自分ではわかりづらい体のニオイを心配したことはありませんか?

通勤中の電車や人ごみの中、合コン、デート…どんなシチュエーションであっても周囲の人を巻き込んでしまう体臭は、できることならば避けて通りたいものですよね。

体臭といっても臭いの発生する場所によってそれぞれ原因や対策方法が違っており、その場所にあったケアがとても大切なんです。

自分から発しているニオイというのは普段から嗅ぎなれてしまっているせいで自覚しづらいものがあるのは事実。

ですがその反面、体臭自体はとても対処しやすいことも事実です。

そこでこちらの記事では、そんな不快な気分にさせてしまう体臭を改善するための対策方法や、ニオイの原因などを詳しくご説明していきます。

この記事を読むことで…

  • 体臭に対するコンプレックスを解消できる
  • 周囲の人を不快な気分にさせなくすることができる
  • 自分が本当に体臭がきついかわかる
  • ニオイ対策がわかる
  • 体臭の原因がわかって、その原因行動を取らなくなる

といったメリットがあります。

もしあなたが体臭について何か困っていることがあるのであれば、必ず役に立てる内容になっているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

【危険】体臭がきつい人にはこんな特徴がある!

人間関係が大事な世の中で、体臭のキツイ人というのは正直デメリットしかありません。

たとえばですが、体臭のきつい人があなたの周りにいたとしたら、それはストレスにしか感じませんよね。

服装や髪型といった身なりも印象には大事な要素ではありますが、臭いがきついだけで「生理的に無理!」とNGを食らってしまうので気を付けないといけないことでもあります。

お互いの関係を良好に保つためには体臭のケアというのは欠かすことができないものでもあるんですよ。

そこでまずは体臭がキツイ傾向がある人の特徴についてご紹介していきますので、自分に当てはまらないか参考までにチェックしていきましょう。

体臭が臭い人の特徴その1:太った体型をしている

一般的に太っている人というのは汗をたくさんかくし臭いがきつそうな印象があります。

早い人だと20代後半くらいから内臓脂肪がついて「中年太り」を起こしてしまい、急激に体臭がひどくなってしまう人がいます。

運動不足や偏った食生活などによって起きる肥満体型の体臭は、酸味の効いた「酸っぱい臭い」を出しやすい特徴があるんです。

これは太っている人の汗には「乳酸」と呼ばれる成分が多く含まれていることによって臭いを強めてしまうと言われているんですよ。

体臭が臭い人の特徴その2:清潔感のない見た目

自分の体臭に無頓着な人は見た目にも無頓着な人が多く、何年も着たTシャツを着まわしていたり、同じ服を連日着ていることがあります。

見た目に興味が持てないのでなかなか臭いにも気付くことができず、知らず知らずのうちに周囲から距離を置かれていることもあるので注意しなくてはいけません。

逆に身だしなみをしっかりと整えている人ほど体臭のケアを怠らない傾向があるので、まずは形からでも取り組んでみるといいでしょう。

体臭ケアの第一歩としては取り組みやすいものだと思いますよ。

体臭が臭い人の特徴その3:疲れ切った雰囲気を出している

実は体臭の中には「疲労臭」というものがあるのはご存知ですか?

汗臭やワキガ臭、加齢臭といった臭いはデオドラント剤や制汗剤などである程度のケアができるのですが、この疲労臭に関してはそうはいきません。

カラダは疲れることによって疲労臭という独特のニオイを発生させるのですが、これは血液中のアンモニア濃度が高くなることによって臭いがきつくなると言われているんです。

体が疲れてしまうと内臓機能も低下してしまい、アンモニアの毒素を分解する肝臓にも影響が出てしまいます。

疲れのせいで十分に毒素を分解することができなかったアンモニアは血液の流れに乗って全身に運ばれ、尿だけでなく「汗」にも混じって分泌されるようになるので、その時のアンモニア臭が疲労臭の原因なんです。

