鼻にできた毛穴の黒ずみの原因とは？開いた毛穴を引き締める5つの方法

鼻にできたブツブツの黒ずみ…人に見られてしまうのが恥ずかしいですよね。

人は生きていく上で他人との関りが欠かせないため、1日に何人もの人たちと会って会話をします。

そんな時に黒ずみがあると人前に出るのが嫌になってしまい、コンプレックスになってしまう方もいるのではないでしょうか。

頑張ってケアをしているのになかなか改善しないし、一瞬良くはなってもゆうがたとかになると元通り…。

万年いちご鼻ということだってあります。

女性の場合だと化粧をすることである程度隠すこともできますが、男性の場合だとそうはいきません。

本当に厄介な肌の悩みですよね。

実はこの記事の筆者である私も長年毛穴の黒ずみに悩まされ、様々なスキンケアを試してきました。

ですが、どれも効果がなく断念…。

そこである時に黒ずみの原因を見直すことで、自分の毛穴の黒ずみがどういった理由で起きてしまっているのかを発見し、改善することができたんです。

なのでこちらの記事では、毛穴の黒ずみを引き起こす原因について詳しくお伝えさせていただきます。

この記事を読むことによって…

• 毛穴の黒ずみを引き起こす原因がわかり、正しいケアがわかる
• やってはいけない毛穴ケアの方法がわかる
• 気になる黒ずみが改善してキレイで清潔感のある肌を手に入れることができる
• 自分の肌に自身が持てるようになる

といったメリットがあるので、ぜひ参考にしてみて下さい。

毛穴の黒ずみができる原因ってなに？

見た目の印象を悪くしてしまう毛穴の黒ずみを引き起こしてしまう原因にはいくつの理由があります。

皮脂の分泌量が人よりも多かったり、紫外線や詰まりを取り除こうとして押し出してしまうなどの強行策を行なうなど…。

それらを合わせると、黒ずみには5つのタイプがあるんです。

そのタイプというのが…

といったものがあるのですが、それぞれ黒ずみのでき方に違いがあります。

この黒ずみのタイプ別に分けて、それぞれ原因をご説明していきますね。

原因その1：汚れ詰まりタイプ

鼻の黒ずみを自分の指で触ってみたときにざらざらしたような質感がある場合は、古い角質が毛穴に詰まったことによって起きた黒済みです。

いわゆる角栓というものですね。

皮脂汚れや汗、落としきれなかった化粧などによる汚れと混じってしまうことでできたもので、この角栓は毛穴に詰まり時間が経つにつれて空気によって酸化してしまいます。

酸化した角栓が黒ずみとなってしまって鼻の黒ずみになってしまうんです。

これは乾燥などによって肌の調子が悪くなってしまったりすると、詰まりのもとになる古い角質が肌に残りやすくなってしまうために起こるものです。

原因その2：毛穴の広がりタイプ

名前の通り毛穴が広がってしまい、毛穴の形状が変化したことによって黒ずみを起こしてしまうタイプです。

これは乾燥や加齢によって肌の水分量が低下してしまい、皮膚がたるんでしまったりすることが原因だと言われています。

乾燥の場合に関しては水分量が低下することによって肌のキメが全体的に粗くなってしまい、毛穴の形状が不規則になってしまうんです。

加齢によって毛穴が広がってしまう黒住に関しては、皮膚の角質層にある真皮という部分にあるコラーゲンなどの保湿成分量が低下してしまったり、形状が変化してしまうことによって肌表面に凹凸ができるようになります。

またヒアルロン酸などの成分がふそくすることによって、肌の弾力や厚みが低下してしまい、肌表面を支える力が弱くなってしまうことも原因になります。

そのせいで毛穴の形が変形してしまい、影ができることで毛穴が黒く見えてしまうんです。

原因その3：オイリー肌タイプ

もともと皮脂の分泌量が多く、肌がベタついたりテカったりしやすい方に起きやすいと言われています。

皮脂の分泌量が多いことによって毛穴詰まりを起こしやすい状況になってしまい、詰まった汚れが時間の経過と共に空気に触れ、酸化することで毛穴を黒く見せてしまうんです。

皮脂の分泌量が多い原因としては、ジャンクフードや高カロリーの食事をしていることや糖質を多く摂っていることが挙げられます。

その他にも睡眠不足なども原因のひとつとして考えられるのですが、人によってはもともと皮脂を分泌する「皮脂腺」が多いこともあるんです。

原因その4：メラニンタイプ

肌には紫外線など外部からの刺激を受けると肌を守ろうとして「メラニン色素」を作り出し、肌に沈着させます。

この黒ずみは肌のターンオーバーと共に改善することが多いのですが、代謝が悪くなってきたリ、間違えたケアを続けることによって症状がなかなか改善しなくなってしまうんです。

