普段何気ないことで嘘をつくことってありますよね?
ですがそれがクセになってしまい『虚言癖』で苦しみ悩む人って結構多いのはご存知ですか?
嘘をつくことで周りの人だけでなく自分自身の人生を不幸にしてしまうこともある虚言癖…。
ちょっとした嘘が大きな問題になったりすることもあり、気づいたときには取り返しのつかないことに…なんてこともあります。
そんな虚言癖の治し方をこちらの記事ではご紹介していきます。
この記事を読むことで、ついつい嘘をついてしまい大きなトラブルになってしまったことがある、嘘をついてしまったあとに罪悪感に苛まれるというあなたの問題を解決することが出来るので、ぜひご参考ください。
そもそも虚言癖とは?虚言癖について学ぼう
虚言癖というのは、会話の中で気づくと嘘をついてしまうクセのことを指しています。
普通であれば嘘をつく際、重大な問題があったり理由が必ずあり、嘘をつくことでどうなってしまうかというリスクも含めて嘘をつきます。
ほとんどの場合、どうしようもない状態になって嘘をついてしまうことが多いのですが、虚言癖の人の場合は少し違ってきます。
嘘をつくということが習慣化してしまい、必要のない嘘をついてしまうのです。
また虚言癖は病気などではなく、あくまで『癖』なので特に疾患を意味しているわけではありません。
虚言癖は治せる?治せない?
まず虚言癖は病気ではなく『癖』なので、特に薬などを服用しなくてもセルフケアで治すことができます。
ネット上では「虚言癖の人は病気だから治すことが出来ない」とか「うそつきは一生治ることはない」なんてものを見かけたりしますし、聞いたこともありますが、実際は治すことが出来るものです。
ですが、本人がしっかりと自覚して治していこうという気持ちがそこにないと根本的には治すことはできないでしょう。
なぜなら虚言癖のひとは嘘をつくとき、条件反射のように嘘を並べてしまっているので、時間をかけて正していかないといけないからです。
それでも嘘をつかないように辛抱強く、努力をし続けた人は不要な嘘をつかない周りからも信頼されるような人望の厚い人間になることができるでしょう。
虚言癖は治る!その治し方とは?
虚言癖を治していくためにはその癖になった嘘を時間をかけて直していく必要があります。
そこで治すための方法をご紹介していきますが、継続していくことが必要なので、しっかりと理解して自分自身に落とし込むことが重要です。
虚言癖の治し方その1.自分が虚言癖ということを自覚する
まずは自分自身が虚言癖であるということをしっかりと頭で理解して、自覚する必要があります。
それが出来れば仮に嘘をついてしまったとしても「また嘘をついてしまった…」とすぐに気づくことが出来ますし、反省することが出来ます。
癖を治していくにあたり、反省というのとても重要な要素で、それが継続できれば嘘をつかないようにするという意識が自分の中で芽生え、それが時間とともに癖になっていくことで、嘘をつかなくなるようになるのです。
虚言癖の治し方その2.嘘がバレたときのリスクを理解する
どんなことでもそうですが、自分の失敗や恥ずかしい過去を嘘で隠ぺいした時というのは、それ相応のリスクというものがあります。
失敗したことを恐れずに謝罪していれば傷は浅く済んだのに、嘘をついてバレたことで余計に怒られてしまったり最悪の場合、相手からの信頼・信用を失ってしまいます。
通常であればこういった嘘をつくときにはリスクを考え、嘘をついたり正直に話したりしますが、虚言癖の人はそういったリスクをほとんど考えることがありません。
嘘をつくにしろつかないにしろ、嘘がバレることのリスクをもう少し考えてから行動に移すことが大切です。
虚言癖の治し方その3.嘘をついても自己評価は上がらないことを知る
嘘をつく理由に自分自身の評価を上げたい、もしくは下げたくないという思いがあります。
そういった保守的な考えから気付かないうちに嘘をついてしまうことも多いのではないでしょうか?
幼い子供であれば可愛らしくもありますが、大の大人になってもそのような嘘を言い続けても何も特はありません。
むしろ逆効果です。
先ほどもご説明した通り、嘘はバレていると思ってください。
その状態で嘘をついてもあなたの評価を下げるだけで、一向に良くなることはありません。
評価を上げたいのであれば、行動を起こして結果を出さなくてはいけません。
なので、嘘で評価を上げたり維持するというのは不可能ということをしっかりと理解しましょう。
それがわかっているだけで嘘をつく理由がなくなります。
虚言癖の治し方その4.周りの人たちはその嘘に気づいていることを理解しよう
虚言癖の多くは嘘をついたことがバレていないと思い込んでいます。
幼い子が嘘をついてもすぐにバレてしまいますよね?