体をゆっくりと休めたり、入浴の時間をしっかりととる、クエン酸などを摂るなどして疲労を溜め込まないようにすることが大切ですよ。

体臭が臭い人の特徴その4:喫煙の習慣がある

タバコを吸うことで発生する煙が臭いのはわかると思いますが、実はそれだけでなく煙に含まれている有害物質を体内に取り込むことでもニオイをきつくしてしまうんです。

有害物質を取り込むと肺に送られ、血液の流れに乗って全身へ送られていくのですが、その有害な毒素が汗などを一緒に体の外へ分泌されると臭いになってしまいます。

タバコから発生する臭いはかなり強いニオイで、脱臭効果の高い活性炭でもそのニオイを吸着できないと言われています。

本気で体臭ケアを考えているのであれば、禁煙をした方がいいと思いますよ。

もし禁煙方法がわからない場合や禁煙ができないという方は、別の記事で禁煙についてまとめたものがあるのでそちらの記事をチェックしてみてください。

自分の体臭は本当にきついの?セルフチェックで確認!

先ほどもお伝えした通り、自分の体臭というのは普段から嗅いでいるため、慣れて気付かないものです。

けれどあることをすることで自分の体臭がきついものなのかチェックすることができます。

その方法について、部位別でご紹介していきますね。

特に気になるニオイが発生する…

  • 頭皮のニオイ
  • 体(全身)のニオイ
  • ワキのニオイ

について、それぞれご説明していきますので、気になる部分のチェック方法をしっかりと確認してみて下さい。

セルフチェックその1:頭皮のニオイ

まず最初の臭いチェックは頭皮からです。

頭皮のニオイは鼻の届かないような場所なので、枕を使ってニオイを確認します。

そのまま鼻でニオイを確認しても慣れたニオイしかしないため、特に臭いと感じることはないのですが、一度屋外で深呼吸を数回繰り返した後に枕のニオイを嗅ぐことによって、臭く感じることがあります。

また大きな袋があれば、枕を袋に数分間入れてから数分後に臭いを嗅いでみると、臭く感じることがあるのですが、どちらもその場合には頭皮からニオイを発生させている可能性があるので注意しましょう。

もし頭皮から強烈な臭いが発生しているのであれば、別の記事で頭皮の臭いを解消する方法をご紹介しているので、そちらの記事も併せてチェックしてみてください。

セルフチェックその2:体(全身)のニオイ

体のニオイに関してはその日に着た衣類や、パジャマに使用している衣類を使うことでニオイの確認ができます。

この方法は入浴前にやってみるといいですよ。

  1. お風呂に入る前に、脱いだ服をビニール袋に入れて、口をしっかりと結んでおきます。

  2. 入浴して体の汚れやニオイをしっかりと落とすことで、浴室に溜まった湯気のおかげで鼻もリセットすることができ、ニオイに対しても敏感になります。

  3. 入浴が完了したら袋に溜まったニオイを嗅いで、キツイ臭いがしなければ問題はありません。

もしこの時にキツイ臭いがしてしまっているのであれば、それは自分が気付かないうちに周りを不快にしてしまっているあなたの体臭です。

この時に自分でも不快になるような臭いがしてしまった場合については、別の記事で詳しい対策方法をご紹介しているので、関連記事も一緒にチェックしてみましょう。

セルフチェックその3:脇のニオイ

脇のニオイは鼻を近づければ確認することができますが、人によっては慣れてしまっていてわからないという方がいます。

そんな時にいくつか試してみていただきたい項目があります。

  • ティッシュペーパーやコットンを脇に挟んで、30分ほど経ったらそのニオイを確認してみる
  • ラップを脇に密着させて、5分後にそのニオイを確認してみる
  • ワキ汗をかいているのであれば、ティッシュペーパーやコットンでふき取って、すぐに臭いを確認してみる

このいずれかの方法で、ツーンと来る臭いがする場合に関しては、周りにも不快なにおいを感じさせている可能性があります。

また、脇のニオイがきついからといって、それが「ワキガ」と断定することはできないので注意しましょう。

参考程度ですが、以下の方はワキガの可能性もあるので気を付けましょう。

ワキガの可能性がある場合その1:耳垢が常にしっとりと湿っている

耳垢がしっとりとしている人にはワキガの人が多いと言われていて、その理由がアポクリン腺という汗腺によるものだと言われています。

アポクリン汗腺が耳の中に発達していると通常よりも汗の分泌量が多くなるため、耳の中が湿った状態となり、その結果としてワキのアポクリン汗腺も通常よりも多く発達している可能性があるからです。

