スキンケアの基本でもある洗顔ですが、間違った洗顔の仕方をしていると逆にトラブルを起こしてしまう原因になることもあります。

肌にニキビや肌荒れ、乾燥などの悩みを抱えていて、なかなか改善されないことで困っている方は、もしかすると正しい洗顔方法ができていないのかもしれません。

自分の洗顔方法で肌の状態をよくすることもできるし、悪くすることにもなるので気を付けなくてはいけませんね。

特に洗顔をするタイミングについて、どのタイミングでやったらいいのかよくわからないという方も意外と多いんです。

それもそうですよね、スキンケアについての情報はどんどん新しいものが出てきますし、何を信じたらいいのかわからないのが本音だと思います。

そこでこちらの記事では洗顔方法に加え、正しい洗顔のタイミングについて詳しくご紹介していきますね。

この記事を読むことによって…

  • 1日の洗顔回数がわかる
  • どのくらいの時間をかけて洗顔をすればいいのかわかる
  • 朝と夜で正しい洗顔のタイミングがわかる
  • 効果的な洗顔方法を身につけることがわかる
  • 洗顔の正しい知識が身についてキレイな肌を手に入れることができる

洗顔の目的について

洗顔って何のためにやるか考えたことってありますか?

たぶん多くの方が考えたことがないと思います。正直私も普段そんなことは考えません。

ですが洗顔には大切な役割があります。

顔はずっと外気にさらされている状態なので、空気中の粉じんやホコリなどが自分でも気づかない間についてしまい、皮脂や汗と混ざってしまうことで汚れになってしまいます。

洗顔はそういった汚れを洗い落とすためのものなのですが、ただ洗えばいいというわけではないんです。

洗顔方法はもちろんですが、適切な洗顔の回数や時間帯というものがあります。

ちょっと細かい部分かもしれませんが、そういったことまで意識してあげることによって洗顔後の化粧水などが効果的になるので、この記事でしっかりと身につけていきましょう。

洗顔は1日何回までOK?トラブルのない肌にするための適切な回数

洗顔をするなら朝と夜の1日2回までがベストです。

1日に何度も洗顔をしてしまうと肌に負担を与えてしまったり、日中のホコリや粉じん、紫外線などから肌を守るための皮脂膜まで奪ってしまい、バリア機能が低下してしまいます。

また洗顔をしすぎることによって肌が乾燥してしまい、カサつきやニキビ、肌の潤いを保とうとして皮脂を過剰に分泌させることにもなるので注意が必要です。

たしかに洗顔はスキンケアをしていくうえで重要な役割がありますが、必要以上に洗うことによって逆にトラブルを引き起こしてしまいます。

もし1日に2回以上の洗顔をしているのであればすぐにやめましょう。

どうしてもテカリやベタつきなどの汚れが気になる場合はどうすればいい?

洗顔は1日に2回までといっても、肌がオイリー肌(脂性肌)の方や混合肌のような、テカリやベタつきが気になってしまうような方もいると思います。

主に男性に向けた内容になってしまいますが、洗顔以外での汚れをケアする方法をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

方法その1:洗顔シートを使う

まずは手軽に肌をサッパリさせることができる洗顔シートを使ってみるようにしましょう。

汗をかいたりテカリが気になるときはスッキリして気持ちいいですよね。

持ち運びもしやすく使い勝手もかなりいいので、私もよく使います。

ただ一つだけ注意しなくてはいけないことがあります。

それが顔を拭くときにゴシゴシ拭いてしまうのだけはやめましょう。

「それが気持ちいいのに!」と感じてしまうかもしれませんが、ゴシゴシ拭くことによって肌が強い負担や刺激を与えてしまい、トラブルを引き起こす原因になることがあるので、できるだけ控えるようにしましょう。

方法その2:ホットタオルを使う

場合によってはすぐに準備ができないかもしれませんが、自宅にいるときに試してみるといいですよ。

用意するものもフェイスタオルとラップだけなので、大体の家庭にあるものでできてしまいます。

作り方も簡単で…

  1. フェイスタオルを水で濡らしてよく絞ります
  2. 濡れたタオルをラップで包んで電子レンジで加熱していきます
  3. 1分ほど加熱したら取り出して温まっていればOK

もし加熱しすぎ手厚くなってしまった場合は、タオルを広げて少し冷ましてから使いましょう。

使用ときもゴシゴシ拭くのではなく、優しく顔全体を包むようにしてあげるだけにしてください。

先ほどもお伝えしたように、肌を擦るようにしてしまうと刺激を与えてしまい、想わぬトラブルの原因になります。

ニキビ肌でも洗顔は1日に2回?もっと洗うべき?

