髪の毛に対して悩みを持っている方は多と思いますが、その中でも薄毛に関しての悩み事って特に多いのではないかと思います。

髪の毛にハリ・コシがなくなってきたリ、1本1本が細くなってきてしまったり…。

本当に悩みが尽きないと思うんです。

そんな髪の毛の悩みの中でも「髪が細いと将来ハゲる」なんて噂を聞いたことってないでしょうか?

迷信だろうと思っていてもどこか心配になってしまいますよね。

実は私も父方の家系がハゲ家系で、最近髪の毛が細くなってきているように感じていて、正直心配で仕方がありません。

そこでこちらの記事では、そんな細い髪の毛について将来ハゲてしまうのか…そしてその原因や対策方法はないのかをご紹介していきます。

この記事を読むことで…

  • 将来の髪の毛に対する不安を取り除くことができる
  • 髪の毛が細くなってしまう原因がわかる
  • 細くなった髪の毛の対処方法がわかる

といったメリットがあるので、もし髪の毛に対して不安があるのであれば、ぜひ参考にしてみて下さい。

髪の毛が細いと将来ハゲやすい?

もともと髪の毛が細かったりすると将来的にハゲてしまうかもしれないと思ってしまったり、その逆で髪の毛が太くしっかりとしていれば安心…という風に思っている方も少なくありません。

ですが実際は生まれ持った髪の細さとハゲに関してはあまり関係がないという風に言われているんです。

ではなんで髪の毛が細いと将来的にハゲてしまうというような、根拠のないうわさが流れてしますのか。

その原因については私個人の意見になってしまいますが、髪が細いことによって髪の毛にボリュームがなく、全体的にぺたーっとした印象を与えてしまうからではないかと思います。

髪の毛の本数が同じでも髪の毛が細い人と太い人では見え方が全く違ってきますよね。

たとえば髪が細い人であれば、先ほどもご説明した通り全体的にぺたーっとした印象になってしまいます。

また髪の毛が細いと髪と髪の間隔が広くなり、頭皮も見えやすくなるようになります。

特に頭頂部(つむじ)の部分は、もともと髪の毛の密集度も少ないので余計に薄く見えてしまうでしょう。

けれど太い髪の人は、毛にハリ・コシがあるのでボリュームが出やすくなり、全体的にふさふさとした印象を与えることができるんです。

つむじ周りも髪の毛同士の間隔が狭いため、地肌が見えづらくハゲているように見えないことが原因ではないかと思います。

髪の毛が細いのは遺伝によるもの?

生まれつき髪の毛が細いというのは、両親や両親の家族にも細毛の人がいる場合は遺伝によるものとみて間違いないでしょう。

ですが先ほどもお伝えしたように、もともと髪の毛が細いから将来ハゲるという訳ではなく、それはそれで別の原因があるんです。

もともと髪の毛が細い人でも将来ハゲない人もいれば、逆にハゲる人もいます。

生まれつきの髪の毛の細さよりも、昔に比べて髪の毛が細くなっているかどうかの方が重要ではないかと思います。

詳しいことのちほどご説明しますが、今の髪の細さが以前よりも急激に細くなっている場合に関してはもしかすると、将来的にハゲてしまう可能性が高いと思います。

そこで次の項目に関しては、薄毛の原因となるものをご説明していきますね。

髪の毛が細く、ハリ・コシがなくなってしまう原因についても触れていきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

髪が細いのは生まれつきだけじゃない!後天的に細くなる7つの原因

それではここからは髪の毛が細くなってしまう原因についてご説明していきます。

原因に関しては様々なものがありますが、一つずつ詳しくご説明していきますね。

こちらでご紹介していく原因というのが…

  • AGA(男性型脱毛症)によるもの
  • 年齢を重ねることによって起こるもの
  • 食生活による影響
  • 睡眠不足による影響
  • 過剰なストレスによるもの
  • ヘアカラーリングやパーマのやりすぎ
  • 間違ったヘアケアによるもの

