が薄くなってしまったと感じる最大の原因というのが、FAGA(女性男性型脱毛症)という脱毛症の一種で、別名「びまん性脱毛症」とも呼ばれています。

女性はもともと男性とは違い、女性ホルモンの分泌量が多いのですが、年齢を重ねるにつれて次第に分泌量が低下していきます。

またその他にもストレスや生活習慣の乱れといった要因で男性ホルモンの分泌量が増えてしまい、結果として髪の毛が細くなってしまう場合があるんです。

このようなホルモンバランスの乱れによって髪の毛の量が少なくなり、症状が出始めると「頭髪全体の毛量が少なくなる」といった特徴があります。

部分的に毛量が少なくなる男性とは違い、女性の場合は「全体的に少なくなる」ので、症状の進行に気付きにくいと言われています。

男性と女性で共通する少ない髪の毛の対策方法

髪の毛が少なくなる原因についてよくわかったところで、ここからは少なくなった髪を増やしていくための方法をご説明していきます。

こちらも共通の対策方法と男性・女性別の対策方法でそれぞれ分けてお伝えしていきますね。

普段の生活で行なっていることをちょっと意識するだけでもかなり効果があるので、ぜひ試してみてください。

共通対策その1:生活習慣の改善

まずは生活習慣の改善を見直すことで、毛量が少なくなってしまう原因を取り除くように心がけていきましょう。

先ほどもお伝えした通り、生活習慣といっても様々なものがあるので、一つずつ対策をして改善していかなくてはいけません。

そこでここでお伝えする生活習慣の改善内容というのが…

  • 食生活の改善
  • 睡眠の質を高める
  • 運動習慣の見直し

以上の内容を、それぞれわかりやすく分けてご説明していきますね。

生活習慣の改善その1:食生活の改善

先ほど原因の部分でお伝えした通り、普段の食生活が外食やコンビニ弁当などのジャンクフードを中心にしていたり、偏った食生活をしていると髪の毛に必要な栄養を摂ることができず、髪の毛の成長を促すことができません。

普段からきちんと3色食べるのはもちろんですが、食事の内容もしっかりと意識しながら食べることで髪の毛が成長しやすい環境を整えてあげる必要があります。

特に育毛・発毛に必要な栄養素として注目されているのが、「ビタミンB群」「ビタミンE」「ビオチン」「亜鉛」「たんぱく質」が良いと言われています。

それぞれわかりやすく表にしてまとめてみたので、参考にしてみて下さい。

主な食材 食事で摂るポイント 主な効果
ビタミンB2 レバー・ウナギ・納豆・チーズ・緑黄色野菜・卵など 熱に強く水分に溶け出しやすい性質があるので、焼いたりして食べるように心がける。
スープや煮込みで調理する場合は調理した煮汁ごと食べると効果的です。
過剰な皮脂分泌を抑制することで毛穴のつまりを防グことができる。
また細胞の代謝を促すことでヘアサイクルの正常化に効果がある
ビタミンB6 カツオ・マグロなどの回遊魚、レバー、豚肉、バナナなど 水溶性という特徴があるので焼いて調理をするか、煮物などにする場合は煮汁ごと食べると効果的です。 たんぱく質を吸収する手助けをしてくれる効果があり、血液や新しい細胞をつくったり皮膚の健康状態をキープしてくれます。
髪の毛の主成分であるケラチンの生成にも効果がある。
ビタミンE ウナギ、たらこ、かぼちゃ、アボカド、ナッツ類、植物性オイル(オリーブオイルやひまし油など) ビタミンEは脂溶性(油に溶け出しやすい)という特徴があります。
なので効率よく摂るためには、油と一緒に炒め物にしたりして食べると余すことなく摂ることができます。
健康的な血管をキープし、血液の流れをよくする稿があります。
その他にも抗酸化作用があるので、皮膚年齢の老化防止に効果が期待でき、頭皮の健康状態を保つことによって髪の毛の成長を促進してくれます。
ビオチン レバー、卵黄、アサリ、ししゃも、キノコ類、ナッツ類など 熱に対して強く、水分に溶け出しやすい特徴があります。
なので煮物や汁物で調理する場合は煮汁などと一緒に食べることで効率よく摂ることで着ます。
頭皮の健康状態をキープしたり、毛細血管の血流を良くする効果があります。
またケラチンを作るためのアミノ酸を代謝して髪の毛を作り出しやすい環境を整で、ヘアサイクルを正常化してくれます。
亜鉛 牡蠣、ウナギ、納豆、レバー、肉類など 熱に対して強く、水分に溶け出しやすい特徴があります。
なので煮物や汁物で調理する場合は煮汁などと一緒に食べることで効率よく摂ることで着ます。
頭皮の健康状態をキープしたり、毛細血管の血流を良くする効果があります。
またケラチンを作るためのアミノ酸を代謝して髪の毛を作り出しやすい環境を整で、ヘアサイクルを正常化してくれます。
たんぱく質 肉類、魚介類、卵、大豆製品、乳製品 たんぱく質は比較的いろいろな食材から摂ることができ安く、不足することはあまりありません。
ですが、一緒に脂質を多く摂ってしまうことが多いので、「ササミや大豆、卵」など、脂質をあまり含んでいないものを中心に食事を摂ると効果的です。
髪の毛の主成分であるケラチンは、たんぱく質から作られています。
その他にも、頭皮に栄養を送るために必要な血液や皮膚もたんぱく質から作られているので、良質なたんぱく質を摂ることで健康的な頭皮をつくり、髪の毛を増やすことができます。

