男性の薄毛は遺伝だけが原因ではなかった!M字ハゲや頭頂部のハゲなど、部位ごとの原因について

薄毛って男の共通の悩みですよね…。

薄毛を気にするあまり過度にシャンプーをしたり、いろいろな育毛剤を使っていませんか?

ですが薄毛には遺伝に限らず、様々な原因があり、薄毛のタイプによってもその原因は違ってきます。

そこでこちらの記事では「美容師」の私が美容師目線で薄毛のタイプ別に原因をご紹介していき、その他にも薄毛を引き起こす要因となる日々に行動についてお話していきます。

この記事はこんな人におすすめ!
  • 薄毛の原因がわからなくてどうやって対処していいかわからない
  • いくら対策をしても薄毛の進行を止められない
  • メンズクリニックでカウンセリングは恥ずかしい…

この記事を読むことで、あなたも薄毛の原因をしっかりと理解することができ、その対策がしやすくなるので、ぜひご参考ください。

薄毛には7種類のタイプがあった!タイプ別の薄毛の原因とは?

男性の多くはこめかみや頭頂部などの部分から薄毛が進行していくことが多いのですが、実はそれだけではありません。

その他にも違うパターンが存在しているのです。

まずはタイプ別に薄毛の原因をご紹介していくので、該当するものをチェックしていきましょう。

あなたの薄毛のタイプがわかることで、そのあとの原因がよりわかりやすくなり、対策もしやすくなるはずです。

前頭部が薄毛の原因

前頭部の薄毛はその進行具合が確認しやすいのが特徴的な薄毛のタイプです。

原因として最も多いのが、のちほど詳しくご説明しますが「男性型脱毛症(AGA)」と呼ばれるもので、薄毛が進行していくとM字型やU字型の薄毛になります。

AGA以外に考えられる原因として挙げられるのが「年齢的な要因」と「過度なストレス」、「生活習慣病」といったものがあります。

自信でできる対策方法としては生活習慣の見直しをして、質の高い睡眠を取るようにしたり、栄養バランスの良い健康的な食事をすることが大切です。

また、稀にですが円形脱毛症や炎症が原因となって一時的に薄毛になることもあります。

後頭部が薄毛の原因

後頭部の薄毛に関してはAGAが原因となって脱毛することはありません。

それはAGAを発症させるホルモンを受け取るための成分が後頭部の毛根には存在しないためです。

そのため、後頭部が薄毛になってしまう原因として考えられているのが、円形脱毛症やカラーやパーマなどの薬液によって起こる炎症です。

基本的には育毛剤やAGAの治療をしても効果がなく、生活習慣の見直しで良くなることはないので、皮膚科に行って医師に症状を確認してもらい、治療をする必要があります。

側頭部が薄毛の原因

側頭部の薄毛も基本的にはAGAが原因となって抜け毛や髪の毛が細くなることはあり得ません。

理由は後頭部と同様、AGAを発症させるホルモンを受け取る成分が毛根にないからです。

ですので原因はこれも後頭部と同じように円形脱毛症やカラーやパーマなどの薬液による炎症がその要因となります。

また、洗髪時に洗い残しであったり流し残しが多くなりがちな部分でもあり、それが原因となることもあるのです。

特に耳周りは洗い残しや流し残しが多くなりがちで、皮脂などが毛穴に詰まってしまうことで髪の毛の成長・発毛を邪魔してしまう原因になります。

頭頂部が薄毛の原因

頭頂部の薄毛は進行が非常にわかりやすい部分で、主な原因として考えられるのが「男性型脱毛症(AGA)」です。

つむじを中心に徐々に進行していき、どんどん範囲が大きくなっていきます。

またAGA以外に挙げられる原因として「年齢的なもの」「過度なストレス」「生活習慣病」などがあります。

基本的な対策として、規則正しく過ごすことを意識して、睡眠時間を十分に確保したり、食生活も偏食をやめて栄養バランスの整ったものに変えることが大切です。

AGA以外にも円形脱毛症であったり炎症が原因となって、一時的に症状が現れることも稀にあります。

M字型薄毛(M字ハゲ)の原因

このM字型の薄毛は前頭部のこめかみから徐々に後退していくタイプの薄毛です。

先ほどご説明した前頭部の薄毛が進行したタイプにないります。

これもAGAによって起こる脱毛症状のひとつで、それ以外にも年齢的なものであったりストレス、生活習慣病などによって引き起こることが原因になります。

U字型薄毛の原因

U字型の薄毛に関しましては前頭部中央から徐々に後退していくタイプの薄毛です。

