大人になってできるニキビって仕事でも良い印象を与えにくいし、女性から見ても『清潔感がない』って思われていそうでいいことなんてないですよね?
私も以前はニキビのせいで変なあだ名をつけられたりしたものです…。
好きでニキビ顔になったわけじゃないのにひどい扱いでした…。
あなたも同じようにニキビのせいで苦汁を舐めたことがあるのではないかと思います。
そこでこちらの記事では、そんなニキビに悩むメンズに向けてニキビができる原因とその対策方法をご紹介していきます。
対策方法については私が実際にトライしたものなので、効果は実証済みです!
この記事を読むことによってあなたもニキビとサヨナラすることで、快適な生活を送れるようになるのでぜひご参考ください!
大人になってもニキビができる9つの原因
大人になってもニキビができるのには理由があります。
ニキビができてしまう理由をしっかり理解することで対策も取りやすくなり、治った後も予防しやすくなるのできちんと抑えておきましょう。
ニキビの原因その1:睡眠不足による自律神経の乱れ
仕事などで睡眠不足が続いたりすると自律神経が乱れ、その結果、体内の老廃物が溜まってしまったり肌のターンオーバー周期が乱れるなど、肌を弱めてしまう原因となります。
この状態が続いてしまうと肌の生まれ変わりのサイクルが上手くいかず、古い角質が残ってしまい皮膚が硬く、分厚くなってしまい皮脂が溜まりやすくなるのです。
肌の調子を整えるには睡眠を取ることが必須条件です。
また、肌も体の一部なので体調管理と同様のものと考える必要があります。
ニキビの原因その2:ストレスによるホルモンバランスの乱れ
現在の世の中でストレスは切っても切れないものになってしまっていますが、ストレスもニキビの原因となってしまいます。
ストレスになることが慢性的に続くことでホルモンバランスが乱れてしまったり、急激な強いストレスが加わると人の身体はそのストレスを和らげようとホルモンを分泌します。
その時に一緒に男性ホルモンを分泌するのですが、男性ホルモンには皮脂を分泌する効果があるため、過剰に皮脂がでてしまうことでニキビを引き起こす場合があるのです。
ニキビの原因その3:もともと皮脂の分泌量が多い
男性はもともと女性に比べて男性ホルモンの分泌量が多いため皮脂が多く出ます。
男性ホルモンには皮脂の分泌量をコントロールする働きがあるのですが、性別の問題で男性の方が皮脂の量が多くなってしまいがちです。
個人差はあるのですが、普段から肌がベタついたりテカりやすいという場合は注意が必要です。
皮脂の分泌量は女性の2~3倍にもなってしまうと言われていて、この皮脂に含まれている「中性脂肪」がニキビの原因菌となるアクネ菌の栄養源になってしまい、毛穴の中で繁殖してしまいます。
繁殖したアクネ菌を撃退しようと身体が応戦することによって、毛穴の中で炎症を起こし、赤く腫れあがってしまったりします。
ニキビの原因その4:偏った食生活
脂質の多く含まれた食事ばかりしていませんか?
食生活の欧米化によって肉を食べる機会が多くなっていますが、脂質の摂りすぎは皮脂を過剰に分泌してしまう原因となります。
また、炭水化物の摂りすぎにも注意が必要です。
実は炭水化物を摂りすぎると血糖値が上昇して膵臓からインシュリンというホルモンが分泌されるのですが、その時に男性ホルモンを刺激して活動を活発にする作用があるので皮脂の分泌を促進してしまいます。
そのため、ご飯のドカ食いなどには注意しましょう。
ニキビの原因その5:帰宅後に入浴せず、洗顔しないまま寝てしまう
これは私もよくやってしまいました…。
朝入ればいいかと思い、そのまま寝てしまうことで顔の汚れや皮脂が残ったままの状態となり、それらが酸化したり常在菌が繁殖してしまうことでニキビができやすくなるのです。
仕事で疲れていたりするのはとても分かりますが、きちんと顔と体をキレイにしてから就寝しましょう。
ニキビの原因その6:お風呂はシャワーで済ませてしまいがち
これも意外に多いのではないでしょうか?