思考能力があまり発達していないため、内容の浅い嘘しかつくことが出来ません。
虚言癖の人がつく嘘もそれと似たようなものです。
思考能力はあっても深く考えずに嘘をついていることがほとんどなので、簡単にバレてしまいます。
周囲の人たちがないも言ってこないのは、「またいつもの嘘か…」と思われて相手にされていない可能性があるからです。
嘘をついていることに周囲は気付いていると自覚をもつことで、安易な気持ちで嘘をつくことなんてできなくなります。
虚言癖を治したいのであれば、そこに気づく必要があるでしょう。
虚言癖の治し方その5.治った後にどうなりたいかイメージする
虚言癖が治った後にどうなりたいのか想像することはとても大切なことです。
治したいと思うには必ず理由があります。
その理由を知ることが実際に行動を起こす原動力になるのです。
自分自信の信頼を取り戻すため、恋人との関係を修復したい…。
治したい理由が具体的であればあるほど効果的です。
何の目標もなくただ治したいという気持ちだけでは三日坊主で終わってしまうでしょう…。
なので、今一度目標をしっかりと定めて取り組みましょう。
虚言癖の治し方その6.見栄を張らず、本心をさらけ出すように心がける
最初の段階では難易度が高いかもしれませんが、近しい友人や家族、恋人などにあなたの本心をさらけ出して思っていることを打ち明けましょう。
万が一、そういった人がいないのであれば日記やブログなどでもOKです。
意識するべきことは『絶対に嘘をつかない』ということです。
本心をさらけ出すというのはなかなか難しいことかもしれませんが、話の内容を盛ったりせず少しづつ取り組んでいき、練習を重ねましょう。
それを繰り返すうちに本音で話すことに対して抵抗感がなくなり、不要な嘘をつかなくなっていきます。
嘘をつかずに本音を話すというのは勇気がいりますし怖いとは思いますが、いきなり全部正直に話すとなるとそれなりのストレスになることもあると思うので、少しづつ慣らしていきましょう。
虚言癖の治し方その7.どんな時に嘘をついてしまうか知っておく
自分がどんなシーンで嘘をついてしまうのか理解しておくというのも虚言癖を治していくにあたって重要なことです。
恋人の前では見栄を張ってつい嘘をついてしまう。
職場で自分の保身のために嘘をついてしまう。
けれど家族の前では嘘をつかない。
趣味やプライベートの話は嘘をつかないのに仕事の話になると嘘をついてしまう…。
パターンは人によって異なりますが、私の場合は自分の興味のあるものに対しては嘘をついたりしません。
逆に仕事面で、ちょっとしたことに対して話を若干盛ってしまったりしました。
上司に怒られたくない、見切られたくないという思いから咄嗟に出てしまった嘘なのですが正直後悔しています。
自分が信頼している相手に嘘をついて嫌われたくないという思いが働いたんです…。
そうやって、自己分析していくと嘘をつく傾向がわかってきます。
私の場合は自分自身の保身のために嘘をつく癖があるんだなということが結果としてわかりました。
このことから私は自分が仕事が出来ない人だという風に思われたくなかったんだ!…と見栄を張ることに気付くことが出来ました。
なので仕事でミスをしたり、提出物を忘れてしまったりしたときに嘘をつくことが分かり、嘘をつくタイミングを理解することで嘘をコントロールすることが出来るのです。
嘘をつくことは自覚していても、それがどんなタイミングに嘘をついているかということまで理解している人は少ないと思います。
嘘を自覚してタイミングを理解することで、嘘を少しずつ減らしていくことが出来るのでまずは気付くことから始めましょう。
嘘をついてしまう虚言癖の心理・原因
虚言癖の多くは自分自身の存在価値を実際よりも大きく見せたいと思っている人に見られます。
その心理や原因についてご紹介していきますね!