ワキガの可能性がある場合その2:わき毛の量が多い

ワキには多くのアポクリン腺が存在しているのですが、わき毛の量が多いとそれに比例してその汗腺も増える傾向にあります。

特に太いわき毛ではなく、柔らかいわき毛が多く生えている場合に関してはワキガ体質の方が多いと言われています。

女性に関しては1つの毛穴の中から太い毛が複数本生えているとワキガ体質だと言われているんですよ。

ワキガの可能性がある場合その3:衣類のワキ部部に黄ばみができる

ワキガの特徴でもある独特なニオイの汗は普通の汗とは違い、粘度が高くベタベタする脂汗のようなものです。

またワキガの人の特徴として、ワキなどに黄ばみがよくできるということを聞いたことがあるかもしれません。

それは鉄分やリポフスチンといった色素が含まれていることで、いふくについて乾いたときに色が沈着してしまうからです。

ワキガの可能性がある場合その4:わき毛に白い粉のようなものついている

脇の汗が乾いているときにわき毛を見ると、白い粉のようなものがついていたりしませんか?

いろいろな説があるのですが、この白い粉のようなものはアポクリン腺から分泌された成分が固まって凝固したものだと言われています。

一説には汗に含まれている塩分だとも言われているのですが、つまんで取ってみたときにしっとりしているようならワキガの可能性が高いです。

もし当てはまるものがあったら…

ご紹介したものに一つでも当てはまるものがあればもしかするとワキガの可能性があります。

100%そうだとは言い切れませんが、決してゼロではないので、心配であれば専門機関でも診断をするようにしてみましょう。

また別の記事で詳しいセルフチェックの方法があるので、もっと詳しく知りたい方はそちらの記事も併せてチェックしてみてください。

鼻につく嫌な臭いを発生させる原因ってなに?

他人を不快な気分にしてしまう体臭。

そんな鼻につくニオイを発生させてしまう原因とはいったいどんなものがあるのでしょうか?

対策方法について知る前に、まずは事前に原因を知ることでそれに合った対策方法がわかり、対処しやすくなります。

原因には種類が多くありますが、もし当てはまるものがあれば一つずつ改善していかなくてはいけませんね。

周りの人を不快な気分にしないためにも、しっかりと原因を知りましょう。

原因その1:食生活の乱れ

食生活の乱れというのはダイレクトに体臭につながってしまうと言われています。

特に最近では手軽にジャンクフードやコンビニ弁当、お菓子、スイーツなどいろいろなものを食べられるようになり、食事内容も欧米化が進んでいますよね。

けれどそういった肉類中心の食生活や、コンビニ弁当などの添加物が多く含まれているものなどは腸内環境を悪化させてしまうと言われています。

もちろん甘いものも腸内環境を悪化させてしまいます。

腸内には善玉菌と悪玉菌というものがあり、善玉菌が優位に働いているのであればいいのですが、肉類や糖質の中心となっている食生活をしていると悪玉菌が増えてしまい、その結果アンモニアや硫化水素などの毒素を作り出してしまい、血液に乗って全身に行き渡ることでキツイ臭いを発生させてしまうんです。

原因その2:運動不足によるもの

運動によって汗を流すことで、体内にある毒素を排出する効果があるのですが、年齢を重ねるごとに体を動かす機会が少なくなり運動不足になってしまいます。

運動不足の体には体内に余計なミネラル成分などが多く滞っているような状態なため、いざ汗をかくとキツイ臭いを発してしまう可能性があるんです。

しかも運動不足の人が汗をかくと、不要なミネラル分が多く含まれているせいでベタベタした汗をかきやすく、汗をかいた本人も非常に気分が悪くなってしまうものです。

原因その3:生活習慣の乱れ

生活習慣の乱れといってもいろいろありますが、特に睡眠に関してはどうでしょうか。

普段から夜更かしをしてしまって、睡眠時間が少なくなってしまったりしていませんか?