『早く寝たい!』
『時間がない!』
そんなときに手っ取り早くシャワーだけで済ませてしまい、湯船に浸かる習慣がない場合もニキビができやすいのです。
湯船にゆっくり浸かることで身体中の血液の流れや代謝がよくなります。
逆にシャワーだけで済ませてしまうと代謝が悪くなりがちなので、肌のターンオーバー周期が乱れて古い角質が溜まってしまいます。
古い角質というのはニキビを引き起こす原因になるので、なるべくシャワーだけで済まさないように心がけましょう。
ニキビの原因その7:スキンケアがおろそかになって肌が乾燥している
女性に比べて男性はスキンケアに時間をかける人はなかなかいません。
ですが洗顔をした後にそのまま放置というのは絶対にNGです!
洗顔後は肌を守るものが一切ない無防備な状態です。
その状態のまま放置してしまうと肌が皮膚を守るために皮脂を過剰分泌させてしまいます。
その結果、アクネ菌の栄養となる皮脂が大量にあることで繁殖してしまい、ニキビができてしまうんです。
ニキビの原因その8:洗顔・スキンケアが間違っている
しっかりと洗顔をしてそのあとにスキンケアもきちんとしていても、その方法が間違えていると逆効果になることがあります。
洗顔の際に必要以上にゴシゴシとしっかり洗ってしまうことで、肌の保護に必要な皮脂まで取ってしまい、乾燥の原因になったり皮脂の過剰分泌の原因になります。
またスキンケアも肌に合わないものを使っていたりすると、肌に余計な刺激を与えてしまい、ニキビを引き起こす原因になります。
ニキビの原因その9:シェービング後にケアをしていない
男性の場合、仕事に行く前にシェービングをしたりしますよね?
もちろんシェービングのときはシェービングローションなどで肌を保護していただきたいのですが、それをせずにシェービングをすると肌を傷つけてしまい傷口から菌が繁殖してニキビが出来てしまうことがあります。
また、いくらシェービングローションを使用したとしても肌を痛めてしまうことはあるので、終わった後はしっかりとケアをしなくてはいけません。
そのまま放置していると肌が乾燥してしまい、乾燥から肌を守るために皮脂を過剰に分泌してしまうので注意が必要です。
ニキビは体の部位によってもできてしまう原因は違う!
実は体の部位によってニキビができる原因が違うということをご存知ですか?
あなたのニキビができる場所によってどんなことが原因となっているのかしっかりと理解していきましょう。
頬にできるニキビの原因
顔の中でも頬というは1番乾燥しやすく、意外とニキビもできやすい部位です。
乾燥による影響で肌の生まれ変わりを行なうターンオーバー周期が乱れ、古い角質が溜まってしまい肌が硬く、分厚くなってしまいます。
分厚くなった肌は皮脂の排出をする毛穴を塞いでしまい、その中に溜まりやすくなってしまいます。
ニキビの原因となる「アクネ菌」は毛穴の中にもいるので、そこで皮脂を栄養に数を増やすことでニキビを引き起こしやすくなってしまうんです。
頬はホルモンバランスの影響を受けやすい部位でもあり、男性ホルモンの影響を受けることによってニキビができてしまうこともあります。
またベッドシーツや枕カバーなどの寝具の影響を受けやすい場所でもあるので、何日も洗っていないシーツやカバーで寝ているとニキビができてしまうことがあるんです。
片方の頬にニキビができてしまった場合の対策方法
あまり多くは見かけませんが、頬の片方にだけニキビができてしまったことはありませんか?
