普段生活している中で、ふと足からキツイ臭いが…。

人前では臭いが気になって靴を脱ぐことができないという方も多いのではないでしょうか。

もしかすると臭いのケアをするためにデオドラント剤などを使っているかもいるかもしれませんね。

いろいろ試しているけれど、臭いがなかなか改善されない方も多いはずです。

何を隠そう、私も足の臭いに悩んでいます。同じ悩みを持つ者同士、その苦しみは痛いほど伝わってきます。

私もデオドラントスプレーや制汗剤など様々なケアをしてきましたが、一向に臭いを改善することができませんでした。

ですがその理由はもしかすると、臭いの原因にたいして対策方法が間違っているのかもしれません。

そこでこちらの記事では足の臭いに悩む方のために、臭いを発生させている原因について詳しくまとめてみました。

この記事を読むことによって、足の嫌な臭いを発生させている原因を理解することができ、臭いを解消するきっかけを見つけることができます。

もし自分の足の臭いをコンプレックスに感じていたり、人前で靴を脱ぐことができずに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

意外!足の臭いに悩んでいる人はたくさんいる

体臭の悩みというと、脇汗の臭いであったり加齢臭などを言えめーじする方が多いかもしれませんが、実は足の臭いに悩んでいる方は意外に多いんです。

実際に足の臭いに悩んでいる方は、飲み会で座敷の席で靴を脱ぐのをためらってしまう方がいたり、とにかく人前に靴を脱ぎたくないと感じている方がとても多いんです。

私も友人の家に遊びに行くときは足の臭いが気になったりしますし、飲み会に関しては絶対にテーブル席を希望するくらい靴を脱ぎたくありません。

きっと私と同じように誰かいるところで靴を脱ぎたくない、素足になりたくないという方は多いはずです。

言い換えてしまえば足の臭いに悩んでいるのはあなただけではありません。

ちょっとでも臭いを抑えるためにも、まずは自分の足の臭いを発生させている原因を探っていきましょう。

足が臭くなってしまう原因は雑菌(バクテリア)だった!

では早速、足が臭くなってしまう原因について詳しくご紹介していきますね。

私も足の臭いを解消するために、いろいろと手を尽くしてみましたがどれも効果を実感することができず、半分泣き寝入りしていたのですが、改めて原因を詳しく探ってみたら、自分で思っていた原因と実際の原因が違っていたんです。

そのためどんなに臭いをケアしても効果がなかったのですが、原因に合った対処法を行なうことでだいぶ軽減することができるようになったんです。

なのでまずは対処方法を知る前に、しっかりとニオイの原因を知っていきましょう。

雑菌(バクテリア)が繁殖することでキツイ臭いが発生する!

人の肌には「常在菌」と呼ばれる菌がたくさん存在しているのはご存知の方も多いかもしれませんね。

ふだんこの常在菌は肌を弱酸性に保って病原菌が増えるのを防いでくれたり、肌のトラブルを防ぐ役割があるのですが、様々な要因によってこの雑菌が大繁殖してしまうことによって臭いを発生させてしまうんです。

雑菌は汗や角質などを栄養にその数を保っているのですが、汗をたくさんかいたり皮脂汚れが溜まることによって、一気に数を増やしてしまいます。

その時に雑菌から分泌される老廃物が臭いの原因になってしまい、靴などを脱いだ時にモワッとした臭いを発生させてしまうんです。

臭いの原因となる雑菌を増やしてしまう7つの理由とは

それではここからは足の雑菌を増やしてしまう要因をお伝えしていきます。

普段の何気ない習慣なども理由になってしまうので、しっかりとチェックして当てはまるものがないか見ていきましょう。

理由その1:汗

汗は誰でもかいてしまうものですが、実は足の裏には汗を分泌する「汗腺」という器官が密集している部位でもあります。

人は足の裏だけでも1日当たりコップ1杯分くらいの汗をかくと言われているのは知っていましたか?