生活習慣の改善その2:睡眠の質を高める

普段からついつい夜更かしをしてしまう方は特に意識しなくてはいけないものです。

睡眠時間が短く、常に寝不足状態が続いてしまうことによって髪の毛が少なくなってしまう可能性があることを先ほどお伝えしましたが、まずは十分な睡眠時間の確保をしましょう。

1日6~7.5時間の睡眠を取れるようにして、寝不足にならないように心がけなくてはいけません。

また22時から2時の時間帯はできる限り眠っているような状態にするとベストです。

なぜならその時間帯というのは、「睡眠のゴールデンタイム」と呼ばれており、「成長ホルモン」というホルモン物質が多く分泌されるからです。

睡眠中は成長ホルモンが分泌されているという話を聞いたことがあると思うのですが、それは成長期だけでなく、一生を通して分泌されます。

成長ホルモンには体の成長だけでなく肌や髪の毛の修復などの働きをしてくれるので、睡眠不足になると十分な成長ホルモンが分泌されず、頭皮環境の改善ができ亡くなってしまい、髪の毛が細くなりやすくなってしまうんです。

とは言っても仕事が忙しかったり、人付き合いで帰りが遅くなってしまうとどうしても睡眠時間が短くなってしまい、適性の睡眠時間を確保することができません。

そのようなときは熟睡できるような環境を整えてあげるといいですよ。

たとえば就寝する1時間前にはスマホやPC、テレビなどを見ないようにします。

これはスクリーンから発せられる光には、脳を刺激してしまい、自律神経のひとつである「交感神経」が優位になって寝つきが悪くなってしまったり、ホルモンバランスが乱れてしまうリスクがあるからです。

その他にも枕の高さを自分好みに調整してみたり、パジャマの着心地が自分に合うものに変更してみるのも一つの手段です。

なるべく良質な睡眠がとれるように心がけることで、自律神経・ホルモンバランスの乱れを防ぐことができ、髪の毛が少なくなってしまうことを対策することができます。

生活習慣の改善その3:運動習慣の見直し

学生時代は運動部に所属していたけれど、社会人になってからは忙しくて体を動かす機会がめっきり減っているのではないでしょうか?

これは大半の方が言えるのですが、実は運動をすることによって血液の流れを促進したり、体内の毒素を排出することができるので、育毛・発毛に必要な栄養を頭皮に送り届けやすい環境をつくることができるんです。

運動といっても激しい運動ではなく、どちらかというと自分のペースでできる有酸素運動がおすすめです。

激しい運動というのは交感神経を刺激しやすく、その影響で男性ホルモンを分泌させやすくしてしまい、逆に髪の毛が抜けやすい環境を作ってしまいます。

ですが有酸素運動は副交感神経を優位にしてくれる働きがあるので、男性ホルモンによる影響を少なくしてくれます。

自分のペースで運動をすることで副交感神経が優位に働き、気分をリラックスさせることもでき、体の疲れをとって血液の流れが良くなって頭皮に栄養を届けやすくしてくれるんです。