その他にも毛穴の黒ずみを無理やり押し出そうとすると、毛穴に強い刺激が加わってしまい、その刺激から肌を守ろうとしてメラニン色素が沈着してしまうこともあります。

原因その5：産毛タイプ

鏡などで毛穴をよく見てみると、毛穴から産毛が生えていることがあるのですが、その毛が黒ずみの原因となることもあります。

産毛なので1本1本ではあまり目立つことはありませんが、一つの毛穴から毛が複数本生えていたり、産毛が密集することで黒ずんで見えるようになることがあるんです。

ちなみにですが、この産毛タイプの黒ずみはオイリー肌タイプの方に多く見られる傾向があります。

原因その6：クレータータイプ

毛穴詰まりを無理やり取り出そうとして肌を傷つけてしまったり、ニキビをつぶしてしまったり炎症によって肌が傷ついたことでクレーター状の跡ができたしまったケースです。

クレーターのくぼみが影になってしまい、その部分が黒く見えることによって黒ずんで見えてしまいます。

このタイプの黒ずみは非常に厄介で、ケアが難しいのが特徴です。

皮膚組織自体が損傷しているため、回復するには大変な時間がかかってしまう特徴があります。

原因その7：たるみ毛穴タイプ

これは年齢によって起きる毛穴の黒ずみで、若い時は特に毛穴で悩むことがなかった方が、年齢を重ねることによって毛穴が目立つようになってきた場合はこのタイプに当てはまります。

この黒ずみは肌の老化現象によって、徐々に目立つような状態になるもので、特に頬の毛穴が縦に広がっているのが特徴です。

また顔の皮膚を上に引っ張ってあげることによって毛穴が目立たなくなるという特徴もあります。

厄介な毛穴の黒ずみをキレイに除去するためには？

上記では毛穴の黒ずみのタイプ別に原因をお伝えしてきましたが、ここからはタイプ別のケア方法をご紹介していきます。

どれもすぐに実践することができるようなものばかりなので、ぜひ試してみて下さいね。

除去方法その1：汚れ詰まりタイプの場合

角質などの汚れが毛穴に詰まってしまうことで起きる黒すみの場合、基本的にはスキンケアで対処するのがベストです。

普段何気なくやっているお手入れも意識して行なうことで、キレイな肌にすることができるようになります。

まずは洗顔に関してですが、正しい洗顔方法と洗浄力の強すぎない洗顔料を使用することが大切です。

だた不通にゴシゴシ顔を洗うだけでは、肌に負担がかかってしまうだけでなく、皮膚の水分や保湿成分まで洗い落としてしまい、皮脂も必要以上に落としてしまうことにつながります。

そのため洗顔をするときは十分に泡立てた洗顔料を使って洗い、顔を洗う時もゴシゴシするのではなく泡で肌を洗うようなイメージで汚れを落としていきましょう。

そして顔をすすぐときはぬるま湯やちょっと冷たいくらいの水で顔をすすぐようにします。

また洗顔料に関しては、先ほどもお伝えした通り、洗浄力が強すぎないものがベストです。

毛穴に汚れが詰まっているんだから洗浄力が強い方がいいのではないかと思ってしまいがちですが、その逆で先ほどもお伝えした通り、乾燥がひどくなることによって詰まりの原因となる古い角質が出やすくなってしまいます。

汚れを落としているつもりが、逆に詰まりの原因を作り出してしまう可能性があるので、程よく洗浄力があって、一緒に保湿成分が配合されているものが効果的でしょう。

別の記事で詳しい洗顔方法と洗顔料についてご説明している生地があるので、そちらも併せてご覧ください。

毛穴の黒ずみに効果のある洗顔方法と洗顔料についてはこちら

除去方法その2：毛穴の広がりタイプの場合

毛穴が広がっていることによって黒ずんでしまっている場合に関しては、しっかりと保湿をしてあげることが大切です。

加齢やスキンケア不足によって肌の水分量が低下してしまい、肌表面に凹凸ができてしまうことで黒ずみができてしまっているので、高保湿成分が配合されている化粧水やオールインワンを使用して、潤いを与えてあげる必要があります。