偉そうにご説明していましたが、私は自分で調べるまで全然知りませんでした。

とは言っても足にかく汗は臭いの原因になってしまうような物質は入っていません。

けれど汗をかいて蒸れることによって肌に存在している「常在菌」と呼ばれる菌が繁殖しやすい環境になります。

その菌が原因となって臭いを発生させてしまうんです。

汗の種類について

実は汗には2つの種類があり、それぞれ違った特徴があるんです。

脇の下やデリケートゾーン、耳などに多く存在している「アポクリン腺」と、全身に存在している「エクリン腺」と呼ばれる汗腺があり、足に存在している汗腺は「エクリン腺」と呼ばれるものなんです。

アポクリン腺には臭いのもとになるような物質を多く含んでいて、脇の臭いがきつくなってしまう原因のひとつになります。

逆にエクリン腺から分泌される汗は臭いの原因となる物質が含まれていないので、臭いになることは本来ないのですが、先ほどお伝えした通り雑菌が繁殖することによって臭いを発生させてしまうことがあるんです。

理由その2:古くなった角質

古い角質は一般的に「垢(アカ)」と呼ばれているもので、人の肌は健康的な状態で約28日間をかけて新しい肌に生まれ変わっていきます。

これをターンオーバーというのですが、ターンオーバーによって押し上げられた古い角質は垢として肌の表面に残ります。

しっかりとケアしてあげれば問題はないのですが、かかとや足の裏にできたタコなどは角質に厚みが出て肌表面もガサガサになりやすいんです。

実はこのような角質が厚みを増した部分(角質肥厚)では、雑菌が集まりやすく繁殖しやすい環境になってしまいます。

そのせいで常在菌が分泌した老廃物も溜まりやすく、臭いがきつくなりやすくなってしまうんです。

爪の間の垢にも要注意!

足の爪と皮膚の間に詰まった垢にも注意しなくてはいけません。

普段あんまり気にすることがないかもしれませんが、先ほどもお伝えした通り、垢は雑菌の栄養になってしまい、臭いの原因になってしまいます。

実際に手指の爪の臭いを嗅いでみるといいかもしれないですよ。

私も以前ニオイを嗅いだことがあるのですが、ちゃんとケアをしてなかったこともあって、思わず「おえぇぇぇっ」となってしまうような強烈なニオイを出していました。

これに汗が混じってさらに菌が繁殖したと考えると…。

想像しただけで血の気が引いてしまいますよね。

それくらい強烈なニオイを発生させる原因になるので、駒家にケアしてあげるようにしましょう。

理由その3:偏った食生活

よく普段の食生活で体臭が変化するという話を聞いたことってないですか?

実際にこの都市伝説的な話は本当で、足の裏も体臭の一部なので食べ物によって臭いに変化が起きます。

これは食事の内容によって汗に含まれる成分に変化が起き、その成分が雑菌の栄養になってしまうと言われているからなんです。

特に臭いのキツイにんにくや香辛料、アルコールといったものをたくさん摂っていると、臭いがきつくなってしまうと言われています。

もし思い当たる節があれば、しばらく臭いの原因となる食べ物を控えてみるようにしましょう。

足の臭いがきつくなる食べ物って?

一般的には特定の食べ物や飲み物を摂ることによって、腸内で消化されるとアンモニアなどの臭気成分を発生させてしまい、血液の流れに乗って全身をめぐってしまったり、エクリン腺を刺激することで汗の量を増やしてしまうことがニオイをきつくしてしまう理由になります。

こちらでは具体的に、足の臭いがきつくなってしまう食べ物をお伝えしていきますね。

  • 肉類…たんぱく質の消化にはエネルギーをたくさん使い、体温が上がるので汗をかきやすくなる
  • お酒などのアルコールを含んだもの…分解されると「アセトアルデヒド」という物質に変化して、血流にのって全身をめぐることでニオイを発生させる
  • 唐辛子や香辛料などの刺激物…刺激物には汗腺を刺激して発汗を促進するはたらきがある
  • チーズや牛乳などの乳製品…大腸に届くとたんぱく質が腐敗してしまい、最終的にアンモニアなどが体内で作られるとニオイを発生させてしまいます
  • ニンニク…ニンニクにはアリシンと呼ばれる物質があり、消化されることによって血液中から全身をめぐり、皮膚から臭いを発生させることがあります