虚言癖の心理や原因その1:人よりもプライドが高く、見栄を張りたがる
他の人よりもプライドが高いので何かに躓いてもそれを受け入れることが出来ません。
周囲の人たちよりも劣っていたり、馬鹿にされることを嫌がります。
その結果、嘘で周囲の人たちを欺き、見栄を張ろうとします。
虚言癖の心理や原因その2:秘密にしたいことがある
隠し事や重大な秘密を持っている人も嘘をつく特徴があります。
最初はその秘密や隠し事を守るために嘘をついていても、それが癖になってしまい気付かないうちに虚言癖になってしまいます。
このようなタイプの人は嘘をついていることを自覚している人が多い傾向があります。
虚言癖の心理や原因その3:劣等感があり、自分に自信が持てない
プライドの高いという原因からすると真逆な心理かもしれないですが、掘り下げていくと劣等感がある人の方が虚言癖におちいりやすい傾向があります。
こういった人は自分自身に自信がないので、本来の自分よりも一回りも二回りも良い自分を理想に掲げ、嘘をついてしまいます。
以前に大きな失敗をしてしまい、それがトラウマになってしまったことがある人に多いものです。
虚言癖の心理や原因その4:努力をすることが出来ない
基本はできない自分のふがいなさを認め、努力をすることで問題を解決していきますが、虚言癖の人はそれが苦手です。
周囲の人たちに認めてもらいたいという願望はあるものの、努力をしたり苦労することを嫌がるので認められたいという欲求だけが先走って嘘をついてしまいます。
虚言癖の心理や原因その5:周囲の人に相手にしてもらいたい
虚言癖の人たちは周囲の人に認められたいという思いが人よりも強い傾向があります。
簡単に言うとうらやましがられたい、目立ちたい、人に相手にしてもらいたいと言えます。
どこかで寂しさを感じていたり、その孤独感を忘れるために嘘をついてしまうことが多く、幼いころの家族関係が原因となっていることもあります。
虚言癖が悪化!演技性人格障害に…
虚言癖が継続することで症状がエスカレートしてしまい、最悪の場合、精神障害のひとつでもある演技性人格障害を患ってしまうことがあるのです。
この症状は周囲の人からの愛情や評価をありとあらゆる手段を使って得ようとするもので、自分が魅力的な人間であると証明するために嘘をついたり媚びをうったり注目を浴びるような行為をしたりします。
そういった行動や言動は周囲から見ていると「そこまでしなくても…」と感じるようなもので、過剰なまでに注意をひこうとする特徴があるのです。
常にグループ内では中心でなければ気が済まなく、そのために嘘をついたり、トラブルを引き起こしたりして注意をひくような行為をします。
最悪の場合、自殺を図ったり恐喝を行なったりすることもあり注意が必要があります。
自分は虚言癖?セルフチェックしてみよう!
症状の治し方や原因、心理についてご説明してきましたが、実際に自分が虚言癖かどうかなんてよくわからない!
そう思う人もいると思います。
そこでセルフチェックをして、自分が虚言癖の傾向があるかどうか調べてみましょう。
- 現状の自分に満足できていない
- 大金を手にしたら…、仕事が成功したら…などとよく妄想をする
- 借金をかかえている
- 持っているお金をすぐに使い込んでしまう
- 借金をしてでも欲しいものを手に入れたい
- 自分はもっと異性に注目を浴びてもいいと思う
- 手相や占いなどを信じる
- 他人に負けたくない
- 収入面や容姿などにコンプレックスを感じる
- 嘘を重ねたことがある
- うそつきと言われたことがある
- 有名になりたい
- 地道にお金をためるなら、ギャンブルや宝くじで一攫千金を狙いたい
- 問題が起きているとき、丸く収めるために嘘をついても問題ないと考えている
- 自分の前世は身分の高い人間だと思っている
- 何かをしているときに妄想したりする
- 自分は特別だと感じる
- 会話をしていても自分がしゃべる割合の方が多い
- 友人がいない
- 0~5個の場合
- 物事を客観的にとらえることができ、状況判断がしっかりとできる人と言えます。
そういった観点から見ると仕事やプライベートで大きな失敗は少ないはずです。
「誠実」「しっかり者」と思われていることが多いタイプです。
現状のままでも特に問題はありません。
- 6~12個の場合
- 状況に合わせて嘘をつくのがこのタイプです。
トラブルを回避するための臨機応変さはあるのですが、場合によっては話を盛ったりすることもあるので注意が必要です。
また予想だけで話を作る癖もあり、ユーモアな人が多い人ですが、あまり調子に乗りすぎてしまうと話が大げさになりがちなこともあります。
そのため「話の内容がオーバー」などと言われてしまうこともあるので気をつける必要があります。
- 13~19個の場合
- 現実と妄想が入り混じってしまい訳のわからないことになってしまうことがあります。
こうでありたい、こうなりたい、というような思いが強く、現在の自分に対して満足できていないので作り話をしてしまうことがあるのです。
そのせいで周りの人からは信用できない人と思われてしまいます。
その多くの原因は自身のコンプレックスやプライドの高さにあり、現実を見て自分にできることとできないことを判断する必要があります。
妄想や高い理想よりも、現状を見つめて優先することが大切です。
周りの人が虚言癖かも!その特徴とは?