こちらの薄毛タイプも前頭部の薄毛が進行していくことで引き起こる薄毛で、原因は同じくAGAによるものです。

また年齢やストレスであったり、生活習慣病によって引き起こることもあります。

O字型薄毛の原因

O字型の薄毛はつむじを中心に徐々に進行していく薄毛のタイプです。

AGAが原因となって引き起こる薄毛で、頭頂部の薄毛が進行していくとこのO字型薄毛になります。

AGAに限らず、ストレスや年齢的な要因、生活習慣病も原因になると言われていますが、詳しい原因については未だに解明されていません。

薄毛の原因はAGAや遺伝だけではなかった!薄毛を進行させる具体的な要因

薄毛の原因というのはAGAや遺伝だけではありません。

普段の生活や行動による「外的要因」によっても薄毛を引き起こしてしまったり、悪化させてしまうことがあります。

ここからはそんな薄毛を発症・進行させてしまう原因についてご紹介していきます。

この内容をしっかり読んで薄毛の原因となる行動を無くし、気になる薄毛の予防・対策をしていきましょう!

薄毛の原因その1:男性型脱毛症(AGA)

普段から薄毛を気にしている人なら1度は聞いたことのある名前だと思います。

先ほどからAGAという言葉を何度か使用していますが、一体どんなものかよくわからないという人もいるはずです。

AGAというのは男性型脱毛症のことで「Androgentic Alopecia」というものを略したものをAGAと呼んでいます。

このAGAというのは抜け毛によって毛量が少なくなることを指しているのではなく、太くハリ・コシのある長い髪の毛が細くハリ・コシのない短い毛髪に変化することを示しています。

勘違いしてしまいがちですが、抜け毛によって毛量が少なくなるというのはAGAではなく、「円形脱毛症」の症状です。

AGAを引き起こす要因となるのは大きく分けると3つに分類されるので、それぞれご説明していきますね。

DHTという男性ホルモンによるもの

AGAを引き起こす原因として挙げられるのが男性ホルモンのひとつである「DHT」というものです。

DHTは「ジヒドロテストステロン」の略称で、この男性ホルモンがつくられると毛髪の成長周期が乱れ、髪の毛の成長が止まってしまいます。

そのせいで太く長い髪の毛に成長するはずだった毛が、成長する前に抜け落ちてしまったり、細くて短い毛が増えてしまうことで薄毛が目立つようになってしまうのです。

遺伝による影響

AGAというのは遺伝すると言われていて、アンドロゲンレセプターという、DHTを受け入れる遺伝子がX染色体に存在しているのです。

あなたの家系が代々薄毛の男性が多いのは、このアンドロゲンレセプターが薄毛の原因となるDHTと結合しやすくなっているため、その影響を受けやすい状態になってしまいます。

このアンドロゲンレセプターはDNA検査などによって、遺伝的に薄毛になりやすいのかチェックすることもできます。

このアンドロゲンレセプターというのは主に頭頂部や前頭部の毛根に存在していて、側頭部や後頭部には存在していないのが特徴です。

生活習慣による影響

生活習慣は直接の原因にはならないのですが、間接的にAGAを引き起こしてしまう要因になりえます。

大きな要因をまとめてご紹介していきますね!

生活習慣が要因となってAGAを発症させる4つの習慣
  • 喫煙…血管を収縮してしまい、毛根に血液を送りにくくなることで必要な栄養を与えられなくなったり、ホルモンバランスを崩してしまう
  • 寝不足気味…毛髪を成長させるための成長ホルモンが上手く分泌できず、ホルモンバランスを乱してしまう
  • 飲酒…過度の飲酒は毛髪を成長させるための栄養をアルコールの分解に使ってしまい、頭髪が栄養不足になる
  • ストレス…ストレスを溜め込みすぎると血液の流れが悪くなって、毛根に栄養を送れなくなってしまったり、ホルモンバランスを乱してしまう

このような生活習慣を続けてしまうと頭皮環境が悪くなり、DHTの活動を活発にしてしまう要因になります。

薄毛の原因その2:男性ホルモンの影響による薄毛

男性ホルモンに関して薄毛に対する噂は諸説あります…。

  • 性欲が人よりも強いと男性ホルモンが多い
  • 体毛が濃ければ濃いほど男性ホルモンが多い
  • 男性ホルモンの分泌量が多いと薄毛の原因になる

どれか一つでも聞いたことはないでしょうか?