以上のような食べ物は食べ過ぎると臭いを発生させてしまう原因になるので注意しましょう。

理由その4:靴や靴下による蒸れ

普段同じ靴を履きっぱなしという方も多いと思います。

これは仕事などの関係でどうしようもない方もいるかもしれませんが、革靴やゴム製の靴などの通気性があまり良くない靴を普段から着用している方は足が蒸れやすくなってしまい、臭いがきつくなってしまう理由になります。

また人によっては同じ靴を毎日履いて生活している方もいるかもしれませんね。

靴は毎日同じものを履いていると、靴の中で雑菌がどんどん繁殖してしまい、足のニオイをきつくしてしまうので注意しなくてはいけません。

あとは靴下も汗で湿ったままの状態で放置していると雑菌が繁殖しやすい環境になってしまうので気を付ける必要があります。

特に厚手の靴下などを普段から履いている方は、雑菌の温床をつくってしまいがちなのでできるだけ避けるようにしましょう。

ブーツを履くときは普段以上に注意!

一般的にブーツは通気性が悪く、熱がこもりやすい環境であったり湿度も高くなりやすい靴でもあります。

しかもブーツには汗や角質だけでなく、白癬菌やカビ菌、バクテリアなどの菌も繁殖しやすくなって、普通の靴よりも臭いがきつくなりやすい傾向があるんです。

このような菌が角質を栄養にすることでさらに数を増やしていき、靴を脱いだ瞬間に強烈な異臭を発生させてしまうんです。

サイズの合わない靴を履くと臭いを発生させるって本当?

これは本当に足が臭くなりやすいです。

たとえば実際のサイズよりも大きな靴を履くと、靴が脱げないようにしようと余計な力を入れてしまい、汗をかきやすくなってしまったり、靴の中で足がすべって角質が剥がれやすい状態になってしまいます。

また自分の足よりも小さなサイズの靴を履くと足が圧迫されてしまい、そのせいで汗をかきやすくなってしまうんです。

その結果、汗による蒸れや角質によって雑菌が繁殖してしまい、臭いをきつくしてしまいやすくなります。

理由その5:体調や精神の状態の悪化による疲労臭

普段から夜更かしをしてしまったり、仕事が忙しいせいで身体の疲れをとることができないような方はストレスを抱えやすくなり、内臓の働きを低下させてしまうことがあります。

そのせいで食事などからとった栄養を処理しきることができず、分解できなかったアンモニアなどの臭気成分が血液の流れに乗って、全身をめぐってしまい、汗と一緒に分泌されてしまうことがあります。

ちなみにこの「アンモニア」を含んだ臭いというのは、デオドラント剤では消すことができないという特徴があります。

このようなストレスによる発汗は「精神性発汗」といって、緊張や生活環境の変化などによって起こることが多く、日常生活でも起きやすいものなので、疲れを溜めないようにしたり、定期的にストレス発散をしてあげましょう。

理由その6:病気によるもの

意外かもしれませんが、足の臭いを発生させる病気というものがあります。

全部ご紹介するとキリがなくなってしまうので、代表的なものをいくつかピックアップしてお伝えしていきますね。

病気による足臭その1:水虫

これは白癬菌と呼ばれている「カビ菌」の一種によって起きる皮膚の感染症です。

水虫になると足がジュクジュクした状態になり、角質が弱った状態になります。

そこへ雑菌が入り込んで繁殖するとキツイ臭いを発生させやすくなるので気を付ける必要があります。

またつい足先がかゆくなって、足の指同士でこすり合わせることで、角質が剥がれ落ちてしまい、肌のターンオーバーが乱れて角質が厚みを増してしまい、臭いを発生しやすい環境にしてしまうんです。