この場合の原因は主に枕カバーやベッドシーツによるものがほとんどで、寝るときによく下になっている頬にできてしまっていることが多いんです。
カバーやシーツに雑菌が繁殖してしまっているため、その部分に長時間触れていることによって肌が炎症を起こしやすくなってしまうんですね。
なので対策方法としてはカバーやシーツを清潔なものに変えて眠るようにしましょう。
枕カバーやベッドシーツはできるだけ頻繁に変えて、洗濯をしてあげるだけでもかなりの違いがありますよ。
両頬にニキビができてしまった場合の対策方法
両頬にニキビができてしまった場合は肌の乾燥やホルモンバランスが関係して起きていることがほとんどです。
大人ニキビはホルモンバランスが乱れてしまうことによって、男性ホルモンの分泌量が増えることで毛穴詰まりを起こしてしまったり、肌が乾燥してしまい外部刺激から肌を守るためのバリア機能が弱まってしまうことで起きます。
もちろんその両方も考えられます。
男性ホルモンの分泌量が多くなるのは、精神的なストレスが溜まっていたり、生活習慣が乱れてしまうことで起きてしまいます。
なので毎日規則正しい生活を送り、できるだけ夜更かしをせずゆっくりと睡眠時間をとって、なるべく同じ時間に就寝・起床をするようにしましょう。
また運動の習慣や趣味の時間をつくるなどして、ストレスの発散を行なうようにするといいですよ。
別の記事で正しいシャンプーの仕方について詳しくご説明しているので、髪の洗い方をもっと詳しく知りたい方はそちらも併せてチェックしてみてください。
鼻にできるニキビの原因
顔の中でも1番毛穴の数や皮脂の分泌量が多い部位が鼻です。
ここもおでこと同じTゾーンと呼ばれる部分で、皮脂量が多くなる思春期にニキビができやすい部位でもあります。
ですが大人になったあともニキビができる場合もあり、これは主に皮脂が毛穴に詰まることによってニキビができてしまいます。
鼻は毛穴の詰まりが起きやすい部位でもあり、一度ニキビができると「赤ニキビ」と呼ばれる、炎症を伴うことが多くなるんですよ。
また炎症を引き起こしてしまったニキビはクレーターといわれるニキビ跡になることもあり、毛穴も広がってしまいやすくなることでいちご鼻と呼ばれるブツブツした鼻になることもあります。
鼻にできたニキビの対策方法
まず鼻にたいして強い刺戟を与えないことが何よりも大切です。
外部から強い刺戟を加えることによって肌を守るバリア機能が弱まることによって、ニキビができてしまう可能性が一気に高くなってしまいます。
そのために優先的に意識してほしいのが「洗顔」です。
普段洗顔するときにあまり意識していることがないのであれば、正しい洗顔方法を身に付ける必要があります。
多くの方が洗顔をすると気にゴシゴシと肌に大きな負担を与えてしまっていることが多いので、泡立てネットなどを使ってキメの細かい泡をつくり、優しく洗っていくことが大切なんです。
鼻にできてしまったニキビにたいして、物理的な強い刺戟を与えることでニキビをひどくしてしまうこともあるので、直接手で触れないようにしましょう。
また普段から鼻のテカリが気になるからといって、鼻をこすって皮脂をふき取るというのもバリア機能を低下させてしまう原因になるので、できるだけ控えるようにしてください。
鼻の下や口周りにニキビができる原因
鼻の下や口周りにニキビができるのは、主に男性ホルモンによるものが多いんです。
一般的に「ヒゲ」が映える部分は男性ホルモンによる影響が多いと考えていいでしょう。
この部位は皮脂腺が多く集まっていたり、暴飲暴食などによってニキビができやすく悪化しやすい場所でもあります。
ニキビができて「すぐに炎症を起こしてしまった」なんてこともあるので、油断ならない部位なんです。
鼻の下や口周りにできたニキビの対策
この部位にニキビができてしまった場合、優先してケアしたいのが「ホルモンバランスの乱れ」を整えることです。
ホルモンバランスが乱れてしまうのには精神的なストレスのほかにも疲れ、寝不足、暴飲暴食などの肉体的なストレスも関係してきます。
精神的なストレスを感じている場合は気持ちをリラックスさせることがとても大切なので、趣味の時間をつくって没頭してみたり、アロマやお香を焚いてみたりするのもいいですよ。
また肉体的なストレスを感じている場合は生活習慣を見直して、栄養バランスの整った食生活を心がけたり、毎日決まった時間に就寝・起床をするなど私生活を改めてあげることが大切です。