実はこれらの噂はどれも医学的に解明されたものではないんです。

薄毛を気にしすぎてしまって、男性ホルモンの分泌を抑えるために試行錯誤しても全く意味がないということです。

逆に性的な欲求を抑えたりすることがストレスになってしまい、薄毛を進行してしまう要因になることもあるので注意が必要になります。

男性ホルモン自体が薄毛を発症・進行させてしまうわけではなく、男性ホルモンが特定の物質に変わることで薄毛が発症したり進行してしまうのです。

ですので男性ホルモンの分泌を無理に抑えようとする必要はありません。

薄毛の原因その3:ストレスによる影響

現代社会においてストレスを無くして生活を送るのは不可能に近いものだと思います。

仕事やプライベートなど、様々なところでストレスが襲ってくるせいで、自分でも気づかないうちにストレスを抱え込んでしまいがちです。

このようにストレスを過剰に溜め込んでしまうと薄毛をはじめ、不眠や偏頭痛など様々な症状を引き起こしてしまう原因になります。

薄毛も体が発しているトラブルの信号のようなものです。

今一度、自分がストレスを抱え込みすぎていないかチェックしてみると良いでしょう。

薄毛の原因その4:食生活による影響

男性で多いのが食生活が原因となって引き起こる薄毛です。

一人暮らしや仕事の付き合いでついつい外食をしてしまったり、コンビニ弁当で済ませてしまうことが多いのではないでしょうか?

基本的に外食やコンビニ弁当などは添加物が多く含まれていたり、塩分が濃く脂質も多いのが特徴的です。

さらに栄養バランスも偏りがちになるので、そんな食生活を継続していると当然髪の毛にも影響が出てきてしまいます。

髪の毛を育てるには食事で栄養を摂る必要があります。

ですが食生活が偏っていると必要な栄養が毛根に届かず、毛髪の成長を止めてしまい抜け毛や薄毛の原因になってしまうのです。

薄毛の原因その5:生活習慣の乱れによるもの

髪の毛が1番成長する時間帯をご存知でしょうか?

それは22時~2時の時間帯が最も成長するといわれています。

その時間帯は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれていて、髪の毛の成長に必要な「成長ホルモン」が1番分泌される時間なんです。

その時間帯に十分に睡眠を取ることで成長ホルモンの影響によって、食事で摂った栄養を毛根に届けることができ、毛髪をしっかりと成長させることができます。

仕事が残業続きで睡眠時間が取れなかったり、夜更かしをしていると成長ホルモンの分泌が足りず、抜け毛の原因となってしまうので注意が必要です。

薄毛の原因その6:運動不足による影響

あなたは普段から運動をする習慣はありますか?

運動不足が続いていくと多くの男性は体重が増加して太ってしまいます。

必要以上に体重が増加してしまうと皮脂の分泌が増え、毛穴に詰まってしまうと髪の毛の成長を妨げる原因になり、そのせいで抜け毛が起きてしまうことがあります。

また太ってしまうことで血液の循環が悪くなり、食事で摂った栄養を血液に乗せて毛根まで届けることができなくなってしまい、抜け毛や薄毛の原因となってしまいます。

薄毛の原因その7:飲酒による影響

飲酒が悪いわけではないのですが、過度に飲みすぎてしまうことで糖質を摂りすぎてしまい、脂肪になって体内に蓄積されやすくなります。

先ほどもご説明しましたが、体重増加は毛髪の成長にとって決して良いものではないので気をつける必要があります。

またアルコールを摂ると、髪の毛の成長に必要な栄養がアルコールの分解に使われてしまうので毛根に栄養が行き渡らなくなってしまうのです。

飲酒自体が悪いわけではないので禁酒する必要はないですが、飲みすぎだけには注意しましょう。

薄毛の原因その8:誤ったヘアケアによる影響

恐らく薄毛に悩む多くの男性はこのヘアケアから始めると思いますが、自分に合ったヘアケアをするというのはとても困難なことだと言えます。

適切なヘアケア剤・方法を行なえば問題はないのですが、誤ったヘアケア剤・方法を行なうと薄毛を進行させてしまうこともあります。

そのせいで炎症やかゆみなどを引き起こしてしまうこともあり、ヘアケア剤がいくら天然成分などでつくられているからと言っても、それが自分の肌に合わない場合は逆効果になってしまうのです。

ですので、使用する前には必ずパッチテストを行ない、かゆみやかぶれが起きないかチェックしてからヘアケア剤を使うようにしましょう。

また、シャンプーをする際に頭皮をきちんと洗えていなかったり、整髪料などが残ってしまうことで毛穴を詰まらせてしまい、薄毛や抜け毛の原因となってしまいます。

薄毛の原因その9:喫煙による影響

もしあなたが喫煙をしているのであれば、それが薄毛の原因になっている可能性があります。

タバコ自体が体に害があるということはご存知ではあると思いますが、喫煙によって血液の流れが悪くなってしまい、毛根へ栄養が送りにくい状態になってしまいます。

また、喫煙は薄毛の原因となる別の行動を同時に行なうことが多いので、薄毛のリスクがさらに高まると言えるでしょう。

たとえば、食事やお酒を楽しみながらタバコを吸ったりしていませんか?