また男性の場合、AGAの原因となるDHTが汗に混じって体外に排出されるので運動をすることで薄毛予防にも効果が来たできます。

共通対策その2:ストレスの発散

過剰なストレスは血液の流れが悪くなってしまったり、皮脂の分泌量が増えてしまい髪の毛が少なくなってしまう原因になります。

ストレスによる抜け毛というのは一時的なものだと言われていますが、慢性化するとなかなか症状が改善されない場合もあるため、きちんとケアをしていかないといけません。

そのためには定期的にストレスを発散させる必要があるのですが、その方法というのは人それぞれで、一般的なもので言えば…

  • 寝不足解消
  • 運動不足の改善
  • 半身浴をする
  • 趣味の時間を作ってみる

といったものがあります。

ですが、すべてがストレスに効果があるかというと、私はそうは思いません。

なぜかというと、人によってはそれが負担に感じてしまい、逆にストレスになってしまうからです。

たとえばストレス発散に効果的だからといって、運動を始めてみたとしても、もともと運動する習慣がなく急に始めようとすると抵抗感が生まれてしまいますよね。

無理になれないことをすることによって逆に負担となってしまうなら、無理にやろうとするのではなく、自分の好きなことに時間を費やしてみるといいですよ。

なので先ほどの例で言えば、趣味の時間などはいいかもしれませんね。私の場合は温泉やスーパー銭湯が好きなので、イライラするようなときに足を運んだりするのですが、もしあなたにも好きなことや趣味があれば、時間を忘れて没頭してみるのも効果的でしょう。

共通対策その3:頭皮マッサージを取り入れる

髪の毛や頭皮に不安を感じている方なら一度はやってみたことがあるのではないでしょうか。

とは言ってもむやみにマッサージをしてもあまり効果がないばかりか、間違った方法で行なうと髪の毛が抜けやすくなってしまうこともあるので注意が必要です。

正しい方法でマッサージを行なうことができれば毛穴に詰まっている皮脂汚れを浮かし、頭皮環境を整えることができます。

またツボをしっかりと押すことができれば血液の流れをよくすることができ、食事などで摂った栄養を頭皮の血管に送り届けることができます。

具体的なマッサージ方法に関しては、別の記事で詳しくご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。

共通対策その4:正しいヘア・頭皮ケアをする

先ほどもお伝えした通り、間違ったヘア・頭皮ケアをしていては頭皮環境が悪化してしまい、健康的な髪の毛を育てることができず、毛髪は抜け落ちてしまいます。

そのため、頭皮環境に合ったケアをしていかなくてはいけません。

たとえばシャンプーを頭皮に優しい育毛シャンプーにしてみるというのも一つの方法です。

育毛シャンプーといっても色んなものがありますが、洗浄力が適度にあって頭皮環境を整えるアミノ酸系界面活性剤を使用したものや、髪の毛や頭皮に負担が少ないオーガニック系のものがあります。

その他にも有効成分にきちんとした実証されているものなど、本当に効果があるものを選ぶことが必要です。

また、どんなに良いシャンプーを使っても洗い方が雑になってしまっては意味がありません。

頭皮や髪の毛に負担をかけないように、マッサージするような感覚で優しく洗ってあげるようにすることで、シャンプーの効果を最大限に活かすことができます。

具体的なシャンプーの選び方や洗い方については別の記事で詳しくご説明しているので、そちらも併せてご覧ください。

あとはシャンプー後に髪の毛を乾かさず、そのまま放置しているという方も中に入るのではないでしょうか?

濡れたまま放置していると頭皮に雑菌が増えてしまい、かゆみの原因になったり、雑菌から頭皮を守ろうとして皮脂が多く分泌されてしまう可能性があります。

せっかくきれいに洗った髪の毛や頭皮がベタついて、毛穴を詰まらせてしまっては意味がないので、お風呂上りはドライヤーを使ってすぐに髪の毛を乾かしましょう。

髪の量が少ないと感じる男性がやるべき対策方法

男女共通の対策方法についてよくわかったところで、ここからは男性が取り入れるべき対策方法をお伝えしていきます。

主にAGAについての対策方法をご説明していくことになるのですが、きちんと頭皮のケアをしていくことで症状の進行を押さえたり、少なくなった毛量を増やすことができるかもしれません。

症状の段階に応じておすすめの対策方法をご紹介していくので、ぜひ参考にしてみて下さい。

AGAの進行具合を確認するための記事があるので、自分の症状がどの程度のものなのか、気になる方は確認してみましょう。

薄毛(AGA)の第一段階でやるべき対策方法は育毛剤を使ってみよう!