人はストレスを感じると自律神経のうち「交感神経」の働きが強くなってしまうので、男性ホルモンが分泌されやすくなります。
逆に心身ともにリラックスすることによって、もう一つの「副交感神経」の働きが強くなるので、男性ホルモンの分泌量が抑えられるようになります。
症状がひどい場合は皮膚科で治療をしましょう
鼻の下や口周りのニキビが悪化してしまい、炎症を起こして赤ニキビになってしまったり、さらに進行して膿が溜まってしまっている「黄ニキビ」になっている場合、むやみにセルフケアはせず、皮膚科で診てもらうようにしましょう。
セルフケアを続けることによって、最悪の場合いわゆる「ニキビ跡」になってしまうこともあるので注意しなくてはいけません。
抗生物質をつかって起きてしまったニキビによる炎症を鎮め、治療していくことができます。
おでこにできるニキビの原因
この部位はTゾーンとも呼ばれていて、皮脂を分泌するための器官である皮脂腺というものが多く存在しています。
一般的に大人ニキビよりも、時期的に皮脂の分泌量が多くなる思春期ニキビの方ができやすい部位なんです。
ですがシャンプーやスタイリング剤などのようなものがおでこについたまま放置することによって、ニキビの原因となる「アクネ菌」が餌にしてしまい、大人ニキビを引き起こすこともあります。
また男性ホルモンの分泌が関係してくる皮脂は、女性よりも男性の方が多いのでおでこにニキビができやすくなります。
その他にも前髪がおでこに触れることによって、それが刺激となってしまい炎症を起こしてしまうパターンもあるため、おでこニキビができてしまっている場合は前髪の毛先がニキビに触れてしまわないようにする必要があるんです。
人によっては前髪による刺激が引き金になって、ニキビが悪化してしまうこともあるので注意が必要です。
おでこにできたニキビの対策方法
おでこにできた大人ニキビの場合、外部刺激が主な原因になるので、特に気を付けたいのが前髪の存在です。
前髪がちょうどおでこに触れるくらいの長さの場合、すでにできてしまったニキビに触れないようにしてあげることが大切。
整髪料などを使って前髪を上げたり、ピンを使って留めておくのも効果的です。
あとはシャンプーやトリートメントなどが十分にすすぎ切れていないと、流し残し多シャンプーがニキビをつくる原因になってしまうことがあります。
また洗髪が不十分な場合、洗い残してしまった整髪料がおでこに付着してしまったりすることでニキビができてしまう可能性もあるので、汚れをしっかりと洗い、これでもかというくらいすすいであげるようにしましょう。
頭皮・生え際にできるニキビの原因
頭皮や生え際にニキビができている場合、おでこと同じようにシャンプーを十分にすすげていなかったり、スタイリング剤やトリートメントが残ってしまっている可能性があります。
また男性ホルモンの関係や生活習慣の乱れによる皮脂の分泌量が増加することによって、皮脂を栄養にするアクネ菌が繁殖していることも原因のひとつになります。
その他にも普段使っている枕カバーや帽子などが清潔に保たれていないことも考えられます。
体のいろんなところでできるニキビの中でも、頭皮や生え際にできるニキビは治りにくい部位なので、原因や対策方法をしっかりとチェックしておきましょう。
頭皮や生え際にニキビができた場合の対策方法
先ほどもお伝えした通り、頭皮や生え際にニキビができてしまうのはシャンプーの流し残しがあったり、スタイリング剤やトリートメントが十分にすすがれていないことによるものです。
特にスタイリング剤やトリートメントには油分が多くふくまれていることで、十分に流せていないと油分が毛穴に詰まってしまい、毛穴の中で菌が繁殖してニキビができやすくなります。
そのため「おでこのニキビ対策」と同様、正しいシャンプーの仕方で洗い残しやすすぎ残しのないようにする必要があります。
またニキビの原因となる菌を増やさないという点でいえば、「有効成分」が配合されているシャンプーを使ってケアしてあげるのも効果的な方法です。
頭皮ニキビに効果のある対策方法についてもっと詳しく知りたい方は、別の記事でもご紹介しているのでそちらも併せてご覧ください。
フェイスライン(Uゾーン)にできるニキビの原因
フェイスラインはUゾーンと言われている部分ですが、ここは大人ニキビができやすい部位でもあり、間違ったスキンケアが原因になってできることが多いんです。