といったものがあります。

どれも重要なものなので、ぜひ見ていきましょう。

原因その1:AGA(男性型脱毛症)によるもの

髪の毛が細くなってしまう1番の原因というのが、このAGAというものです。

このAGAというのは、男性ホルモンのひとつである「テストステロン」が「5αリダクターゼ」という酵素と結合することによって「DHT(ジヒドロテストステロン)」という物質に変化します。

DHTという物質も男性ホルモンの一種なのですが、毛乳頭の受容体と結合することによって髪の毛の成長・発毛を阻害してしまい、ヘアサイクルが早まってしまうんです。

通常であれば2~6年くらいの周期で髪の毛が生え変わるところ、DHTが作り出されるようになると数か月から1年程度の短い周期になってしまうため、しっかりとした髪の毛に育ちにくくなってしまいます。

そのせいで髪の毛が細く、柔らかい産毛のようなものになってしまい、そのまま毛髪が成長しきる前に脱毛してしまいます。

1日あたり100本程度の抜け毛であれば正常の範囲なのですが、それ以上の抜け毛となるとヘアサイクルに問題が起きている可能性があるでしょう。

AGAは遺伝による影響が最も大きいのですが、それ以外にもストレスや食生活の乱れ、間違った頭皮ケアなどによって症状を引き起こす要因になることがあります。

AGAを引き起こしてしまう原因について詳しくご説明している記事があるので、もし心当たりがあったり、心配であればそちらも併せてご覧ください。

薄毛・抜け毛を引き起こす原因まとめ!原因を知って正しい対策を!

原因その2:年齢を重ねることによって起こるもの

髪の毛が細く柔らかい状態になってしまう原因として、年齢によるものも考えられます。

人は年齢を重ねると毛細血管も一緒に老化をしてしまい、その影響で頭皮に栄養が行き渡りにくくなってしまいます。

また、全身をめぐる太い血管も老化していくことで血液に循環が悪くなってしまい、栄養を行き渡らせることができなくなってしまうため、髪の毛が成長しにくい状態となってしまうんです。

さらに血液だけでなく、年齢を重ねることで代謝も悪くなって髪の毛の成長に必要な栄養を十分に吸収できなくなってしまうこともあります。

その結果として髪の毛がどんどん細く柔らかい状態になってしまうんです。

原因その3:食生活による影響

最近ではファストフードやコンビニ弁当など、手軽に食事をできる環境がたくさんあります。

そのせいで摂取カロリーが増えてしまったり、偏った食生活になってしまいがちで、その影響が毛髪にまで及んでしまうことがあるんです。

特に最近では高カロリーの食べ物が簡単に食べれるような環境下にあるため。血液の流れが悪くなってしまいがちで、せっかく摂った栄養も頭皮に十分に届けることができなくなってしまいます。

栄養不足になってしまった頭皮環境は当然、髪の毛の成長や発毛をしっかりと行なうことができず、十分に毛髪が成長することがないままになってしまうため、細毛・軟毛になってしまうんです。

髪の毛と食事に関係について詳しく書いた記事があるので、もっと詳しく知りたい方はそちらも併せてご覧ください。

AGA予防・対策は育毛剤や食事でできるのか?おすすめの方法6選

原因その4:睡眠不足による影響

普段からついつい夜更かしをしてしまって寝不足気味になってしまいがちではありませんか?

実は睡眠不足というのも髪の毛が細くなってしまったりする原因となります。

睡眠時には髪の毛の成長や修復、発毛を促進したりするのに必要な「成長ホルモン」が分泌される大切な時間です。

その時間帯に夜更かしをして起きていると、髪の毛の成長や発育に悪影響を与えてしまい、十分に育てることができません。

そもそも毛髪というのは人体の中でも優先度が低く、主に臓器や筋肉に栄養や成長ホルモンを行き渡らせようとします。

なので、睡眠時間が短くなることによって、優先的に臓器や筋肉などの生命の維持に関わる重要器官に贈られることになってしまうため、髪の毛に行き渡るのはごく僅かな量となってしまうんです。