ニキビ肌は本当に多くの方を悩ませる肌のトラブルです。

気になってついついたくさん洗顔をしてしまったり、たくさん洗えば早く治ると思って洗ってしまう方も多いのではないでしょうか。

実は私も以前はそうだったのですが、この方法はあまり良くなかったようです。

結局どれだけ洗顔をしてもニキビがよくなることはありませんでした。

むしろ洗いすぎることによって肌の潤いがどんどん失われてしまい、これ以上水分が逃げないようにと皮脂が過剰分泌されてしまったり、肌のターンオーバーが乱れる原因になります。

結果、肌のかさつきやテカリ、毛穴が開いて黒ずみになってしまうなど、悪循環になってしまうんです。

しかもこうなると毛穴が詰まりやすくなり、いつニキビができてもいいような環境になるので気を付ける必要があります。

ニキビができたとしても洗顔の階数は1日2回までにして、必要以上に洗わないように気を付けましょう。

朝と夜の洗顔でどっちに時間をかければいい?

いままでに「朝と夜で洗顔する時間を変えた方いい」という噂を聞いたことがないでしょうか。

実はその噂は本当で、朝と夜では肌の汚れ具合に違いがあるため、時間を変えた方がいいんです。

ここからは朝と夜の洗顔の時間について解説していきますね。

朝は極力時間をかけない!15~20秒で済ませる

まずは朝の洗顔について解説していきます。

朝の洗顔には寝ている間についてしまった汚れや、分泌された皮脂を落としてあげることが大切です。

夜どんなにきれいな状態にしたとしてもホコリは空気中に舞っていますし、寝ている間にも皮脂は分泌されるので、しっかりと洗ってあげるようにしましょう。

とは言っても汚れがひどいわけではないので、必要以上に洗顔をする必要はなく、軽めに済ませてしまってOKなんです。

必要以上に時間をかけるとバリア機能が低下してしまうこともあるので、そう考えると15秒以内に洗顔は済ませるのが効果的です。

どんなに時間をかけても20秒以上は超えないように気を付けてくださいね。

また時間内に洗顔が終わったら、すすぎを念入りに行ないましょう。

手にすくったぬるま湯を20回前後つけていくようにして、流し残しがないようにしてくださいね。

夜はしっかりと汚れを落とすために30~60秒かける!

次は夜の洗顔についてお伝えしていきますね。

夜になると日中に付着した空気中のホコリや汚れが肌の表面にびっちりとついているような状態です。

さらに皮脂や古い角質なども分泌されているような状態なので、しっかりと洗顔をして洗い落としてあげる必要があります。

この時洗い残しなどがあるとニキビや肌荒れの原因になることもあるので気を付けなくてはいけません。

夜の洗顔は肌にとっていらない皮脂汚れなどをキレイに洗い落として、化粧水などの成分がしっかりとなじむようにしないといけないんです。

そのため朝の洗顔とは違い、夜の洗顔は少し長めの時間をかけて念入りに洗っていくことが大事です。

目安の時間は30~60秒くらいがベストで、これは肌に洗顔料がついている状態の時間です。

これ以上の時間をかけてしまうと肌が乾燥してしまう可能性があるので、必ず守るように心がけてくださいね。

洗顔が終わったら泡をすすいでいくのですが、この時も20回前後はすすいで流し残しがないようにしてあげましょう。

正しい洗顔のタイミングとは?

ここからは朝と夜の洗顔のタイミングについてご紹介していきますね。

適切なタイミングで洗顔をしてあげることによって肌のトラブルを防ぐことができ、キレイな肌をキープすることができるので、しっかりとチェックしていきましょう。

朝の洗顔で効果的なタイミング

朝の洗顔をするタイミングですが、これは起きてすぐにやってあげるのがいいです。

後回しにしてしまうと、外出した時に紫外線による刺激が肌へダイレクトにいってしまうので、できるだけ早めに洗顔をしてバリア機能を整えておく必要があります。

外出するギリギリになってから洗顔をすることによってさっぱりした気持ちになるかもしれませんが、外部刺激が肌に負担を与えてしまい、ニキビなどができやすくなってしまうので注意しなくてはいけません。

乾燥肌や敏感肌は洗顔料は控えた方がいい?