薄毛の症状がまだ軽い第一段階での対策方法としておすすめなのが「育毛剤」を使用した頭皮ケアです。

育毛剤には髪の毛の育毛・発毛効果や抜け毛を防ぐ役割があり、副作用などのリスクが少ないのが特徴です。

症状として「額の生え際が薄い・後退してきた」「頭頂部がうすくなってきた」「髪の毛が少なくなってきたリ、抜け毛が増えてきた」というような症状があれば育毛剤をが効果的でしょう。

主に現状をキープしたり、抜け毛などを予防したい方におすすめのアイテムで、毎日使用することで症状の進行を抑えることができます。

育毛剤の選び方やおすすめの商品に関しては、別の記事でご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。

薄毛(AGA)の第二段階でやるべき対策方法は発毛剤を使ってみよう!

第一段階よりも症状が進行して、髪の毛の少なさがはっきりとわかるような状態であれば、発毛剤の使用をおすすめします。

たとえば「生え際が明らかにM字になっている」「つむじ周辺の髪の毛が薄くなって地肌がはっきり問わかる」というような状態であればこの第二段階になります。

育毛剤と発毛剤の違いは医薬部外品か医薬品というもので、育毛剤は「医薬部外品」で発毛剤は「医薬品」という扱いになっています。

医薬品は効果が高い代わりに、それに応じた「副作用」というものがあり、発毛剤の場合は「ミノキシジル」という発毛効果が日本皮膚学会でも認められている成分を配合しているので、「夜の活力がパワーダウン」してしまう可能性があるんです。

ミノキシジルの効果や副作用についてはこちらの記事でご紹介しているので参考にしてみて下さい。

もし使用する場合はある程度のリスクがあることをしっかり踏まえ、用法や用量をしっかり守ツ必要があります。

また外用薬の発毛剤ではなく、内服薬の発毛薬というものもあって、個人で手に入れるのは難しいのですが、薄毛専門のクリニックなどで処方してもらうことができます。

ただ外用薬の発毛剤と同じように、副作用などのリスクはあるので気をつける必要があるのと、基本的には保険適用ができないので費用がかなり高額になるので注意が必要です。

薄毛(AGA)の第三段階でやるべき対策方法はクリニックでの本格的な治療を!

この段階になってしまうと生え際や頭頂部の薄毛部分がつながってしまったり、地肌が完全に見えてしまうような状態です。

最終的には完全にハゲと言われてしまうような状態なので、先ほどご紹介した発毛剤や発毛薬の効果もあまり期待できません。

発毛剤や発毛薬というのは、残った発毛組織を活性化させて髪の毛を新たに育てるものなのですが、第三段階になるとその発毛組織も働かなくなってしまうので、意味がないんです。

なので、本格的な治療をするためにも薄毛専門クリニックで「植毛」をして、発毛組織と髪の毛を一緒に移植しなくてはいけなくなってしまいます。

これにはとてつもなく高い費用がかかり、クリニックによって多少の差はありますが、1,000本移植するのに100万円くらいの費用がかかります。

しかもそのあとも定期的にクリニックへ通い、状態をキープするための治療薬を処方してもらうなど、かなりリスクが高くなってしまうので、この段階になってしまう前に対策をするようにしましょう。

もし、すでにこの段階になってしまっているのであれば、一度クリニックで無料カウンセリングをしてもらって、実際の費用としてどれくらい必要なのか、どのような治療をしていくのかを相談してみるのも良いでしょう。