その結果、寝不足気味の人と睡眠をしっかりと取っている人を比べたときに、髪の毛や頭皮の健康状態に大きな違いが出てしまいます。

また睡眠による薄毛やハゲの詳しい関係や対策方法は別の記事でもご説明しているので、そちらも併せてご覧ください。

睡眠不足と薄毛・抜け毛の深い関係!寝不足でハゲないためのポイント

原因その5:過剰なストレスによるもの

現代の世の中というのはストレスが常に付きまとう、とても窮屈な時代です。

その影響もあってかストレスによる細毛が増えてきていると言われています。

人は過剰なストレスを抱え込んでしまうことで、自律神経が乱れて交感神経と副交感神経のバランスが取れなくなってしまいます。

自律神経のバランスが悪くなることによって交感神経が優位になってしまうことでホルモンバランスも乱れ、そのせいで男性ホルモンの分泌量が増えてしまうことにつながるんです。

男性ホルモンの分泌量が増えたことによって、皮脂の分泌量が増加することで頭皮の毛穴を詰まらせてしまい、健康な髪の毛が育ちにくい環境になってしまいます。

その結果、髪の毛が細くなってしまったり、最悪の場合としてAGAの原因となる5αリダクターゼを発生させ、抜け毛や薄毛の原因となってしまうことがあります。

ストレスによる薄毛やハゲの詳しい原因や対策方法は以下の記事でもご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。

ストレスによる抜け毛・薄毛・ハゲは治る!すぐできる8つの回復方法

原因その6:ヘアカラーリングやパーマのやりすぎ

髪の毛が細くなってしまったりする原因のひとつにヘアカラーやパーマをかけすぎていることも考えられます。

確かにカラーやパーマはオシャレに欠かせないものですが、カラーリング剤やパーマ液などは毛髪だけでなく、頭皮にもつけるため少なからず影響が出てしまうでしょう。

最近では頭皮や髪の毛に負担の少ない薬剤も出ていると言われていますが、それでも化学薬品を使用していることに違いはないので、頭皮や髪に負担はあります。

薬品が髪の毛や頭皮についてしまうことで、乾燥を引き起こしてしまったり、薬品を使用することで髪の毛自体が傷んで細くなってしまうことがあるんです。

おしゃれに気をつかうことは決して悪いことではないですが、過剰なカラーリングやパーマは髪の毛を細くしてしまう原因になります。

原因その7:間違ったヘアケアによるもの

普段使用しているシャンプーなどのヘアケアはどのようにしていますか?

何気なくやってしまいがちなことですが、頭皮や髪の毛の状態に合ったケアをしていないと、逆に状態を悪化させてしまう可能性もあります。

たとえば、頭皮が乾燥状態なのにもかかわらず洗浄力の強いシャンプーを使ってしまい、より乾燥状態を悪化させてしまったり、頭皮の栄養が足りていない状態なのにそれに適したシャンプーやトリートメントを使っていないことが考えられます。

髪の毛を太くしっかりとしたものにしたいのであれば、頭皮や髪の毛の状態に適したヘアケアアイテムを使用しないと、髪の毛がやせ細ってしまうことがあるんです。

原因その8:ホルモンのバランスが乱れている

ホルモンバランスが乱れることで身体に不調が出ることは有名な話ですが、実は髪の毛にも悪影響を及ぼしてしまうことがあるんです。

基本的に髪の毛にトラブルを起こしてしまうのは「男性ホルモン」によるものだと言われていますが、これは男女関係のないもので、女性でも多少の男性ホルモンを分泌しています。

男女でちょうどいい男性ホルモンと女性ホルモンのバランスは違ってきますが、身体に不調が出ないようなバランスを保っていたのに生活習慣が乱れることで男性ホルモンの分泌量が増えてしまい、その結果髪の毛を細くしてしまうことがあるんです。

また女性ホルモンの分泌量が低下してしまうことでも同様の問題を起こしてしまう可能性があります。

ホルモンバランスの乱れは食事や睡眠、ストレスなど様々な要因で起きてしまうので、あらためて生活習慣を見直しているようにしましょう。

太くたくましい髪の毛ににする7つの対策方法とは?