また朝の洗顔に関しては、乾燥肌や敏感肌の方はできるだけ「洗顔料を使用しない」で洗うようにしましょう。

乾燥肌や敏感肌というのは肌の潤いや皮脂量が低下している状態なので、朝から洗顔料を使ってしまうといくら保湿をしても日中の紫外線やホコリなどによる刺激から肌を守ることができません。

これはバリア機能が低下していることで起こってしまうのですが、そうならないためにも「水洗顔」というぬるま湯を使った洗顔方法を取り入れるといいですよ。

ぬるま湯の温度は大体32~35℃くらいの人肌よりも少し低い温度がベストです。

手にすくったぬるま湯に顔を浸けていくようなイメージで洗顔していくだけでいいので、難しいことは特にないですよ。

水洗顔についてもっと詳しく知りたい方は、別の記事でやり方や注意点などをご紹介しているので、そちらも一緒にチェックしてみてください。

オイリー肌(脂性肌)も洗顔料を控えた方がいい?

肌がベタついたりテカリがちなオイリー肌の人は朝の洗顔でもしっかりと洗顔料を使う必要があります。

逆に先ほどご紹介した水洗顔だけにしてしまうと、寝ている間に分泌された皮脂を落とすことができず、日中のテカリの原因になってしまうので注意しなくてはいけません。

ただしゴシゴシと洗顔をしてしまうと必要以上に皮脂を洗い落としてしまうので、泡をつくって優しく転がすような感覚で洗ってあげましょう。

また皮脂量が特に多いTゾーンと呼ばれる額や鼻の部分から洗い始めて、そのあとに全体を洗うようにしてあげるといいですよ。

オイリー肌(脂性肌)について注意したいこと

人によってはオイリー肌は「乾燥によるもの」という方がいます。

それはそれで間違いではないのですが、半分正解といった感じなんです。

どういうことかというとオイリー肌には2つのタイプがあって、生まれつきの体質でオイリー肌の人と、インナードライという肌が乾燥しているせいで体が肌の潤いを守ろうと皮脂を過剰分泌しているタイプがあるんです。

そのためインナードライタイプの人が、生まれつきのオイリー肌タイプと同じような洗顔方法をしても逆効果でしかないんです。

インナードライタイプの人の特徴は肌表面はテカりがあっても、肌の内部は乾燥しているような状態です。

なので洗顔後に何もせずに放置していると肌がつっぱったりカサつく傾向があるので、自分がどちらのタイプかチェックしておくといいですよ。

もしインナードライタイプであれば、乾燥肌や敏感肌と同じような洗顔方法を選んであげましょう。

夜の洗顔のタイミング

夜の洗顔のタイミングは「入浴後」にしてあげるのがいいですよ。

正確に言えば、入浴中でお風呂から上がったタイミングが1番効果があります。

お風呂に入ることによって人は毛穴が開きます。このタイミングで洗顔をしてあげると毛穴に詰まった汚れを落としやすくしてくれるんです。

夜の洗顔には日中の汚れをしっかり洗い落とすという目的があるので、洗い残しをなくすためにはこのタイミングが最適なんですよ。

肌質に関係なく汚れをしっかりと落としましょう!

朝の洗顔では肌質に応じて洗顔方法が多少違いましたが、夜の洗顔についてはまた違ってきます。

夜は何度もお伝えしているように日中の汚れがびっしりと肌の表面についています。

そのため夜は肌質に関係なくしっかりと汚れを洗い落としてあげる必要があるので、しっかりと洗顔料を使ってあげるように心がけていきましょう。

【注意】洗顔中によくやってしますNG方法

普段の洗顔でついついやってしまうようなNGなやり方をいくつかピックアップしてみました。

もしかするとこの記事を読んでいるあなたにも該当するものがあるかもしれません。

当てはまるものがあったらすぐにやめましょうね!