病気による足臭その2:糖尿病

生活習慣病として有名な病気ですが、糖尿病は体の免疫力を低下させてしまい、本来であれば体を守ってくれているはずの菌に対しても抵抗力がなくなって感染症を起こしやすい状態になります。

そのせいで足の臭いを引き起こす菌が繁殖しやすい環境が出来上がってしまい、足の臭いを発生させてしまうことがあるんです。

またその際、体臭や口臭なども同時に発生することがほとんどなので、足だけ臭いがきつく感じるのであれば、別の病気や要因を探るようにしましょう。

病気による足臭その3:多汗症

何か運動など、体を動かしてもいないのに汗を大量にかいてしまう病気で、原因のひとつがストレスによるものだと言われています。

この多汗症は全身から発汗する場合もありますし、部分的に発汗する場合もあるので、なかなか気付かないという方もいるかもしれません。

全身の場合はもちろん、足裏を中心に汗を大量にかいてしまう場合、蒸れによって雑菌が繁殖してしまって臭いを発生させてしまうことがあります。

もし人よりも多く汗をかくとか、部分的に汗を異常にかくといった場合は、きちんと皮膚科で診てもらい、正しい診断をしてもらうようにしましょう。

番外編:性格によって足のニオイが臭くなることもある

足の臭いがきつい方には共通の性格があるというのはご存知でしょうか。

意外に感じる方もいるかもしれませんが、ある性格の方は汗をかきやすくなるため、精神性発汗によって臭いがきつくなってしまうことがあるんです。

それは…

  • まじめな性格で筋が通ってないことは嫌い
  • 人前で話すのが苦手な恥ずかしがり屋
  • 極度に緊張しやすい性格

といった性格の人は、感情が昂ったり緊張したりすると汗をかきやすくなり、そのせいで足の臭いをきつくしてしまうことがあります。

足のニオイを放置していると気付かないうちにスメハラの加害者に!正しい足臭対策をはじめよう

最近ではスメルハラスメントと呼ばれる、私のような足臭に悩んでいる人にとって悩ましい言葉ができてしまいました。

人一倍足のニオイを気にしているのに、相手に不快な思いをさせて「スメハラだ!」なんて言われたらたまったもんじゃないですよね。

本当に生きづらい世の中に感じます…。

けれどこの問題をそのまま放置しているわけにはいきません。

人は生活していく上で、人間関係を取り除くことができませんからね。

そのためにはきちんと足の臭いをケアしていかなくてはいけません。

そのまま放置していることは、社会生活を放棄したも同然なんですから…とは言っても本ッッッ当に生きづらいです!

スメハラの加害者にならないためにも、きちんと足の臭いをケアしていかないといけません。

こちらの記事で対策方法をご紹介していきたいのですが、長くなってしまうので、別の記事で詳しく解説していきますね。

もっと詳しく多対策方法を知りたい方は、そちらの記事も併せてチェックしてみてください。

まとめ

こちらの記事では足の臭いを起こしてしまう原因について詳しくお伝えしてきました。

普段の何気ない習慣が足の臭いを発生させてしまっているのは、本当に怖いですよね。

ちなみに私の臭いの原因は「性格」によるアンモニアなどの臭気成分が臭いを発生させていたようです。

この臭いはなかなか消すことができないので、できるだけストレスフリーな生活を送るように心がけ、普段のボディケアも意識して行なうようにして、対処しています。

私は身体を洗うボディソープを見直したことで、だいぶ臭いを抑えることができるようになったので、もしどうしても臭いの対処ができない場合は、普段使うボディソープも見直してみるといいかもしれませんよ。

別の記事でボディソープを紹介しているものがあるので、もっと詳しく知りたい方はそちらも併せてご覧ください。

 

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