具体的な成分というのが…

以上のような成分が配合されているスキンケアアイテムを使うことで、肌の潤いをキープすることができます。

特に30代前後の方は加齢による肌代謝の低下や水分量の低下によって、毛穴の黒ずみが起きやすくなってしまうので意識的に取り組むと良いでしょう。

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除去方法その3：オイリー肌タイプの場合

オイリー肌タイプによる黒ずみが原因の場合は、普段の洗顔や保湿がとても大切になります。

このオイリー肌に関しては2つのタイプに分類されていて、インナードライによるものと、遺伝や生活習慣などによるオイリー肌があるんです。

インナードライのオイリー肌というのは、肌の表面部分がベタついているのにも関わらず、洗顔後などにカサついたりつっぱるような感じがある肌質になります。

逆に遺伝や生活習慣などによるオイリー肌は、洗顔後でもカサついたりつっぱるようなことはありません。

どちらも洗顔や保湿は大切なのですが、インナードライタイプのオイリー肌は、洗顔料・化粧水などの選び方が少し変わってきます。

洗浄力が強い洗顔料では乾燥が悪化してしまう可能性があるため、できる限りマイルドな洗顔料を選ぶことがいいでしょう。

保湿に関しても、高い保湿力のある成分が配合されているものがベストですね。

また、遺伝や生活習慣などによって肌がベタつきを起こしている状態なのであれば、皮脂の分泌量をコントロールするための成分が配合されているものが効果的です。

具体的には「ビタミンC誘導体」などの成分があります。

理想を言えば生活習慣を見直してみるのも効果的なのですが、仕事が忙しくなかなかできないという方もいるはずです。

その場合に関してはやはりスキンケアを上手く取り入れて改善していくのが好ましいでしょう。

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除去方法その4：メラニンタイプの場合

メラニンタイプの毛穴の黒ずみに関しては、とにかく肌への刺激を軽くしてあげることが大切です。

そのため洗顔をするときはなるべくゴシゴシ洗うようなことはせず、しっかりと泡立てた洗顔料で、優しく洗ってあげるようにしなくてはいけませんし、洗顔料も洗浄力が強すぎないものを選ぶ必要があります。

また肌に刺激となるアルコールや合成香料、防腐剤などの添加物が配合されていないものがいいでしょう。

その他には紫外線対策もしっかりとしてあげるようにしなくてはいけません。

なんとなくお気づきかもしれませんが、日焼け止めを使ってケアをするのですが、多くの方が日差しの強い夏だけケアをして、それ以外の季節は何もしないという方がほとんどです。

紫外線というのは年間通して降り注いでいるものなので、夏以外の季節でも安心はできません。

特に男性の場合だとベタベタして気持ち悪いからという理由で、夏でも紫外線ケアをしない方がいます。

全く紫外線ケアをしないというのは肌コンディションを大きく乱す原因となってしまいます。なので、何かしらの対策は講じるようにしましょう。

最近では飲むサプリタイプの日焼け止めもあるので、そういったものを使ってみるのも効果的です。

別記事で飲む日焼け止めのおすすめランキングを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

あとは「美白効果」のあるスキンケアアイテムを使ってみるのも効果です。

化粧水やオールインワンなどに配合されている美白成分には、肌のターンオーバーを促進して黒ずみを改善してくれる働きがあったり、メラニン色素を分解してくれる効果が期待できます。