もともとは乾燥しにくい部分ではあるのですが、間違ったスキンケアを続けることによってニキビの直りが悪くなってしまっていることもあります。
「ニキビ=皮脂」という考えから、皮脂汚れをしっかり落とそうとゴシゴシ洗顔をしてしまったり、保湿力の弱い化粧水などでケアを続けていることでニキビができ続けてしまうことがあるんです。
またフェイスラインは肌の生まれ変わりであるターンオーバーが遅いので、古い角質が溜まりやすく、毛穴を詰まらせやすいことも原因のひとつです。
フェイスライン(Uゾーン)にできたニキビの対策
フェイスラインにニキビができてしまった場合の対策方法はとにかく保湿を中心に行なうように心がけましょう。
肌の水分が不足していることによって、外部の刺激から肌を守るためのバリア機能が低下してしまっているので、ニキビの原因となるアクネ菌の活動が盛んになってしまいます。
また男性の場合は髭剃りなどをしばらくストップするようにしましょう。
カミソリによって物理的な刺激を与えてしまうことで角質層に深刻なダメージを与えてしまったりすることもあり、ニキビがなかなか治らないだけでなく、跡になってしまうこともあるため注意が必要です。
保湿力の高い化粧水を使用したり、髭剃りをどうしてもしなくてはいけない場合は、電気シェーバーを使って刃がニキビに直接触れないようにしましょう。
あごにできるニキビの原因
あごはもともとヒゲが生える部位なので、男性の場合はホルモンバランスの乱れによるものが多いんです。
このあごは皮脂腺が比較的多く集まっている部位で、毛穴に皮脂が詰まってニキビができてしまうことがあります。
また普段から髭剃りを行なっている場合はカミソリの刃による角質層の乾燥や、シェーバーが不衛生な状態で使っていることによって菌が繁殖してしまい、ニキビができてしまいます。
あごにできたニキビの対策
あごのニキビ対策はカミソリ負けによる乾燥から守るために保湿を中心としたケアをしていくことが大切です。
きちんと肌に必要な潤いを保つことによって乾燥を防ぎ、肌の生まれ変わりを促進することで毛穴の詰まりを改善してニキビをケアすることができます。
またあごは比較的手で触れることが多く、無意識に刺激を与えることが多いため、雑菌がついてニキビができないようにする必要があります。
あとは皮脂の量がそれなりに多い部分でもあるので、時間が経つにつれて紫外線や空気中の酸素によって「酸化」してしまい、炎症を進行させてしまうこともあるんです。
なので保湿を行なう際に酸化を防ぐ働きのある「抗酸化作用のある成分」が配合されている化粧水を選んでみるといいですよ。
具体的には「ビタミンC誘導体」がおすすめです。
背中にできるニキビの原因
身体にできるニキビの代表的な部位で、実は背中というのは皮脂腺がとても多い部位でもあり、毛穴に皮脂が詰まってしまいやすい場所でもあるんです。
おまけに衣服で肌がこすれてしまったり、蒸れが起きることによって菌が活発に働くようになってしまい、ニキビが多くできやすいんです。
また生活習慣の乱れなどによってホルモンバランスが乱れることで、男性ホルモンの働きが高まり、皮脂を分泌する皮脂腺の活動が活発になることでニキビができやすくなります。
その他にもシャンプーやボディソープの流し残しによって、毛穴が塞がってしまい、毛穴の中で炎症を起こしてニキビになることもあります。
そして注意したいのが、背中にできるニキビは顔などの「アクネ菌」と違って、「マセラチア菌」と呼ばれている真菌(カビ)が引き起こすこともあるんです。
背中にできたニキビの対策
もし背中にニキビができてしまった場合は清潔に保つように心がけることが大切です。
お風呂に入ってしっかり洗っとと思っていても意外と洗い残しがあったりすることがあるので、時間をかけて丁寧に洗ってあげることを意識してみてください。
ただ必要以上に力を入れてゴシゴシ洗うと、肌が乾燥してしまってバリア機能が低下することで皮脂量が増えてしまうこともあるので気を付けなくてはいけません。
また皮脂の分泌量を抑えるためにも脂っぽい食事ばかりではなく、野菜や魚類などもバランスよく食べるようにし、偏った食生活にならないように注意しなくてはいけません。
あとはホルモンバランスの乱れを整えるために睡眠不足を解消し、心身のストレスをしっかりと発散してあげるようにしましょう。
ニキビには種類がある!いったいどんなものがあるの?