セルフチェックで自分が虚言癖でないとわかっても、周囲の人が虚言癖かも…。
嘘をつく人にはそれぞれ特徴があります。
それらの特徴をご紹介していくので、ぜひご参考ください・
虚言癖の特徴その1.自分が嘘をついている感覚が弱く、嘘をつくことに悪気を感じない
虚言癖の人というのは些細な嘘をつきがちで、どうでもいいようなことでも嘘をついてしまいます。
人気の映画を観てもないのに観たと嘘をついたり、友人Aはそういう風に言っていたと嘘をついたりして、こういった嘘をつくことを自覚してないことが多く、また悪いことだと思っていないのです。
自分にとって都合の良いように話を進めるために嘘をを重ねていきます。
虚言癖の特徴その2.話の内容が辻褄が合わない
嘘をつき続けていると現状との辻褄が合わなくなることも少なくないです。
ですが虚言癖の人にとっては嘘をつくことが普通になっているので、辻褄が合わないことを指摘されても焦ったりしません。
それを隠ぺいしようとさらに嘘をついたりしてその場を乗り切ってしまいます。
おまけに饒舌に嘘をつくことが出来るので周囲の人も嘘だと見抜けないことも…。
虚言癖の特徴その3.人を傷つけるような嘘もつける
いくら虚言癖であっても最初から人を傷つけるような嘘をつくわけではありません。
ですが、自身の保身のために嘘をつく場合はこの限りではなく、ありとあらゆる方法で嘘をついてしまいます。
その中に『周囲の人を巻き込み、傷つけるような嘘をついてしまう』ことがあるのです。
普通であれば仕事のミスをして、それを正当化しようと嘘をついた場合、嘘自体が些細なものであったりしてあまり周囲の人にも影響がないものが一般的ですが、虚言癖の人がつく嘘は自己正当化のためには徹底的に嘘を重ねることで、他の人のせいにしたりと、罪を擦り付けて難を逃れようとします。
周囲の人に迷惑をかけたり傷つけることも気にせず嘘をつくという恐ろしい特徴が備わっているのが虚言癖の怖い部分と言えます。
虚言癖の特徴その4.基本的に反省をしない
虚言癖の人は基本、反省というものをしません。
それは自身が嘘をついたということに対して罪悪感を感じていないのが原因です。
仲の良い友人や家族に「直した方がいい」と言われても効果がなく、改善は望めません。
自身で虚言癖ということに気付き、改善しようと意志がなければ直ることはありません。
それが虚言癖の1番の厄介な点と言えるかもしれませんね。
周囲の人に虚言癖が!どんな対処をしたらいいの?
周りに虚言癖の人がいた場合、実際にどんな風に対応したらいいかよくわからないと思います。
- どうやって会話したらいいかわからない…
- どうやって接すればいいのか…
そこでここからは虚言癖の人に対しての対処方法をご紹介していきますね。
ぜひご参考ください!