それでは髪の毛が細くて柔らかい状態になってしまう原因についてご説明してきましたが、ここからはその原因を解決するための対策方法についてご説明していきます。

1番手っ取り早いのは薄毛専用のクリニックで本格的な治療をすることなのですが、それには経済的な負担が大きくかかってしまい、なかなか継続することが難しいんです。

薄毛治療のクリニックについて知りたい方は、以下の関連記事を読んでみてください。

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AGAの治療法・治療費・治療薬(ジェネリック含む)がまるわかり!

なので、こちらでは自宅でもできる対策方法について詳しくご説明していきますね。

その内容というのが…

  • 栄養バランスの整った食生活
  • 質の高い睡眠
  • 定期的なストレス発散
  • 喫煙をするなら禁煙も考えてみる
  • 過度な飲酒は控える
  • 頭皮マッサージ
  • 重点的な頭皮のケア

といったものをご紹介していきます。

わかりやすくご説明していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

対策方法その1:栄養バランスの整った食生活

髪の毛はケラチンというたんぱく質を主成分としたもので、このケラチンを作り出すためにはビタミンや亜鉛、たんぱく質などをしっかりと摂る必要があります。

良質な栄養素をしっかりと摂って、頭皮に届けるためにも普段の食事には十分に気を遣ってあげなくてはいけません。

肉類や魚、野菜、果物、海藻などをしっかりと食べて、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。

詳しい栄養素や、その栄養素を含んだ食材などは別の記事でご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。

対策方法その2:質の高い睡眠

先ほどもお伝えした通り、普段から夜更かしをしてしまい、寝不足気味の方はホルモンバランスが乱れて髪の毛が細くなってしまったり、柔らかくなってしまう場合があります。

そうならないためにも睡眠の質を高めてあげることが大切です。

具体的には睡眠時間を最低でも6~7.5時間は眠るように心がけ、しっかりと就寝しなくてはいけません。

仕事などが忙しく、なかなか眠る時間をつくることができない場合は、深い眠りを十分に取れるような環境づくりを心がけましょう。

たとえば、自分が眠りやすい枕の高さにしてみたり、パジャマの生地感を変えてみて、心地の良いものに変えてみるのも一つの方法です。

その他にも就寝1時時間前はスマホやPC、テレビなどを見ないようにするのも効果的ですよ。

また睡眠をとる時間帯にも重要なポイントがあります。

あなたは睡眠のゴールデンタイムというのをご存知ですか?

実は先ほどお伝えした「成長ホルモンが分泌しやすい時間帯」というものがあり、その時間帯に身体を休めることで効果的に頭皮や髪の毛を成長・発毛させることができるんです。

その時間帯というのが「22時から2時」の4時間です。

ちょっと早い時間帯なのですが、できる限りこの時間帯に睡眠を取るように心がけることで、良質な睡眠時間をつくることができますよ。

また睡眠と薄毛に関してもっと詳しく知りたい方は、別の記事でご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。

対策方法その3:定期的なストレス発散

ストレスは髪の毛を細くしてしまう原因につながるということをお伝えしましたが、定期的に発散していくことをおすすめします。

具体的な方法に関してですが、個人の好みがあるので「これ!」というものはないのですが、個人的におすすめしているのがストレッチやウォーキング、瞑想などを取り入れてみるといいかもしれませんよ。

実は運動不足も体の代謝が低下してしまう原因になり、間接的にですが髪の毛が細くなってしまったり、軟毛になってしまうことにつながってしまいます。

軽めの運動をすることで自律神経の興奮状態もおさまって適度にリラックスできますし、瞑想も心を落ち着かせることができるので意外とストレス発散には効果的です。

あとは自分の好きなこと…たとえば趣味の時間などを多めにとって、嫌なことを忘れて没頭してみたりするのも効果的だと思うので、ぜひ試してみて下さい。

また抜け毛や薄毛とストレスの関係についてご紹介している記事があるので、そちらも併せてご覧ください。

対策方法その4:喫煙をするなら禁煙も考えてみる

もしあなたが喫煙者であれば、髪の毛を太くするために禁煙をしてみることも考える必要があります。

タバコにはニコチンをはじめとする有害物質が数多く含まれており、その中には毛髪の成長を邪魔してしまうもの含まれているんです。

特にニコチンには血管を収縮して血液の流れを悪くする効果があるので、せっかく摂った栄養も血液の流れが悪いことで頭皮の毛細血管の隅々まで行き届かなくなってしまい、結果として髪の毛が細くなってしまったりします。