特に居酒屋なんかだと、これらの行動がまとめてできるようになりますよね。

これによって通常よりもさらに頭皮に栄養が届きにくくなるので、当然毛髪の成長を止める原因になりかねません。

喫煙をすぐにやめるというのはなかなか難しいものがあるかと思いますが、その習慣が毛髪の成長を止めてしまうことだけは理解しておくようにしましょう。

薄毛の原因その10:紫外線による影響

紫外線は肌にとっていいものではないという印象を持っている人が多いですが、それは肌に限ったことではなく、毛髪は頭皮にも影響を与えてしまいます。

頭というのは自分の体の中で最も高い位置にあるものなので、その分影響を受けやすいと言えるでしょう。

紫外線を必要以上に浴びることで、吸収された紫外線によって頭皮が炎症を起こしたりすることにより、薄毛や抜け毛を引き起こすことがあります。

薄毛の原因その11:シャンプーによる影響

シャンプーの役割は基本的に、日中に毛髪についた汚れや皮脂を取り除き、頭皮や毛髪を清潔に保つためのものです。

ですのでシャンプー自体は悪いものではありません。

ですが薄毛を気にするあまりシャンプーのしすぎてしまうことは避けましょう。

1日に何回もシャンプーをすることで、確かに汚れや皮脂を落とすことができますが、頭皮を守るための皮脂膜というバリア機能が失われ、紫外線などの影響を受けやすくなってしまいます。

また必要な皮脂や頭皮の水分量が足りていないせいで、皮膚が過剰に皮脂を分泌させてしまい、頭皮のベタつきの原因となります。

この過剰に分泌された皮脂が毛穴に詰まることで髪の毛の成長を止めてしまい、抜け毛や薄毛の原因にもなるので注意が必要です。

AGAが原因による薄毛をすでに発症している場合は要注意!

男性型脱毛症(AGA)を発症している男性の場合、対策をしていく際に注意が必要になります。

それは生活習慣や食事などに関係なく薄毛が進行しているため、民間療法ではなく専門的な治療が必要になるのです。

AGAの予防として対策をしていくことは良いのですが、症状がすでに出てしまっていたらメンズクリニックなどできちんと診断を受け、治療していく方が効果も確実性がありますし、時間もかかりません。

ですので…

  • 薄毛ではないけど不安がある…予防することができるので生活習慣を改善したり育毛剤を使う
  • すでに頭頂部や前頭部が薄毛…AGA治療を行なっているクリニックで治療もしくは育毛剤(AGAに効果のあるもの)を使用

といったように割り切ってしまうことが大切です。

始めよう!薄毛への予防

私がおすすめする薄毛対策をご紹介していきます。

美容師目線で見ているのでニーズが違う部分もあると思いますが、ぜひ参考にしてみてください!

薄毛の予防その1:育毛剤を使ってみる

男性の薄毛対策と言えばまず真っ先に思い浮かぶのがこの育毛剤です。

クリニックなどで治療を受けるよりも比較的費用が抑えられるという点と、薄毛を人に見られるという羞恥心を感じないというメリットがあります。

デメリットとしてはクリニックに比べ、比較的に改善に時間が必要になるので根気が必要ということです。

それを除いてしまえばかなり信頼度が高いものでしょう!

予防もできますし、進行した薄毛の対策もできるのでかなりおすすめです。

薄毛の予防その2:AGA対応のクリニックで本格的に治療

とにかく簡単で1番手っ取り早く症状の改善が見込めます。

多くのクリニックでは無料カウンセリングを行っているので、一度気軽に足を運んで頭皮の状態を診断してもらっても良いでしょう。

カウンセリング内容として、普段の生活習慣や家系の毛髪状況について、食事の面についてなど細かくカウンセリングしてくれます。

細かいカウンセリング内容に関してはクリニックによって様々なので、いろいろなクリニックの無料カウンセリングを試してみて、一番良さそうなところを選ぶといいでしょう。

たまに「ここのクリニックがおすすめ!」とか言っている人がいますが、個人によって薄毛の進行具合や細かい原因は違ってくるので、あなたが納得するクリニックを選ぶべきだと私は思います。

育毛剤やクリニックの効果を高める!薄毛の対策とは?