別の記事で、私がおすすめしている薄毛専門クリニックを紹介しているものがあるので、参考にしてみて下さい。

髪の量が少ないと感じる女性がやるべき対策方法

女性の髪の毛が少なく、どうにかして改善したい場合に関しては、主にホルモンバランスを整えることに注力するようにしましょう。

先ほどご説明したFAGAは主にホルモンバランスが乱れたことによって、男性ホルモンの分泌量が増えたか女性ホルモンの分泌量が低下してしまっていることが多いんです。

そのため生活習慣を改善したり、ストレスの発散を行なうなど、共通の対策をしっかりと取り入れ、そのうえで「女性専用の育毛剤」を使ってみることをおすすめします。

特に女性は育児による寝不足や妊娠中・産後のホルモンバランスが乱れてしまいがちです。

そんな女性のための育毛剤が「ベルタ育毛剤」というもので、育毛効果のある有効成分が「ナノ化」されているので毛穴から浸透しやすいという特徴があります。

妊婦の方や産後の女性でも使えるように、天然成分由来のものを使用していて、育毛や頭皮のケアに効果がある成分を56種類も配合しているので、かなり効果が高く2016年・2017年のモンドセレクションで金賞を受賞しているんですよ。

アレルギーテストなどもしっかり行なったうえで販売をしているので、肌の弱い方でも安心して使うことができるのも特徴です。

緊急対策!毛量が少なくても気にならない髪型とは?

どんなに頑張って対策をしても、すぐに髪の毛が増えるわけではありません。

健康的な髪の毛が映えてきて、十分な長さになるまでにはある程度の時間が必要なため、それまではなんとかしてごまかさなくてはいけないですよね。

そこでここからは主に男性向けの内容になってしまうのですが、髪の量が少なくても気にならないヘアスタイルをいくつかご紹介していきます。

もっと詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

髪の量が少ない男性におすすめの髪型その1:ツーブロック

サイドや襟足を短く刈り上げて、上の髪の毛をかぶせたヘアスタイルです。

刈り上げ部分に視線が集まる髪型なので、生え際や頭頂部の髪の毛が少なくてもある程度ごまかすことができます。

最近の男性だとよく見かけるヘアスタイルなので、比較的取り入れやすい髪型なのではないかと思います。

ポイントとしては前髪を短めにしたり、前髪をあえて上げることで髪の毛が少ないのを隠すことができるので挑戦してみるといいかもしれません。

髪の量が少ない男性におすすめの髪型その2:オシャレ坊主

髪の毛が少ないと感じるのであれば、潔く思いっきり短くしてしまうのも効果的です。

全体的に短くすることで、地肌がはっきりと見えるようになるので多少薄いところがあってもバレにくくなります。

普通に坊主にする方法もあるのですが、やはりおしゃれにはこだわってほしいのでデザイン性のある坊主に挑戦してみるのもいいですね。

またオシャレ坊主くらい短い髪の毛になると、ヘアケアやスカルプケアも簡単にできるようになるのでおすすめです。

髪の量が少ない男性におすすめの髪型その3:ショートレイヤー

定番の髪型ですが、レイヤー(段差)をつけることによって、自然なボリュームを出しやすくしてくれるようになり、毛量の少なさを全体的にカバーすることができます。

前髪はなるべく短くカットするようにして、できれば眉上くらいの長さにすると、生え際の少なさをカバーできるでしょう。

トップの髪の毛もふんわりと立ち上げるようにしてあげることで、ある程度、毛量の少なさを隠すことができ、薄毛をカバーできるので試してみる価値はあります。

まとめ

髪の毛が少ない方に向けて、男性・女性に分けた原因や対策方法をご紹介させていただきました。

共通する部分はありますが根本的な部分に違いがあったりするので、別々で分けた部分に関しては男性と女性で違う対策方法を取らないようにしましょう。

髪の毛が少ないとどうしてもボリュームが出せず、上手くスタイリングができなかったり、地肌が見えてしまったりと、いいことは何もありません。

それにどうしてもネガティブな気持ちになってしまったりもします。

ですがあなたの髪や頭皮の状態をしっかり把握することで、どのように対処していくべきかが見えてきたはずです。

よく間違った対処をしてしまう方もいて、抜け毛や薄毛が進行してしまう場合もありますが、こちらの記事でご説明した対策方法をきちんと実践すれば改善していくことはできます。

髪の毛は性別に関係なく、とても大事なものだと思うので今の自分としっかりと向き合ってケアをしていきましょう。

 

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