具体的な成分として…

以上のような成分が配合されているものを使ってみると気になる黒ずみの改善が早くなるでしょう。

除去方法その5：産毛タイプの場合

産毛によって黒ずみができてしまっている場合に関しては、手っ取り早く産毛を全部剃ってしまうのがベストです。

「毛を剃ると濃くなるんじゃ…」と不安に感じてしまう方もいるかもしれませんが、それは毛を剃ることによって、剃った毛の断面が大きくなることでそう見えているだけです。

つまり実際には太くなっているわけではありません。

除毛クリームといった方法もあるのですが、基本的には顔への使用が認められていないので、もし使用すなら自己責任で行なうようにしましょう。

また産毛を剃るときにはカミソリを使用して行なうか、安全面を気にするのであれば男性用の髭剃りを使ってみるといいです。

除去方法その6：クレータータイプの場合

クレータータイプの毛穴の黒ずみに関しては、先ほどもお伝えしましたが自己流でのケアが非常に難しく、厚みが増してしまった角質のケアをしてあげる必要があります。

とは言ってもセルフケアでできる分にも限界があり、わずかに跡が薄くなるくらいが限度です。

本格的に治療をするのであれば美容皮膚科などを受診して、適切な治療を進めなくてはいけません。

除去方法その7：たるみ毛穴タイプの場合

たるみ毛穴タイプの場合は、肌のたるみと毛穴対策を一緒に行う必要があります。

わかりやすく言うと、エイジングケアと毛穴の引き締めを行なう必要があるということですね。

たるみが原因なのであればエイジングケアをすればいいのではないかと思ってしまいますが、どんなにケアをしても人は年齢を重ねる生き物です。

そのためエイジングケアを続けてもある程度のたるみはどうしても起きてしまいます。

なので同時に毛穴の引き締めケアを取り入れて、相乗効果で毛穴がたるんでしまわないようにしてあげることが大切です。

毛穴の黒ずみになる！やってはいけないNG習慣

自分の毛穴の黒ずみに合ったケア方法についてご説明してきましたが、ここではやってしまいがちな黒ずみのお手入れ方法をご紹介していきますね。

ここでお伝えする内容は、良かれと思ってやっていることが逆に黒ずみをつくってしまう原因になってしまったり、悪化させてしまうことにもつながります。

せっかく正しいお手入れ方法が分かったのに、逆効果になってしまうことをわざわざのはもったいない…。

そんなやってはいけない習慣についてピックアップしてみたので、もし当てはまるものがあればすぐに中止しましょう。

NG習慣その1：毛穴パックを頻繁に使う

毛穴に詰まった角栓をごっそり取り除くことができて気持ちいいですよね。

けれどいくら気持ちがいいからと言って、頻繁に使用していては毛穴自体を広げてしまい、余計に黒ずみができやすい環境を作ってしまうことになるので個人的にはあまりおすすめできません。

開いた毛穴を閉じるのは難しく、すぐに改善が難しくなってしまうだけでなく、一緒に肌表面を傷つけてしまいメラニン色素が沈着しやすくもなります。

そういった意味でかなりリスクが高くなり、複数のタイプの黒ずみができてしまうので、できれば避けるようにしましょう。

汚れを落とすのであれば、洗顔料を使ってしっかりと洗い落としてあげた方が効果的です。

もしどうしても毛穴パックを行なう場合

あまりおすすめはしませんが、どうしても毛穴パックを使う場合に関してはこれからお伝えする正しい方法で、ケアをするようにしましょう。

そうすることで肌や毛穴への負担を最小限にすることができます。

以上のポイントをしっかりと守って、毛穴トラブルが起きないように気を付けて行なうようにしましょう。

NG習慣その2：毛穴詰まりを理矢理押し出す

これも意外とやってしまいがちなことですが、毛穴パックと同様で毛穴を広げてしまったり、強い刺激が加わることによってメラニン色素がつくられて沈着しやすくなってしまいます。

コメドプッシャーという道具を使って押し出してあげる方法もあるのですが、これも毛穴が開いてしまうリスクが高くなってしまうため、あまりおすすめできません。

もしどうしてもという場合は、角栓を押し出したあとに「肌を引き締める働きがある化粧水」を使って、しっかりとケアをしてあげましょう。

引き締め効果のある成分というのが…

• クエン酸
• レチノイン酸
• ハマメリスエキス

といったものがあります。

収れん化粧水という名称で販売しているものもあるので、こういったスキンケアアイテムを上手く活用するといいかもしれません。

NG習慣その3：ゴシゴシと洗顔をする

これも意外と多くの方がやってしまいがちな習慣かもしれませんね。

毛穴の汚れをしっかり取ろうとして、ついつい力を入れて洗顔をしてしまうことってありませんか？

実はこの方法では汚れをしっかりと落とすことができません。

逆に強い刺激を肌に与えることによって、メラニンがつくられてしまい、色素沈着を起こしてしまう可能性があるので気を付けなくてはいけません。

おすすめなのは、洗顔料に肌への刺激が弱いフルーツ酸を使った、ピーリング効果のあるものを使ってみたり、天然クレイ成分によって詰まった汚れを浮かして取り除くことができるものがおすすめです。

強引な力技で黒ずみをケアしようとすると、どうしても別のリスクが生まれてしまう可能性があるため、できるだけ優しくケアをしていくように心がけましょう。

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まとめ

こちらでは毛穴の黒ずみケアについてご紹介させていただきました。

どの黒ずみタイプも、基本は洗顔や保湿がとても大切な要素になることがわかりましたね。

無理やり取り除こうとしたりすれば、そのリスクを背負ってしまう可能性があるので気を付けなくてはいけません。

キレイで清潔感のある肌を手に入れるためには、それなりの努力が必要不可欠…ちょっと面倒かもしれませんが、継続してケアを続けることで理想のモテ肌を手に入れることができます。

毛穴の黒ずみはどうしても気になりますし、すぐにでもどうにかしたものです。

ですが焦りは禁物！毎日のスキンケアをしっかりと行なって、あなたも自信の持てる肌を手に入れましょう。