タバコには依存性もあるため、急に禁煙をしようとしても失敗してしまう可能性が高いもの事実。

なので、「タバコをやめる」という考え方をするのではなく、「別の嗜好品に切り替えてみる」と考えてみた方が良いかもしれません。

たとえば、ニコチンやタールなどが含まれていない電子タバコに変えてみるなど、方法はいろいろあります。

別の記事で上手に禁煙する方法についてご紹介しているものがあるので、もし禁煙したいと考えている方はそちらも併せてご覧ください。

対策方法その5:過度な飲酒は控える

適度な飲酒であれば特に問題ないのですが、毎日のように飲み歩いたり、1回でアルコールを飲む量が多い場合は飲酒量に気をつけなくてはいけません。

アルコールというのは主に糖質が主成分で、体内に入ると糖質を分解するためにインスリンというホルモン物質が分泌されます。

そしてインスリンが糖質を分解するときに発生する副産物として、多量の「脂肪」がつくられるのですが、この脂肪が血液の流れに乗って頭皮などに運ばれてしまい、毛穴から過剰に分泌されることで毛穴自体を詰まらせてしまい、健康な毛髪の成長を邪魔してしまうんです。

先ほどもお伝えした通り、たまにお酒を飲んだりする程度だったり、少量をたしなむ程度であれば問題ないのですが、過剰な飲酒は髪の毛を細くしてしまうことにつながります。

できれば1回あたりの飲酒量をグラス1~2杯程度に抑え、それ以上はお茶やウーロン茶などを飲むようにしましょう。

また別の記事でアルコールと抜け毛や薄毛についてご紹介しているものがあるので、一緒に参考にしてみてください。

対策方法その6:頭皮マッサージ

髪の毛が細くなってしまう頭皮の状態といのは、血液の流れが悪くなってしまっていたり、頭皮が緊張状態で張っているような状態です。

そのため血液の流れを良くしたり、緊張をほぐしてあげるためにも頭皮マッサージを取り入れてみるといいですよ。

特に育毛効果のあるシャンプーや育毛剤などと一緒に組み合わせてあげることで、より効果を発揮してくれます。

育毛シャンプーや育毛剤には血液の流れを促進してくれるような成分が含まれているので、さらに頭皮マッサージを行なうことで相乗効果が期待できるんです。

具体的なマッサージ方法に関しては、別の記事でご紹介しているのでそちらも併せてご覧ください。

対策方法その7:重点的な頭皮のケア

最後に頭皮ケアの方法について詳しくご説明していきます。

具体的な内容に関してですが、取り入れやすい「シャンプー」「育毛剤」についてお伝えしていきますね。

それぞれ分けてご紹介していくので、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。

重点的な頭皮ケア:シャンプー

それではまずはシャンプーについてご説明していきます。

あなたは普段どんなシャンプーを使っていますか?

ドラッグストアやコンビニなどで販売しているようなものを使ってはいませんか?

実は市販のシャンプーに配合されている成分というのは、製造コストを抑えるために安価なものを使用しているものがほとんどで、洗浄力が強かったり、有効成分が配合されていてもわずかしか含まれていなことが多いんです。

髪の毛が細くなってしまう原因のひとつに、頭皮の乾燥などもあるのですが、洗浄力の強いシャンプーを使用していることで乾燥してしまったり、悪化させてしまうことがあります。

そのため、髪の毛が細いことで悩んでいるのであれば使用するシャンプーにも気を遣うべきだと思います。

特におすすめするシャンプーの特徴として…

  • アミノ酸系界面活性剤…コカミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、ラウロイルアスパラギン酸Naなど
  • オーガニック成分…セージ葉エキス、ローズマリー葉エキス、ゴボウ根エキスなど
  • ノンシリコンタイプ…ジメチルシリコーン、揮発性シリコーンなどが配合されていない