睡眠と体臭にどういった関係があるのかというと、それは自律神経に関係してきます。

睡眠時間が足りず、寝不足状態が続くと自律神経のバランスが乱れてしまい、そのせいで発汗機能のコントロールが上手くいかなくなってしまう場合があるんです。

そうするとなんでもないところで脂汗のようなベタベタした汗をかくようになったり、キツイ臭いを発する汗をかくようになってしまうことがあるため、気を付けなく出はいけません。

原因その4:加齢によるもの

いわゆる加齢臭と言われているものですが、特徴として「脂クサい」「生臭い」などのキツイ臭いが特徴のものですが、この臭いの原因に関しては「ノネナール」というニオイ物質であることが分かっています。

このノネナールは皮脂に存在している脂肪酸というものが分解したり、過酸化脂質という物質が酸化することでニオイを発生するのですが、若い世代の人には脂肪酸がなかったり、過酸化脂質が含まれている量が少ないので臭いを発しづらいと言われています。

また若い世代だと体内に皮脂の酸化を防ぐための抗酸化物質が多く存在しているので、加齢臭が発生しにくいと言われているんです。

主に皮脂の分泌量が多かったり、体内の抗酸化作用が低下することで起きるものなので、詳しくはのちほどご説明しますが食生活を中心に変えていく必要があります。

原因その5:体の疲れによるもの

最近疲れがたまって、体にだるさを感じていたりしませんか?

もしかすると「疲労臭」と呼ばれているニオイを発してしまっているかもしれません。

体に疲れが蓄積していくと、アンモニアや乳酸と呼ばれる物質が体内に溜まっていき、その量が増えていくと体内で処理しきれなくなってしまい、血液に乗って全身に巡って汗と一緒に流れて出てしまうことがあります。

特徴としてはツーンとしたアンモニアのような臭いがします。

原因その6:過度なダイエットによるもの

ダイエットをしようとして糖質制限や炭水化物抜きダイエットなどをしていたりしませんか?

女性がよくやってしまいがちなダイエット方法ですが、意外と男性でもやってしまう方がいます。

このダイエット方法は糖質を摂らないことでエネルギーとなるものがなくなり、体内の脂肪を燃焼させていく方法ですが、脂肪を燃焼することによって「ケトン臭」という甘酸っぱいニオイがするんです。

このニオイは汗だけでなく、排尿時にも出る臭いなのでもしこの臭いがする場合には過度なダイエットをしている証拠なので、注意しましょう。

体のニオイが臭い!簡単にできる7つの対策方法

原因についてご説明してきましたが、ここからはそんな体臭を改善するための対策方法をご紹介していきます。

嫌な臭いに関しては先ほどもお伝えした通り、意外と簡単に改善することができます。

体質が関係している場合に関しては長期的に見て改善していく必要がありますが、目立たなくする方法はあるので、これからお伝えする方法を参考にしてみて下さい。

対策方法その1:ボディソープを変えてみる

1番簡単な改善方法として、まずはボディソープを変えてみるというものがあります。

普段使用しているボディソープはどのようなものを使っていますか?

体臭対策に効果のあるものを使っているでしょうか?