先ほどご紹介した育毛剤やAGA治療のクリニックと並行して行うことで、より効果が高まる対策方法をご紹介していきます。

もちろんそれだけでも効果がありますが、ちょっとした工夫でより効果を実感しやすくできるので、ぜひ試してみましょう。

薄毛対策その1:生活習慣の改善

まずは普段の生活習慣を見直すようにしましょう。

食事や睡眠などを改善していくことで、薄毛の進行を抑制することができます。

食生活の見直し
できる限り栄養バランスの取れた食事を心がけ、揚げ物など脂っこい食事やコンビニ弁当、外食は控えるようにしましょう。

野菜を中心にした食事で、穀類や肉類、魚介類などをバランスよく食べることで必要な栄養素を毛根に届けることができるようになります。

また、ダイエットをしている場合は無理な食事制限(糖質カット)などはやめましょう。

それが原因となって体の代謝が悪くなり、毛髪の成長に影響を与えてしまいます。

質の高い睡眠を取る
先ほど睡眠のゴールデンタイムについてご説明しましたが、その時間帯は成長ホルモンが最も多く分泌される時間帯です。

その時間帯に睡眠を取ることで髪の毛の成長を促進して、健康な毛髪を作り出すことができます。

そこでより質の高い睡眠をするために「食後から3~4時間後に就寝すること」と「就寝前にスマホやテレビを見ないようにする」ということを心がけましょう。

食後3~4時間以内の就寝は食べたものを消化しようと腸が活発に活動しているため、睡眠が浅くなってしまいがちです。

また寝る前にスマホやテレビを見てしまうと脳が覚醒してしまい、睡眠の質を下げることにつながります。

質を高めるためにも意識して取り組むと効果的でしょう。

薄毛対策その2:ストレスの発散

ストレスを溜め込んでしまうことで、ホルモンバランスが乱れてしまったり血液の流れを悪くしてしまいます。

そのせいで必要な栄養が毛根に送られなかったり、皮脂の分泌が過剰になってしまい薄毛や抜け毛の原因となるので、ストレスを発散できることを見つけると良いでしょう。

かと言って無理に見つけようとして、結果見つからないことでイライラしては意味がないので趣味の時間を作ったり軽い運動をしてみるのも効果的です。

薄毛対策その3:適度に運動をする

運動をすることで血液の流れが良くなり、血液が体の隅々に送ることができるようになります。

この血液の流れに乗って毛根に栄養が届くので、1日30分くらいウォーキングやジョギングなどの軽めの運動をしてみることにより、薄毛を改善することができるようになります。

また普段から運動不足でぽっちゃり気味になっている場合、代謝も落ちてしまい食事で摂った栄養が毛根に届きにくくなっているだけでなく、皮脂の分泌も多くなり、それが毛穴に詰まって毛髪の成長に影響を与えてしまう要因を改善することができるので効果的です。

薄毛対策その4:頭皮マッサージ

育毛剤などを使った後やシャンプーをした後に頭皮マッサージを行なうことで頭皮の血液の流れが良くなり、育毛剤などの栄養が浸透しやすくなります。

より効果を高めるだけでなく、頭皮マッサージには薄毛予防・対策にも効果があるので、ぜひ試してみてください。

頭頂部の頭皮マッサージ
両耳から真っすぐ上に延長したところと、眉間のラインを上に延長したラインが交差する部分に「百会(ひゃくえ)」というツボがあります。

その部分を人差し指から小指を使って揉みほぐしていきましょう。

円を描くように指の腹でゆっくりと回していきます。

この時、力を入れすぎないように注意しましょう。

十分に揉みほぐしたら、最後に百会を両中指でゆっくりと押し込んであげます。

まとめ

いかがでしたか?

あなたの薄毛の原因はわかりましたか?

男性にとって薄毛は脅威以外の何物でもありません。

できるならならないで欲しいというのが本音ですよね…。

ですが何もせず放置していては、いずれ薄毛が自分の頭皮に襲ってくる可能性はかなり高くなります。

日本人男性の3分の2は薄毛、もしくはその予備軍と言われているので速いうちから原因を突き止め、事前に対策をしておきましょう!

 

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