といったものを意識して選ぶといいですよ。

特にアミノ酸やローズマリー、セージ葉エキスには育毛効果があると言われているので、髪の毛の細さだけでなく、将来的な不安があるのであればそのような成分にもこだわってみるといいですね。

詳しいシャンプーの選び方やおすすめのシャンプーに関しては別の記事でご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。

重点的な頭皮ケア:育毛剤

シャンプーの次にご紹介するのが育毛剤です。

育毛剤はシャンプーよりも効果が高く、頭皮環境を整えることで髪の毛の成長や発毛に効果が期待できます。

もしかするとあまりなじみのないものかもしれませんが、髪の毛が細くなってしまい、全体的に毛髪が薄くなってしまっている方でも有効だと思います。

市販などでも販売していますが、人目が気になってやはり手に取りづらいという方もいるのではないでしょうか。

ですが実際に市販で販売している育毛剤に配合されている有効成分というのは、あてになるものが含まれていません。

「公益社団法人日本皮膚科学会」が発表している有効成分で、市販のもので配合されている育毛剤には「使用してもいいけれど、効果に確実な根拠がない」というものばかりです。

そのため、育毛剤を選ぶときには十分に気を付けて選ぶ必要があります。

そのポイントとして…

  • 育毛に効果のある成分が含まれている
  • DHTの抑制効果がある成分が配合されている
  • 副作用がない

以上の3点は必須のポイントになります。

具体的な選び方やおすすめの育毛剤に関しては、別の記事でご紹介しているので、そちらも併せてご覧ください。

細くて柔らかい髪でもOK!毛量が少なくてもできるおすすめの髪型

いざ髪の毛を太くするためにケアを始めたとしても、即効性のあるものはなかなかありません。

そのため、その間は細くて柔らかい髪の毛で過ごさなくてはいけなくなります。

どうしても髪の毛が薄いところがあるのは嫌だという方もいると思うので、ここからはボリュームがなくてもカッコ良く見える髪型をご紹介していきますね。

その場しのぎとして1番効果的な方法なので、もし良ければ取り入れてみてください。

おすすめの髪型その1:ツーブロック

おすすめの髪型のひとつに、サイドや襟足をがっつりと刈り上げたツーブロックがあります。

刈り上げ部分がかなり目立つヘアスタイルなので、そこに視線を集めることができ、髪の毛の細さからくるボリューム感の無さに目がいかなくなる効果があるんです。

最近では多くの男性が取り入れている髪型でもあるので、少しでもオシャレに気を遣いたいというのであれば、取り入れてみるようにしましょう。

おすすめの髪型その2:ソフトモヒカン

サイドや襟足の髪の毛を短くカットして、頭頂部に長さを出してあげるヘアスタイルであるソフトモヒカンも髪の毛が細く、柔らかい方におすすめです。

トップの髪の毛をトサカのようにまとめてセットすることで、髪の毛が薄く見えてしまうことがなくなり、頭皮が見えにくくなります。

年代問わずチャレンジできる髪型でもあるので、手軽に試してみるのもいいですよ。

おすすめの髪型その3:オールバック

ある程度の長さがあるのであれば、分け目などができないようにオールバックにしてしまうのも効果的です。

男らしい雰囲気を出すこともできますし、全体的にタイトにまとめることができるので、クールな印象を与えることができます。

サイドなどにボリュームが出てしまうのがどうしてもいやなのであれば、思い切って刈り上げてみて、ツーブロックとオールバックを組み合わせてみるのも良いです。

髪の毛を全部後ろに流してあげることで頭皮が見えにくくなり、髪の細さによる透け感をカバーすることができます。

髪の毛が細くて柔らかいせいで髪型がキマらない!かっこよくスタイリングするコツとは?

どんなに細毛や軟毛に効果的な髪型に変えたとしても、上手にスタイリングができなければ意味がありません。

逆にスタイリング方法を間違えてしまうと地肌が見えてしまったりして、かっこよく見えない可能性があります。

そこで、ここではスタイリングのポイントをご紹介していきますね。

そのポイントというのが…

  • ドライヤーを使って髪の毛を立ち上げる
  • スタイリング剤の使い方

というものです。

以上の2点を意識するだけでもかなり違いがあるので、ぜひ普段のスタイリングの参考にしてみて下さい。

ポイントその1:ドライヤーを使って髪の毛を立ち上げる

まず最初にご説明するのがドライヤーを使って、髪の毛にボリュームを出す方法です。

普段スタイリングするときにドライヤーを使ってきちんとセットをしていますか?