意外と適当に選んでしまいがちなものだと思いますが、ボディソープはとても重要です。

市販のものでも体臭対策用のものがありますが、コストを削減するために有効成分の配合量が少なかったりして、あまり効果が長続きしないものが多くあります。

私が常々思っているのが「値段と品質(効果)は比例する」ということです。

値段が高いというのは、それだけ有効成分が多く配合されていたり、効果のあるものがいろいろ入っているからです。

それでいて肌に負担をかけないようにしているため、市販で販売しているようなものと比べて、高くなってしまっています。

それに比べて市販のボディソープは販売価格を抑えるために、安価な洗浄成分を配合したり、有効成分を極力少なめに配合するなどして工夫しているんです。

なので、本当に体臭を改善したいのであれば、多少価格が高くてもワンランク上のものを使用するべきだと思います。

自分だけであればまだしも、ニオイは周囲の人にも大きな影響を与えてしまいます。

安価なボディソープを使っていても、そのほとんどは改善することが難しいので、選ぶボディソープをあらためてみてはどうでしょうか。

対策方法その2:食生活の改善

次にご紹介するのが食生活の改善です。

先ほどもお伝えした通り、肉類中心の食事やジャンクフード、コンビニ弁当などの偏った食生活は体臭の原因となってしまいます。

なので、いわゆる日本食と呼ばれる「魚介類や野菜類」を中心にした食生活を心がけると良いです。

特にニオイのもとを作り出す悪玉菌の働きを抑えるためにも食物繊維が豊富に含まれている食べ物がおすすめです。

この食物繊維は腸内活動を活発にしてくれることで、腸内に溜まった排泄物を体外に出してくれるのですが、この時一緒に悪玉菌も輩出してくれるんですよ。

食物繊維が多く含まれている食べ物は…

  • ごぼうなどの根菜類
  • えのきやしめじなどのキノコ類
  • わかめやひじきなどの海藻類

などがあり、その中でも海藻類には体臭のもととなるアンモニアや硫化水素を体外に排出する「フコイダン」という成分が含まれているのでおすすめです。

また血液の流れが悪くなることで、血液中に老廃物が溜まってしまい、体臭を起こしてしまうこともあるため、血行を良くする食べ物を積極的に食べるのも良いですよ。

たとえば…

  • ピーナッツなどのナッツ類
  • かぼちゃ
  • リンゴ
  • オリーブオイルやグレープシードオイルなどの食物油

といった食べ物を積極的に食べるといいですよ。

特に食物油は普段の食事でも比較的取り入れやすいので積極的に使ってみましょう。

対策方法その3:運動をする

特に運動不足だと感じるようなら、積極的に運動を取り入れるようにしましょう。

あまりきつい運動をする必要はありませんが、軽く汗をかく程度の運動を30分くらい続けるのが効果的です。

適度な運動をすることで発汗を促し、毛穴を開かせることができるので、毛穴に詰まった皮脂汚れも汗と一緒に流すことができるので、皮脂汚れによるニオイと体内の老廃物によるニオイをダブルで対処することができます。

おすすめはじょびんぐなどの軽い有酸素運動。

スピードや距離を大切にすることはせず、時間を意識して息があまり着れない程度の速さで30分前後は走るようにしましょう。

対策方法その4:入浴をする

普段お風呂にゆっくり浸からず、シャワーだけという方も多いのではないかと思います。

シャワーだけでは十分な汗をかくことができず、体内の老廃物を汗と一緒に流すことができません。

運動する習慣があればまだいいのですが、それもできないのであれば、しっかりと湯船に浸かって汗をかくようにすると体臭対策ができます。

特に半身浴は通常よりも汗をかきやすくなるので、かなりおすすめです。

半身浴の正しい方法

お湯の量はみぞおちくらいの高さまでにして、温度は38~40℃くらいの温度がベストです。

入浴時間に関しては20分~30分くらいを目安にしましょう。

この時喉が渇くことも¥あるので、その時は遠慮せず水分補をしてもかまいません。

のぼせるのが心配であれば、水で冷やしたタオルを頭に乗せて冷やしてあげましょう。

対策方法その5:汗をかいたらこまめに拭いてあげる

基本中の基本ではあるのですが、結構放置してしまいがち。

汗はそのまま放置してしまうと蒸れて雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイのもとになってしまいます。

また汗そのものが空気に触れることで酸化してしまい、ニオイのもとになることもあるのでタオルやハンカチなどでしっかりとふき取ってあげるようにしましょう。

あとは一緒にデオドラント剤などを使用して、ニオイを対策してしまうのもおすすめです。

対策方法その6:シャンプー剤を変えてみる

シャンプーと体臭に何の関係があるのかと思ってしまう方もいるかもしれませんね。

枕に付いたニオイが気になるのであれば、もしかするとミドル脂臭というが原因かもしれません。

これは汗に含まれている乳酸を、頭皮に常在しているブドウ球菌が分解することによって「ジアセチル」というにおい成分が発生することで、葉菜につくにおいを発生させます。

このミドル脂臭を改善するためには、とにかく頭皮をキレイに保つ必要があり、シャンプーなどの選び方にも工夫が必要です。

おすすめは薬用シャンプーや医薬部外品に指定されているようなシャンプーがいいですね。

別の記事でおすすめのシャンプーをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。

対策方法その7:衣類のケアもしっかり行なう

普段から同じ服を洗濯せずに着まわしていたりしないでしょうか?