ニキビと言っても様々な種類があります。
症状の進行具合によって変化していくのです。
ニキビの種類によってケア方法が変わってくるのでご参考ください。
ニキビの種類その1:白ニキビ
ニキビの初期段階でできるニキビのことを指しています。
白ニキビとは言っても色が白いわけではなく、詰まった皮脂などのせいで白く見えている状態です。
毛穴が皮脂やほこりなどによって詰まってしまい、皮脂が分泌されたとしても毛穴から外に出せないためどんどん皮脂がたまっていきます。
痛みなどは特になく、目視するまで気づきにくいのが特徴です。
また、複数発生してしまったり治りづらく、おまけに繰り返して引き起こしやすいのが難点です。
ニキビの種類その2:黒ニキビ
白ニキビを放置してしまい悪化してしまうと黒ニキビになります。
毛穴に詰まってしまった皮脂やほこりが酸化することで毛穴の入り口が黒くなってしまうのです。
パッと見ホクロのように見えるので見落としがちなニキビです。
赤ニキビ
上記のニキビがさらに悪化して炎症を引き起こすことで赤ニキビになります。
毛穴に詰まった皮脂などがアクネ菌の活動を活発にしてしまい、異常に繁殖した状態です。
アクネ菌というのは皮脂などを好み、毛穴の中で繁殖して炎症を起こすのです。
結果、毛穴が赤く膨らんで症状がひどい場合は痛みを感じることがあります。
ニキビの種類その3:黄ニキビ
赤ニキビによる炎症が悪化してしまうことで膿を発生させてしまい、黄ニキビとなってしまいます。
赤ニキビと比べてもサイズは一回り大きく膨れ上がっていて、状態としては深刻な場合が多いです。
この状態になると毛穴まわりの組織や皮膚の真皮層という組織まで炎症が届いている状態なので、治すのに時間もかかります。
ニキビの種類その4:ニキビ跡(紫ニキビ)
赤ニキビや黄ニキビなどの炎症によって皮膚の組織が壊されてしまうことで跡になります。
このニキビ跡がさらに悪化してしまうことでクレーターになる場合も考えたれます。
ニキビを潰してしまったり力を入れてこすってしまうことで、皮膚の真皮層が傷ついてしまい凹凸ができてしまうのです。
クレーターができてしまうと元の状態に戻すのはかなり困難となってしまうので、ニキビは潰してしまったりしないようにしましょう。
大人ニキビと思春期ニキビは何が違うの?その特徴とは?
ニキビにはできる年頃によっても違いがあります。
そこで、その違いについて詳しくご紹介していきますのでぜひご参考ください!
大人ニキビの特徴
大人ニキビというのは20代以降にできるニキビで思春期にできるニキビと比べるとベタつきが少ないのが特徴です。
原因として考えられるのが、主に生活習慣の乱れがあります。
寝不足や食生活の乱れ、タバコなどが代表的なものです。
また、ストレスなどが慢性的に続くような状態もニキビができやすくなります。
先ほどご説明した原因が主なものとなるので、しっかりとケアしていく必要があります。
あとは年齢をかさねると代謝が悪くなり、ターンオーバー周期が乱れてしまいがちになることから古い角質が毛穴につまることでニキビができてしまう場合もあります。
思春期ニキビの特徴
主に10代の頃にできるニキビで、成長期にホルモンが活発になることで皮脂分泌が盛んになり、ニキビができやすくなります。
この思春期ニキビは主に皮脂腺の多いTゾーンやホルモンバランスの影響を受けやすいUゾーンにできやすく、大量のニキビができるのでケアが難しいので赤ニキビや黄ニキビになりやすいです。
よくこの時期にニキビを潰してしまったりすることでニキビ跡になったり、最悪の場合クレーターになってしまうことがあるので注意が必要になります。
ニキビが治らない!大人ニキビを即効で治す具体的な方法ってあるの?
ここまでニキビの原因や種類について詳しくご紹介してきました。
ニキビはいろんな要素が集まって起きているのがよくわかったと思います。
症状が進行してくると炎症を起こしてかゆみや痛みを伴うことが多く、最悪の場合「ニキビ跡」になってしまうこともあるため、早めにケアをして治していかなくてはいけませんね。
そんな厄介なニキビですが、できるだけ時間をかけずに治していきたいですよね。
即効性のあるニキビの治し方をご紹介したいのですが、内容的にご紹介するとかなりながくなってしまうので、別の記事で即効でニキビを治せる方法を詳しく解説しています。
もしすぐにニキビを治したい方はそちらの記事もチェックしてみてください。
まとめ:原因がわかったら対策方法もチェックしよう
あなたのニキビの原因を把握することができたでしょうか?
ニキビの原因がわかることでその対処もしやすくなりますし、改善の近道になります。
あなたが本当にニキビでお悩みであれば、その悩みを後回しにせずできる限り早く対策をとるようにしましょう!
具体的なニキビの対策方法についてもっと詳しく知りたい方は、別の記事で細かく解説しているのでそちらも併せてチェックしてみてください。
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