髪の毛が細かったり軟毛の方は特に髪がぺたっとしやすいので、ドライヤーを使用して髪の毛の根元を立ち上げてあげるようにすると、ボリューム感が出しやすくなりますよ。

具体的には…

  1. 髪の根元を濡らす

    髪の毛の根元を濡らしてあげることで寝ている間についたクセをとり、ドライヤーの熱で髪を立ち上げやすくします。

  2. ドライヤーで根元を立ち上げるように乾かす

    細毛・軟毛の方は特にクセがつきやすいので、毛流れとは反対の方向から風を当ててあげましょう。
    特にトップや後頭部はスタイリングのポイントになるので注意してください。

  3. つむじ周辺の髪は分け目ができないように乾かす

    髪が細かったり柔らかい毛質だと、つむじ周辺がぱっくり割れてしまい、薄毛の印象を強めてしまいます。
    なのでつむじ周辺の髪は、その一帯の髪の毛を軽く握るように掴んで、根元から風を当てて分け目ができないようにしましょう。

以上の流れでドライヤーの風を当ててあげることによって、髪の毛を根元から立ち上げることができ、地肌が見えにくくなります。

普段ドライヤーを使ってスタイリングしない方にとっては面倒かもしれませんが、慣れるとすぐにできるので試してみて下さい。

ポイントその2:スタイリング剤の使い方

スタイリング剤の使い方に関してもポイントがあります。

いつもどのようなスタイリング剤を使用しているでしょうか?

髪の毛が細く、柔らかい方はできるだけ油分の少ないものを使用することをおすすめします。

油分が多いと、毛束にしたときに地肌が見えやすくなってしまい、薄毛に見えてしまうリスクがあります。

なのでできればマット系の油分があまり含まれていないものがおすすめです。

また使用する量もあまりに多いとスタイリング剤の重みで、髪の毛がペタッとしてしまう可能性があるので注意しましょう。

手順に関しても…

  1. 後頭部
  2. トップ
  3. サイド
  4. 前髪
  5. 襟足

という順番でスタイリング剤を付けていくように心がけましょう。

毛先中心にスタイリング剤を付けて、根元付近には決して使用しないように気を付けてください。

根元付近にスタイリング剤を付けてしまうと、髪の毛がペタッとしてしまいます。

細い髪の毛を一時的にボリュームアップする方法はある?

どんなにケアを頑張ったとしてもすぐに効果が現れるわけでもなく、ある程度の期間は必要になってしまいます。

そのため一時的にでもいいので髪をボリュームアップさせてあげる必要がありますね。

そんな時にぜひ取り入れてみていただきたい方法というが、先ほどお伝えした「正しいヘアスタイリングを取り入れてみる」ということです。

また、他にも一時的にボリュームアップすることができる方法が…

  • パーマをかけてみる
  • カールアイロンを使ってみる
  • 髪の毛をショートヘアにしてみる

などいろいろあります。その詳しい内容について、別の記事でもご紹介しているのでそちらも併せてご覧ください。

髪のボリュームがないあなたへ!ボリュームアップに必要な9つの方法!

これって逆効果?髪の毛を細くしてしまうNG習慣

普段、髪の毛を太くしようとやっていることでも、実は逆効果になってしまっていることがあります。

ここではそんなやってしまいがちなNG習慣についてご説明していきますね。

もし当てはまるものがあれば、すぐにでもやめて頭皮と髪の毛を健康的にしていきましょう。

NG習慣その1:1日に何度もシャンプーをしてしまう

頭皮をキレイに保とうとして朝と夜など、シャンプーを何度もしていたりしませんか?