いくら体を清潔にしていてもニオイ菌が衣類に付着していれば、その服を着たらまた体についてしまい、あっという間に繁殖してしまいます。

そのため、1度着用した衣類はその都度洗濯をしなくてはいけません。

また洗濯物を乾かす時もなるべく室内干しにするのではなく、屋外の日当たりの良い場所で干すようにすれば、紫外線によってニオイのもととなる菌を殺菌することができます。

もしくはぬるま湯で薄めた酸素系漂白剤に1時間程度付け置きすることで、繊維の奥に入り込んだ雑菌を死滅することができるので、外干しができない場合はその洗濯方法を試して見ると良いですよ。

もし周りの人の体臭がきつい場合の対処方法

ここまで自分の体臭がきつい場合に関しても対策方法をご説明してきましたが、もしかすると周りにも体臭がきつい方がいるかもしれませんよね。

そんな時にあなたはどうやって対処していますか?

私は以前、満員電車で前に立っていたおじさんの体臭がかなりきつくて気持ち悪くなってしまい、目的地に着く前に電車を降りてしまったことがあります。

正直「おじさん!めっちゃ臭いですよ!」なんて言えたらいいんですけど、そうもいかないのが現実です。

これがいわゆる「スメルハラスメント」ってやつですね。

あなたも私と同じような経験を起こさないためにも、おすすめする対処方法をシチュエーション別でご紹介していきます。

シチュエーションその1:交際相手が臭い場合

お互いの仲が本当に深まっているような状態であれば、軽く冗談交じりで「くっさ!!」とか言えるかもしれませんが、付き合うまえであったり付き合い始めたばかりの恋人にはそんなことは言えませんよね。

そんな時は知人の話という仮定の話をしながら、あなたがニオイに対して敏感であることを伝えてあげましょう。

付き合う前・付き合い始めの相手もあなたに対して好意を持ってもらおうと必死です。

もし自分が臭っていたら嫌われてしまうかも…そう思わせることができれば、もはや価値は確定ですね。

あなたがニオイに対して敏感で、体臭がきつい人は苦手だということをしっかりと伝えておけば、自分からケアをしてくれるようになります。

シチュエーションその2:会社の人がとにかく臭い

やはりどの企業でもこういった人はいます。

中には自覚していて、自分で芳香剤を持ち込んでくる人もいますが、その芳香剤…無香料ではない!

体臭と芳香剤の香りが混ざることで職場のニオイはまさにカオス!

とても耐えられない環境になってしまいますよね。

仕事をする場所を変えることができるのであればいいかもしませんが、所定の位置でしか仕事ができないときにおすすめなのが、USBタイプの扇風機です。

パソコンなどのUSBポートに差し込むだけで風を贈ることができるので、ニオイを拡散することができ、幾分か和らぐはずです。

もしパソコンにUSBポートが存在しない場合は、モバイル抜釘リーなどに差し込んでも使うことができるので、ぜひ試してみて下さい。

シチュエーションその3:電車内で体臭の臭い人に遭遇

このシチュエーションはかなり最悪ですね。

閉じ込められた密室の空間から抜けるためには、車両を変更するか、一度電車を降りて次の電車に乗るようにしましょう。

正直至近距離からの体臭はどうしようもありません。

1番の策はとにかく距離を取ることです。

満員電車などでどうしようもない場合は、鼻で呼吸をすることやめて口で呼吸をしましょう。

あとは乾燥などが気になるなら、カバンにマスクを忍ばせておいて社内でかけておくことをおすすめします。

キツイ臭いの体臭を放置しているとどうなるの?

もしあなたが体臭に悩んでいるのであれば、そのまま放置していることはおすすめできません。

それは自分だけならまだしも、周りに不快な思いをさせてしまい、人によっては先ほどの私のように体調を崩してしまう恐れがあるからです。

他人にまで迷惑をかけてしまうものを、何も対策せずにいるのはただのモラルの欠如です。

体臭がひどいと、場合によっては人が寄り付かなくなってしまうことだってあります。

たしかに好きでキツイ臭いを出しているわけではないけれど、何もしない理由にはなりません。

あなたが生活していく上で、体臭のケアをすることはとても大切です。

特別キツイ臭いを出しているわけでもない人がニオイに気を遣っているのに、体臭がきつい人が何もしないのはおかしいですよね。

なので、そのまま放置するようなことはせず、しっかりとケアをして自分だけでなく、周りの人にも快適に過ごしてもらえるようにしなくてはいけません。

この記事を読んで、少しでも体臭予防・対策の知識を持っていただけたなら、ぜひ生活の一部として取り入れてみて下さい。

 

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