NG方法その1:アツアツのお湯や冷水で洗顔する

恐らく暑い季節や寒い季節にやってしまいがちなことだと思いますが、実はNGなやり方なんです。

たとえば冷水ですが、暑い夏の季節にやると気持ちがいいですよね。

ですが冷水を使って洗顔をしてしまうと毛穴が引き締まってしまい、詰まった汚れを洗い落とすことができなくなってしまうんです。

また皮脂は油分なので温かい温度の方が汚れを浮かしやすいのに対し、冷たい温度だと固まってしまう性質があります。

そのせいで十分に汚れを落としきることができず、ニキビなどを引き起こしてしまう原因になってしまうんです。

逆に熱すぎる温度で洗うことによって、汚れはしっかりと洗い落とすことができるのですが、今度は皮脂を取り除きすぎてしまう傾向にあります。

そのせいで乾燥を引き起こしてしまうことにつながるので、先ほどお伝えした通り32~35℃くらいのぬるま湯で洗うようにしましょう。

NG方法その2:シャワーを使って洗顔をする

これもよくやってしまいがちな方法だと思います。実際に私もよくやっていました。

シャワーを使った洗顔は、ヘッドの部分から出て来るお湯の水圧が強いので、肌にとって意外と刺激になってしまうんです。

そのせいで思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまう原因になるので、浴室で洗顔をするときは手にすくってやるか、洗面器にお湯を張って洗顔をしてあげるようにしましょう。

キレイな肌には洗顔方法は大切!

ここからは洗顔の方法についてご紹介していきますね。

詳しい洗顔方法に関してはこちらとは別の記事で細かく解説しているので、要点をまとめてお伝えしていきます。

洗顔をするときに意識したいポイントというのが…

  • 洗顔前には手を清潔にしておく
  • ぬるま湯での予洗いは入念にしておく
  • 洗顔料や洗顔石鹸はそのまま使わず、しっかりと泡立てる
  • 洗うときはゴシゴシ洗わずに泡を転がすイメージ
  • 皮脂量の多い部分から洗う

ということを意識して洗ってあげるといいですよ。

このポイントは肌質に関係なく同じものなので、絶対に忘れないようにしておきましょう。

またもっと洗顔方法について詳しく知りたい方は、先ほどお伝えした通り別の記事に分けてご紹介しているので、そちらの記事も併せてご覧ください。

洗顔料の見直しもモテ肌になるためのポイント

普段使用している洗顔料や洗顔石鹸はどのようなものを使っているでしょうか。

洗顔料は毎日のように使うものなので、できればこだわって選んだ方がいいでしょう。

多くの方はドラッグストアなどで手軽に購入することができるものをお使いだと思います。

ですが洗顔のタイミングや方法がわかっても、使っている洗顔料の品質が低ければ意味がありません。

市販の洗顔料は洗浄力が強いものがものすごく多く、知らずに使ってしまうことで肌を乾燥させてしまったりして、トラブルを起こしてしまう原因になるんです。

そうならないためにも質の高い洗顔料をしっかりと選んでいく必要があります。

私も以前は市販の洗顔料を使っていたのですが、肌の乾燥によるテカリがなかなか改善されなかったので、ちょっと高くても質の高い洗顔料を選ぶようにしました。

それからしばらくすると肌の状態がどんどん改善されていって、テカリはもちろん、乾燥もほとんど気にならないようになったんです。

それぐらい洗顔料で肌の状態が変わってくるので、この記事を読んでいるあなたも今使っている洗顔料を見直してみてはどうでしょうか。

別の記事で私がおすすめしている洗顔料を厳選してお伝えしているので、ぜひそちらもチェックしてみてください。

まとめ

こちらの記事では洗顔のタイミングについて詳しくご紹介させていただきました。

正しい洗顔というのはそのあとのスキンケアなどにも大きく影響を与えます。

もちろん保湿や整肌などのスキンケアも大事ですが、正しい洗顔のタイミングで適切な方法で優しく洗ってあげることが何よりも大切なんです。

また洗顔を必要以上にしてしまったり、洗浄力の強い洗顔料で洗うことによって肌にトラブルを起こしてしまう原因にもなるので注意しなくてはいけません。

今回、この記事でご紹介したようなことを実践してもらえれば、あなたの肌の悩みを解消するキッカケになると思うので、ぜひ取り入れてみてもらいたいです。

多くの方は肌の悩みを抱える中で、悩みが解消されることによってワンランク高いモテ肌を手に入れることができるので、肌の悩みに負けずとにかく実践していきましょう!

 

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