実はこの習慣はやってはいけないものなんです。

1日に何度もシャンプーをすることで、頭皮を守る皮脂までも落としてしまい、頭皮が乾燥状態となってしまいます。

頭皮が乾燥すると地肌を守るものが何もなくなってしまうため、毛穴から通常よりも多く分泌されてしまい、そのせいで毛穴詰まりを起こしやすくなってしまうんです。

毛穴詰まりを起こすことによって、毛髪の成長や発毛を阻害してしまうので、シャンプーは夜の1回だけにしましょう。

NG習慣その2:髪の毛をすぐに乾かさない

男性だと意外に多いのが、この髪の毛をすぐに乾かさないということです。

髪が短いからタオルドライで十分、すぐに乾くだろうと放置していると髪の毛の水分や栄養が流れ出てしまい、ハリ・コシのない毛髪になってしまいます。

もちろん乾かさないまま眠ってしまうのもNGです。

乾かさないでいると、頭皮で雑菌が繁殖してしまい、毛髪の成長や発毛に影響を及ぼしてしまうこともありますし、ヘアダメージの原因にもなります。

シャワーを浴びたら、そのまま放置するようなことはせず、すぐにドライヤーを使って乾かすように心がけましょう。

NG習慣その3:髪にいいからといって偏った食事をする

先ほどお伝えした食事や栄養素について、補足のような感じになりますが、いくら髪の毛や頭皮に効果的な栄養であっても、そればっかり食べていてはいけません。

いくら髪の毛が太くなったとしても、偏った食生活を続けることで体に異常が出てしまっては意味がありません。

あくまでも「バランスの取れた食生活」を心がけ、その中で毛髪や頭皮の健康に効果的な栄養を重点的に摂るように心がけましょう。

髪の毛が細いということはハゲには直結しない!

ここまで髪の毛が細くなってしまう原因や対策方法など、様々な情報をお伝えしてきましたが、お伝えした通り髪の毛が細いことは絶対にハゲてしまうとは言い切れません。

もともと髪の毛が細い体質の方もいるでしょうし、そういった方は抜け毛を増やさないように日頃のケアをきちんと行うように心がけなくていくようにしましょう。

ですが「若いころは髪の毛が太かったのに…」と感じている方は脅すわけではありませんが、注意が必要になってしまします。

今はまだ大丈夫かもしれませんが、今後のケアによっては前頭部の生え際やつむじを中心に髪の毛が抜けてしまい、薄毛やハゲになってしまう可能性があります。

少しでも心当たりがある方は早めにケアを始め、症状が進行しないようにしてあげることが大切です。

もし本格的にケアを始めようと思っているのであれば、以下の記事でおすすめの対策方法をご紹介しているので、参考にしてもらえればと思います。

美容師おすすめ!AGAによる薄毛に効果的な育毛剤を比較した厳選ランキング!

本気で細くて柔らかい髪の毛をどうにかしたいなら今からケアを!

こちらの記事では原因や対策方法、NG習慣など、様々な情報をお伝えしてきました。

急に細くなってしまった髪の毛を太くするためには簡単にはいかず、それなりに時間をかけていく必要があります。

その中でご紹介した対策方法を活用していただくことによって、効率よく改善することができるのですが、全部を取り入れるのは難しいですよね。

なので、1番効果的な対策方法としてシャンプーや育毛剤を使用してみるのはどうかと思います。

その理由として、シャンプーに関しては普段の生活の一部として行なっているものなので、特別何かを始める必要がないですし、難しいものでもありません。

育毛剤に関してもシャンプーした後にサッとつけてなじませるだけでいいので、とにかく簡単ですよね。

食生活の改善や睡眠に関しては、仕事などの外部の影響を受けやすく、継続して続けるのがなかなか難しいのではないかと思います。

そういった意味で考えると、やはりシャンプーや育毛剤は手軽で時間をかけずにできるので、忙しい方でも続けていきやすいものだと思うんです。

髪の毛や頭皮のケアというのは、継続していくことが何よりも大切なので、続けていける対策方法を取り入れていかなくてはいけません。

今回ご紹介した方法の中で、あなたが1番続けやすいと思ったものをぜひ取り入れて、太くたくましい髪の毛を育てていきましょう。

 

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