虚言癖の対処法その1:話半分くらいで聞いて上手に相槌をする
実際、会話をしていてもどこから嘘でどこからが本音なのか正直わからないと思います。
その会話の一つ一つを嘘か本当か確認するのも疲れてしまいますし、時間もかかってしまいます。
なので基本的には話を流してしまうのがベストでしょう。
話の合間に相槌をうったり、「へぇ~」「そうなんだね」「うんうん!」などの言葉を添えるだけでも、相手はしっかりと話を聞いていると思うので心配はいりません。
いくら嘘をついていたとしても自分の話を聞いてもらいたいという欲求があるので、聞き流しているのがバレバレな素振りをするのは危険です。
また、話している内容に対して否定的な意見を言うのはNGです。
余計に嘘がひどくなってしまうことが多いのであくまでも『聞き上手』を演じましょう。
虚言癖の対処法その2:些細なことでも褒める
虚言癖の人の多くは『認められたい』『自分を見てほしい』『グループ内の中心人物でいたい』という欲求が強く、その欲求を満たすために嘘をついてしまうのです。
ミスや失敗を隠そうとしたりして自分にとってマイナスになるようなことはごまかします。
さらにそこから話を盛って、周囲の人たちから注目を浴びたり関心をされたいと願っているのです。
ちょっと厄介ですが、そういった虚言癖の人に対しては些細なことでも褒めてあげたりすることで欲求を満たすことが出来るようになるので、嘘をつくことが少なくなります。
虚言癖の対処法その3:他人をおとしめたり、傷つけるような嘘はしっかりと指摘する
自身の保身のために嘘をつき、周囲をおとしめたり傷つけるようなことを厭わない人に対してはハッキリと物申してあげなければいけません。
自分の承認欲求のための嘘なら許せませますが、他人にまで迷惑をかけたり傷つけてしまうなら話は別です。
このような嘘に対してはきちんと指摘することが大切です。
また指摘するときも話の証拠であったり根拠を確認しましょう。
もちろん嘘であればそんなものはないので答えることが出来ないはずです。
仮に答えたとしても矛盾点が生まれたりするので細かく聞き詰めていけば嘘がバレるでしょう。
相手にも嘘をついたと理解させるためにも根気強く対応することが重要となります。
虚言癖の対処法その4:1対1の交流を控える
虚言癖の人というのは嘘か本当かの境目がわかりづらく正直付き合うのに大変な労力を必要とします。
仕事やプライベートなどの付き合いがある場合は関わるのは必要最低限にするのが良いでしょう。
ですが、虚言癖の人は他人に認められたいという欲求が人よりも強いためあからさまに無視することは絶対にNG。
かえって逆効果になることもありますし、ありもしない嘘をつかれてこちらに被害が及ぶこともあります。
基本的なスタンスとしては挨拶は普通にしてもこちらから話しかけたりすることは避け、1対1になることは控えた方が得策と言えます。
アスペルガー症候群と虚言癖について
アスペルガー症候群は200人に1人くらいの割合で存在しているといわれていて、その症状は言葉の本質を見抜く力が弱く、言われた言葉の意味を考えることが出来ず、そのまま受け止めてしまう傾向があります。
メディアの影響などで最近は少しづつ認知されるようになってきましたが、仕事やプライベートなどでは空気が読めないとか非常識と思われてしまうことも度々あるのです。
このアスペルガー症候群には虚言癖の傾向が強く、怒られないようにしたり自分自身が何をしでかしたか良く理解できず、それを説明しようと上手に説明できないために嘘をついてしまうことがあります。
また咄嗟に嘘をついてしまうこともしばしば…。
アスペルガー症候群は突発的な行動を起こすことが多く、『なぜそんな行動をとったのか』と聞かれても突発的にとった行動のため説明が出来ず、嘘をついてしまいます。
このような嘘をつくとき、話の理屈がかみ合わなかったり本人がパニック状態だったりと、客観的に見てもわかりやすい嘘をつきます。
嘘をついたとしても自分のメリットにならないような嘘をついたりもするので非常にわかりやすい傾向がありますね。
認知度は高くなってきてはいてもまだまだ社会全体に知れ渡っているわけではなく、肩身の狭い思いをしていることは間違いないのでそういったものがあると理解を深めていくようにしていきましょう。
虚言癖の人にはストーカー気質が多い!
虚言癖の人って実はストーカー気質な人が多いというのはご存知でしょうか?
このような人の多くが幼いころに両親の不仲やいじめなどの影響で人一倍愛情を望んでいる傾向もあるので、異性の人と目があったり少しでも優しくされると勘違いを起こし、自分のことを好きなのではないかと思ってしまうことがあります。
もちろん一般の人でもこういった勘違いを起こすことがありますが、虚言癖の人はそれが色濃く出ます。
妄想の世界で『自分のことが好きだ』と思っている異性の相手と恋愛関係を勝手に創り上げ、妄想と現実の境目がなくなり相手を執拗にアプローチをかけるようになります。
そこで相手が拒否すると『裏切られた』と勘違いしてストーカー行為がひどくなってしまうことがあります。
なにかトラブルが起きてからでは遅いので、『ちょっと異常だな』と感じる部分があれば早急に警察などで対応してもらうようにしてもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
虚言癖についてよく理解することが出来たでしょうか?
嘘をつくということは誰しもが経験したことがあることだとは思いますが、それも度が過ぎると癖になってしまい慢性化してしまいます。
私も一時期は虚言癖で仕事の信頼を失ってしまい、クビになりかけた経験もあります。
この記事を読んで少しでも参考になればと思い書かせていただきました。
もし自分が虚言癖かもと感じるようであれば、少しづつでもいいので、意識して改善するように心がけていき迷う。
あとで後悔するような選択だけは絶対にやめましょう!
そんな人生はもったいないですもんね!
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